ビッグマナについて考えてみる
2009年1月23日 MTG コメント (7)皆様、お待たせいたしましたw
やっぱり会長を名乗ってるからにはビッグマナについて書かないとね~♪
まずはビッグマナと呼ばれるデッキの構造から考えてみることにします。
ビッグマナはマナブースト用のカードが入っている分、終盤の引き勝負になると「有効牌」を引く確率が低くなってしまうんですよね。
以前は《調和》があったから簡単にカバーできてたものの、これが落ちて以来、なかなか穴を埋めるのに苦労しているのが現状といえると思います。
ゲームの中盤以降になると「より有効牌を多く使えた者が勝つ」のがマジックの道理なので、結局必要になってくるのは「手札に来るカードの質を上げる」ことよりも、「手札の量を増やす」ことになってくると思います。対カウンターデッキになってくると、1枚だけいいカードあっても結局カウンターされて終わりですしね。
では本題。ジャンド系のビッグマナにおけるドロー用カードで、有効なのは一体どんなカードでしょう?
あくまでも個人的にですが、これまで試しに使ってみたカードについて、以下に使ってみた感想を書いてみたいと思います。
・《仮面の称賛者》
僕としては一番期待していたカードだったのですが、いざ4枚入れて使ってみるとすごく重かったです。お互い坊主めくり状態になったときは「クリーチャー1枚=追加ドロー1枚、かつ3点クロック」として非常にいい働きをしてくれるのですが、これしか入れないと序盤~中盤はドロー役にもブロッカー役にも重くて他の動きを阻害してしまいます。
正直「他のドローカードのサポート用」として2枚くらいに留めておくのが一番いいと思いました。
・《墓生まれの詩神》
普通に生き残れば弱くはないのですが、課題も多いです。
まず3/3というスペック。このために3点火力、除去があるとすぐ狙われるし、相手に3/3以上のサイズのクリーチャーがいた場合、アタッカーとしてもブロッカーとしても役に立ちません。
またコストが4マナなため、早い動きのデッキ相手だと場に出しても充分なカードを引くことができません。赤相手の場合はライフルーズが自分の首を絞めることも多々あります。
・《傷鱗の儀式》
ジャンドでいくなら純粋なドローとしては効果的に思えるカード。ただコストとしてカウンターを乗せるクリーチャーが必要なため、《苦花》《ゴブリンの突撃》あたりのカードが欲しいところです。一番いいのは《薄暮の小僧》ですが。
・《薄暮の小僧》
クリーチャーとしてもドローとしてもかなりよさそうなカード。ただ単体ではすぐドローすることができないため、補助用に相性のいい《傷鱗の儀式》《穿刺破》あたりを使うとナイスですが、それを考えるとデッキのスペースを圧迫してしまうのが難点。個人的には火力としても優秀な《穿刺破》と組ませたいところですが。あと《マグマのしぶき》等の墓地に落ちない除去にも要注意です。
・《連絡》
5マナ4ドロー。明らかにビッグマナが欲しい類の呪文ですw
問題はコストに青青が必要なので、そのためのマナベースを作ることが必要です。島を入れて《不屈の自然》で持ってきたり、鮮烈土地や《肥沃な大地》を使ったりすれば充分可能な範囲です。《野生語りのガラク》があるともっと楽になります。
・《熟考漂い》
2ドローですが、コストとしては《連絡》よりさらに簡単になりました。状況に応じて3マナと5マナで使い分けられるし、実は意外と「2/2飛行」がゲームで大きな役割を果たしてくれることもあります。《原初の命令》でサーチしてこれますし。
ただ序盤から使える分、《不屈の自然》をプレイしたときの土地の選択が難しくはなりそうですね。
ざっと挙げるとこんな感じです。ご覧になった方の参考になれば幸いに思います。
個人的にはチーム戦で《熟考漂い》や《連絡》が使えない場合、《空民の助言》でもそこそこいい働きをしてくれると思います。
・・・なんでこういうお話を書いたかって言うと、ですね。
《連絡》入れたジャンドビッグマナ作ってみました!よかったら今度相手してください!
ってことですw 特に最近ビッグマナが楽しくなってるすーさんとはぜひとも遊んでみたいです。
なんか考察のつもりが私信になっちゃった気がしなくもないですw そろそろタカさんが作ったビッグマナともやってみたいな~。
とりあえず今回はこんな感じです。また気が向いたらいろいろ考えてみたいと思います。
やっぱり会長を名乗ってるからにはビッグマナについて書かないとね~♪
まずはビッグマナと呼ばれるデッキの構造から考えてみることにします。
ビッグマナはマナブースト用のカードが入っている分、終盤の引き勝負になると「有効牌」を引く確率が低くなってしまうんですよね。
以前は《調和》があったから簡単にカバーできてたものの、これが落ちて以来、なかなか穴を埋めるのに苦労しているのが現状といえると思います。
ゲームの中盤以降になると「より有効牌を多く使えた者が勝つ」のがマジックの道理なので、結局必要になってくるのは「手札に来るカードの質を上げる」ことよりも、「手札の量を増やす」ことになってくると思います。対カウンターデッキになってくると、1枚だけいいカードあっても結局カウンターされて終わりですしね。
では本題。ジャンド系のビッグマナにおけるドロー用カードで、有効なのは一体どんなカードでしょう?
あくまでも個人的にですが、これまで試しに使ってみたカードについて、以下に使ってみた感想を書いてみたいと思います。
・《仮面の称賛者》
僕としては一番期待していたカードだったのですが、いざ4枚入れて使ってみるとすごく重かったです。お互い坊主めくり状態になったときは「クリーチャー1枚=追加ドロー1枚、かつ3点クロック」として非常にいい働きをしてくれるのですが、これしか入れないと序盤~中盤はドロー役にもブロッカー役にも重くて他の動きを阻害してしまいます。
正直「他のドローカードのサポート用」として2枚くらいに留めておくのが一番いいと思いました。
・《墓生まれの詩神》
普通に生き残れば弱くはないのですが、課題も多いです。
まず3/3というスペック。このために3点火力、除去があるとすぐ狙われるし、相手に3/3以上のサイズのクリーチャーがいた場合、アタッカーとしてもブロッカーとしても役に立ちません。
またコストが4マナなため、早い動きのデッキ相手だと場に出しても充分なカードを引くことができません。赤相手の場合はライフルーズが自分の首を絞めることも多々あります。
・《傷鱗の儀式》
ジャンドでいくなら純粋なドローとしては効果的に思えるカード。ただコストとしてカウンターを乗せるクリーチャーが必要なため、《苦花》《ゴブリンの突撃》あたりのカードが欲しいところです。一番いいのは《薄暮の小僧》ですが。
・《薄暮の小僧》
クリーチャーとしてもドローとしてもかなりよさそうなカード。ただ単体ではすぐドローすることができないため、補助用に相性のいい《傷鱗の儀式》《穿刺破》あたりを使うとナイスですが、それを考えるとデッキのスペースを圧迫してしまうのが難点。個人的には火力としても優秀な《穿刺破》と組ませたいところですが。あと《マグマのしぶき》等の墓地に落ちない除去にも要注意です。
・《連絡》
5マナ4ドロー。明らかにビッグマナが欲しい類の呪文ですw
問題はコストに青青が必要なので、そのためのマナベースを作ることが必要です。島を入れて《不屈の自然》で持ってきたり、鮮烈土地や《肥沃な大地》を使ったりすれば充分可能な範囲です。《野生語りのガラク》があるともっと楽になります。
・《熟考漂い》
2ドローですが、コストとしては《連絡》よりさらに簡単になりました。状況に応じて3マナと5マナで使い分けられるし、実は意外と「2/2飛行」がゲームで大きな役割を果たしてくれることもあります。《原初の命令》でサーチしてこれますし。
ただ序盤から使える分、《不屈の自然》をプレイしたときの土地の選択が難しくはなりそうですね。
ざっと挙げるとこんな感じです。ご覧になった方の参考になれば幸いに思います。
個人的にはチーム戦で《熟考漂い》や《連絡》が使えない場合、《空民の助言》でもそこそこいい働きをしてくれると思います。
・・・なんでこういうお話を書いたかって言うと、ですね。
《連絡》入れたジャンドビッグマナ作ってみました!よかったら今度相手してください!
ってことですw 特に最近ビッグマナが楽しくなってるすーさんとはぜひとも遊んでみたいです。
なんか考察のつもりが私信になっちゃった気がしなくもないですw そろそろタカさんが作ったビッグマナともやってみたいな~。
とりあえず今回はこんな感じです。また気が向いたらいろいろ考えてみたいと思います。
コメント
俺が考えるその他の候補もあげときますね。
ジェイス・ベレレン…単純に強いです。今の時代PWが強いから考慮の一つにあげていいと思います。ちなみに最近のカオスビッグマナにはメインで搭載しはじめました。
急使の薬包…多分空民の助言よりは幾分強いです。暇なときにおいとけばいいんで…個人的にはビッグマナに入れるなら熟考漂いよりは上の評価です。
思考の泉…個人的にはあまり好きではないですがチームスタンで連絡禁止されたら俺はこいつとると思います。
とまあこんな感じで。まあ下っ端の変人の意見なんで気にしない方がいいと思いますww
Magmasprayが流行ってると仮面の賞賛者や薄暮の小僧よりはファイレクシアの憤怒鬼のがマシ。
焼夷の命令で手札交換。
空砕きの呼び声で土地まで有効牌に。
真に運が試されるゴブリンの知識。
こんなところか?
いろいろさんきゅう。ジャンド系で考えてるからあまり青いドローは考えてなかったよ。
ジェイスだとコントロール相手は真価を発揮するけど、バーンやビート相手だと実質3マナ1ドロー+弾よけ、って形になるからちょっともったいない気がしなくもないな~w 戦術としては結構おいしいようにも思えるけど。
思考の泉は4マナ2ドロー、7マナ以上ですさまじいドローと考えると柔軟性があっていいかも?ただ使えるなら連絡になるよね~。
白鳥は完全にスルーしてたw アタッカーにもなるし全体除去でドローになるから使い道はけっこうありそう。青じゃなくて白入れた4色ビッグマナにも道が見えてきたかもね。
>ジャスティス君
生物1匹で1ドローと考えると、憤怒鬼より《エルフの幻想家》のが軽くてライフ失わない分強い気がするなぁ。3ターン目に《肥沃な大地》と一緒にプレイできるし。赤黒とか白黒ならけっこう重要になってくるけど。
赤命令は手札がマナブーストや土地ばっかのときはほんとに強いね~。ある意味「終盤の無駄カードを有効牌に変える」という意味ではコンセプトに一番合ってるカードかも。
他に選べるモードがどれも強いのも大きいね。この前イーオスで手札に大立者を溜め込んでた相手に手札交換やってたときは噴いたわw
《空砕きの呼び声》はたぶん「手札に持ってくる作業」が必要だと思った。1枚挿ししたとき一回も引かなかったしw 2~3枚入れるか、リリアナとかで探してくるようにすれば結構強いとは思う。なんとなくこれ使ったデッキは考えてみたいよねw
《ゴブリンの知識》はどうしても前のドレッジを思い出すわw トロールとローム落ちて返しに《根絶》2発撃ったのはさすがにすまんかったw
ランダムディスカードを考えると墓地からの再利用ができるスペルと一緒に使うのが吉かな?
ビッグマナ使いとして腕の見せ所だね
オレはビッグマナは使わないぞ?
オレのは多色トーストだから・・あくまでも緑がベース(マナブースト主体)ではなくて、青がベース(ドロー強化&カウンター)だから。
一見同じように見えるけど、実は構成がかなり違う。
タカさんは前に妙な電波受信して作ったビッグマナを一人回ししたらすごいことになったって日記にあったから、個人的にそれがどんな形になってるのかすげぇ興味あるw
あれは一人回ししてると毎回4ターン目に暴力的な根本原理をぶっ放す最終兵器と化しました・・あまりにも脳汁出まくったんで使おうかとも思ったけど、あまりにもキャラに似合わすぎて、お蔵入り&解体しました・・