振り返るとなかなか感慨深い>挨拶

野球シーズンは始まったばかりですけど、試合について書くのは今日が最後ということで、最後の日にいい試合を見られたのは正直嬉しいところです。

開幕3連勝したあと、阪神とのこのカードは西、伊藤将司、秋山と、去年とことんまで苦手にした3投手の先発ということで、さすがに厳しい試合が続くと思ってました。
案の定先発をなかなか打てず、緒戦はビハインドのまま9回までいってのサヨナラ勝ち、2戦目はリードされた展開になったものの反撃開始から一気に逆転、そのまま勢いに乗って結構なリードで勝ち、3戦目の今日もチャンスは2回しかなかったのに両方で得点して逆転勝ちと、最近見れなかった試合が続いてます。やっぱり打者の調子とかだけでなく、チーム全体での点の取り方の意識が去年までと比べても明らかに変わってるように思えてます。これができるなら「いつでも点が取れる」というイメージが出てきますし、投手も打線の反撃を信じて粘れるということで、好循環が続く形になりそうです。

この3連戦から上がってきたマクブルームが今日は最初の得点、そして決勝点に絡む大活躍でした。やっぱり1戦目に1本出てそこからサヨナラ勝ちに繋がったのが本当に大きかったです。
今日のタイムリーもホームランになりそうに見えた打球でしたけど、雨と逆風で押し戻されたような感じでした。ただあの打ち方ができるなら近いうちに1号が見れそうです。
ヒーローインタビューのときにあの打球を振り返って「パワーがないことがわかったから、明日からウェイトトレーニング頑張ります」って話してたあたり、今後もインタビューでは面白いコメントを期待できそうです。

投手も玉村の後に塹江、島内、中崎、栗林と無失点リレーで繋いで1点差を守り切ったのも見事でした。島内は少し球が暴れてて、栗林も前回が荒れ気味だったのがちょっと気になってましたけど、今日抑えられたことが今後の弾みになりそうです。特に栗林はオープン戦でもちょっと乱れてたのが気になってましたけど、今日を見る限りでは落ち着いてきたように思えました。

明日からも試合は続きますが、今年はどんな試合を見せてくれるのでしょうか。ファンとしてはかなり楽しみです。


最後だからもうちょっと別の話も書くよ!!

とりあえず今回はこのへんで。
なんかいい雰囲気>挨拶

お世話になったDiarynoteさんが新規書き込み終了ということで、かなり久しぶりに書いてます。
なんか1つにするとえっらく長くなりそうだから分割しようかなと。

2022年のカープ、鈴木誠也がメジャー移籍して開幕前は最下位予想がえらく多かったですけど、とりあえずこれ書いてる開幕5試合終了時点では5連勝と、かなりいい感じの戦いを見せてます。


「要因」っていうのは考えたらいろいろあるでしょうね。

今年は先発投手がFAで残留した大瀬良、九里に続いて森下、床田までかなり期待できそうな投球をしていて、残りの2枠は遠藤と玉村でスタートしたわけですが、これまでと比べて続く候補も結構多いから楽しみになってます。やっぱり「野球は投手」との言葉通り、投手陣、特に試合を作る先発陣が安定すると有利な戦いができるというのはセオリーみたいですね。

去年はコロナの影響もあって野手、投手共に戦力が揃いきるのがかなり遅くなって、6月あたりは二軍からのお試し投手がことごとく炎上する展開。よくペナントレースを見ると「10勝10敗の先発投手を何番手に置けるか」が順位を左右すると言われますけど、勝ったり負けたりで長くローテに入る投手ってのはそれだけ貴重なわけで、逆にお試し枠の投手が毎試合黒星を運んでくると順位が上がるわけがありません。
とりあえず現状ではこれまでの実績を考えても、5,6番手の投手を入れ替えても全部負けるような投球にはならなそうなのは安心できる要素です。何しろまだ先発候補で獲ったアンダーソンも出てきてないですからね。中継ぎ候補のターリーとともに、練習ではいい投球をしてたということで、アンダーソンが5番手に定着できる好投を見せたら凄いことになるかもしれません。

投手というと先発だけでなくリリーフも大事です。
連覇中は中崎と、途中で抜けたときは今村が担ってくれましたが、中崎が怪我で離脱してからは本当に苦労しました。なんとかフランスアが定着してくれて勝てる形は作れるようになりましたが、それでも安心しきれる試合はそう多くなかったです。
そんな中、昨年は栗林が抑えに定着し、抑え投手としても歴代トップクラスの成績を残してくれました。新人王争いは牧も凄い記録でしたが、「新人トップタイの37セーブ」「防御率0点台」「セーブ機会で失敗ゼロ」とレジェンド級の抑え投手にも引けを取らない成績を残したことが最終的には評価されたみたいです。今年は少し球が荒れてオープン戦や初登板では失点がありましたが、最終的に抑えで一年間定着してくれるならこれほど心強い投手もいません。今は「栗林まで繋げば最後は勝ちに繋げてくれる」という安心感がチームをまとめる要因にもなってるように見えます。

・・・このあたり書いてる時点でいかに最近更新サボってたかって話ですねw

栗林の前を担う投手についても、現状では島内と中崎がセットアッパーとして定着してくれそうな勢いです。
これまでは菊池保則、中村恭平、ケムナ、塹江など、セットアッパーで活躍した翌年はいい成績を残せてない投手も多かったです。去年最終的に定着したのは森浦と島内で、森浦の方はまだ本調子じゃないこともあって二軍で調整してますけど、中崎が復活したと思える球を投げてて、リードを保ったまま栗林に繋げる存在になってくれそうに見えるのは大きいです。
その前を担う投手は競争中で、去年好投したコルニエルがまだコントロールが暴れて失点してるのは気になりますが、ルーキーの黒原と松本がある程度抑えてくれそうな点と、塹江が今のところ調子がいいのは安心してます。

さらに言うと優勝した年は2イニング以上投げてくれるロング要員が活躍したことも大きかったです。3連覇のときはヘーゲンズ、九里、アドゥワが担ってましたが、今はまず矢崎が入ってます。ビハインドの試合を少ない失点で回ってくれれば先発が崩れても建て直せてますし、打線が逆転して勝利に繋がるなら白星の数はかなり増えるというのは当時証明してます。
去年この役割で好投を見せてた高橋樹也が出遅れてるのが気になりますが、裏を返せばまだここの層は厚くなり得るということ。先発陣と合わせてかなり楽しみです。

点を取る方は誠也が抜けてホームランと打点が減ると思われたものの、現状では2016年当時のような打線全体で繋いで点を取る形が久しぶりに見られています。河田コーチが去年から復帰して走塁を含めてレベルを上げてることと、連覇時に石井琢朗コーチが指揮を執っていた攻撃を一軍に上がってきた東出コーチが再現できてることがあるように思えます。まだ5試合でホームランは1本ですが、1つの出塁を1点に繋げる攻撃ができるならホームランよりも点を取る確率は高くなると思われます。
16年もホームラン数こそリーグトップでしたが、印象としてはホームランはおまけに近い感じで、出塁と相手のミスに乗じて点を取ることができていることの方が本質部分になっていました。現状はその形ができてます。

その打線、1番打者を誰にするかというところからいろいろ試行錯誤してましたが、結局1番で最も打つ西川が定着したのが大きいです。クリンナップも打てる選手ですが、1番での打率がえらく高いことと、下位打線がチャンスを作って1番に戻ってきたときに点に繋げられるということの両方で機能してます。現状は8番の上本が絶好調で出塁率リーグトップですから、最も嵌まった形と言えるでしょう。
去年は序盤で好調だった菊池が1番を打ってたものの後続が倒れて点にならないパターンが多かったですが、今年は去年成長した小園が3番、坂倉が5番にいて、4番にはオフに6キロ絞った松山がかなり打ってることもあり、「菊池を2番に置いて繋ぎ役を任せる打線」が組めてることが大きいです。
6番以降は會澤、末包、マクブルームをはじめとした選手をいろいろ回してるところですが、マクブルームが強引にならない上手いバッティングを見せていることを考えると、ジグザグ打線ということで4番を打ったりする日も出てくるでしょう。昨日も松山を休ませる意味合いもありましたが、連覇時も新井、ルナ、エルドレッドなどのベテラン勢は休ませながらうまく回して起用してました。今年はそれに近い形になってそうです。

まだ結果が出てないけど楽しみな存在も多いです。堂林、林、中村健人、中村奨成など、うまく調整して調子が上がってきたら活躍する時期もくるでしょう。現状はここ数年見られた「控え選手が代走、守備固め要員だらけで代打が弱い」という点もあまりなさそうというか、打てる選手が揃ってきてるのは心強いです。その筆頭に長野さんがいることはかなり効いてます。現状だとスタメンの外野手が打ててないときに投手の代打で出てきてそのまま外野に入ることで、8番から「上本-長野-西川」という新しい攻撃の形も組めることがかなり有効になってます。打順って1番からの順番通りになるのって基本1巡目だけなので、その後は機能しやすい形になるのが理に適ってます。

なんだかんだで楽しみな要素が多いので、今年はいろいろ楽しみに見ようと思います。
どこまでこのいい形が続くかはわからない話ですし、今度は誰が出てくるかも今は予想もつかないですけど、最終的に素晴らしい結果になったとしても、お世話になったDiarynoteさんの方に書けないというのはちょっと残念な思いがあります。本当にこれまで、いい日も悪い日もいっぱい書いてきましたからね。


久しぶりに長々と書いたら楽しかったです。
やりたいことが多くて時間なかったから更新しなかったことも理由ですが、どこかでこんな感じで書く日がまた来るのかな・・・。

野球だけで終わるのもアレなので、たぶんまた何かしら書くと思います。
ではとりあえず今回はこのへんで。
こんな日が来るとはな…(形容しがたい気分)

ひとつ前で書きましたけど、本当はこっちが書きたい内容でした。
長くなるうえにあまりいいものでもないので、途中でアレだと思ったら読むのをやめた方がいいかもしれませんw


昨日、FA宣言をしていた丸選手が、巨人入りを表明しました。

今回のFAについては広島残留、ロッテまたは巨人への移籍が選択肢にあったわけですが、報道されていた契約条件は

広島:3年総額12億円や4年総額17億円など
ロッテ:4~5年総額20億円や6年総額24億円+出来高など
巨人:5年総額30億円→35億円→40億円など(3日に1回値上がり)

が報じられていました。

加えてそれぞれの事情は

広島:残留すれば現役選手としては一番面倒見が良く、将来的には望めば首脳陣入りから監督まで見込める
ロッテ:一応地元(なお出身地の勝浦から本拠地の幕張までは遠い模様)、将来の監督手形あり。育成中の若手が多いため年俸額では一人だけ不自然に浮いた額になる。
巨人:最近FA選手の契約切れ後のポイ捨てが酷い。解説者やコーチ就任は可能だが監督は生え抜きの主力縛りで不可能。

という形。さらにチーム状況は

広島:セリーグ3連覇中。日本シリーズでは敗退したが、来年も優勝候補の筆頭。3球団では唯一足への負担が少ない天然芝の本拠地
ロッテ:3年前は3位も2年連続でBクラス。戦力的に外野やDHの強打者が複数欲しいが、最近は選手補強への球団の動きが鈍い。リーグ内の西武、ソフトバンク、日本ハムの力がかなり強い。若手が多く、数年かけて戦力を育てれば優勝は狙えるが、結構な年数がかかりそう。
巨人:Aクラス確保はできるが、広島に大幅に負け越してるうえにその要因が解消されていない。常に優勝を求められていて、果たせないと風当たりが強い。あとマスコミがうるさいw

って感じです。


はっきり行って「広島=優勝まで計算でき、日本一になるための道を模索できる」「ロッテ=地元で条件もいいけど、優勝できるのは晩年になりそう」「巨人=大金アンド大金。ただしこれまでカモにしてた巨人投手陣と対戦できなくなる」って選択肢になるわけで。

丸がFA宣言したときには「自分を高めること」を目標に挙げていて、広島への愛着も口にしていたこともあり、野球選手としての環境なら一番いい広島を選ぶような内容に見えました。


そして結果は巨人移籍。はっきり言って「結局金か!」ってオチになりました。


正直言って、自分は丸が巨人を選んだ時点で、何とも言えない「怒り」が浮かびました。しかしその理由はわかりませんでした。
かつて広島に在籍していた江藤智選手が大好きだったんですが、彼はFAで巨人に移籍。そして数年で控えの選手に成り下がりました。当時を思い出したせいかと思いましたが、結果は違いました。


一日経ってふと気付いたことがありました。そしてそれは実に腑に落ちる内容でした。

2年前、カープが25年ぶりの優勝を決めたとき、丸選手が新聞社に寄せた手記に「カープの黄金時代を築いて、自分がその中心にいられるようになりたい」という言葉がありました。当時はいたく感動したものです。
それが2年後、実質「大金に目が眩んで広島と直接対決する巨人に移籍すること」を発表しました。これは「裏切り」と言われても仕方ないです。

いや、移籍するだけならいいんですよ。「前の発言と真逆のことを言っている」ことが問題なんです。

さらに今回は「巨人で活躍することが今まで応援してくれたカープファンへの恩返しになる」とかいう意味不明な発言まで飛び出しました。

ようやく気付きました。「詐欺師と同じ」だと。


恐らく本人にはそんな意図はないでしょう。しかし、今回の言動が言葉と噛み合ってないことを考えると、「これまでの言葉にも中身が伴っていなかった」と思ってしまいます。
そしてこの11年、彼の言葉で何度も勇気や感動を覚えました。しかし今回の内容で、その大切な思い出すらも汚されたような気分になりました。

恐らく、それが一番許せなかった要因になったんだと思います。

今の気分は「詐欺師に騙されていたことにようやく気付いた」ようなものです。財産面で実害がないだけまだマシだったでしょうかw
ある意味清々しくすらなっています。もはや興味もほぼなくなってますし。


恐らくこんな思いをしたのも、こんな考えに至ったのも自分だけだと思います。ただ「理由はわからないけど嫌な気分になっている」ことを分析したら深層に予想外の結果が待っていました。

正直気晴らしの駄文にしかなってないと思います。ここまで読んで下さった方、申し訳ないです。お目汚し失礼しました。


次は楽しい内容のこと書ければいいなぁ…。

では今回はこれで。できれば次は早めに更新したいです。
しばらく放置した結果がこれだよ!!>挨拶

ここ最近もPWCとかの大会にはいろいろ出てたんですけど、またサボってましたw やっぱり帰ってからやりたいことやって寝ようとするとどうしても時間が足りないもので。本当に3時4時まで起きてないと全部は無理がありますw
気付いたらドミナリアも今週末には発売ということで、いつの間にこんな時期に・・・って感じです。

最初は難しいと思ってたPWPでのグランプリ2byeですが、もう少し頑張ったらいけるんじゃないかって気がしてきたこともあって結構PPTQ出たりしてます。現時点で1800点くらいいってるので、今週末のBMOスタンとモダン、現時点で確定してるPWCのPPTQに全部出れば、期限の5月末までにはなんとか狙えるかもと思えてきてます。さぁ問題はそこそこ勝てるデッキ用意することだな・・・冷や汗が止まらねえぜw

そんなこんなで次環境も面白そうなので頑張りたいと思います。ようやく好きな白と緑でいい感じのカード出てきましたし。



で、今日の本題はこっちです。

長年広島東洋カープで活躍され、2215試合連続出場という日本記録を作り、国民栄誉賞も受賞された「鉄人」こと衣笠祥雄さんが、昨日亡くなられたとのことです。
衣笠さんの現役時代はまだ野球がよくわかってなかったのと、今みたいに衛星放送がなかったからテレビの地上波の巨人対広島戦くらいしか見れなかったのでリアルタイムではほとんど見れなかったんですが、後からの映像などで見たり記録を追ったりするだけでも本当に凄い方だということを後になるほど詳しく知ったものです。今の時代は昔のものも含めていろいろ情報を拾えるから本当に便利な世の中になったものだと思います。

衣笠さんは選手としても偉大な方でしたが、そのお人柄も素晴らしい方でして。どちらかというと引退後のテレビでの野球解説の方がよく記憶に残っています。
とにかく選手に対して、激励のレベルを越えるキツいことや悪口などを一切言わない方でした。選手時代もデッドボールを何度も受けて(歴代3位の165個)、時には骨折することすらあっても、なお当たる球を投げた投手の方を気遣う方でした。王貞治さんからも「あれだけデッドボールで相手に怒らない選手は後にも先にも衣笠さんしか見たことがない」ということでした。

本当に紳士な方のイメージですが、実は若手時代は結構はっちゃけたこともやってらしたそうで、最近のカープの楽しい雰囲気に乗せられてかテレビでも当時の面白エピソードを話して下さることもありました。ネット見てると当時のファンの方から流れてくるお話もありましたが、たぶん誰も知らないようなお話もいろいろあったんだろうなぁと思います。解説の合間にぜひとも聞いてみたかったです。

今回も多くの方から惜しまれるコメントが寄せられていますが、どれを聞いてもいいお話ばかり。読むたびに涙が出るような状態でした。
今日は東京でお通夜が行われたそうですが、今日は松山でナイトゲームの阪神-ヤクルト戦を解説予定だった衣笠さんの大親友の江夏豊さんがその試合が中止になったことで、今日参列されてたというのも驚きでした。松山から東京に戻って即出られていることも驚きですが、試合が行われていたら参加できなかったことを考えると、これもまた巡り合わせなのでしょうか。

今日は多くのニュースで衣笠さんの現役時代やその後を振り返る場面が流されていました。優しいお声でわかりやすく選手への愛にあふれた解説は大好きでしたが、それがもう聴けないと思うと本当に寂しいです。
癌を患ってらしたとのことですが、先週の木曜にテレビの解説で出られていたこともあり、最後の最後まで「鉄人」だったのだなと思います。話によるとお元気だったら今日からの横浜での広島3連戦でも解説される予定だったということで、それを思うとまた涙が・・・。

カープOBでありながらどの球団の選手が活躍しても喜ばれてた方なだけに、多くの野球ファンからも愛された方でした。一昨年のカープの25年ぶりの優勝もとても喜んでおられたそうで、1984年以来果たせていない日本シリーズ優勝の光景をお届けできなかったことが心残りです。

今日の試合は先発の中村祐太がプロ入り初の完投を目指せるくらいの好投をしたものの、最後に制球が定まらなくてランナーを貯めたところで中崎に交代、その後は抑えて勝てた試合でした。降板後の中村は目が赤くなっているように見えましたがインタビューでも「泣いてません!」と気丈にコメント。衣笠さんが見てたらとても喜んだことだろうと思いました。

低迷が続いていたカープを変えるきっかけの一人になった衣笠さん。カープはそこから今に、そしてさらに未来へと続いていきます。これからも多くの夢と感動を届けてくれることでしょう。
多くのファンに素敵な贈り物を届け続けて下さった衣笠さん。本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りします。


では今回はこのへんで。
気付いたら1ヶ月どころか2か月経ってた>挨拶

前に書いたのがキャンプインですからねぇw 時間の経つのは早いものです。

その間にもPWCC出たりGP京都があったり(行ってない)ドミナリアのリリースノートが流出して大量のネタバレが起きたりしてましたけど、スタンの方の成績がお察しなせいで全然書いてませんでした。何しろ使ってるデッキが完全オリジナルなうえに成果出せてないから書く意味を見いだせてなかったものでw

とりあえず今期のPWPの集計が5月の最後の土日までで、PWPの貯まり方が微妙なもので、一応頑張ってPWP稼ぎにPPTQ行脚しそうな予感です。「頑張り続けたらなんとか届きそうだけど微妙なライン」っていうところが実に悩ましいですw

さて、オープン戦が終わっていよいよ開幕というところまできましたけど、どこのチームも期待の新戦力が出てきて、なかなかに面白そうな戦いになっていくように思えます。
オープン戦の途中で見てても、ヤクルトの意識改革がなかなか凄いことになってると思いました。何しろ左中間へのフライをセンターが捕れなくてもレフトのバレンティンが全速力でバックアップに回っているという・・・正直えらくヤバいものを見た気がしましたw
もともとヤクルトは機動力と小技を絡めて点取ってくるチームなので、広島で存分に手腕を発揮した石井、河田コーチの考えが浸透したらかなり強くなってきそうに思えます。
各球団の順位予想もいろいろ出てますけど、基本的に「広島が少し抜けてる、阪神横浜巨人でAクラス争い、中日ヤクルトは5位争い」という見方が多いところですが、個人的にはヤクルトがシステムの構築を早い段階でモノにしてきたら、Aクラスも見えるんじゃないかと思ってます。ある意味どの球団も新戦力次第で大きく順位は変わってくるところなので、順位は結構変動するんじゃないでしょうか。


去年に引き続いて地元で開幕戦となったカープですが、実は開幕戦をホームで勝ったのはもう10年以上も昔の話だったそうで。言われてみれば16年連続Bクラスだったのでホームで試合すること自体が少なかったですよねw

今日の試合は去年までの戦いのうち「らしい」ものをいくつも見た気がします。
・開幕投手となった先発の野村祐輔、安定の6回3失点で定時退社
・隙あらば次の塁を陥れる走塁
・かと思ったらいきなりホームラン
・点取られたあとに取り返す「逆転のカープ」

うん、去年と変わってないなw あとは菊池のファインプレイかw

ともあれ、去年大怪我をしていつ戻ってこれるかと言われていた鈴木誠也が開幕から4番としてフル出場できたのは大きかったです。足の負担を考えたら今年は無理して次の塁を狙ったりはしなくていいと思いますが、普通にできる走塁をそのままやろうとする姿は良かったと思います。打撃に関しては怪我してる最中に上半身を鍛えたということで、スイング見るだけでも去年から更に進化しているように思いました。

そして今日の試合を決めたのは「走塁」でした。
6回表に逆転されて3-2となり、迎えた6回裏。先頭のエルドレッドが中日先発の小笠原と相性いいということでまさかの即刻同点ホームラン。もちろん今期カープ1号です。
そこから続いて1アウト2塁(ランナー安部)、代打メヒアが打席へ。その後ショート頭上を越えるレフトへのヒットになったわけですが、ランナーの安部は3塁を回りかけたところでストップし、外野からはかなり強い送球が来たものでもし突入してたらタイミングはアウトというところ。ただこの返球がホームへ行く間に打ったメヒアが二塁を陥れました。この走塁が次に大きく影響しました。

この時点で同点の1アウト2,3塁。相手は外野も含めて前進守備で、田中の打球は定位置よりも前に来ていたレフトの頭上を越える2点タイムリー二塁打。これが決勝点になりました。

もしこれが1,3塁だったら、恐らく外野はほぼ定位置にして、田中の打球はレフトが捕っていたでしょう。そこを2,3塁にして相手に「1点はいいけど2点目はやりたくない」と思わせ、前進守備を敷かせたことが大きかったように思えます。その後追加点もありましたけど、このもう1点分が与える安心感は投手にも野手にも影響を与えるものでした。これを前進守備せざるをえない状況にさせた選手や首脳陣のアイディアは見事でした。

開幕前の二軍戦で先発候補の薮田と岡田が炎上してた点は気になりました。ただなんだかんだで抑えられればいいし、ダメなら九里やアドゥアなどのロング要員を使いつつ虫干しにするのもいいと思います。
それを差し置いても、昨年のドラフト2位で指名した高卒2年目の高橋昂也の好投が楽しみすぎます。下では安定した記録を残してますが、待望久しい日本人の左の先発投手が見られると思うと、今から凄く楽しみになってます。

何が起こるかわからないのが野球の面白さであり、ペナントレースの醍醐味でもありますが、ここからどうなっていくのか、今年も楽しく見ていこうと思ってます。


次いつ書くんだろうw 気が向いたらちょいちょい書くと思います(てきとー)

では今回はこのへんで。

今年もよろしくお願いします!>新年のご挨拶

え?1ヶ月も経って何を言ってるかって?はっはっはっ

我々野球ファンにとっては、キャンプインの2月1日こそが「正月」ですから!!

そう考えると昨日まではまだ年が明けてない、と解釈できるので、つまり富樫先生は約束通り「2017年内にHUNTER×HUNTERの連載を再開した」ということになりますw
確かあの方阪神ファンだったよな?w


そんなこんなで、まだ今年始まって1ヶ月経ってないのにえらく多くの出来事があったように思います。
MTGだけでも禁止改定で思いっきり激震が起こったあと、イクサランの相克が出てからの新環境は多くの種類のデッキが出てきたおかげでかなり面白いことになってますし。確かに禁止カード出すのはよくないですけど、うまくいってない現状をそのままにするよりは動かした方がいいっていうのはわかる気がします。そういう意味では禁止にするカードの目付け自体は悪くなかったのかなと。これ以上いくと「そもそも論」「たられば論」になるから蒸し返すのはやめときますが。

思った以上に環境が動いてるので、それに合わせていろいろ考えていかないといけなくなりました。この時間がまた楽しいものなので、楽しめることは満喫しようと思います。


最初に書いた通り今日からついにキャンプが始まったことで、いよいよ球春到来ということになったわけですが、今年のカープは一軍だけでなく二軍もかなりお客さんが集まったようで。
今は由宇の球場が改装中ということで二軍は岩国の米軍基地にある球場を借りているということですが、初日の今日は雨の中にもかかわらず約1500人が集まったとか。やっぱりドラフト1位で地元スターの中村奨成くんを獲得できたことが大きかったのでしょうが、胃がんからの復活に向けて頑張っている赤松を見たいという人も多かったそうです。
二軍戦も最近はかなりお客さんが増えてますが、由宇球場よりもアクセス面では簡単ということもあって今は岩国の球場に人が集まってる側面もあるそうです。確かに行ってみたいなぁ・・・。

一軍では今年はルーキーは抜擢されなかったものの、高卒2年目の高橋昂也、坂倉、アドゥワが呼ばれていて、他にも去年から期待されていた高橋樹也、塹江、藤井、辻なども合流しています。主に若手から底上げを目指すということで楽しみになってきてます。今年からサイド転向になった飯田とオスカルもうまくはまってくれたらチームとしては大きいです。やっぱり中継ぎに左投手がいるとかなり大きいです。去年は実質ゼロだったこともあって、1人2人出てくるだけでも違ってきそうです。

最近あまり書いてないですけど、そのうち突発的に何か書くかもです。何より大会の方が全然ダメだから書く気にならないという残念モードに入ってるものでw
中の人はいつも通りの感じなので、ゆるゆるいこうと思ってます。


では今回はこのへんで。
時間なんかない>挨拶

昨日はついにカープが優勝決めましたね。今年も長かったのかあっという間だったのかわからなかったですけど、本当に面白い試合が多かったシーズンだと思います。勝敗だけ見てたらほぼぶっちぎりでしたけど、接戦が多かったり負けそうな試合を逆転勝ちしたりすることが多くて、1試合1試合が見ててワクワクしました。

今日はいろいろな選手の手記だったり近しいOBの裏話だったりがいろいろ出てて、読んでるだけでいつの間にか時間が過ぎてくような一日になってましたw

苦しいながらもリーグ制覇という今年のひとつの目標はまず達成しました。ここから先は去年とは違うところを見せてもらいたいです。
改めて、37年ぶり2回目の連覇おめでとうございます。


さて、この日は川崎でチームカオスシールドでした。
今回はジャスティス兄くんとツキカゲさんに組んでもらいました。この2人がA卓とB卓でオレがC卓に。

最初に見たらパックのカオスっぷりが凄いというか、恐らくほぼすべての卓にホームランドが1パック入ってたみたいですw 今回はナカジマさんも参加されてましたけど、もし当たって勝ったらホームランド1パックをプレゼントということで・・・どんだけ余ってるんですかwww

とりあえずプール見たらまず緑はほぼ単色に白緑のカード足したら作れそうだったので、時間の関係もあってオレが使うことに。
残りは黒メインでタッチ赤したものをツキカゲさんが、青白で耐える系のデッキをジャス兄くんが組んでましたが、途中でキツすぎて攻める方面のトリコに改造することに。

今回は参加21チームの6回戦。昨日より人数多いとか何事デスカー!!w
とりあえず結果だけ。

1回戦 黒緑感染 ○×○ A卓はバントに負け、B卓は赤黒に勝ち、チーム勝ち
2回戦 バント ×○○ A卓は赤白に負け、B卓は青黒に勝ち、チーム勝ち
3回戦 青白 ×× A卓はバントに負け、B卓は赤黒に勝ち、チーム負け
4回戦 青白 ×× A卓は青黒と引き分け、B卓は赤緑@ご隠居さんに負け、チーム負け
5回戦 白黒 ×× A卓はスゥルタイt白に勝ち、B卓は赤緑に勝ち、チーム勝ち
6回戦 青白 ○○ A卓はジャンドと引き分け、B卓は赤黒に負け、チーム分け


そんなわけで個人3-3、チーム3-2-1でした
たぶんオレが一番楽させてもらったのに途中から土地来なさすぎで負けて申し訳なかったです。1回戦はファイクルとヴラスカ出されてもなんとか勝ったものの、5回戦はこっち緑のクリーチャーだらけなのに緑の防御円貼られて対処手段がライブラリーの一番下というw いろいろ酷いことになってました。

ともあれ思ったよりは戦えた方・・なのかなぁw ナカジマさん曰く「自分のデッキが弱いと思っても、相手も弱いです」というのが本当だったのかどうか。オレの相手が聖別されたスフィンクス出したり、ジャス兄くんの相手が龍王ドロモカ出してきたり、いろいろ酷かったですw
なかなかタフだったけどネタ的にもいろいろ面白かったと思います。キツいところを頑張ってくれたチームメイトの二人には感謝しかないです。


今週末はもうプレリですね。果たして起きられるかどうか・・・w

では今回はこのへんで。
のっけから凄い試合やっとる>挨拶

昨日から開幕したペナントレースですが、今年はまだ2試合やっただけでいきなり波乱万丈という感じになってます。まさかの初戦からミスが大量に出て守り負けから、今日に至っては両チーム合わせて四死球が28個という、80年前のシーズン記録を大幅に更新する乱戦になってました。両方ともヒットよりもフォアボールの数の方が多いとかどんなギャグだよw
今日は失点が嵩みながらも粘りに粘って追いつき、最後は延長でサヨナラ勝ちになってました。試合は見てないというか現在絶賛録画中なので明日の朝にでも見ようと思いますw 話によると投手がどうこうより審判が酷すぎたとか。昨日の試合もジョンソンが際どいコース突いたものが全部ボール判定されて崩れた恰好でしたが、審判が試合を左右する形になるのはさすがにどうかとは思いました。

とりあえず朝のサンデーモーニングが楽しみではありますw


今日は川崎のPPTQでした。
スタン1週間やってないだけでかなりよくわかってない感じですが、そろそろモダンも組む時期になってきて、いろいろ予定がおかしくなってますw

今回は参加者90人の7回戦。いろいろ疲れたので結果だけ。

1回戦 マルドゥバリスタ ×○×
2回戦 グリクシスアグロ ○○
3回戦 マルドゥ機体 ○××
4回戦 4色サヒーリ @ N田さん ○××
5回戦 赤黒アグロ ××
6回戦 ジャンド昂揚 ○○
7回戦 4色サヒーリ ××

2-5でした。
やっぱり回してて思ったのは「構成を間違ってる」ってことでした。試合展開を見て「欲しいカードがこれじゃない」と思ったことが結構あったんですが、単純に引き運がどうこうではなく「必要なカードが必要な枚数分入ってない」という結論になりました。そのあたり踏まえて終わってからデッキ弄ってみたらそれまで足りてなかった部分をかなり補えてたので、ここからもう少し詰めていきたいと思います。

ただ新環境になるまでの間にそこまでスタンやる機会がなさそうなのはちょっと気になるところです。ちょいちょい大会出てみたりはするんでしょうけど、今のところ予定は結構未定なもので。もう少しやりたいような、もうたくさんなような・・・そんな気分ですw


終わってからは遊んでからご飯行ってQMAへ。やっぱりこれもちょいちょいやっていきたいところです。ジョブ解禁されてないせいで手数不足になることが多いのは気になりますが、今後出てきたらまたいろいろやってみたいところです。


明日は久しぶりに大会行かない感じかなー。いつ以来だろうって気分ではあります。野球始まったらさすがに見たいですからw

では今回はこのへんで。

2016年を振り返る

2016年12月31日 野球
マジックの方はいいやw>挨拶

いよいよ今日で激動の2016年も終わりになります。
せっかくなのでいろいろ振り返ってみようと思いますけど、やっぱり今年といったらカープでしょうw そんなわけで実質今年のカープを振り返ることにしますw

マジックの方はモダンシーズンとレガシーシーズンが両方長くあってスタンあまりできなかったのがちょっと残念でした。一応どっちもやった、というかレガシー環境の公式戦デビューなんかもありましたけど、半分勝てないくらいで正直キツい印象ばかりでした。それぞれのフォーマットで勝てるようになるには各個に相当な時間と経験を積まないと難しそうだと思いました。気づいたら青に手を染めてそうだなぁw

今日は夢屋のスタンに行ってマジック納め。結果2-1の2位でした。あと1つ勝ちたかったなー。うまくいかずに課題が残るあたりがいかにもオレらしかったですw
その後は少しQMAやって帰ろうかと思ったら景品に凄く手に入れたいものがあったから結局ガッツリやってくことに。完全に考えてませんでした。おかげでもう満足・・・と言いながら明日もまたやりに行く予定ですw


さて、そろそろ本題に入らないと年が明けてしまうw
早速始めていこうと思います。


3月
今年はドラフトで即戦力が期待される選手が多く入りました。キャンプから岡田、横山のドラフト1,2位コンビはローテ入りを、6位のオスカルはリリーフに入ることを期待されていました。オスカルはオープン戦から活躍して好投を続けていき、そのまま開幕メンバーに選ばれることに。先発でも横山は残りましたが、岡田は課題もあってしばらくお預け。
結局オスカルが開幕3戦目、横山も5戦目に早々とプロ初勝利を挙げたものの、オスカルはオープン戦終盤からの連投がたたったのかパフォーマンスを落として炎上癖がつくようになってました。同じくリリーフで期待された中田廉も開幕してからオスカルとともに炎上を繰り返し、何よりも投手コーチがこの2人を起用しては打たれるという悪循環でチームも足踏みしているような状態でした。


4月
マエケンが抜けた今年は先発の軸はジョンソンと黒田だと目されていたところ、野村が勝ち星を重ねていって「今年はいつもと違う」感を漂わせていきました。
チームとしても去年勝てなかった原因だった打線が今年は田中、菊池、丸の上位3人に加え、ルナとエルドレッドが中心打者として力を発揮し、点の取り方が良くなって頼もしさが出てきました。
少しずつチームは安定してきたものの、横山は先発として力不足が見え始め、先発投手が足りなくなってきたところに岡田が一軍昇格最初の試合で1/3回で6失点KOと、不安も見えてきたところでした。なんとかチームは月間勝ち越したものの、そこまで勢いは出ていなかったような。
そしてルナが怪我で離脱。打撃面でプライディを上げるかと思われたものの、投手陣が苦しいということでヘーゲンズを上げたことがここから効果を発揮することに。野村などの先発投手を引っ張ったときや、ジャクソンの前に投げる投手が安定しないなどで7回に失点を重ねることが多くなり、いつしかヘーゲンズに7回を任せるチームの形が出来上がっていきました。おかげで野村が6回で降板する「定時退社」とネタにされるような事態にw
そして忘れてはいけないのが、4月末の神宮球場で、大ベテランの新井さんがプロ通算2000本安打を達成しました。今年はいつ達成できるかでチームの順位も変わってくると言われていましたが、まさかの最初の月に果たすことになろうとは・・・その後の快進撃を予感させるものになったかもしれません。

5月
岡田が炎上即降板した試合の功名として、二番手でロングリリーフした九里が先発として入ってこられるような好投を続け、先発の穴が少しずつ埋まっていきました。さらにキャンプから期待されていながら足の肉離れで離脱していた鈴木誠也も合流。本領発揮が始まった月になりました。
再調整した岡田が先発で好投するものの援護がなくて勝ち星がつかない日々が続きましたが、先発ローテとしても期待できるようになりました。
チームとしても勝ったり負けたりを繰り返し、最終日に交流戦が始まったところで1つだけの貯金。混戦はどこまで続くかというところになってきました。


6月
今年のカープといえば、やはり交流戦を抜きに語ることはできないでしょう。
開幕からロッテ、ソフトバンクとパリーグの上位2球団に当たるという「当たり運の悪さ」に頭を抱えましたが、ロッテに1-2の次のソフトバンク戦が雨による引き分けもあって1-1-1と借金を作らずにいけたのが大きかったです。しかも勝った試合は延長戦で丸がサーフェイトからサヨナラタイムリーという、勢いのつく戦いになりました。
また先発に入った戸田が好投し、続く日本ハム戦で有原、さらに翌週の西武戦で菊池雄星、交流戦明けは4月に防御率0点台だった岩貞とまさかの大物食いを続けていきました。
それらの要素がありながら、一気に勢いをつけたのは間違いなく交流戦最後の2カードでした。西武との初戦で9回に追いつかれたところから赤松がサヨナラヒットを放ったわけですが、これがタイミング的にはアウトに思えながらも今年から適用されたコリジョンルールによって生還が認められるという、いかにも勢いがつく勝ち方になりました。
続くオリックス戦は初戦が同点の延長12回に鈴木誠也がサヨナラ2ランで勝利、2戦目は1-3と負けている9回裏にオリックスの守護神平野佳寿からランナー2人を置いて再び誠也が逆転サヨナラホームラン。3戦目は同点の8回から再び平野の相対した誠也が決勝のホームランでカード3連勝。ヒーローインタビューの「最高でーす!」、試合後の緒方監督のコメント「神ってる」が流行語大賞にもなった戦いでした。
これで完全に勢いがついて球団2位の記録になる11連勝を飾り、ペナントレースでも首位を独走することに。エルドレッドが足の怪我で離脱したものの入れ替わるように戻ってきたルナが活躍するなど、チームがいい巡り合わせで戦っていけるようになりました。


7月
勢いは続き、特に新井さんが絶好調。月間打率.443、7本塁打などリーグ屈指の成績を残し、打点王も狙える位置にいました。チームも勝ち星を重ね、まさに独走態勢に。そしてここまでチームの同一カード3連敗が一度もないという快挙も目立ってきました。広島が走ることで巨人と阪神が「包囲網」を敷こうと挑んできたものの、阪神の表ローテ3本柱が2カード連続で返り討ちの3連敗を喫するなど、いよいよ手が付けられなくなってきました。
それに華を添えるかのように、黒田さんが日米通算200勝を記録。野茂英雄さん以来2人目の大記録でした。これも新井さんの記録同様、早い時期に達成できたらと言われていた記録でしたが、この時期だったこととチームの好成績とが比例する形を示すことになりました。
なお月間MVPはホームランと打点で大活躍し、打率も4割を超えた筒香が獲ることに・・・この成績で獲れなかった新井さんが遺憾なくネタキャラっぷりを発揮することになりましたw


8月
最初の試合で石原がバレンティンのスイングしたバットを後頭部に受けて即退場となりました。その試合は新井さんの通算300号ホームランなどもあって大勝したものの翌日から4連敗と、石原の捕手としての大きさをまざまざと感じさせられる展開になってきました。
そして4連敗目を喫したところで2位巨人とは4.5ゲーム差。このまま負けて3.5ゲーム差になったらいよいよ捲られる可能性が出てきた試合、6-7で守護神澤村を相手に9回2アウトまで追い込まれたところで菊池が起死回生の同点ホームラン、続く丸がフォアボールのあと新井さんがレフト横を破るサヨナラタイムリー二塁打と、これ以上ない勝ち星を挙げました。
その後も福井の好投などもあり劇的な勝利を積み重ね、8月24日にはついに念願のマジック「20」が点灯しました。


9月
マジック点灯から試合がある日は毎日のようにマジックが減り、あれよあれよという間に優勝の日が近づいてきました。まさかのマジック1で移動日優勝ということもよぎりながら、その日はカープから移籍した大竹が踏ん張ってなんとか持ち越すという、よくできたストーリーになってましたw
そしてその翌日になった9月10日。先発は黒田。この試合は先制されるものの松山のホームランに加えて鈴木誠也の2打席連続ホームラン。マイコラスに5回で130球以上を投げさせるなど、凄い試合になりました。結果最後はショートゴロで悲願の優勝を果たしました。歓喜の緒方監督の胴上げ、男泣きの黒田と新井の抱き合う姿、決して忘れることはできない日になりました。

その後はポストシーズンに向けていろいろ試す時期になりましたが、復帰したエルドレッドが7番に座る打線など、端から見ても相当なものになってましたw


10月
カープの長年の功労者である倉、廣瀬の引退が発表され、最後の試合にセレモニーが開かれることに。本来なら9月最後の日曜に行われるはずが雨で延期になったものですが、この最終戦に登板した黒田が勝ち星を挙げて10勝に到達するなど、記録的な試合になりました。

そして始まるクライマックスシリーズ。巨人を破って勝ち上がったきた、今年初出場となる横浜との戦い。互いの投手と打線が際どい戦いを繰り広げ、カープ側は全力プレーによる怪我でルナが離脱するアクシデントもありながら、通算スコア4勝1敗で勝ち上がり日本シリーズ進出決定しました。
この記念すべきファイナルシリーズが横浜との戦いで、本当によかったと思っています。番長三浦の引退もあって賭けるものが大きい戦いになりましたが、低迷期の長かったこの2チームが強くなっていくのがセリーグが面白くなっていく展開になるということが証明されたように思います。2017年以降も優勝争いを続けていけば大いに盛り上がることでしょう。

いよいよ日本シリーズを迎えるということになった10月18日、黒田投手が今年限りで引退するという発表がありました。
ファンとしては「わかっていたことだけど、それでもまだ続けてほしかった」というのが正直な印象です。なんとか黒田さんのために日本一の花道を、というのがチームとファンの一体となった思いになって日本シリーズに挑むことになりました。

日本シリーズはソフトバンクに11.5ゲーム差をつけられながら球団新記録の15連勝を挙げるなどして最後は逆転した日本ハム。クライマックスシリーズでも強さを見せつけてきました。

初戦がジョンソンと大谷のエース対決。この試合の大谷はかなり荒れてたこともあってか本調子を発揮できず、松山のホームランなどでリードを奪った広島の勝利。
続く2戦目は野村と増井。同点の6回に足を絡めた攻めで勝ち越した広島の勝利に。
舞台を北海道に移した3戦目は黒田と有原の先発。大谷と黒田の勝負がクローズアップされていましたが、6回の対決でレフトフライに抑えたところで黒田が足をつったことにより降板。結果的に現役最後の対戦、投球となりました。試合は延長に入って大谷にサヨナラタイムリーを浴びて敗戦。
4戦目は岡田と高梨。日本ハムの継投策もあって点が取れない中、連投が続いたジャクソンが捕まってレアードに決勝ホームランを浴び敗戦。
5戦目は中4日のジョンソンと加藤の先発。広島は加藤を捕らえるもののあと一歩で点が取れず、2回途中から登板したメンドーサに手も足も出ずに同点のまま9回へ。中崎がピンチを招いて西川に満塁ホームランを浴びて逆王手。
広島に戻った6戦目は野村と増井。6回まで4-4と息詰まる熱戦の中で両チームとも必死の継投になるが、石原に代打を送った會澤がジャクソンとの相性の悪さを露呈し、中田に押し出しのフォアボール、その後レアードに満塁ホームランを打たれて万事休す。日本ハムの日本一が決定しました。

6戦目を勝てていれば、7戦目は黒田と大谷という、それこそ日本中が注目するといわれる試合になるところでしたが、幻に終わりました。やっぱり最後は経験と戦術に長けたチームに屈したという形になりました。日本ハムは本当に強かったです。

ともあれ、この一年は本当に楽しく、面白い一年になりました。
2017年は厳しい戦いになるとは思いますが、連覇、そして日本一と、さらに大きな目標に向けて戦っていくことになります。カープは本当に強くなりました。この目標も決して果たせないものではないと思います。
再びの歓喜を夢見て、2016年を締めさせていただきたいと思います。


ありがとう、2016年。
ここをご覧になって下さった皆さまにも、いろいろとお世話になりました。
2017年がいい年になりますように。


では、よいお年を。



・・・・・書いてる途中で年が明けてしまいましたw 「時差のある国から書いてる」って設定にしておいてください(涙)


そして時間がないっていうね>挨拶

今日は東神奈川のPWC行ってきました。おかげで帰ってから録画しといた野球をさっきまで見てたんですけど、明日の準備とかいろいろあることを考えると思った以上に時間がなくてわたわたしてますw 調整したいポイントが結構あるから余計にキツいw

そのため簡単に済ませる形になります。なんかすみませんw

今回は参加者77人の7回戦。結果だけ。

1回戦 マルドゥコン @ ご隠居さん ××
2回戦 マルドゥ機体 ○×○
3回戦 白緑ビート ○××
4回戦 黒緑昂揚 ○××
5回戦 赤緑エネルギーアグロ ○×○
6回戦 黒緑昂揚 ○○
7回戦 ティムールエネルギー(もう通称は「ガチャ」でいいと思うw) ×○×

3-4でした。

いろいろ頭寝てるミスやったりもしましたけど、当初のプランがうまくいかないことに途中で気付いて半分くらい調整に頭がいってましたw うまく作ればもうちょっと伸ばせそうだなーとは思ってます。


そして今日は・・・初めてクライマックスシリーズについて書くわけでしたw

横浜との勝負になったこのファイナルステージ、最初の2試合はいずれも完封で広島が2勝+アドバンテージ1勝で王手をかけてたわけですが、ここにきてシーズン中では苦手にしてた井納、今永、石田の巨人戦に先発した3本柱が出てくるということで、昨日はその井納に抑えられて完封負け。今日は今永、対するは岡田の今年のドラフト1位対決となりました。

今永は初回に田中に11球粘られてフォアボール。最後の球はネット上でかなり議論が出てた内容でしたが、個人的な見立てでは(テレビカメラの角度および審判の視線的な問題で)「どちらに判定されてもいいものがボールと判定された」と解釈しています。ストライクに見えるという意見もわかるので、これだけで書く始めたら1時間くらい軽く飛びそうな勢いですw

その後丸への投球も低めのいい球を全部ボール判定されてフォアボールに。今日の審判はこの高さは取らない、という意志が見えた気がします。
続く新井がレフト前に運んで先制のタイムリー、続く鈴木誠也が今シリーズ初ヒットで1点を追加すると、エルドレッドも初球をライトスタンドに叩き込むスリーランホームラン。さらに小窪に加えて岡田も内野安打を放ち、今シリーズ絶好調の田中のタイムリーでこの回一挙6得点。一気に試合の流れを引き寄せた・・・かに見えました。

続く2回の表にランナー1人置いてのファーストゴロを新井から岡田にトスしたところ捕球できずに生き残り、続く倉本のヒットで鈴木誠也がライトから三塁に送球したものの抑えられず、このプレーで2点を返される展開に。さらに3回にはファーストステージで左手薬指を骨折した梶谷にツーランホームランが飛び出すなど、一気に6-4とわからない流れになってきました。

ここから3回裏には小窪のヒットから繋がって菊池がタイムリー、5回には田中がフォアボールで出塁した小窪を田中がヒットで返して8-4となり、流れを掴みかけたかと思うと6回表には倉本フォアボールから戸柱が三塁打、さらに内野ゴロで2点が入るなど、混沌というか広島横浜戦伝統の馬鹿試合というか、これまでとは違った楽しさが出てきました。

7回には先頭のロペスのホームランでついに8-7の1点差。点数よりもこのシリーズずっと抑え続けてきたロペスに打たれたことが大きい出来事でした。
広島はもちろん今村、ジャクソン、中崎の必勝リレー、横浜もビハインドながら7回からは三上、8回に山崎康晃と、完全に1点をやらない戦いに突入しました。

ともにランナーを出しはするものの、チャンスには繋げずに迎えた9回。中崎が2アウトまで取って迎えるはロペス、さらに控えるは筒香。ランナーいなくても山場中の山場となりました。
もちろん一発を打たれてはいけないバッテリーは慎重に慎重を重ねた攻めになりますが、打者の集中力も相当なもの。何よりロペスが外角に逃げる変化球を振らない。結局ロペスが歩き、一発出れば逆転という場面で今年ホームランと打点の2冠王の筒香との勝負に。

夏場に快進撃を続けてきた横浜は、特に筒香が凄まじい活躍でチームを引っ張ってきました。広島も野村が先発して3発8失点なんて試合もありました。どこのチームも「ランナーがいるときの筒香からは逃げろ。ランナーいなくても無理に勝負をするな」と言われていた中、広島の緒方監督は言いました。「筒香から逃げることは簡単だ。しかしここで逃げたら、一生逃げ続けなければならなくなるぞ」
この言葉を直接受けたのは今日先発の岡田でしたが、このときは筒香に直球で真っ向勝負を挑み、3打席で1安打に止めています。最後には打たれましたが、ここから広島投手陣は筒香に挑み続けてきました。ある者は力で。ある者は技で。ある者は気迫で。各々の最大の武器をもって。

そしてこの日は中崎が、強力な武器であるツーシームで。2ストライクから、3球目には内角高めの直球で攻め、空振りの三振でゲームセット。今年のセリーグの戦いが凝縮された勝負でした。

かくしてクライマックスシリーズを勝ち抜き、セリーグ代表として日本シリーズへの歩を進めることになったカープ。次の戦いは日本ハムかソフトバンクか、こちらはいまだに決着のつかない戦いを繰り広げていますが、これからも厳しい戦いになるであろうことは容易に想像できます。ただこれからも、全力で挑めば決して勝てないことはないということを、今年一年通してずっと伝えられてきたように思います。
今年最後の勝負は、広島とどの地で繰り広げられることになるのか。楽しみになってきました。

そして来年以降のことも考えてしまいますが、今日の試合を見ていても、ベイスターズは去年までに比べてかなり強くなってきたと思います。4年前のカープがそうでしたが、クライマックスシリーズ初出場を決めてから明らかにチームが強くなってきました。選手が自信を持って戦えるようになってきたこともありますが、今日のオーダーを見ていてもいい選手が揃ってきたように思います。これまで長い間ともに下位に低迷してきた広島と横浜が、来年以降は優勝争いを繰り広げるようになると、さらに面白いシーズンになってくるように思います。できれば同じく長い間低迷していたヤクルトも入ってくると嬉しいのですが。この3チームでクライマックスシリーズを戦えるシーズンはぜひとも見たいと思っています。


さて、日本シリーズ・・・の前にはドラフト会議があります。20日の木曜日になりますが、こちらも今年は投手が大豊作ということで、非常に楽しみです。広島ゆかりの好投手も数多くいるので、ぜひともカープに指名してもらいたいところです。


では今回はこのへんで。
「感無量」いう言葉の意味を身を持って知った>挨拶

本当なら明日以降にしようと思ってたんですけど、気が変わったので薄れる前に書いちゃおうと思いますw
いやぶっちゃけ決まった瞬間からずっとフワフワしてて現実感がない部分がかなり多いんですけどねw



そんなわけでいきなり出オチですけど、今日の東京ドームの試合でカープが勝ったことで、1991年以来の優勝が決定しました。
その頃に目の当たりにしてないのと野球あまり詳しくなかったので、気分的には初めてなんですが、本当に言いようのない気分です。


今日の試合は先発が黒田とマイコラス。マイコラスはこの前ついに連勝記録は止まったもののいうまでもないエースクラスの好投手。それに対して黒田は巨人戦には昔から強かったものの、今年については防御率が5点台で1勝3敗と結果は出せてない相手でした。

試合は1回に坂本にいきなり2ランを浴びてリードを許す展開。ただ2回以降、とにかく打線が粘りに粘ってマイコラスにこれでもかというほどの球数を放らせてました。1回は15球で抑えられていたものの2回表の先頭打者鈴木誠也と安部が9球ずつ粘って2回で41球、3回には先頭の黒田が11球粘るなどして74球、4回には石原が10球粘るなどでなんとこの回終了までに108球も投げさせるという、信じられない数字になっていました。もちろんカープはランナーが出れば盗塁その他の作戦を匂わせることも忘れてはおらず、両方の面でスタミナも精神面もガリガリ削りにかかってました。

そんな中で3回には田中が出塁してから菊池のショートゴロを坂本が弾いて右中間に打球が転がっている間に、一塁から田中がホームインして1点を返し、4回には鈴木誠也のホームランで同点、さらに続く松山も低めの「大好きなボール球」を掬い上げて逆転のホームランが飛び出し、さらには5回に誠也が2打席連続となるツーランホームランを放って、一気に差を広げました。
結局マイコラスは5回で降板となりましたが、球数は144球。甲子園で藤浪を8回161球投げさせた金本監督もビックリの数字です。

黒田は5回にランナー2,3塁からの内野ゴロでもう1点取られたものの、ランナーを出しながら点には繋げない粘りのピッチングで6回を3失点。7回からは今村、ジャクソン、中崎と繋ぐリレーに入りました。
8回表には2アウト3塁から新井のセカンドゴロの送球を阿部が捕れないエラーで1点追加、裏にはジャクソンが打たれて1点は返されるものの、なんとか踏ん張って最後は中崎が亀井をショートゴロに打ち取ってゲームセット。この瞬間、カープの優勝が決定しました。

思えば黒田はプロ入り初登板がこの東京ドームでの巨人戦で、9回1失点の完投で初勝利を挙げたのでした。そこからカープでは優勝を経験できず、メジャーリーグに移籍したあとで再び広島に戻り、優勝を決める試合の勝利投手になるというのは運命に近いものを感じました。
そして新井も、本人の本心ではなかったものの「優勝したい」と言って広島を出て行き、意外な形で復帰してからは大活躍、まさにチームを優勝に引っ張った存在になったと言えるでしょう。

若手選手も多くの試練を乗り越えて成長してきて、全員で掴んだ勝利となりましたが、それを象徴するような場面がこの日もありました。
2点差の7回に登板した今村は、2アウト1塁のホームランが出れば同点となる場面で相対したのは長野。かつて危険球によって退場になってしまったこともあり、その後も復帰までは時間がかかったことがありました。あれから時間が経ったことはありますが、乗り越えないと勝てない試練だったように思えます。
同じく9回の中崎も、先頭打者に代打として送られてきたのは片岡。こちらも以前登板したときに最初の打者として出てきて、危険球によってお互い退場になってしまった選手です。今村と同じく後日謝罪に向かったら快く許してくれた選手ですが、この大一番で真剣勝負になるとは思ってもみませんでした。結果としてこちらも乗り越えないといけない試練。そして二人とも見事に乗り越えました。

昨日は大竹が勝ったことによって今日まで優勝の決定が順延となりましたが、その大竹の人的補償で広島に来た一岡、そして新井がFAしたときに同じく補償で来た赤松も、ともにチームになくてはならない存在として活躍しました。新井に至っては広島に戻ってきて同じチームでプレーすることになったわけで、そういう意味でも「誰一人欠いても成し得なかった優勝」というものを見事に達成したと思います。

優勝が決定したところでバッテリーに中崎と石原のところに選手がどんどん集まってきてましたが、ジャクソンをはじめとして勢いよく来すぎて中の選手が潰されかねない勢いになっていたのは面白かったですw

選手達が緒方監督を囲んでの胴上げは、今回チームが達成した7度目の優勝にちなんで7回。その輪の中で、号泣して抱き合う黒田と新井の姿は見ていて感動的でした。
その後、黒田も胴上げ、さらに新井も胴上げすることに。新井の場合は最初に断ったものの、選手が呼び続けたことで実現したようです。しかもその新井を招いた選手が赤松だったということがさらに響くものがあります。


優勝が決まったあとには緒方監督のインタビューがありました。緒方監督は「アツい男」という評価がよく聞かれたものの、特に今年はコメントを見ても冷静というか抑えているというか、静かな印象が強かったです。それがこの日は本当にアツかったです。
去年は采配が上手くなくてここでも何回文句を書いたかわからないくらいですが、今年になってから本当に采配が上手くなったと思います。今シーズンが始まる前にも「戦力はかなり整っているが、一番心配なのは監督の采配」と言われていたくらいですが、高コーチを作戦面含めたヘッドコーチに起用、前西武の河田コーチを守備走塁担当で呼び、石井琢朗コーチに打撃面を担当させ、それに東出コーチ、迎コーチ補佐を加えたことでチーム全体として一貫した攻撃を行える陣容にしたことも大きかったはずで、選手起用、作戦面、チームに関するコメントなど、去年とは別人に思えるくらい大きく成長したと思います。だからこそ成し遂げられた優勝なのは言うまでもありません。本当に誰が欠けても届かなかったものだと思います。


その後は緒方監督に黒田、新井、丸、菊池と並んでの共同記者会見が行われ、終わってからはいよいよビールかけが始まりました。
25年ぶりということもあって勝手がわからない選手も多かったみたいですが、水鉄砲を持参した菊池にジョンソン、金髪の三つ編みのカツラを被った松山、全身青いタイツで身を包んだ選手や天使のコスプレをした選手など、仮装行列みたいになってましたw
最初に開始の音頭を選手会長の小窪が取るところだったはずが、選手はそれを聞かずに話している小窪に向けてビールをかけ始める始末w 号令をかけてからは本格化しました。

監督に加えて多くの選手がカメラの前でインタビューを受けていましたが、そんな選手に向かってビールかけにくる選手が多いこと多いことw ある意味普通のノリなんですが、監督も誰もかもお構いなしで実に楽しんでいました。
途中で黒田が水中メガネを外してインタビューしてたときに後ろからビールをかけられて「目に入った!痛い!誰やかけたの!!」って大声を出したところ、犯人は緒方監督で、思わず「あ、すみません」って謝ってたのは笑いましたw
監督のインタビューの間に選手もかけてきましたが、選手のインタビュー中に監督がかけるところがまたチームのまとまりを表していたように思えます。

緒方監督もチームの主軸として長年カープを引っ張ってきましたが、それでも前回に優勝したときはまだ控えの若手選手だったこともあって、今回の優勝は格別だったようです。ビールかけられたところで「これが優勝の味というものですか」と答えていたのは感慨深いものがありました。
黒田にしても新井にしても、一番成し遂げたかった広島での優勝、しかも新井に至っては阪神に移籍後も優勝経験が一度もなかった(CS勝ち抜いての日本シリーズ出場はあったものの怪我でほとんど出番がなかった)こともあって、本当に嬉しそうでした。何よりも広島をFAで出たときは、こんな瞬間がやってくるとは考えもしなかったはずです。数多くの奇跡が重なり合っての歓喜の瞬間ということで、本当に凄いものを見た気がします。


今回のビールかけには3000本のビールが用意されていましたが、それも20分弱で使い切る形になりました。どの選手も「もう終わり?」「もっとやりたい!」という意見だったそうですが、締めの音頭を取った會澤が「今年のうちにあと2回、達成しましょう!」と声を上げたときは大歓声が上がっていました。どの選手も格別ということで、再びこの歓喜の瞬間を見せてくれることを祈りたいと思います。

最後に黒田にマイクを譲っての一本締めとなりましたが、そのときに「あと2回とは言わず、松山のお家で自前で持ちこんでやりましょう」と言ったのは笑わせてもらいましたw 「友達も1人あたり3人まではOK」というルールまで決めてw これは年末の特番とかでやってくれるんでしょうか?w



ともあれ、言いようのない感動と興奮の中で、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
明日もまた試合がありますが、今後もさらに上に向けて戦い続けられるように祈ってます。
まずは今年のカープの皆さん、カープファンの皆さん、優勝おめでとうございます!今日はゆっくり休んで、明日からまた次の歓喜に向けて走り出せるよう、頑張っていきましょう!素晴らしい感動をありがとうございました。



では今回はこのへんで。
京都じゃなくて東京ですよ>挨拶

グランプリ京都が盛り上がっているみたいですが、こっちは違う方で盛り上がってます。むしろ何やっていいかわからないくらいの気分になってますw

今年のカープのマジックが点灯してから、あれよあれよという間に減っていき、一昨日の時点でマジック1にまで減ってました。
そして昨日のカープの移動日に巨人が負ければ優勝が決まるというところで、巨人の先発は広島から移籍した大竹。色々な意味でドラマになってます。
結局巨人が勝ったために移動日優勝はならなかったんですが、おかげで今日からの巨人との2連戦以降、カープはずっと試合がある状況、つまり1つ勝ったら優勝が決められるようになっています。ある意味大竹がバトンを繋いでくれた形になったわけです。


そうやって迎えた今日の試合の先発は黒田。一昨年帰ってきてくれたときはそれだけで広島の街が大盛り上がりだったわけですが、今の熱気はその当時と比べるとどうでしょう。既にいろいろ盛り上がり方が凄いことになってますが、それも黒田が帰ってきてからずっと続いているように思えます。
その少し前に新井が復帰を決めたときはそこまで盛り上がってなかったですが、彼はキャンプから自力で居場所を掴みとり、今では野手陣の中で最も声援を受ける存在になっています。戻ってきたときはいろいろ言われていましたが、今はもう誰もが喜んで迎え入れている、どころか完全に広島の中心に立っていると言っても過言ではないくらいの存在になってます。

今年は特定の誰かだけでなく全員が大活躍しての躍進劇となってます。果たしてそのフィナーレはどのような形になるのでしょうか。


マジックついてからあまり書いてなかったので急いで書いてみた感じです。
決めたあとは、ゆっくりいろいろ書いていきたいと思います。


とりあえず今回はこのへんで。
早く帰れてよかったw>挨拶

今日は都合によりいつもより早く帰れたおかげで、久しぶりに序盤から野球見られて助かりました。こういう日くらいいいよねw


というわけで久しぶりの野球話です。

昨日からの巨人との3連戦のうち、どこか1つで勝つか引き分けるかでいよいよマジックが点灯するところまできたカープ。結論からいうと今日、勝利してついにマジック20が点灯しました!!

・・・さすがにこういう日は書くよねw


今日の試合は福井と菅野の先発。今年は菅野には抑えられてはいるものの何かの形で点取って勝つことが結構あって、「勝ちに不思議の勝ちあり」という言葉をよく思い出します。
対する福井も巨人には相性がいいのかかなり抑えてることで、前にこの2人が当たった試合は福井が勝ってました。


今日の試合は昨日に続いて点が入る気配がない序盤から、4回裏にランナー3塁から巨人の阿部のホームランで2点先制。さらにギャレットもホームランになりそうな当たりがあったもののフェンスギリギリで失速し、丸がフェンスにぶつかりながらジャンプして捕球するファインプレイがありました。
すると5回表には広島の安部がソロホームランで1点差に詰め寄ることに。実は0-0のときにラジオ聴いてて、ファンからの「あべ選手のホームランが見たい」というメールが読まれてたんですが、どっちのファンかわからないでいましたw これならどっち側でも願いは叶ったというものでしょうw

5回裏の2アウトで、菅野の打球が福井の右膝に当たるアクシデントが発生しました。このとき福井は自力で動けず、コーチ達に肩を借りてベンチ裏まで下がっていく事態に。ピッチャーの軸足の膝ですから、これは続投どころか長期離脱まであるかと思ってたところ、治療を終えた福井が戻ってきて続投。これは本当に安心しました。この試合だけでなくまだシーズンは続くわけですし、ただでさえ戸田、岡田と先発投手が怪我で離脱しているもので。

6回表はその福井からの打順で、大事を取るならここで代打が出ても当然というところでしたが、福井はそのまま打席へ。これは続投も意味することなのでファンからも歓声が上がってましたが、その福井が右中間を破る二塁打を放ったものだからスタンドは一気にヒートアップ。続く「菅野キラー」の田中もほぼ同じコースへの二塁打を放って同点。さらに丸の高く跳ねた打球がファースト阿部の頭を越えて二塁打になり勝ち越し、松山が三遊間を破って4点目、その後のキャッチャーからの牽制球が逸れて松山が二塁に進むと鈴木誠也が三塁線を破る二塁打で加点と、まさかのこの回4得点でした。

菅野は序盤から飛ばしてきたためにここにきて疲れが見えてきていたという話もありますが、何よりも打球が当たった福井が執念と気迫で二塁打を放った(当然痛い足でも思い切り走った)ことがナインに火をつけたことが大きかったと思います。昨日の負けのときの緒方監督はサヨナラホームランの脇谷の集中力を誉めていましたが、ここでのカープナインの集中力は半端ないものになっていたように見えました。

松山のときは引っ張る打球が多いから野手陣がライト寄りに守ってたら、狙い澄ましたように流し打ちで隙間を破ったバッティングは見事でした。何よりも昨日の「あと一本が出なくて負けた」試合において欠けていたようにも見えた「つなぐ意識」を全員がこれ以上ないほど前面に押し出していたのがよかったです。こういう攻撃で今年は勝ってきたんです。


7回からは今村、ジャクソン、中崎の現時点での抑えパターンが登場。8回には菊池、丸が連続ホームランで突き離し、これ以上ない援護でした。
ただこれで今年また中崎のセーブ機会が消えることにw 勝つときに4点差以上のことが多いから地味にセーブ数が伸びてないのが今年の嬉しい悩みのひとつでもあります。


ともあれ今日の試合は、今年勝てているカープの象徴とも言える試合でした。「攻守の野手陣をバックに先発が踏ん張る」「繋ぐ意識で打者陣が点を取る」「田中、菊池、丸の1~3番が核になる打線」「7回以降のリリーフ陣の安定」どれが欠けても今年はここまで来れなかったものです。

正直言って、これ書いてるオレ自身が「体感」としてのマジックとか優勝というものを知らないもので(前回優勝時点では見れる環境にいなかった、それ以前は野球を知らなかった)、まだ実感としては薄いものはあります。ただこれまでずっと応援してきて、いつも憧れていたものなだけに、現時点での喜びは非常に大きいです。
まだまだ一筋縄ではいかないシーズンだとは思いますが、今後も応援し続けていきます。


さて、それはおいといて、「福井と菅野の勝負」というと、毎回思い出すことがあります。
それは、福井が大学4年、菅野が大学3年のときの2010年秋の神宮の大学選手権の決勝戦です。

この年は早稲田大学が斎藤佑樹、大石達也、福井優也の3人を柱とした年で、対する東海大も3年生エースの菅野が「この年にドラフト指名されても1位競合が確実」と言われていたこともあり、とても注目されていた試合です。

前の試合で早稲田は先発エース格の斎藤が長い回を投げていたこともあり、この試合の先発は福井でした。

このときは福井と菅野がともに前評判通りの素晴らしいピッチングを見せていて、東海大が1点をリードした6回に早稲田は福井に代打を送ってからの攻めで2点を取り逆転、その後は大石が2回を抑え、最後は斎藤が1イニングを締めて早稲田が優勝した試合になりました。

福井と菅野が先発したときはともに好投手であり互いの相手打線とも相性がいいことで僅差の試合になるんですが、少なくとも今年は広島が勝ち越して終わる試合が多いように思います。そしてそのたびにこの試合を思い出してしまいます。やはり「何か」があるのかもしれません。

なおこの試合を見返してみると、東海大はカープの田中、ロッテの伊志嶺、早稲田側は広島の土生、中日の杉山と、現時点でプロになっている選手がかなり多く見られました。レベルの高い試合だと思いましたが、レベルの高い選手が揃ってもいたんですね。


明日は田口と九里の先発が予告されてます。今年の田口にはかなり抑えられているカープ打線ですが、これまで見ていると田口が主に右打者の外角に入ってくるスライダー、カーブ系の変化球がことごとくストライクになっているので、ここをどう対処するかがポイントになってきそうな気がします。右打者には有効だけど左打者には投げにくいのか、対田口の対戦打率は右打者よりも左打者の方が高くなってます。ここを重視して左打者を並べる手はありだと思いますが、右打者を多く起用する場合は、外角の球をいかに逆方向に打っていくかが鍵になりそうです。
これまでずっと抑えられていたので、今後のことを考えてもそろそろ攻略の糸口は見つけてもらいたいところです。


さて、次に野球のこと書くのはいつになるだろうw 元気なときは頑張れるかもしれませんw


では今回はこのへんで。
危うく忘れるところだった>挨拶

いっそのこともう忘れたいくらいだけどw


今日は川崎のPWC行ってきました。シールドなのでまだカード到着してない勢いには嬉しいところ。ただ人数128人までと書かれてたのでビビってましたがw

そんなこんなで今回から競技レベルでの新しい方式のシールドになってました。
開封したパックを自分で使うこと、対面にいる方がパートナーの形になって開封するときに枚数などをチェックしてもらう、総枚数はお互い相手のものを記入する、その後戻ってきたもので構築する、という形でした。
たぶん当たりのプール引いたらその場でドロップする人が多いから変わったんでしょうねぇ。前までのとは違うので覚えておいて損はないかも。


で、引いたパックがとんでもなく辛かったですw
なんとか思いつく限りの方向で組んではみたものの、相手のデッキに「爆弾」と言えるような強いカードが入ってなくても「普通レベルの強いカード」出されたらその時点で詰むくらいのレベルでしたw 強いカードが見られないだけならともかく、各色に除去が1枚あるかないかってのはさすがに無理ゲーw

結果は0-3でドロップでした。ここまで勝てる未来が見えないリミテッドは初めてかもしれませんw


早めに撤収したおかげでお店回ったあとの野球に間に合ったのは助かりました。
今日は黒田さんが日米通算200勝が掛る試合だっただけに、最初から見られたのはよかったです。

打線がいきなりルナの3ランホームランで先制すると、その後は菊池を置いて丸の三塁打、新井、誠也、石原のタイムリーで7-0とし、黒田も7回を無失点と、見事なピッチングでした。スイッチした今村、一岡も意地で0点に抑えて見事な完封リレーになりました。

今日は打つだけでなく守りでもルナが大活躍でした。昨日は3安打に2盗塁で足を生かしてましたが、ここにきて今年の前半に出てた頃よりも守備が上手くなってるような印象すらあります。ここ最近エラーらしいエラー全然見てないですし。広島の天然芝のグラウンドに慣れてきたんですかね。

黒田も今日はピンチで相手のミスに助けられたとはいえ、ツーシームのキレが凄まじかったです。スライダーも端から見てると「なんであんなにボールゾーンにいってるのに振っちゃうんだろう」って思うくらいでしたが、それだけキレが良かったということなんだと思います。

試合終わってからのセレモニー、記者会見まで放送してくれたのでいろいろ楽しむことができました。新井さんが2000本安打を達成したときには黒田さんを含めた選手達がデザインした「まさか、あのアライさんが」Tシャツを着てましたけど、今回は逆に「まさか、あの黒田さんが」Tシャツがこっそり製作されてたようで、セレモニーで初めてのお披露目だったみたいです。
新井さんのときは練習のときに新井さんだけ知らされないで他の全員が着てて本人が爆笑してたって話でしたけど、黒田さんはここまで隠すかというw 裏面には新人の頃に二軍で1イニング10失点してたことをイジった内容がありましたが、セレモニー後の集合写真で最初は全員が正面を向いて「耐雪梅花麗」の文字の描かれた部分がしっかり写ってたものの、その後は全員が裏側をあえて写すというネタパートにw 何よりも緒方監督がノリノリの笑顔だったのが面白かったですw

やっぱり普通だったらこれだけ活躍したレジェンド級の選手ですらイジられるということで、どれだけ今のチームの雰囲気がいいのかが伝わってきます。何よりも新井さんがイジられる形でチームが盛り上がってることがあるので、いろいろな意味で「チーム一丸」になってるように思います。相変わらず面白い画像提供してくれてますしw

明日は本来は戸田が先発予定だったところ、アクシデントで左手首を痛めてしまったようで、中村恭平が先発になりました。この前は大瀬良が打たれたことで今度の木曜には福井が上がってくると予想されますが、今年は地味に離脱者が結構出てるもののそのたびに控えてる選手が上がってきているので、今回は誰がその役になれるのかが楽しみだったりしてます。
ここから先がどうなるのか、まだまだ見ていきたいと思います。


明日はモダンのPPTQありますけど、現時点でうまくいってる自信がないのでスルーな予感です。本当に何を用意すればいいのかわからないw
本当なら練習まで含めて出る方がいいんでしょうけど、固まってない時点で出ても改良点が見えそうにないのが困りものです。この時間のせいで明日起きられる気がしないしw


では今回はこのへんで。
月は出ているか>挨拶

今日、4月5日は機動新世紀ガンダムXの第一話が放送された日だったそうで。ちょうど記念すべき年数が経ったそうですけど、思い返すのがイヤだからあえて書かないでおきますw 感覚としては「ちょっと前に見た面白い作品」ですからw ホントあれなんで途中で打ち切りとかなっちゃったんでしょうかねぇ・・・。


今日は朝から調子悪くてキツかったうえに帰り道で持ってった傘壊してと散々な感じの一日だったんですけど、帰ってから野球見てたらとんでもない試合になってました。

試合は2回にバレンティンのホームランで先制されて、カープ打線は4回までノーヒットだったんですけど、5回表の2アウト2塁から畠山がレフト前にヒットを放ち、エルドレッドからの返球でホームでのクロスプレーになった(って表現いまだに使っていいのかな?コリジョンルール入ったからブロックはできなくなったけど。一応タイミングのきわどい状態でランナーとボール持った野手との競争になったということで)結果アウト、ビデオ判定でも覆らずということで、この時点で1-0のままでした。
で、裏の回にエルドレッド、新井、今日復帰の鈴木誠也の3連打で満塁から會澤がまさかの逆転満塁ホームラン。次の回も表に1点返されたあとは裏に丸のソロホームラン、新井のスリーランホームラン、菊池のタイムリーで6点を追加と、「さっきまでの緊迫した1-0の投手戦はなんだったのか」という試合になりました。

もちろんこっちとしては完全にお祭りになってたんですけど、先発の野村から代わったリリーフも失点を重ねてたのは気になります。野手も取り返したんですけど、やっぱりヤクルト打線って今日はバレンティンが復調していたように見えたので、最多安打の坂口、首位打者の川端、ホームラン王の山田、打点王の畠山、タイトルはないけどいつ取ってもおかしくない好打者の雄平、ホームランの日本記録作ったバレンティンと、去年よりも恐ろしい打線になってるような気がしました。今は大引が抜けてますけど去年まで固定できなかった「1番センター」に坂口が完全にハマってるので、攻撃力は相当なものだと思います。今年は結構打たれる方で困ってるみたいですけど。

広島側も7回からは先週打たれたオスカル、中田、今村と登板しましたけど、中田は1人を抑えただけだったもののオスカルと今村は失点と、今後にも不安が残りました。オスカルはいまだにフォアボールがないそうですけど、逆にストライクゾーンの球を待たれると球の威力だけでは抑えられるほどではないということで、ここにきて課題が出てきたように思えます。制球はいいし球種も豊富なので、少しボールゾーンに外れる球などを使っての組み立てができるようになればまた活躍できそうです。それまでどのくらいかかるかが気になるところですが。

ただ9回に登板した永川は見事でした。リードは少し気になったものの、悪いときのようにストライクが入らなかったり甘いところにすぐ入ったりということはなく、ストレートも145キロ前後の威力がありました。まだ今日が今期初登板ですけど、こんな感じのピッチングが安定してできるなら今後は永川に7回を任せるのはありなんじゃないかと思えました。8回以降はほぼなんとかなりそうなので、7回を投げられる候補が出てきたのは大きいです。
他の3人はどうしましょう・・・やっぱりあまり試合に影響のないところで調整登板を重ねさせることになるのか。中田はイニングの頭から投げた場面がないので、どこかで試してみてもらいたいです。

ともあれ、今年はヒットや出塁は結構多いのに点に繋がらない試合が多く、またホームランになりそうで途中で失速することも多かったため、今日吹っ切れて今後もっと打てるようになってくれることを期待したいです。

しかし新井は4安打で2000本安打まで残り14本ですか・・・。本来「調子が良ければ今月中に達成しそう」というくらいでしたけど、あまりペース早いと来週にも達成する可能性がありそうな気がしてきましたw 本当は再来週の週末カードがマツダスタジアムでの阪神戦なので、そのカードで金本監督の前で決めてくれたら色々と絵になりそうだとは思ってますが、さて。チームとしては早く達成できるくらい打ってくれる方が助かりはするんですがw


しかしルナは今日もエラーが2つで、片方は点に繋がりましたか。打つ方はだんだん調子は上がってきてますけど足の張りが結構あるということなので、ともすれば休ませることも必要かもしれません。こういうときに代役スタメンで考えるならやっぱり二軍で打ってる堂林になるのかな・・・今は二軍で熟成させるかどうかが悩ましいところです。打球は強いけど角度がつかなくてホームランにならないケースが多いみたいなので、そこでもうひとつ何かを掴むのを待つことになるかもしれません。

今回は2連戦なので明日まで。どうせなら金曜が空く方が日程としては助かったんだけどなぁw 致し方なしです。


では今回はこのへんで。
ちょっと方針を変えよう>挨拶

なんか前までみたいに1日の1試合をいろいろ説明書くのが面倒になってきたので、なんとなく「ここ最近の傾向」とかの「1試合に限らない視点」で野球話書いてこうかなって思うようになりました。正直詳細書いても試合見てた人は知ってるだろうしスコア追ってる人もだいたいわかってるしそもそも興味ない人には長いだけで読むのダルいだけな気がしてきたものでw


今日はプレリ行ったりはしませんでした。構築ならどこか探して行こうと思うんですけど、リミテだと引いたプールに左右されるのが苦手なもので。ていうか昨日結構いいパック引けてたから今日行ったら既に運気が空になってる未来しか見えませんでしたw

今度の週末までにデッキ作らなきゃいけないんですけど、なかなか難しくて困ってます。一応代替案の1つは試してみたらそこそこ回ったので、本命が出来上がらなかったらこっちで出るかもしれません。


今日の野球は延長12回に1点勝ち越されて負けになりました。見てたら福井がホームラン2本打たれたものの守備の助けもあってなんとか粘ってたんですが、組んでた會澤のリードが「ピンチになったら強力な磁石でも置かれたかのように外角低めから全く動かない」というもので、最後は完全に外角を狙われた印象でした。送りバントの送球ミスから2アウト満塁までいったクルーズ相手のときはあまりに外角低めしか投げさせないために最後にど真ん中にすっぽ抜けたスライダーを打者のクルーズが慌てて振って三振とか完全にギャグにしか思えませんでしたw


ともあれ、ここ最近は同じような負け方が続いてて困ってます。
というのも、「リードしてる試合を逆転されたあとに反撃ができない」という内容のものです。同じく「リリーフ陣が打たれて勝ち越される」ことも重なってくるんですけど、これだと先発が投げ切るしか勝ちパターンに持ち込めないという実に厳しいものになってしまいます。

ここ数年、特に2,3年で見ると、野手については「レギュラーと控えの選手の間に差が少なくなってきた」という現象が見られました。それだけ選手が成長してきたんですけど、今年開幕してからは若手メンバーが中心になってるせいか、「スタメンから選手が交替したあとに出てきた選手が全然打ててない」ということが実に目につきます。確かにオープン戦ではよく打ってた選手もいたんですけど、公式戦になるとサッパリというか、「オープン戦とペナントレースは別物」というのが悪い意味で出てきています。
今日なんかも見られたんですが、「ヒットを打ちたくてボールになるような球にも手を出してしまう」ことが、控え、特に若手にあまりに多く見受けられます。レギュラーで出てる選手は去年までが信じられないくらいに実によく難しい球を見逃して粘れるようになってきてるんですけど、その選手が引っ込んだ後が実に淡泊になっていて、それが敗因に直結しているように思えます。「あと1点取ればいい」という状態で「1点を取る方法ができてない」というとわかりやすいかもしれません。

今日の試合が終わってから、ここまでノーヒットの野間の二軍降格が決まりました。代走や守備固めには重宝したんですが、打つ方が全然ダメなのは本当に気になりました。
ここを二軍で鍛え直すという意味ではいいんですが、かわりに上がってくるのが怪我から戻ってきた鈴木誠也ということで。誠也が帰ってくること自体は喜ばしいんですが、本来なら代走守備要員の野間を下げることを考えると、他にここを担える選手が必要だと思えています。わかりやすく言うと赤松です。やっぱり「終盤に出塁したら機動力で点に繋がる選手」は必要だと思うのですが、誠也はその役割よりも打撃面での貢献の方が期待される選手だと思っているので。

これまで見ていると、控え組でオープン戦でも打っていた安部、下水流、西川といったあたりがペナントレースに入ってからほぼ打てていません。打席を見たら「ボールになる変化球に手を出している」ことが実に気になります。特に下水流はパワーもあるしスイングも綺麗なのにボールを捉えきれてないという実に惜しいことになってます。期待したいんですけど現状だと難しそうなのが実にもどかしいです。

今のレギュラー陣では、4番からのルナ、エルドレッド、新井あたりは終盤になったら代走や守備固めを送られたりすることが多いんですが、最近の延長になってる試合は結局そういう打順にチャンスで回ってきて、控えの選手が打てないために点が取れないパターンになってます。もちろん足に怪我があった選手なので休養も考えたいところではあるんですが、「もし交替させずに最初のメンバーが出続けていたら、ここで勝てたんじゃないか」と思えることがあまりに多いもので。こういうあたりも采配は考え物です。もっとも今日の場合はヒットで出た新井に代走で送った野間が俊足を飛ばして會澤のヒットでホームインしたわけですが、このあたりを含めても「終盤の攻撃力の低下」の対策は考えたいところだと思います。

二軍を見ると、復帰した鈴木誠也はホームランも打ってて打撃も悪くないそうですが、他に二軍で4番で出続けている堂林も好調です。さっき計算したら打率が3割6分7厘と、未確認ですが二軍でトップの成績を残しています。彼の場合は三塁に加えて一塁も守れますが、一軍でサード守ってるルナやその守備固めで使われてる西川もなんとなくサード守備で不安が見えるので、そういう意味では「終盤の守備固めおよび攻撃力低下を防ぐ役割」として堂林を一軍に呼ぶのもありなんじゃないかと思えてはいます。足も速いですし、今は昔と違って守備も相当上手になってますから。
ただ堂林の場合は「打撃フォームを固めて打席数を立たせること」を目的に二軍に送っているため、今上げるのが得策かどうかというと難しい話になってきています。今の状態を維持して長打も増えてくれば、それこそルナや他の選手の状態が落ちてきたときに代わりにスタメンで出続けることも可能になってきますし。
現状のルナは数字面ではやや低めなものの、チーム内の役割としてはかなりいい働きを見せているように思えるもので、「堂林を今上げるか、それとももっと後まで熟成させるか」という、難しい選択になっているように思えます。

ただそれでも、二軍にいるベテラン勢はどうなっているのかというのは気になります。それこそ打撃面で内野に不安があるなら梵、外野なら広瀬とこれまで結果を残してきた選手もいるのに、二軍戦では若手育成がメインなために出番が少なくて、一軍を目指すとした場合にちゃんと調整できてるのかは気になるところです。チームの方針がどうなってるのかはわからないですし、若手の育成も当然大事なことではあるんですが、若手が多くて勝ててない一軍に、実績と実力では上回るベテランをベンチ要員としても置けていない現状はちょっと気になるところではあります。もちろん本調子でないなら上げる必要はないですが、出番が少なすぎて上げるための準備ができないようならさすがにそれはどうなのかと。若手が伸びてくるのは喜ばしいことですが、必要なことも意識してもらいたいです。


とりあえずリリーフ陣もだんだん危なくなってきていますが、これは首脳陣が「そこそこの点差のときに投手を起用する勇気があるか」という点が結構大きいことになってきそうです。最近は7回に使いたかったオスカル、今村、中田がそれぞれ打たれて負けたこともあり、8,9回を任せるジャクソンと中崎しか首脳陣が頼れてない形になってますが、それこそ「回の頭から1イニング」だけならこの2人以外でも抑えることは可能なはずです。人数は限られてますし、二軍の投手に頼ってばかりもいられないので、このあたりは折を見ながら少しずつ起用していくしかないように思えます。ここには「攻め」の考えが必要そうに思えました。


とりあえず今回の選手の入れ替えで、どのくらい入れ替わるかは気になります。結構思い切って複数人入れ替えていいとは思いますが、さて。



では今回はこのへんで。
桜が開花した。それはすなわち「開幕」を意味する>挨拶


今日放送があったRCCテレビのカープ開幕直前特番で聞いた言葉です。なんか凄く響きました。
こちらでオンデマンド配信やってるので見てます。3月31日までらしいので興味のおありの方はぜひご覧ください。

http://www.rcc-tv.jp/2016/0323carp/


今日は各球団で一軍登録選手が発表されました。明後日はいよいよペナントレース開幕というわけですが、「開幕シリーズはこのメンバーでいく」という話になってきました。
とりあえず他球団についてはそこまで詳しく調べたわけではないので的外れなことを書かないように、例によってカープの話しか書きませんw


今シーズンについては、全体的には戦力は揃ってるとは思うんですが、今の段階でいうと結構不安も多いです。
先発については大瀬良が肘の違和感で離脱し(診断は右肘の内側側副靭帯の部分損傷)出遅れてます。現在のところ練習も再開していて、順調にいけば5月には戻ってこれそうという話です。なのでそれまでは先発に少し不安があったりします。

先発は開幕投手のジョンソンから黒田、福井、野村、横山、岡田で回していくことになりそうです。ジョンソンは順調、福井は去年から更に進化しているように見えますが、黒田がオープン戦で終盤にかけてもやや不調気味、野村も最近のウエスタンリーグでは好投しているもののオープン戦では結構失点しているなど、実績組の4人もまだ万全とまではいっていません。ジョンソンと福井が軸になって、他の投手の調子が上がってくることを期待したいところです。黒田は試合を重ねていったら立て直せると思いますが、野村はいいときは完全に抑えられるけど崩れ始めたら修正が難しいという点もあります。ここ最近はピンチでも粘れるようになってきましたが、彼が主力でローテ回ってくれるとチームとしてはかなり助かりそうです。

ルーキーの2人について、横山は変化球は多彩でコントロールもいいものの軸になる直球に安定するかどうか、岡田は逆にストレートに威力はあるものの変化球、特に決め球にまだ乏しいという、対照的な課題があります。現時点の総合力では横山の方が上なので優先的に起用されそうです。

大瀬良が最初いないということで少し厳しいかとも思われますが、実は今年の日程を見ると、開幕2週目に6連戦があったあとは4月末までは週に5試合しかないスケジュールになっていて、実質先発は5人でも足りるという話になってます。そういう意味では意外と助かっているところがあると考えられます。
岡田は恐らく3カード目に先発することになるでしょうが、その後はともすれば6連戦になるまでは二軍に行って佐々岡コーチにいろいろ教わってくる方が得策かもしれません。やっぱり見ていると素材型なのは間違いないので、熟成する時間もあった方がよさそうではあります。

リリーフについては、今年は抑えの中崎が去年に続いて安定感があり、その前のセットアッパーはジャクソンが結果を残し続けているため、最後の2イニングは安心して任せられそうです。7回までの投手について、今のところ中田、今村がそこそこ抑えられていて、何よりも新人のオスカルが好投を続けています。彼らで回していけばリリーフ陣も期待できそうです。もちろんシーズン通して考えるといずれ波は起こってくるものですが、それまでの間に無理使いしないようにすれば乗り切れると思います。一岡が三軍に行っててまた肩の調子が良くないという話もありますが、彼が今年投げられるかどうかも気になるところです。


そして打線について。去年のメンバーでは「サードとライトが固まらない」という弱点が残っていたところ、今年はサードとしてルナを獲得、さらに外野陣によるライト争奪戦もかなり激しくなっていましたが、ここにきて全員揃って不調のためにメンバーを決めあぐねるという実に困った事態になってきました。
サードについてはさすがに実績のあるルナはしばらく使い続けると思いますが、こちらも新人の西川が打撃に守備にいい結果を出していますし、さらに安部もよく打っている、二軍では堂林も育成しているということもあり、ルナの不振があまり続くようなら切り替える選択肢も出てきそうです。
外野については筆頭候補だった鈴木誠也が怪我で離脱したのが痛かったです。そして打撃面では一番リードしていたと思われた松山が全然打ててなく、2月下旬には好調だった天谷も3月の途中から当たりが止まり、数字では野間がリードしているものの内容は当たり損ないの打球が内野安打になっている、と、いまひとつ決め手に欠けます。今年一軍に残った下水流も長打は見せていますが、確実性ということを考えるとオープン戦で打率が2割切っているので、結構判断が難しいです。やっぱり長打力は魅力だし、一軍の投手に慣れていったら結果は出せそうなので、今の状態だったら下水流スタメンでいいんじゃないかと思ったりはするんですが、他のメンバー見ていると田中と丸以外が全員右打者なためにライトには左打者を置きたいかな、とも思ったりします。それにしても下水流だけ右打ちで残りは全員左打ちって・・・w 誠也は右ですけど、結局のところは「誰が打てるか」次第になりそうです。
本音を言うと西川がライト守れるなら決定なんですけど、もともと二遊間の選手なうえにサードにも挑戦しているので、これ以上のポジションは難しそうです。オープン戦の打撃を見ていると内容はかなりいいのでぜひ実戦でも見たいところではあるんですが。もし田中あたりが不調になったらかわりに起用してもよさそうに思えました。


今年は田中、菊池、丸の1~3番で始まることになりそうですが、オープン戦の最後になって彼らが調子を上げてきたのは好材料です。丸はずっと好調でしたが、菊池が最後に打てるようになったのは大きいです。ルナが不調、エルドレッドも最初ホームランを連発していたものの最近ちょっと当たりが止まっているのが気になりますが、このあたりが最低限の犠牲フライででも点を取れるようになってくれれば、チームとしても助かるところです。本調子になってくればこれほど頼れる存在もないです。
続く6番は新井になりそうです。オープン戦の終盤にホームランを3本放つなど一気に調子を上げてきたようでしたが、日曜の試合で柳田の打球を右手親指に当てて下がるという、心配な状態になっていました。診断の結果は打撲で、昨日にはもう打撃練習を再開していましたが、これが尾を引かないことを祈るばかりです。去年はホームラン7本に終わったことで今年は長打を意識するということでしたが、もしルナ、エルドレッドがあまり調子が上がらないときに新井が好調になってきたら、4番か5番に昇格することも充分に考えられます。極端なことを言うとこの3人は調子次第でどんどん入れ替えていいと思ってます。

7番がライトの争いを制した選手になりそうですが、鈴木誠也はこの金曜から二軍戦で復帰するそうで、そこの内容次第ではすぐ上がってくるかもしれません。もし7番まで「打てる選手」が揃ったなら、打線はかなり強力になりそうです。

8番のキャッチャーは投手との相性で石原と會澤になりそうですが、石原が好調、會澤が打つ方があまり良くないので、今後はどうなるかが気になります。コリジョンルールの採用で「キャッチャーに警告が2回宣告されたら退場」ということもあってか3人目に磯村が登録されていますが、状態次第では彼が使われるかもしれません。會澤が打てるなら右の代打としても使えますし。

そんなわけで、一応ライトのレギュラー以外のメンバーは揃ったものの、まだ本調子ではない、というのが現状です。ただそれでも一応困るほどではないとは思います。シーズン始まってから何かを掴む選手も出てきますし、何しろ若手が多いので、いつそんなことが起こるかも楽しみです。


うーん、なんかまとまってないw
とりあえず離脱組も含めてメンバーが全員揃ってからが勝負になりそうです。それまでにいい形を作れるようになれば。


では今回はこのへんで。
なんだこの眠さは>挨拶

昨日一昨日と試合あったから少し書こうと思ってたんですが、あまりに眠くてそのまま寝てました。昨日なんか途中で1回意識飛んでて戻ってからも眠すぎて改めて寝たくらいですし。そして朝になっても眠気が残るという・・・丸一日寝るくらいしないとダメなんですかねw


そんなわけで最近、特に昨日がメインの野球話になります。

一昨日は先発の野村が初回に2失点のあとは5回まで抑えてなんとか試合は作ったんですが、打線が1点止まりで負け。途中で盗塁や牽制でのアウトが4つあったのが響いた恰好です。もしあれ生き残ってたらその後のヒットで2点くらい取れてたという残念な話です。まだオープン戦ですけど「結果論」で片付けてはいけないと思いました。

続いて昨日は1点取ったあと同点になり、7回に代打のエルドレッドのホームランから得点を重ねて4-2で勝ち。先発したドラフト1位の岡田は3回を1安打1死球のみの39球で無失点。続いて投げたドラフト2位の横山は代わり端の先頭打者平田にソロホームランを打たれたものの、その後は抑えて4回を4安打1失点。二人とも先発ローテの候補に挙がってましたが、ピッチングでは結果を残せたと思います。今後は2人を分けてもっと長いイニングで先発調整になりそうです。

気になったのは打順、特に菊池です。
一昨日は1番を打っていたものの1四球のみで交替。それが昨日は1番に野間を置いて2番を打っていたら2安打と好結果になっていました。
単純に日によって違うだけの話とも言えますけど、昨日については4打席中3打席で前の野間が出塁していて、2安打はどちらも右打ちによるものでした。バントはなかったんですけど、やっぱり菊池は「前にランナーがいるときに、相乗効果になる打ち方をするといい結果を残す」イメージ通りになりました。小技ができるので前のランナーと組み合わせて右打ち、エンドラン、バントなどいろいろできることが持ち味でもあるので、下手に先頭打者の「何でもできる」状態になるとフリースインガーになってポップフライが増えてしまう傾向が出てくると思うと、2番の方がよさそうに思えてきます。「制約があること」が効果的というか・・・うまく言えてる自信がありませんw

エルドレッドはオープン戦ではや3発、練習試合も含めると4本目だそうです。なんか「このペースでいくとシーズンで96本打つ」とかいう話も出てましたけど、これだけ打てるならもう外人争いとかいう話じゃないでしょう。新井の調子次第でレフトかファーストかはわかりませんが、中軸をしっかり担って貰いましょう。そうしないとこのチーム勝てないですw


明日からは西武とのオープン戦だそうで。放送局からすると明後日だけは見られるかもです。録画になるかなぁ・・・楽しみです。


明日は今シーズン最後のPWC行ってきます。東神奈川だからあのラーメン屋さんまた行きたいけど、お昼に時間あるかどうか・・・。


では今回はこのへんで。
たまには動かないのもいいな>挨拶


今日は朝からカープの練習試合見てたんですけど、その後結局出かけない一日になりました。最近ちょっと疲れ気味だったのと、昼間からだと「今から出たら花粉の凄い中に出ていくことになる」って思ったのとあったので、ちょうどよかったかもしれません。本当はどこ行くか考えてる最中に寝ちゃったんですけどw


今日の試合もジョンソンが先発し、打線が繋がって6-1で勝利。試合後には沖縄キャンプの打ち上げで小窪選手会長の音頭で一本締めをやってるところまで見ることができ、いいものが見られたと思います。


さて、今日の打線を見ていると「2016年型カープ打線」という言葉を記事でちらほら見かけたので、ちょっと考えてみたいと思います。

今年のカープは大方の予想通り新加入のルナが現時点でも大きな役割を果たしていることもあって、ポジションと打線が大方決まってきました。去年まではサードとライトだけが埋まってなくてそれ以外はほぼ決まってる感じでしたが、今年はサードにルナが入ると空きはライトだけということになってます。
ライトの候補としては打撃面その他で鈴木誠也がリードしているかと思われたところで怪我をして離脱、ここを松山、野間、天谷、土生など、外野手が総出で争っている状態です。堂林もサードの守備固めなどから出てきてますけどライトで出ていた時期もあり、打撃面でアピールできればここに割って入る可能性も高いです。

とりあえず現状ではライトは置いといて、残りのメンバーだけでもほぼ打線が組める状態になってきました。

今日の試合では1番から菊池、田中、丸、ルナ、エルドレッド、プライディ、新井、天谷、會澤と、DH制があるために候補を試せるオーダーになってます。
現状のところ1番から3番までをどうするか、外人をどうするか、ライトをどうするかという話になっているんですが、上位打線は丸が好調で3番を任せられる状態なので田中と菊池を順番も込みで模索しているところであり、外人選手については最後の方まで競争はさせるもののチームの方針からするとルナとエルドレッドの2人にするのが妥当という形になってきちて、ライトは前述のとおりの争いに誠也が復帰してきてどうなるか、という話になってます。

で、前にも書いた話との組み合わせになってきます。

去年の年末あたりに書いた話ですけど、今年の広島打線は「丸が3番を任せられる打撃状態になるなら1,2番に田中と菊池、4番以降はエルドレッド、ルナ、新井、ライト、キャッチャー」ということを述べました。逆に去年のように」丸に3番を任せられない状態だったら1番に丸を置いて3番からルナ、エルドレッド、新井、ライト、田中、キャッチャー」ということも書きました。ライトは争いを誰が勝ち抜くかで打順も少し変わってきそうですが、キャッチャーについてはピッチャーとの相性で石原と會澤の併用、ともすれば磯村やキャンプの序盤に打撃で猛アピールをしていたものの途中で怪我で離脱した船越も含めてやりくりすることになりそうです。

そしてこれを書いていたときの考えとして、「エルドレッドは4番に置くのが適している」「ルナには3番を任せられる」というものがありました。去年ルナは中日では4番を打っていたものの、タイプとしては4番よりも前後の打順の方がいいというドラゴンズファンの方の意見もたびたび目にしました。

それを受けて、今年のこの「3番丸、4番ルナ、5番エルドレッド」の打線です。
プライディもようやく当たりが出てきたところですが、エルドレッドは一昨年にホームラン王を獲った長打力は今年も健在、ルナに至っては器用に打ち分ける技術に加えて「ランナー三塁になったら簡単に犠牲フライで1点を取れる」という点も含めて、今年のチームには欠かせない選手になってきそうです。投手についてもリリーフを任せるジャクソンが3試合完全投球中、ジョンソンが先発の柱になると考えられているため、外人選手はこの4人で枠が埋まりそうです。プライディとヘーゲンズは誰かにアクシデントがあったときの出番になりそうです。

今年の打順はまだ模索中で、丸を1番に置く打順なども今後考えていくでしょうけど、今日の試合を見ていても新井はチャンスで回ってきたときにランナーを返す役割に長けているので、丸を3番に置く打順になるなら6番に新井を置いておくのが打線としても強そうです。

そうなると、「ルナとエルドレッドの打順はこのままなのか」という話になってきます。

もちろん今後試していくうえで変わってくることもあるでしょう。そして本来の「4番打者」というタイプでいくと、4番にエルドレッドを据える方がしっくりきます。

ただ、今年の今のところの「4番ルナ、5番エルドレッド」は結構ハマるんじゃないかという気もしてきました。
というのは、「丸、ルナという3番打者が2人並んで、4番のエルドレッドから続く打者がそれぞれ1つずつ後ろに下がっている」という考え方ができるからです。

もしかしたら「4番がホームランでランナーを返す」というのは既に古い考え方なのかもしれないですけど、少なくとも2年前は2番菊池、3番丸が作ったチャンスで4番のエルドレッドが得点を稼ぐという形ができていました。今年のエルドレッドも当然その役割は期待できるんですが、最近の試合を見ていると「丸、ルナの2人の3番打者で得点を挙げつつチャンスを広げ、エルドレッド、新井で返して大量点に繋げる」という攻撃もできそうな気がしてきたわけです。
やっぱり見ていると今年はルナが点に絡むシーンが既にかなりあります。そして確実性という意味ではエルドレッドよりも上のように思えます。ならば「3番までで作ったチャンスをモノにする」という意味で、ルナを先に置いておくのは理に適っているように思えます。

もちろんここから先がどうなるかはわかりませんが、監督にもこの意図があるなら、今後の打線も楽しみになってきます。
かつて2004年あたりに、各球団で「1~3番が活躍して得点を挙げる」という時期がありました。阪神は「今岡、赤星、金本」、中日は「荒木、井端、福留」で、この形を崩さないままシーズンを上位で終えました。対する広島も「緒方、嶋、ラロッカ」といういい形が作れていたのですが、嶋が首位打者を獲るほどの大活躍、ラロッカが40本塁打を放つ長打力を見せつけたこともあって、山本浩二監督が2番に一人(木村拓也か東出か)を挟んで3,4番に嶋、ラロッカを置く打線にしました。結局この1~3番の打線の繋がりが2番打者に分断される形となり、広島は失速していった記憶があります。もしあのまま打線の組み方を変えなければというのは今でも思います。

そうすると、「いい流れの打線が組める」ようになっていたなら、それを大事にすることは大きいことなのではないかと思います。去年のヤクルトが2番川端の攻撃的な打線を組んだらそこから山田、畠山と打撃三冠を獲った打者が3人並ぶ最強の打線を組み上げましたが、それだけ「いい流れの攻撃」ができていた、という話になります。少なくとも今のところは3番丸、4番ルナ、5番エルドレッドの流れはいい形になっているので、不具合が出てくるまでは続けてみてもいいんじゃないかと思いました。今日なんかルナから始まった回に4連打と犠牲フライで3点を挙げてますし、シーズンに入ったら2アウトから丸、ルナが出塁してエルドレッド、新井が返すという形も作れそうに思いました。


今日でキャンプは打ち上げ、開幕まではオープン戦でいろいろ試していくことになりますが、いい成果を挙げられるように願ってます。


では今回はこのへんで。
焦る必要はない>挨拶

突然の出来事だったりで、急に何を考えたらいいのかわからなくなるときがあります。大抵のときは「どうしたらいいか考えなきゃ」と思っても具体的に何をどう考えたらいいのかわからなくてずっと頭がグルグルしてるパターンになってたりするもので、どんどんドツボにハマっていくことになります。
そういうときは「まずは落ち着け」というところですけど、目の前にいなかったらそういうことを言えるわけでもないもので・・・。

オレからしたら、とりあえず言えることはこれだけ。
「好きなもの食べて」「体洗ってスッキリさせて」「思う存分寝て」「起きてからまた考える」こと。
少なくともテンパってるときよりは少しはまともに頭が働くはずです。

状況が変わって自分が変になってたら、「今すぐに元の形に戻ろう」としなくてもいい。時間をかけなければ解決できないものも世の中たくさんある。そういうものに当たったときは、まずは時間をかけてみて、ある程度戻ったらそこから少しずつ帰ってくるのでいいんじゃないかと思ってます。

見られてたなら、届いてることを祈りたい。
的外れだったらゴメンw



ここ最近のカープ関係の話ですけど、今年の対外試合で5連勝中という素晴らしい事態になってます。
今年については投手もあまり失点してないですけど、それ以上に打線が点取りまくってるのが凄いです。この5試合連続で2ケタ安打、得失点が38-5という、いつかの日本シリーズを思い出しそうになるスコアになってますw(ちなみに昨日現在では32-4という実に惜しいスコアでしたw)

去年の秋からとにかく打撃力をつけるようにと猛練習を課してきたチームですが、その成果で若手が振れてきていたり、怪我から治った菊池や去年の不振からの脱却を目指してフォーム改造中の丸が復調してきてたり、新加入のルナが必要なところで犠牲フライやタイムリーで確実に点を挙げてくれたり、あるいはエルドレッドが3試合連続ホームラン中と絶好調だったりで、得点力が凄いことになってます。まだ相手の投手も調整中ですけど、「シーズンにとっとけ」って言いたいくらいの打線の好調っぷりですw

そんな中、今日の試合では堂林が凄いホームランを放ちました。打球音がこれまで聞いた中でもかなり凄い音だったんですけど、何よりも本人が「これまで抱えていたものがこの一本でスッキリした。何かの手応えを掴んだ感じがある」というコメントを出していたのが非常に頼もしいです。
もともと身体能力も高くて、下手だった守備も猛練習で鍛え上げてきたことからも、彼は打てさえすればレギュラーはすぐ手が届く位置にある選手です。今年はサードにルナを獲ってきて、しかもキャンプから調子もいいためになかなかサード争いというものも激しくなってきていますが、堂林はファーストに加えてライトも守れることから、打てるならどこのポジションでも使ってもらいたいです。
今年は現時点でもいい打線になってきていますが、さらに強力にできる可能性を秘めているので、本当に楽しみです。


そして困ったことも起こってます。
外野のポジション争いを打棒で一歩リードしていた鈴木誠也と、開幕投手も狙うという先発候補の大瀬良が、ともに怪我で離脱ということになりました。
誠也は試合中に内野ゴロを打ったときに右足を痛めて、ハムストリングの筋挫傷ということで2週間の加療が必要とのことでした。開幕に間に合うかは微妙ですが、クセになるとよくない部分でもありますし、既にいい打ち方ができていたのは見られていたので、しっかり治して戻ってきてもらいたいです。今年はレギュラー争いが熾烈ですが、誠也が帰ってきてくれたらそれだけで解決する可能性も結構あると思ってます。まずは焦らずに、段階を踏んで戻ってきてもらいたいところです。

大瀬良については今日発表がありましたが、右ひじの側副靭帯の部分損傷ということで、こちらも安静加療2週間ということでした。場所が場所なだけに慎重にならざるを得ないところではありますが、ここの部分の怪我の割には軽い部類に当たると思いました。違和感が出たところですぐ対処したのがよかったのでしょう。
大瀬良の場合は去年のキツい使い方もあり、今年もトレーニングを重ねてきたもののフォームのバランスが合わなくて調整に苦労するなど、いろいろ大変なスタートでした。メジャーに渡ったマエケンの後を受けてチームを背負う立場になったことからもメンタル面でのプレッシャーも影響したと思いますが、まずはしっかり治して、周りに左右されることなく「自分らしいピッチング」ができるように戻ってきてもらいたいです。こうなったら焦る必要もないので、いけるタイミングで戻ってこられるよう、無理しないでもらいたいです。

大瀬良の場合は「今年マエケンがいれば・・・」と思ったりもしましたけど、もし仮にいたとしても来年はほぼ確実に移籍してた話ですし、下手すると黒田やジョンソンあたりの去就次第では本当に他に誰もいなくなる可能性もあったので、まだこの2人がいてくれる間でよかったと思ってます。能力からしたらもちろんエースを張ることのできる選手なので、今すぐではなくてもじっくり時間をかけてできるようになってもらいたいです。まずは一番基本の部分をしっかり、ということです。


自分では大したこと書いてるつもりはないのに結構な文字数になってました。不思議だw



明日はフライデーには行かない予定ですけど、週末はどこかでスタンやってると思います。さすがにブランクあまり開けたくないもので。


では今回はこのへんで。

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