データから考える:カープ現状打開のための一案
2009年4月27日 野球なんとなくマジックネタがないから今回は野球書きます。あっちはまた何か浮かんだら書きますw
とりあえず昨日の話になりますけど、ほんとギリギリ勝ちました。
篠田が好投していただけに負けたくなかったところですけど、喜田剛が見事なタイムリー打ってくれました。走った梵や粘った石井、守った赤松、廣瀬、石原もお見事でした。
ただこれでますます浮き彫りになった「得点力不足」。昨日も「チャンスは作るけど返す人がいない」状態は続いていました。
個人的な印象では、ここ最近は1回表に1アウト2塁で3番に回るか、2アウト2塁で4番に回るケースがかなり多いと思います。そこで、ちょっと調べてみたのですが・・・
(補足:野球では3割打てればけっこう打ってる部類です。2割7~8分ならそこそこ、2割5分以下だとあまり打ってない、3割5分以上ならかなり打ってる、という認識でオッケーです)
・天谷(最近主に3番):打率.235 得点圏打率.111
・栗原(4番。現在欠場中):打率.274 得点圏打率.261
・シーボル(代役4番、普段は5~6番):打率.272 得点圏打率.250
・嶋(5~6番):打率.186 得点圏打率.100
そりゃ点も入らんわ!!
なんかランナー2塁でクリンナップ以降が全然打たないと思ったら、案の定な数字になってたワケですねw
栗原については腰痛を再発してからも少し試合に出てたこともあって、本来ならもっと数字は残せるはずですが、他については・・・・・
得点圏打率だけ見たら3割打ってる石原がちょっと前まで3番を打ってたりもしましたけど、やっぱりキャッチャーということもあってか、下位打線に置いておいたほうが安定している感があります。
あまり多くの得点を期待できない今のカープの戦い方から考えると、先発が踏ん張り、好守も含めて失点を最小に抑え、少しの得点を挙げて逃げ切る、という戦い方が一番理にかなっていると思われます。
特に1番の東出の調子がよく、小技や走塁などの「少ないヒットで点につなげる技」はかなり徹底してきたため、前にもちょっと書いたように「ランナーをホームに還すためのシングルヒット」さえ出ればかなり楽に戦えるようになるはずです。
さらに言うと、上に書いたようにここ最近は1回に「1アウト2塁」か「2アウト2塁」の状態を作れる機会が多いので、この「2塁ランナーをホームに還すためのヒットを打てる人物」を3番か4番に配置できれば、それだけでチームの戦い方もいい方向に進むと思われます。
そういえば昨日のヒーローだった喜田剛、この前も決勝打を放ってお立ち台に立ってたな~、どのくらい打ってるんだろ?と思ってちょっと調べてみました。
・喜田剛:打率.238
得点圏打率.500
救世主みーっけ!!
いや~、本気でビックリしましたw まさかこんなに打ってるとは・・・。
ちなみに得点圏の内容ですが、ヒット以外は全部三振と、非常にわかりやすくなっておりますw
ここ最近スタメンではあまりいいとこがなかった彼。代打では意外と打ってるから代打向きなのかな~と思ってたのですが、よくよく見てみるとスタメンの場合はだいたい5~7番を打ってました。
打線の構成上、これだと「足の速いランナーを得点圏に置いて打席を迎える」というのはちょっと難しいです。
また、彼自身はそれほど足が速くないので、ランナーが1塁にいるとダブルプレイが気になるところもあるそうです(ジョークかもしれませんがw)
こう考えると、1,2番で1アウト2塁の状況を作った場合、彼が3番を打っていればおいしい場面で打席が回ってくる(本人談)し、ものすんごく単純計算すると、2回に1回は点が入るという話にもなります。もちろん数字はどんどん変わっていきますので、ここまで簡単にはいかないでしょうけど。
開幕前、本来なら「足の速い1~3番で塁をかき回し、そのあとの打者で一気に多くの点を取る」というコンセプトで臨んだ今シーズン。
3番以降の打者が沈黙し、「1点取れればいいのに」という場面でなかなか点が入らない現状。
「ただ、1点を取るために・・・」3番に喜田剛。
この作戦、なかなか面白いと思いませんか?
何よりこれまで打線いじくってもなかなかいい形になっていないのだから、結果が出なければまたいろいろ試してみればよさそうにも思えますしね~(笑)
そんなこんなでちょこっと考えてみました。
僕自身としてはかなり面白いと思います。
本当の意味で打線が強くなるには、5番以降に前田智徳とかの「しっかり打てる選手」が座ることが必要なはずですけど、それはまた先のお話ということで。
では今回はこのへんで。
とりあえず昨日の話になりますけど、ほんとギリギリ勝ちました。
篠田が好投していただけに負けたくなかったところですけど、喜田剛が見事なタイムリー打ってくれました。走った梵や粘った石井、守った赤松、廣瀬、石原もお見事でした。
ただこれでますます浮き彫りになった「得点力不足」。昨日も「チャンスは作るけど返す人がいない」状態は続いていました。
個人的な印象では、ここ最近は1回表に1アウト2塁で3番に回るか、2アウト2塁で4番に回るケースがかなり多いと思います。そこで、ちょっと調べてみたのですが・・・
(補足:野球では3割打てればけっこう打ってる部類です。2割7~8分ならそこそこ、2割5分以下だとあまり打ってない、3割5分以上ならかなり打ってる、という認識でオッケーです)
・天谷(最近主に3番):打率.235 得点圏打率.111
・栗原(4番。現在欠場中):打率.274 得点圏打率.261
・シーボル(代役4番、普段は5~6番):打率.272 得点圏打率.250
・嶋(5~6番):打率.186 得点圏打率.100
そりゃ点も入らんわ!!
なんかランナー2塁でクリンナップ以降が全然打たないと思ったら、案の定な数字になってたワケですねw
栗原については腰痛を再発してからも少し試合に出てたこともあって、本来ならもっと数字は残せるはずですが、他については・・・・・
得点圏打率だけ見たら3割打ってる石原がちょっと前まで3番を打ってたりもしましたけど、やっぱりキャッチャーということもあってか、下位打線に置いておいたほうが安定している感があります。
あまり多くの得点を期待できない今のカープの戦い方から考えると、先発が踏ん張り、好守も含めて失点を最小に抑え、少しの得点を挙げて逃げ切る、という戦い方が一番理にかなっていると思われます。
特に1番の東出の調子がよく、小技や走塁などの「少ないヒットで点につなげる技」はかなり徹底してきたため、前にもちょっと書いたように「ランナーをホームに還すためのシングルヒット」さえ出ればかなり楽に戦えるようになるはずです。
さらに言うと、上に書いたようにここ最近は1回に「1アウト2塁」か「2アウト2塁」の状態を作れる機会が多いので、この「2塁ランナーをホームに還すためのヒットを打てる人物」を3番か4番に配置できれば、それだけでチームの戦い方もいい方向に進むと思われます。
そういえば昨日のヒーローだった喜田剛、この前も決勝打を放ってお立ち台に立ってたな~、どのくらい打ってるんだろ?と思ってちょっと調べてみました。
・喜田剛:打率.238
得点圏打率.500
救世主みーっけ!!
いや~、本気でビックリしましたw まさかこんなに打ってるとは・・・。
ちなみに得点圏の内容ですが、ヒット以外は全部三振と、非常にわかりやすくなっておりますw
ここ最近スタメンではあまりいいとこがなかった彼。代打では意外と打ってるから代打向きなのかな~と思ってたのですが、よくよく見てみるとスタメンの場合はだいたい5~7番を打ってました。
打線の構成上、これだと「足の速いランナーを得点圏に置いて打席を迎える」というのはちょっと難しいです。
また、彼自身はそれほど足が速くないので、ランナーが1塁にいるとダブルプレイが気になるところもあるそうです(ジョークかもしれませんがw)
こう考えると、1,2番で1アウト2塁の状況を作った場合、彼が3番を打っていればおいしい場面で打席が回ってくる(本人談)し、ものすんごく単純計算すると、2回に1回は点が入るという話にもなります。もちろん数字はどんどん変わっていきますので、ここまで簡単にはいかないでしょうけど。
開幕前、本来なら「足の速い1~3番で塁をかき回し、そのあとの打者で一気に多くの点を取る」というコンセプトで臨んだ今シーズン。
3番以降の打者が沈黙し、「1点取れればいいのに」という場面でなかなか点が入らない現状。
「ただ、1点を取るために・・・」3番に喜田剛。
この作戦、なかなか面白いと思いませんか?
何よりこれまで打線いじくってもなかなかいい形になっていないのだから、結果が出なければまたいろいろ試してみればよさそうにも思えますしね~(笑)
そんなこんなでちょこっと考えてみました。
僕自身としてはかなり面白いと思います。
本当の意味で打線が強くなるには、5番以降に前田智徳とかの「しっかり打てる選手」が座ることが必要なはずですけど、それはまた先のお話ということで。
では今回はこのへんで。
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