目指すべき勝利への形
2009年7月8日 野球 コメント (6)褒章プログラムで《滅び》はなかったぜ。《不屈の自然》来たから100倍嬉しいけどなっ!!w
はい。そういうワケで今日が七夕様の日であることを完全に忘れてました!!
今年は何かをお願いするかな~と思ってましたけど、カープ見てて「阪神には負けるな!!」って思ってたら本当にお願いが叶ってしまいました。最近は短冊書かなくても叶えてくれるという、環境に優しいエコ仕様になってくれたんですね。どうもありがとうございます。
さて、そんなこんなで今日の試合を振り返りつつ、思ったことを書いていきます。
今日のスタメン
・1番センター:赤松。これは別にいいんです。守備での貢献度は高いので。
・3番レフト:フィリップス 本音では微妙(サードにすべき)だけどまぁある程度仕方ない。マクレーンは横浜でも打ったからまた余韻に浸りたいってとこでしょう。
・6番ライト:嶋
なして!?
最初見たときはもうめまい起こして倒れそうになりましたよ。打率.348、足も速い末永が打率2割前半、足遅くて守備も悪い嶋にスタメン争いで負けるなんて。
で、案の定、1回表にノーヒットで得た2アウト満塁のチャンスで回ってきた嶋は・・・しっかり三振でした。
ここが末永だったらほぼ間違いなく点が入ってただろうし、もし入らなくてもファンなら「仕方ない」と割り切れるところだったんですけどねぇ。
もういい加減去年の幻想は捨て去ってもらいたいです。去年の3割以上の打率残したときのバッティングは今の嶋に期待できないんだから・・・。
あ、別に僕は嶋が嫌いってことじゃないですよ。ただ今のだましだましのバッティング+動きが悪い嶋はもう見るに耐えないわけでして。
たぶん体のどこかが悪いんだから、しっかり治してから戻ってきて活躍してもらいたいってだけです。ずっと見てますけど嶋って体全体を使ってバッティングしてるから、どこか痛いところが少しでもあるとそこからフォーム崩れて一気に凡退の山を築くんですよ。なので体調が万全じゃないと活躍が期待できないってことです。
「チーム全体で打撃力が落ちる」という話かもしれないですけど、その間は岩本なり松山なりを上げてみればいいと思います。もともとバッティングはいいし、将来のために経験を積ませるうえでも一軍の試合に出るのって大事だと思います。
そして今日の打線は、7,8番が塁に出て、1,2番が返すという理想的な攻撃パターンでしたw
クリンナップがノーヒット?HaHaHa!!もう驚くことでもなんでもないですよ。
あの打順をフィーリングで組んだマーティは、最初からこういう攻撃を狙っていたんでしょうから!!
自嘲するのもちょっと飽きてきましたw
とりあえず今日の収穫は、赤松、梵、東出のバッティング、です。
梵は今日のチーム初ヒットから、二塁打にタイムリー三塁打と、右方向を狙った打撃を徹底していました。打者にとって、センターから逆方向を狙うとヒットってよく出るものなんですよね。
その要因としては
・力が入ると流すことができない⇒無駄な力が抜けてコンパクトなスイングになる
・タイミング的に余裕がある⇒長く球を見ることができて、ボール球に手を出さなくなる
・変化球を投げられたとき⇒内側からバットが出るので、最短距離で球を捉えられ、ミートしやすくなる
といった、バッターにとってはいいことずくめです。特に梵や赤松などの右バッターなら、流すとライト方向に飛ぶので、進塁打や三塁打が出やすくなるのもいいですね。
最近、栗原にヒットが出ていないんですけど、これは責任感からか無理にレフト方向狙いになっていて、体が早く開いたり、いわゆる「球を待って捉える」ことができなくなって凡打を繰り返しているからなんですよね。最後の打席のライト方向の打球は、相手の守備範囲に球が飛んだものの、かなりいい打球でした(結果はエラーになりました)。しばらくあの「ライト方向を狙うバッティング」を繰り返してくれると、どんどん調子は上がってくると思います。もとよりライト方向へもホームラン打てるのが強みのバッターですから。
次に赤松。彼はここ最近ヒットが出てなかったのは、やはり栗原と同じく焦っていたようなバッティングで、球を捉えられずにミスショットの凡打を繰り返していました。彼の場合はレフトに意識はなかったんでしょうけど、いまいち打席で何を狙っているのかがわからなくなっていました。
今日はタイムリーヒット2本、これは両方とも「コンパクトなスイングを心がけた打球」でした。彼はやっぱりコレですよ、コレ。
もともとホームランや長打が多かったのですが、これは「長打狙いのバッティングが成功した」からではなく、「シングルヒット狙いの打球がいいところに飛び、外野手がもたついている間に自慢の俊足でシングルヒットを二塁打にすりかえる」から長打が多いわけで。打球の方向がよく、外野手の間を抜ければ普通に三塁打になります。
ホームランの場合も、彼の「コンパクトであるが故のスイングスピード」が打球の速さを生み、それに角度がつくから生まれる産物です。言ってしまえば「角度がつけばホームラン、つかなかったらヒット」という感じなので、ホームランバッターがやるような長打狙いのバッティングをすると彼の持ち味である「コンパクトなバッティング」が崩れてしまうので逆効果なんです。
梵の右狙いの打撃とともに、赤松のこのコンパクトさに徹した鋭いスイング。この持ち味を忘れなければ、彼らはこれからもどんどん打ってくれるでしょう。非常に期待できそうです。
同様に、栗原も今は「左方向への打撃」ではフォームが崩れている(具体的には球を待ちきれず、ヘッドアップしてしまうと同時に右膝の送り込みが早くなりすぎているため、球を正面で捉えることができず、変な打球しか飛ばない。おそらく焦りの意識が原因と思われる)ので、今日の最後の打席で見せたような「右方向への打撃」を徹底してもらいたいものです。
今日の最後の打席は、右膝のタイミングもぴったりで、球を正面で捉えられていたので、いい打球が飛んでいました。野手に捕られてもいいから、しばらく続けてもらいたいです。実際に左方向にいい打球が飛んでいるときって、全然焦っている様子がないですし、「センターから右方向狙いの打球のつもりが、たまたま捉えるタイミングが早かったため左に飛んでしまった」という形でしたから。
そして最後に東出。ここ最近は「いい当たりが外野手の正面を突く」という不運な当たりが多かったのですが、今日の打撃は外野を越えるものばかりでした。
もともと調子は悪くなかったところに、いい角度がつくようになったのが大きいです。今日の試合で何か掴んだものがあるかもしれません。
ここ最近見てる中では、この「外野手の正面を突く打球」は主にライトライナーだったわけですけど、この捕らえ方について「もう一瞬だけ待てれば、右中間を破れるのに」と思っていたところがありました。あるいは「もう少しだけ球の角度が違えば、ヒットになる」とも。(角度が減れば外野の前に落ちるし、角度がつけば外野の頭を超える)
今日はこの3種類、全部が見られたように思えます。
・待つ⇒5回のエンタイトル二塁打
・角度がつく⇒6回の三塁打
・角度が減る⇒8回のヒット
この「ほんの少しの違い」、マスターできれば素晴らしい打球を量産できるようになると思うので、今日何かを掴むことができたのか、今後の試合も期待したいと思います。
そして、今日8得点できた理由について少し考えたいと思います。
もちろん阪神が5つもエラーしたことも非常に大きかったですけど(他にもエラー扱いにならなかったヒットや、ワイルドピッチもありました)、それ以上にカープの選手が「ヒットと足を使って点を取る」ことを徹底したからです。
上に挙げたように、個々人がそれぞれテーマを持って攻めていたことが、大量得点に繋がったと言って間違いありません。むしろそれができていなかった選手はいい結果を残せていないと思います。
野球はホームランだけじゃ点は取れません。得点能力が低いときはどうしても一発頼みになるのはわかります。しかし今日のように、ホームランがなくてもヒットと足技を絡めて点を取っていくのが今年のカープの戦い方であり、その方がより効率的に攻めることができるのは、今年のカープの戦い方を見ても明らかです。
ホームランは打者の功績であると同時に、投手にとってのエラーであるとも言えますし。
何よりもこの「ヒットと足技を絡めた点の取り方」は、マーティが広島に来てからずっと目指し続けてきた理想の攻撃型であったはず。それを最近は少し忘れていたのではないかと思います。
上にも書いたように、結果を出した選手はそれぞれ打席で徹底したものがありました。ならば監督も、この「点の取り方」を徹底するべきではないでしょうか?
簡単に言うと、この点の取り方を体現できる選手、つまり打席でヒットを打つことに集中し、足を使って1つでも先の塁を狙い、それを1つのヒットで点に結びつける野球。これを実現できる選手を徹底して使うべきであると思います。
つまり、「長打のある選手」ではなく「ヒットの打てる選手」を重点的に起用する、ということです。スタメン全員でこの「理想の攻め」を続けることができれば、整備された投手陣と相まって、上位球団相手でもひけをとらない戦い方ができると信じています。
何より上位の中日、巨人、ヤクルトは強いです。チーム全体でまとまった攻めをしないと勝てるとは思えません。ただ、この「徹底した攻め」を続けることができれば、決して負けるとは思いません。こうやって「勝つために取ることができる作戦、戦略が存在する」ことを、忘れないでいただきたいです。
最後に、現時点でこれを実現できると思われるオーダーを挙げて終わりにしたいと思います。
1番 ショート 梵
2番 セカンド 東出
3番 センター 赤松
4番 ファースト 栗原
5番 ライト 末永
6番 サード フィリップス
7番 レフト (お好みで。現時点では廣瀬か?)
8番 キャッチャー 石原or倉(休み休み、投手との相性も考えて併用)
9番 ピッチャー
レフトは個人的には喜田剛、と言いたいところなんですけど、最近は変化球を打てなくて一気に苦しい立場になってます。変化球も逆方向へ軽く打つことができるようになれば喜田剛固定でいいと思うんですけどね。
個人的には今の喜田剛は一軍に出てきた当初の金本とダブるので、金本が変化球打ちをマスターしてきた軌跡を探れば、ヒントがつかめるのではないかと勝手に思っています。プロの方々って、スコアラーさんなり地元テレビ局の方から、こういう情報って得ているというお話を聞きますし。
二軍では天谷と前田の復帰が秒読み段階になっていると聞きます。彼らが帰ってくれば、外野は「打てる選手」で固定できるようになるはずなので、その日が来るのが楽しみです。個人的にはそれまでに喜田剛が再びレギュラーに返り咲けるだけの打撃を身につけて、レフトの定位置を掴んでくれると嬉しいんですけど。
なお打率重視でスタメンを組むと、マクレーンとかのパワーヒッターを代打で残しておけるので、終盤のチャンスにもいい攻めが期待できるというメリットもあります。
ついつい調子に乗って長々と書いてしまいました。今回はこのへんで。
はい。そういうワケで今日が七夕様の日であることを完全に忘れてました!!
今年は何かをお願いするかな~と思ってましたけど、カープ見てて「阪神には負けるな!!」って思ってたら本当にお願いが叶ってしまいました。最近は短冊書かなくても叶えてくれるという、環境に優しいエコ仕様になってくれたんですね。どうもありがとうございます。
さて、そんなこんなで今日の試合を振り返りつつ、思ったことを書いていきます。
今日のスタメン
・1番センター:赤松。これは別にいいんです。守備での貢献度は高いので。
・3番レフト:フィリップス 本音では微妙(サードにすべき)だけどまぁある程度仕方ない。マクレーンは横浜でも打ったからまた余韻に浸りたいってとこでしょう。
・6番ライト:嶋
なして!?
最初見たときはもうめまい起こして倒れそうになりましたよ。打率.348、足も速い末永が打率2割前半、足遅くて守備も悪い嶋にスタメン争いで負けるなんて。
で、案の定、1回表にノーヒットで得た2アウト満塁のチャンスで回ってきた嶋は・・・しっかり三振でした。
ここが末永だったらほぼ間違いなく点が入ってただろうし、もし入らなくてもファンなら「仕方ない」と割り切れるところだったんですけどねぇ。
もういい加減去年の幻想は捨て去ってもらいたいです。去年の3割以上の打率残したときのバッティングは今の嶋に期待できないんだから・・・。
あ、別に僕は嶋が嫌いってことじゃないですよ。ただ今のだましだましのバッティング+動きが悪い嶋はもう見るに耐えないわけでして。
たぶん体のどこかが悪いんだから、しっかり治してから戻ってきて活躍してもらいたいってだけです。ずっと見てますけど嶋って体全体を使ってバッティングしてるから、どこか痛いところが少しでもあるとそこからフォーム崩れて一気に凡退の山を築くんですよ。なので体調が万全じゃないと活躍が期待できないってことです。
「チーム全体で打撃力が落ちる」という話かもしれないですけど、その間は岩本なり松山なりを上げてみればいいと思います。もともとバッティングはいいし、将来のために経験を積ませるうえでも一軍の試合に出るのって大事だと思います。
そして今日の打線は、7,8番が塁に出て、1,2番が返すという理想的な攻撃パターンでしたw
クリンナップがノーヒット?HaHaHa!!もう驚くことでもなんでもないですよ。
あの打順をフィーリングで組んだマーティは、最初からこういう攻撃を狙っていたんでしょうから!!
自嘲するのもちょっと飽きてきましたw
とりあえず今日の収穫は、赤松、梵、東出のバッティング、です。
梵は今日のチーム初ヒットから、二塁打にタイムリー三塁打と、右方向を狙った打撃を徹底していました。打者にとって、センターから逆方向を狙うとヒットってよく出るものなんですよね。
その要因としては
・力が入ると流すことができない⇒無駄な力が抜けてコンパクトなスイングになる
・タイミング的に余裕がある⇒長く球を見ることができて、ボール球に手を出さなくなる
・変化球を投げられたとき⇒内側からバットが出るので、最短距離で球を捉えられ、ミートしやすくなる
といった、バッターにとってはいいことずくめです。特に梵や赤松などの右バッターなら、流すとライト方向に飛ぶので、進塁打や三塁打が出やすくなるのもいいですね。
最近、栗原にヒットが出ていないんですけど、これは責任感からか無理にレフト方向狙いになっていて、体が早く開いたり、いわゆる「球を待って捉える」ことができなくなって凡打を繰り返しているからなんですよね。最後の打席のライト方向の打球は、相手の守備範囲に球が飛んだものの、かなりいい打球でした(結果はエラーになりました)。しばらくあの「ライト方向を狙うバッティング」を繰り返してくれると、どんどん調子は上がってくると思います。もとよりライト方向へもホームラン打てるのが強みのバッターですから。
次に赤松。彼はここ最近ヒットが出てなかったのは、やはり栗原と同じく焦っていたようなバッティングで、球を捉えられずにミスショットの凡打を繰り返していました。彼の場合はレフトに意識はなかったんでしょうけど、いまいち打席で何を狙っているのかがわからなくなっていました。
今日はタイムリーヒット2本、これは両方とも「コンパクトなスイングを心がけた打球」でした。彼はやっぱりコレですよ、コレ。
もともとホームランや長打が多かったのですが、これは「長打狙いのバッティングが成功した」からではなく、「シングルヒット狙いの打球がいいところに飛び、外野手がもたついている間に自慢の俊足でシングルヒットを二塁打にすりかえる」から長打が多いわけで。打球の方向がよく、外野手の間を抜ければ普通に三塁打になります。
ホームランの場合も、彼の「コンパクトであるが故のスイングスピード」が打球の速さを生み、それに角度がつくから生まれる産物です。言ってしまえば「角度がつけばホームラン、つかなかったらヒット」という感じなので、ホームランバッターがやるような長打狙いのバッティングをすると彼の持ち味である「コンパクトなバッティング」が崩れてしまうので逆効果なんです。
梵の右狙いの打撃とともに、赤松のこのコンパクトさに徹した鋭いスイング。この持ち味を忘れなければ、彼らはこれからもどんどん打ってくれるでしょう。非常に期待できそうです。
同様に、栗原も今は「左方向への打撃」ではフォームが崩れている(具体的には球を待ちきれず、ヘッドアップしてしまうと同時に右膝の送り込みが早くなりすぎているため、球を正面で捉えることができず、変な打球しか飛ばない。おそらく焦りの意識が原因と思われる)ので、今日の最後の打席で見せたような「右方向への打撃」を徹底してもらいたいものです。
今日の最後の打席は、右膝のタイミングもぴったりで、球を正面で捉えられていたので、いい打球が飛んでいました。野手に捕られてもいいから、しばらく続けてもらいたいです。実際に左方向にいい打球が飛んでいるときって、全然焦っている様子がないですし、「センターから右方向狙いの打球のつもりが、たまたま捉えるタイミングが早かったため左に飛んでしまった」という形でしたから。
そして最後に東出。ここ最近は「いい当たりが外野手の正面を突く」という不運な当たりが多かったのですが、今日の打撃は外野を越えるものばかりでした。
もともと調子は悪くなかったところに、いい角度がつくようになったのが大きいです。今日の試合で何か掴んだものがあるかもしれません。
ここ最近見てる中では、この「外野手の正面を突く打球」は主にライトライナーだったわけですけど、この捕らえ方について「もう一瞬だけ待てれば、右中間を破れるのに」と思っていたところがありました。あるいは「もう少しだけ球の角度が違えば、ヒットになる」とも。(角度が減れば外野の前に落ちるし、角度がつけば外野の頭を超える)
今日はこの3種類、全部が見られたように思えます。
・待つ⇒5回のエンタイトル二塁打
・角度がつく⇒6回の三塁打
・角度が減る⇒8回のヒット
この「ほんの少しの違い」、マスターできれば素晴らしい打球を量産できるようになると思うので、今日何かを掴むことができたのか、今後の試合も期待したいと思います。
そして、今日8得点できた理由について少し考えたいと思います。
もちろん阪神が5つもエラーしたことも非常に大きかったですけど(他にもエラー扱いにならなかったヒットや、ワイルドピッチもありました)、それ以上にカープの選手が「ヒットと足を使って点を取る」ことを徹底したからです。
上に挙げたように、個々人がそれぞれテーマを持って攻めていたことが、大量得点に繋がったと言って間違いありません。むしろそれができていなかった選手はいい結果を残せていないと思います。
野球はホームランだけじゃ点は取れません。得点能力が低いときはどうしても一発頼みになるのはわかります。しかし今日のように、ホームランがなくてもヒットと足技を絡めて点を取っていくのが今年のカープの戦い方であり、その方がより効率的に攻めることができるのは、今年のカープの戦い方を見ても明らかです。
ホームランは打者の功績であると同時に、投手にとってのエラーであるとも言えますし。
何よりもこの「ヒットと足技を絡めた点の取り方」は、マーティが広島に来てからずっと目指し続けてきた理想の攻撃型であったはず。それを最近は少し忘れていたのではないかと思います。
上にも書いたように、結果を出した選手はそれぞれ打席で徹底したものがありました。ならば監督も、この「点の取り方」を徹底するべきではないでしょうか?
簡単に言うと、この点の取り方を体現できる選手、つまり打席でヒットを打つことに集中し、足を使って1つでも先の塁を狙い、それを1つのヒットで点に結びつける野球。これを実現できる選手を徹底して使うべきであると思います。
つまり、「長打のある選手」ではなく「ヒットの打てる選手」を重点的に起用する、ということです。スタメン全員でこの「理想の攻め」を続けることができれば、整備された投手陣と相まって、上位球団相手でもひけをとらない戦い方ができると信じています。
何より上位の中日、巨人、ヤクルトは強いです。チーム全体でまとまった攻めをしないと勝てるとは思えません。ただ、この「徹底した攻め」を続けることができれば、決して負けるとは思いません。こうやって「勝つために取ることができる作戦、戦略が存在する」ことを、忘れないでいただきたいです。
最後に、現時点でこれを実現できると思われるオーダーを挙げて終わりにしたいと思います。
1番 ショート 梵
2番 セカンド 東出
3番 センター 赤松
4番 ファースト 栗原
5番 ライト 末永
6番 サード フィリップス
7番 レフト (お好みで。現時点では廣瀬か?)
8番 キャッチャー 石原or倉(休み休み、投手との相性も考えて併用)
9番 ピッチャー
レフトは個人的には喜田剛、と言いたいところなんですけど、最近は変化球を打てなくて一気に苦しい立場になってます。変化球も逆方向へ軽く打つことができるようになれば喜田剛固定でいいと思うんですけどね。
個人的には今の喜田剛は一軍に出てきた当初の金本とダブるので、金本が変化球打ちをマスターしてきた軌跡を探れば、ヒントがつかめるのではないかと勝手に思っています。プロの方々って、スコアラーさんなり地元テレビ局の方から、こういう情報って得ているというお話を聞きますし。
二軍では天谷と前田の復帰が秒読み段階になっていると聞きます。彼らが帰ってくれば、外野は「打てる選手」で固定できるようになるはずなので、その日が来るのが楽しみです。個人的にはそれまでに喜田剛が再びレギュラーに返り咲けるだけの打撃を身につけて、レフトの定位置を掴んでくれると嬉しいんですけど。
なお打率重視でスタメンを組むと、マクレーンとかのパワーヒッターを代打で残しておけるので、終盤のチャンスにもいい攻めが期待できるというメリットもあります。
ついつい調子に乗って長々と書いてしまいました。今回はこのへんで。
コメント
マクレーンなんてその程度です。
・・・マクレーンなんて(;_;)
「今日の梵は今シーズンで一番だね」
ピーク過ぎた!?Σ(・・;
以下、拙者の妄想夢芝居
1.左 末永
2.中 赤松
3.二 東出
4.一 栗原
5.三 フィリップス(悪送球)
6.遊 梵
7.捕 倉
8.右 マクレーン
9.投
捕手が石原のときは“赤い扇風機おやじ”を8番から7番に上げてですね、
投手がルイスのときは4番にして、以降の打順を1つずつ繰り下げます(ぇぇぇ
マクレーンは代打にしたところで、スタメン時のジョンソン(横浜)と変わらない。
できるだけ下位にして出続けてる方が宜しや。
連発が期待できる数少ない選手ですから、一試合一打席とか損な感じ? ソンな感じ♪
末永の頑張りは頼もしいです。夏戦線、まだまだ順位は入れ替わると思います。
うちらの投手もへばるでしょうが、それ以上に相手投手がへばってきたところを
打ち崩したいですね!!
一番安定した成績の残し方が「フォアボールを選ぶ」な気がするのはなぜだろうw
ぶっちゃけスタメンで点取れれば代打での得点は「おまけ」で問題ないし。
>丹依悠。さん
この手のコメントってマジで恐いです。本当にピークなら今年も2割5分の壁か~w 続けられればもうちょっと上まで期待できるんですけどね~。
>打順
守備的な意味でフィリップスとマクレーンの併用が恐いんですってwww むしろ使うならレフトでいい気がしまする。
この打線の得点パターンって「マクレーンがフォアボールで出て、投手が送り、1番からヒットで返す」ですよねw たぶんジグザグにするよりは東出と赤松を逆にしたほうがいいと思いますっ!!
あと代打で使った場合の方が相手に「穴がある」ことがバレにくいのも得策かとw
ピンチで出てこられると長打警戒のほうが先に頭に浮かびますからね~。
>toshiya k さん
またやってしまいましたw
天谷がもう二軍で試合に復帰みたいですね。昨日は雨で中止だったみたいですけど。帰ってきたら本気で末永-赤松-天谷の外野がありそうな気がします。
上位がそこそこへばってきてる中で中日が絶好調なので、今後の順位はけっこう変わってきそうですね。そしてそんな中でまだ15試合も・・・ガクガクブルブル
うちの投手は齊藤が予想以上に成長していたのと、ここ最近もそれほどいい成績を残せているわけでもない(内容的にはともかく数字的な意味で)ので、これ以上悪くはならないんじゃないかな~とか楽観的に考えてますw
一番恐いのは中継ぎの疲労ですけど、青木勇人がいいので、梅津が今季中に帰ってこれれば大丈夫そうに思えます。篠田が戻ってくれば小松を中で使う選択肢も出てきそうですし(個人的には先発で見たいですけど)
夏場になると打線は活発になりますからね~。ここから先は期待してよさそうな気がします。ホームランはいらないから打点を!!打点を!!!
ジグザグ打線とかは投手の相性と単なる撹乱に過ぎないと思ってます。
佐伯(横浜)のように左に強い左バッターとかもいるので。
主砲・栗原の前に1番タイプの選手が3人並ぶ事になるので、
個人的には、現状で一番安定感があって頼れる東出を栗原の直前がいいと思った次第。
赤松は、半端な中距離打者っぽくなってきてるイメージがあり、振り回しもするので
東出-栗原のが2アウトからでも点を取りに行ける可能性があると思ったワケで。
梵が新人年度のような感じでいてくれれば、東出-梵-栗原でもいいのですが──
4番栗原で返す、ということを考えると、だいたい栗原に回るまでに得点圏にランナーを置いておくことが必要、と考えるのが妥当であると考えます。
そうなると、前を打つ3番バッター一人ということで考えるなら、「二塁打以上の長打を期待できる」もしくは「1塁に出てから盗塁を期待できる」のうち、どちらか一方は満たすことができる選手でないと、あまり大きな効果はないと思います。
東出って基本的に「出塁するなら1塁(長打が少ない)」というタイプで、また足は速いけど盗塁の数は少ないので、出塁してから栗原で返す、という意味での3番は向いてないんですよね。間に1人以上挟む1,2番、とりわけ小技はうまいタイプなので2番に置くのが最も打線の一員として機能すると思われます。
この条件を満たす選手を3番に置くべき、と考えると、候補としては梵、赤松、末永あたりになりますね。離脱前の天谷も該当すると思います。
ここ2試合の結果を見ると、一番いいのは誰なんでしょうね・・・。長打と盗塁という意味では梵が一番よさそうですけど、なんか違うような・・・。赤松と天谷は盗塁の技術がもう少し向上すれば恐い存在になりそうなんですけど。