強い相手に対して、重要な場面でのプレイミスは一回やれば負けます
2009年7月10日 野球 コメント (4)マジックでもそうですけど、マジック以外でも確実にあてはまります。
本日の延長10回表。得点0-0。
ノーアウトから廣瀬がヒット、石原が送ってランナー2塁。
普通に考えたら「代打末永!!打った!!ランナーホームイン!!」
で、次の回に永川で抑えて(打たれる可能性はあえて考えませんw 点取ったんだから流れは悪くないと思う)、次に言うセリフは
「勝った!!第三部完ッ!!!」
ってなるはずでした。
で、実際に放たれたセリフは・・・
「あいつは自ら選んだんだ・・最も死ぬ確率の高い戦場を。」
まぁ、要するにいつも通りに嶋を代打に送ったワケです。
なんというか・・・ねぇ。
一気に勝ち越し打を狙っていくべき場面なのに、フォアボールを選んだだけで喜ばないといけないこの悲しさったらないわ。
わかりやすく言うと、「フォアボール:最高の結果」「ヒット:奇跡」ってところですw
そして次の赤松は、ピッチャーのグラブをはじくショートゴロ併殺打。
なぜ代走すら出さなかった!!
結果論になるかもしれないんですけど、代打に出たのが末永だったら、1塁ランナーとして残った場合でも、あのゴロでも2塁か1塁のどちらかはセーフになったと思うのですよ。2塁アウトでも1塁への送球を(ルール違反にならない範囲で)邪魔するくらいのアシストはできたはず。(プロなら普通にやってます。アシストできるかできないかは二塁手が捕球⇒送球するまでに塁に到達できるか否かがポイント。末永:俊足、嶋:鈍足)
で、返しの回にピンチ招いて結局サヨナラホームランですよ。
ちょっとわかりやすく、マジックで考えてみましょう。
----------------------------
こっちのライフ6、場には山いっぱいと《ぼろ布喰いの偏執狂》2体。
相手のライフ2、場には《熟考漂い》《目覚ましヒバリ》各1匹、墓地には《熟考漂い》《エルフの幻想家》と好きにマナ出る土地がいっぱい。
お互いハンド0。
こっちのドローフェイズ。《つっかかり》ドロー!!
----------------------------
これが今の状況です。
普通に考えると、ここは当然《つっかかり》を《熟考漂い》に撃って、そのあとフルアタックする、ということを考えますよね?
ここで言ってしまうと、我らがマーティが取った策は・・・
《つっかかり》をヒバリに対して撃つ!!
・・・その心は?
「《つっかかり》の激突で勝てばいいじゃな~い♪
あとあのままヒバリを残していたら次のターンの攻撃でこっちが負けていたので、パワーの大きい方を落としたかった」
もうアホかと!!
さすがに例がちょっと極端すぎたかもしれないです。ただどこの世界でも「勝つ確率の最も高い手を打つ」のは勝負の常識です。
ヒット一本出れば勝てるところでは、普通に考えて「一番ヒットを打つ確率の高い打者」を送るのは当然といっていいでしょう。
結果このミスで流れを手放してしまい、返しのドローで決定打を引かれて敗戦ですよ。
(すみません、ここから下ははっきり言って愚痴なんで、見ないほうがいいかもしれないです)
よく選手に「同じミスを繰り返すから負ける」と言ってるんですけど、それを言ってる監督自身ももっと酷いミスを繰り返しているんですよ!!
しかも選手なら結果が出なければ入れ替えればいいし、その選手はまた下で力つけて帰ってきれくれればそれはそれでありなんですけど、監督が自分のミスを修正しなかったら、無駄な黒星がかさむだけなんです!!
去年のマーティは、やっぱり春先はあまり成績がよくありませんでした。
ただ、シーズン途中から徐々に成績はよくなっていきました。
その原因のひとつに、「自軍のスコアラーに、自分の采配のデータを取らせ、それをもとにして自分の采配を修正する」という、普通なら考えられないほど謙虚で賢明な策を取ったからです。
今年はそんな気配がまるでありません。ことあるごとにお気に入りの選手をおいしい場面で使い、しかもその選手の成績が上がらないものだから結果試合を落とす。
いくら成績が悪くても、気に入った選手は落とさず、また同じ失敗の繰り返し。
就任した当初から言われてきた監督の悪癖ですが、もういい加減にしてほしいです。
チームの指揮官なんだから選手に愛情があるのは当然です。しかし「若手を育てる」なら別として、自軍の選手の能力を正確に把握しないで、大事な場面で最良の手を打てずに負ける姿は、もう飽きました。
これを打開する方法って・・・なんなんでしょうね。
たぶん「お気に入りの選手を落とさざるを得なくなるくらい、好成績を残す選手が一軍に上がってくる」ことなんですかね・・・。
はっきり言ってこれは僕だけが感じていることではないと思います。ここ数年のカープをずっと見てる人なら、ほぼ同じことを考えていると思われます。
はっきり言って割り切らないといけないんでしょうけど、どうにも・・・ねぇ。この「悪手」を「最良の手」と勘違いし続けている間は、期待すると逆によくないのかも。「奇跡」が何回も起きてくれることを祈るべきなんでしょうか・・・そんなに起こらないことを知っていながら。
ちょっとやりすぎました。まとまりがないけど今回はこれで失礼します。
本日の延長10回表。得点0-0。
ノーアウトから廣瀬がヒット、石原が送ってランナー2塁。
普通に考えたら「代打末永!!打った!!ランナーホームイン!!」
で、次の回に永川で抑えて(打たれる可能性はあえて考えませんw 点取ったんだから流れは悪くないと思う)、次に言うセリフは
「勝った!!第三部完ッ!!!」
ってなるはずでした。
で、実際に放たれたセリフは・・・
「あいつは自ら選んだんだ・・最も死ぬ確率の高い戦場を。」
まぁ、要するにいつも通りに嶋を代打に送ったワケです。
なんというか・・・ねぇ。
一気に勝ち越し打を狙っていくべき場面なのに、フォアボールを選んだだけで喜ばないといけないこの悲しさったらないわ。
わかりやすく言うと、「フォアボール:最高の結果」「ヒット:奇跡」ってところですw
そして次の赤松は、ピッチャーのグラブをはじくショートゴロ併殺打。
なぜ代走すら出さなかった!!
結果論になるかもしれないんですけど、代打に出たのが末永だったら、1塁ランナーとして残った場合でも、あのゴロでも2塁か1塁のどちらかはセーフになったと思うのですよ。2塁アウトでも1塁への送球を(ルール違反にならない範囲で)邪魔するくらいのアシストはできたはず。(プロなら普通にやってます。アシストできるかできないかは二塁手が捕球⇒送球するまでに塁に到達できるか否かがポイント。末永:俊足、嶋:鈍足)
で、返しの回にピンチ招いて結局サヨナラホームランですよ。
ちょっとわかりやすく、マジックで考えてみましょう。
----------------------------
こっちのライフ6、場には山いっぱいと《ぼろ布喰いの偏執狂》2体。
相手のライフ2、場には《熟考漂い》《目覚ましヒバリ》各1匹、墓地には《熟考漂い》《エルフの幻想家》と好きにマナ出る土地がいっぱい。
お互いハンド0。
こっちのドローフェイズ。《つっかかり》ドロー!!
----------------------------
これが今の状況です。
普通に考えると、ここは当然《つっかかり》を《熟考漂い》に撃って、そのあとフルアタックする、ということを考えますよね?
ここで言ってしまうと、我らがマーティが取った策は・・・
《つっかかり》をヒバリに対して撃つ!!
・・・その心は?
「《つっかかり》の激突で勝てばいいじゃな~い♪
あとあのままヒバリを残していたら次のターンの攻撃でこっちが負けていたので、パワーの大きい方を落としたかった」
もうアホかと!!
さすがに例がちょっと極端すぎたかもしれないです。ただどこの世界でも「勝つ確率の最も高い手を打つ」のは勝負の常識です。
ヒット一本出れば勝てるところでは、普通に考えて「一番ヒットを打つ確率の高い打者」を送るのは当然といっていいでしょう。
結果このミスで流れを手放してしまい、返しのドローで決定打を引かれて敗戦ですよ。
(すみません、ここから下ははっきり言って愚痴なんで、見ないほうがいいかもしれないです)
よく選手に「同じミスを繰り返すから負ける」と言ってるんですけど、それを言ってる監督自身ももっと酷いミスを繰り返しているんですよ!!
しかも選手なら結果が出なければ入れ替えればいいし、その選手はまた下で力つけて帰ってきれくれればそれはそれでありなんですけど、監督が自分のミスを修正しなかったら、無駄な黒星がかさむだけなんです!!
去年のマーティは、やっぱり春先はあまり成績がよくありませんでした。
ただ、シーズン途中から徐々に成績はよくなっていきました。
その原因のひとつに、「自軍のスコアラーに、自分の采配のデータを取らせ、それをもとにして自分の采配を修正する」という、普通なら考えられないほど謙虚で賢明な策を取ったからです。
今年はそんな気配がまるでありません。ことあるごとにお気に入りの選手をおいしい場面で使い、しかもその選手の成績が上がらないものだから結果試合を落とす。
いくら成績が悪くても、気に入った選手は落とさず、また同じ失敗の繰り返し。
就任した当初から言われてきた監督の悪癖ですが、もういい加減にしてほしいです。
チームの指揮官なんだから選手に愛情があるのは当然です。しかし「若手を育てる」なら別として、自軍の選手の能力を正確に把握しないで、大事な場面で最良の手を打てずに負ける姿は、もう飽きました。
これを打開する方法って・・・なんなんでしょうね。
たぶん「お気に入りの選手を落とさざるを得なくなるくらい、好成績を残す選手が一軍に上がってくる」ことなんですかね・・・。
はっきり言ってこれは僕だけが感じていることではないと思います。ここ数年のカープをずっと見てる人なら、ほぼ同じことを考えていると思われます。
はっきり言って割り切らないといけないんでしょうけど、どうにも・・・ねぇ。この「悪手」を「最良の手」と勘違いし続けている間は、期待すると逆によくないのかも。「奇跡」が何回も起きてくれることを祈るべきなんでしょうか・・・そんなに起こらないことを知っていながら。
ちょっとやりすぎました。まとまりがないけど今回はこれで失礼します。
コメント
まぁ、出したのは代打率の問題でしょ。得点圏打率はウ●コだけどなー
代打率>無走者打率>得点圏打率
って感じじゃなぁ。末永の代打率は知らない。代打率なら喜田がいいワケだが。
調子で言えば、ここ数試合で1割の末永より、2割半ば打ってる嶋を選ぶだろうし
代打の実績からしても嶋を選んだのは間違いとは言い切れない。
喜田も振るってなくて、全体打率は嶋と変わらない。もはや印象の問題。
大事な場面で凡退してるイメージが強いのは、それだけ多く起用されてるから
それだけやり玉にされてるワケだなぁ
今日のベンチメンバーなら、拙者は緒方を出すかな…… 相手投手は河原だったっけ?
あと、嶋は巨漢だけど鈍足ってほどノロマじゃない。末永と比べたら酷というもの。
むしろ、今年の嶋は何かと走ってる。なぜ走り出したのか。
例年に比べてハイペースで盗塁もしている、今んトコ3つ(そもそも去年は0だが)
じゃ、代打・シュルツで……(降板してます
相手が河原だったから、嶋は「昔の名前」でフォアボールを奪えただけのような気がします。緒方を出す選択もあったかもですね。
個人的には緒方は7回のチャンスで出してほしかったですけど。あるいは直球で押してくるから喜田剛でもよかったかも?
「打率」っていう数字は「どれだけの確率でヒットが出ているか」を示しているので、起用回数が多くなればなるほど中身が浮き彫りになってくるんですよね。だから「打率が高い選手を優先するべき」というのが、回数を重ねるごとに裏付けされると本当に思うようになりました。数字だけに振り回されないように気をつける必要もありますけど。
>鈍足っていうほど遅くはない
確かに本来はそうですけど、はっきり言って今は「本来の状態」と比べても動きが悪いです。チームに俊足が多いから目立つ気もしますけど、むしろそれだけ俊足揃いのチームならもっとその俊足を生かすべきじゃないかとw
盗塁に関してはダブルスチールの1塁ランナーだったとか、牽制ゼロの完全に無警戒な状態とか、そんなんばっかですw
>代打・シュルツで
むしろ代打はルイスがw あるいはマエケンでも(爆)
巨人黄金時代、長嶋茂雄はチャンスにめっぽう強いというイメージがありますが、
実際は王貞治のがチャンスに強く、長嶋はダブルプレーも多かった……
でも、実際に決めたときは渋いヒットではなくホームランだったり、
そもそもプレースタイルがド派手だから王貞治より印象に残りやすかったのがミソ。
>横浜戦であれだけ爆発したし
それと“嶋は「昔の名前」で”と言ってる事が(時間差の距離はあれど)同じ気が。
過去を見続けてもしょうがないのは両選手ともに。
中日戦に向けてのここ数試合では、嶋のが良好だったのは事実ですし。
>代打・シュルツ
いや、実際にベンチ入りしてた選手を挙げたので(^^;
>「昔の名前」でフォアボールを奪えただけのような
だとしたら、それも見越してという事も考えられますね。
河原は嶋の怖さを知っている、末永は最近売り出しなので知らない。
嶋のが河原に相性もいいし───マーティーそこまで考えてるか?w
かつて大魔神・佐々木がメジャー戻りしたとき、往年の選手は苦手意識があったのに
佐々木を知らない若手はドンドン打ってましたからね……
あ、なるほどー 野球ってイメージも大切だわ……
嶋が活躍したのって去年まで遡らないとなかった気がしますw そもそもイメージ以上にバッティングの内容に問題があるんで。前にも書きましたけど今だと「強い打球が打てない」から、ヒットを期待できないです。腰あたり悪くしてるんじゃないかという気がします。
仮に末永がこれで調子悪くしても同情しかできないと思います。調子いいときにスタメン外されてリズムに乗れずに試合間隔があいて次に出たときは不調だった、なんて就任1年目の悪夢はもう思い出したくもありません。
昔の関根順三さんは一茂が入団したとき代打で使って「よすぎたからスタメンで使うのを出し惜しみした(常に代打においておきたかった)」というので使わないでいたら選手生命があの結果でしたしねぇ・・・。
>あの場面での嶋の起用
このカードはヒットを多く望めない(内野の守備が「ヒットを捕球する」くらい異常な動きをする)ので、恐さからフォアボール狙いでいくほどなら明らかに「知らない末永」に勝負挑んでもらったほうがいい結果になるんですけどw
もしそこまで考えて嶋を起用してるならこれまでもっと勝ってますw
ノムさんが言っている言葉で「捕手はリードするとき、配球の一球一球すべてに意味がないといけない」というのがあります。恐らく配球だけじゃなく牽制球についても、タイミングや方法(長く持ったり、フォームの使い方だったり)ひとつひとつにも意味が必要だと思っています。(質のいいドラマだと役者のセリフや細かい動きのひとつひとつに意味があるのと同じように)
今のマーティの采配と石原のリード(ここ数試合は少しよくなってますけど)だと、この「誰もが理解できる一手」をどれだけ打てているのか、非常に疑問です。だからここでこんなに書いてるワケでw
あ~、なんとなくマーティの上にチェックする人としてノムさん置いてもらいたくなってきたwww 監督やるとボヤキで選手が潰れかねないからちょっとアレですけど。w
まぁその前に球団が監督に億単位の年俸を出す気がさらさらないのもありますけどね(爆)