今季よく使ったデッキその1:バントビッグマナ
2009年9月25日 MTG コメント (5)今日ちょっとQMA行ってきたんですけど、今回の全国大会が終わったらまた新しい検定が追加されるみたいですね。
今回の追加はふたつみたいです。
まずひとつめ:ロールプレイングゲーム検定
これけっこう面白そうですよね~。有名どころしかやってない気はしますけど、プレステ出たあたりからえらい数のゲームが出た気がするので、マニアックな問題がどこまで出ることやら・・・。
少年漫画検定みたいにS取るとこまでいけるのか、はたまたトレイン検定や江戸時代検定みたいな無理ゲーになるのか、ちょっと気になるところです。
そしてふたつめ。
・・・・・・・・
先に言っておきます。
オレの時代、キターーーー!!
はい。その名も
プロ野球検定!!
できれば日本限定にしてもらいたいんですよね~w 海外はそれほど詳しくないので。もし日本だけならタカさんの世界遺産に勝負を挑みたいと思いますwww
----------------------------------
ではそろそろ本題に。
時のらせんブロックがあった頃にずっと使ってた黒緑ビッグマナ。この中で主力とも言えた《滅び》《調和》に優秀なマナブースト:《北方行》《根の壁》《ヤヴィマヤのドライアド》が抜けたため、アラーラが入った時点で同じ動きを維持することはできませんでした。
このためしばらくどんなデッキ使うか試行錯誤してました。赤緑ビッグマナの後継となるジャンドビッグマナを使ってみたり、ナヤやドラン色を使っていろいろ作ってみたものの、どうにもしっくりきませんでした。
やっぱり前にも書いたとおり「3ターン目に4マナでプレイして強い呪文が少ない」のが原因でした。《調和》の後釜も《仮面の称賛者》《薄暮の小僧》《ガルガンチュアンの贈り物》とかいろいろ使ってみましたけど、結局これといったものに出会えませんでしたし。
そんなとき、「《調和》の分を青でカバーしてみてはどうだろう?」という案が浮かびました。
この頃はいろいろ試しては失敗しての繰り返しだったので、「失敗してもいいや」くらいの気で組んでみたのですが、意外なことに《熟考漂い》《ヴェンディリオン三人衆》が強い。
黒緑のときの「ハンマーはあるけど殴り手が足りない」という弱点も一緒に補ってくれ、何より単体除去での《バントの魔除け》が非常に有効でした。
当時のデッキリストはこんな感じ。
3 雲打ち
1 薄暮の大霊
3 カメレオンの巨像
2 台所の嫌がらせ屋
2 仮面の称賛者
4 熟考漂い
2 ヴェンディリオン三人衆
4 不屈の自然
3 精神石
4 バントの魔除け
3 神の怒り
2 質素な命令
2 ロクソドンの戦槌
3 原初の命令
2 反射池
3 海辺の城塞
2 鮮烈な林
2 溢れかえる果樹園
1 秘教の門
2 樹木茂る砦
2 樹上の村
1 アダーカー荒原
1 ヤヴィマヤの沿岸
2 平地
1 島
4 森
この頃から《台所の嫌がらせ屋》と《ロウクスの戦修道士》のどっちが強いか、というお話はよく出てましたね。
正直「出たらロウクスのが強いけど、色マナが足りなくて出ない」という理由でキッチンにしてました。やっぱり《精神石》が無色マナしか出ないのが大きかったですね。
コンフラックスが入った頃から《流刑への道》が使われるようになり、《仮面の称賛者》がすぐリムーブされてしまうようになり、再利用ができなくなって《連絡》にバトンタッチしました。この関係で青マナが少し濃くなったために《精神石》を使うと安定しなくなり、いろいろ替えていきました。
マナブーストをランパン4枚にしたのもこの頃ですね。
このデッキ、構成からわかりやすいのですが、青白ヒバリやトーストにかなり弱いです。
この頃の環境だとヒバリは既に少なくなっていた、というか赤白ガッポで使われる形のほうが多かったですし、トーストもフェアリーに勝てなくて数が減っていたために、かなりいい成績を残せていました。
ただ、アラーラ再誕が出てからは・・・
多色のパワーカードが大量に出たためにトーストが復活し、《妄信的迫害》を得た白黒トークンにもえらく苦しい動きをされていったため、次第に勝てなくなっていきました。フェアリーはフェアリーで「強い人しか使わない=当たった人にはプレイングで負ける」という形になってしまったため、かな~り暗黒でしたw
それに対してこっちが得たものは《茸の番人》くらいのもので、最初アドバイスもらって《徴兵されたワーム》も試してはみたのですが、勝負どころでランパンしかめくらないというオチがつきまくって結局抜いた記憶がありますw 緑命令や《連絡》をめくったときは強かったんですけどね~。
そうこうしているうちにM10が入る時期になり、デッキを支えていた《神の怒り》《連絡》あたりが抜けることになりました。代わりに《悪斬の天使》あたりも入って少し光も見えそうではあったんですけど・・・やっぱりトーストが強化されたりドローが弱体化したりした影響が大きくて、なかなか勝てませんでした。
M10が入ってすぐに《悪斬の天使》の強さには気付いたので、あるとき「天使を出して守りきるデッキを作れば勝つる!!」と思ってメインから《妨げる光》を投入した形も試してみたんですけど、そういうときに限って《叫び大口》やら《誘惑蒔き》やらでボコられる始末!!
トーストの癌である《残酷な根本原理》も消せたのは強かったんですけど、いかんせん噛み合わなさが酷かったですw
ちなみに「青命令入れればいいじゃん」という意見もあると思います。実は試しました。でもこの緑メインのデッキ構成だとどうしても青マナが足りませんでした。
さすがに青命令のためだけにマナブースト抜いて鮮烈土地入れまくるのはビッグマナ使いとしてのプライドが許さなかったですw
このときに「バントのままだとトーストにパワーで勝てない」ことに気付き、M10で《血の署名》が入ったために「試しに青を抜いて、ハンド攻めやすい黒を入れてみるか」ということで、ここ最近使ってたドランビッグマナを作ることにしました。
これについてはまた次回。
最後にPWCでバント使おうと思って作ったときも、ドランビッグマナのときの《大渦の脈動》がデッキの構成上必須だということに気付いて入れたため、タッチ黒した型になりました。これがローウィン、シャドウムーアブロックがある状態での最後のバントビッグマナになったので、そのレシピも書くことにします。
1 鋼の風のスフィンクス
1 謎のスフィンクス
3 雲打ち
3 悪斬の天使
3 カメレオンの巨像
3 ロウクスの戦修道士
2 ヴェンディリオン三人衆
4 熟考漂い
4 不屈の自然
3 流刑への道
3 大渦の脈動
3 神聖なる埋葬
3 原初の命令
1 ビヒモスの大槌
1 自我の危機
2 反射池
3 鮮烈な林
2 鮮烈な草地
1 鮮烈な小川
3 陽花弁の木立ち
2 樹木茂る砦
2 溢れかえる果樹園
1 黄昏のぬかるみ
2 平地
2 森
2 島
1 沼
実際に使ってみた感想ですけど、メインの《鋼の風のスフィンクス》と《自我の危機》はなかった。
最後だから楽しみたくて入れたんですけど、ここらが完全に足を引っ張りましたねw
サイドからトースト対策に《知識の搾取》とかも突っ込んでみたんですけど・・・結局使う機会はありませんでしたw
ともあれ、この環境のほとんどを支えてくれたこのデッキには、本当に感謝しています。ファイナルズ予選を抜けたときも、PWCでいい戦いができたときも、ずっと共に戦ってくれた相棒でした。
最後は環境に押しつぶされた形にはなりましたけど、どうにかしてもう少しうまく戦える形にできなかったかと、今でも思っているところです。毎年心残りになるところではありますけど、少なくとも今の実力だとこれが精一杯だったのかと思ったりもします。
次回はバントビッグマナの後釜となったドランビッグマナについて書いてみたいと思います。
では今回はこのへんで。
今回の追加はふたつみたいです。
まずひとつめ:ロールプレイングゲーム検定
これけっこう面白そうですよね~。有名どころしかやってない気はしますけど、プレステ出たあたりからえらい数のゲームが出た気がするので、マニアックな問題がどこまで出ることやら・・・。
少年漫画検定みたいにS取るとこまでいけるのか、はたまたトレイン検定や江戸時代検定みたいな無理ゲーになるのか、ちょっと気になるところです。
そしてふたつめ。
・・・・・・・・
先に言っておきます。
オレの時代、キターーーー!!
はい。その名も
プロ野球検定!!
できれば日本限定にしてもらいたいんですよね~w 海外はそれほど詳しくないので。もし日本だけならタカさんの世界遺産に勝負を挑みたいと思いますwww
----------------------------------
ではそろそろ本題に。
時のらせんブロックがあった頃にずっと使ってた黒緑ビッグマナ。この中で主力とも言えた《滅び》《調和》に優秀なマナブースト:《北方行》《根の壁》《ヤヴィマヤのドライアド》が抜けたため、アラーラが入った時点で同じ動きを維持することはできませんでした。
このためしばらくどんなデッキ使うか試行錯誤してました。赤緑ビッグマナの後継となるジャンドビッグマナを使ってみたり、ナヤやドラン色を使っていろいろ作ってみたものの、どうにもしっくりきませんでした。
やっぱり前にも書いたとおり「3ターン目に4マナでプレイして強い呪文が少ない」のが原因でした。《調和》の後釜も《仮面の称賛者》《薄暮の小僧》《ガルガンチュアンの贈り物》とかいろいろ使ってみましたけど、結局これといったものに出会えませんでしたし。
そんなとき、「《調和》の分を青でカバーしてみてはどうだろう?」という案が浮かびました。
この頃はいろいろ試しては失敗しての繰り返しだったので、「失敗してもいいや」くらいの気で組んでみたのですが、意外なことに《熟考漂い》《ヴェンディリオン三人衆》が強い。
黒緑のときの「ハンマーはあるけど殴り手が足りない」という弱点も一緒に補ってくれ、何より単体除去での《バントの魔除け》が非常に有効でした。
当時のデッキリストはこんな感じ。
3 雲打ち
1 薄暮の大霊
3 カメレオンの巨像
2 台所の嫌がらせ屋
2 仮面の称賛者
4 熟考漂い
2 ヴェンディリオン三人衆
4 不屈の自然
3 精神石
4 バントの魔除け
3 神の怒り
2 質素な命令
2 ロクソドンの戦槌
3 原初の命令
2 反射池
3 海辺の城塞
2 鮮烈な林
2 溢れかえる果樹園
1 秘教の門
2 樹木茂る砦
2 樹上の村
1 アダーカー荒原
1 ヤヴィマヤの沿岸
2 平地
1 島
4 森
この頃から《台所の嫌がらせ屋》と《ロウクスの戦修道士》のどっちが強いか、というお話はよく出てましたね。
正直「出たらロウクスのが強いけど、色マナが足りなくて出ない」という理由でキッチンにしてました。やっぱり《精神石》が無色マナしか出ないのが大きかったですね。
コンフラックスが入った頃から《流刑への道》が使われるようになり、《仮面の称賛者》がすぐリムーブされてしまうようになり、再利用ができなくなって《連絡》にバトンタッチしました。この関係で青マナが少し濃くなったために《精神石》を使うと安定しなくなり、いろいろ替えていきました。
マナブーストをランパン4枚にしたのもこの頃ですね。
このデッキ、構成からわかりやすいのですが、青白ヒバリやトーストにかなり弱いです。
この頃の環境だとヒバリは既に少なくなっていた、というか赤白ガッポで使われる形のほうが多かったですし、トーストもフェアリーに勝てなくて数が減っていたために、かなりいい成績を残せていました。
ただ、アラーラ再誕が出てからは・・・
多色のパワーカードが大量に出たためにトーストが復活し、《妄信的迫害》を得た白黒トークンにもえらく苦しい動きをされていったため、次第に勝てなくなっていきました。フェアリーはフェアリーで「強い人しか使わない=当たった人にはプレイングで負ける」という形になってしまったため、かな~り暗黒でしたw
それに対してこっちが得たものは《茸の番人》くらいのもので、最初アドバイスもらって《徴兵されたワーム》も試してはみたのですが、勝負どころでランパンしかめくらないというオチがつきまくって結局抜いた記憶がありますw 緑命令や《連絡》をめくったときは強かったんですけどね~。
そうこうしているうちにM10が入る時期になり、デッキを支えていた《神の怒り》《連絡》あたりが抜けることになりました。代わりに《悪斬の天使》あたりも入って少し光も見えそうではあったんですけど・・・やっぱりトーストが強化されたりドローが弱体化したりした影響が大きくて、なかなか勝てませんでした。
M10が入ってすぐに《悪斬の天使》の強さには気付いたので、あるとき「天使を出して守りきるデッキを作れば勝つる!!」と思ってメインから《妨げる光》を投入した形も試してみたんですけど、そういうときに限って《叫び大口》やら《誘惑蒔き》やらでボコられる始末!!
トーストの癌である《残酷な根本原理》も消せたのは強かったんですけど、いかんせん噛み合わなさが酷かったですw
ちなみに「青命令入れればいいじゃん」という意見もあると思います。実は試しました。でもこの緑メインのデッキ構成だとどうしても青マナが足りませんでした。
さすがに青命令のためだけにマナブースト抜いて鮮烈土地入れまくるのはビッグマナ使いとしてのプライドが許さなかったですw
このときに「バントのままだとトーストにパワーで勝てない」ことに気付き、M10で《血の署名》が入ったために「試しに青を抜いて、ハンド攻めやすい黒を入れてみるか」ということで、ここ最近使ってたドランビッグマナを作ることにしました。
これについてはまた次回。
最後にPWCでバント使おうと思って作ったときも、ドランビッグマナのときの《大渦の脈動》がデッキの構成上必須だということに気付いて入れたため、タッチ黒した型になりました。これがローウィン、シャドウムーアブロックがある状態での最後のバントビッグマナになったので、そのレシピも書くことにします。
1 鋼の風のスフィンクス
1 謎のスフィンクス
3 雲打ち
3 悪斬の天使
3 カメレオンの巨像
3 ロウクスの戦修道士
2 ヴェンディリオン三人衆
4 熟考漂い
4 不屈の自然
3 流刑への道
3 大渦の脈動
3 神聖なる埋葬
3 原初の命令
1 ビヒモスの大槌
1 自我の危機
2 反射池
3 鮮烈な林
2 鮮烈な草地
1 鮮烈な小川
3 陽花弁の木立ち
2 樹木茂る砦
2 溢れかえる果樹園
1 黄昏のぬかるみ
2 平地
2 森
2 島
1 沼
実際に使ってみた感想ですけど、メインの《鋼の風のスフィンクス》と《自我の危機》はなかった。
最後だから楽しみたくて入れたんですけど、ここらが完全に足を引っ張りましたねw
サイドからトースト対策に《知識の搾取》とかも突っ込んでみたんですけど・・・結局使う機会はありませんでしたw
ともあれ、この環境のほとんどを支えてくれたこのデッキには、本当に感謝しています。ファイナルズ予選を抜けたときも、PWCでいい戦いができたときも、ずっと共に戦ってくれた相棒でした。
最後は環境に押しつぶされた形にはなりましたけど、どうにかしてもう少しうまく戦える形にできなかったかと、今でも思っているところです。毎年心残りになるところではありますけど、少なくとも今の実力だとこれが精一杯だったのかと思ったりもします。
次回はバントビッグマナの後釜となったドランビッグマナについて書いてみたいと思います。
では今回はこのへんで。
コメント
野球検定やる人は多そうだよな~。
FFとDQとWA・・KFにFEもわかるし・・結構できそうな予感
SRPGとかARPGとかも出るならさらに広がる・・
なんか初日からゲーセンに入り浸りになりそうな予感がしますwww
どれだけ上位行けるか頑張ってみたいところですよね~。
>タカさん
ある程度やったことある話なら少々マニアックな問題も大丈夫そうだけど、マイナーなお話の問題が出まくるとちょっと恐いよね。
たぶんS取るまで頑張るんだろうけど・・・