今日は野球見れたんですけど、もしかしたら見れるのは今年最後の試合になったかもしれないです。最終戦の放送予定がまるでわからないので。どうにか見られる局に放送してもらいたいんですけどね~。

今日の時点で外人4人は抹消、明日帰国とのことです。CS争いで脱落したから残りの試合は若手育成のために使うんでいいとは思うんですけど、それはそれで少し寂しい気もしなくはないです。

で、今日の試合は、というと・・・・

はい。例によって貧打祭りでした!!

やっぱり前から書いてたように、「何をしたら点が取れるのか」をチーム全体で考えて動いてないのがハッキリわかりました。
小窪の打席のとき、センターのフェンス手前まで飛ぶ大きなフライがあったんですけど、このときに解説の苫篠さんが「自分も現役時代こういうことがあったんですけど、当時の野村監督に”お前は何番バッターや!?”って言われてそこからお説教タイムでした」という一節がありました。
まさしく「選手に任せていたら”チームの一員としての役割を果たす”という部分が抜け落ちた」という、今年を象徴するコメントだったと思います。

どちらかというとこの場面でお話の出た小窪というより、2番に置かれた赤松に言いたいことだったんですけどね・・・。
振り逃げで出塁したのに牽制で誘い出されてアウトになったり、球数投げさせるべき場面で初球をポップフライ打ち上げたり・・・。もう今の状態だと「塁に出たら飛び出すまで牽制球投げてればいいや」って状態になりきってると思います。これまでカープ見てて「盗塁狙って誘い出される」なんて場面は年に1回見たか見なかったかくらいなのに、赤松の場合はいくらなんでも多すぎです。盗塁の数が増えないことの一因のはずですけど、この点についてはキャンプの間にしっかり克服してもらいたいです。あの足の速さですから、スタートの部分をきっちりできれば盗塁王のタイトル争いができる選手になれる資質はあるはずです。
そして盗塁王争いができる選手になるために、スタートの技術向上と平行して「まず出塁すること、そのために何が必要か」をしっかり考えてもらいたいです。
別に「転がせ」という気はありません。「粘ってフォアボールをもぎ取れ」というほうが近いです。打撃については6月頃に見せた「コンパクトなスイングでライナー性の打球を放つ」ことは得意なはずなので、こっちを伸ばすほうが近道だと思ってます。そのうえで「ライナーを打てる球を選ぶ」こと、「打てなそうなら他の方法で出塁する」こと、これができればかなりいい方向に進むと思ってます。

小窪についても、今日は「スタンドまで届かないフライ」でした。どちらかというと今はライナーで野手の間を抜くタイプの選手なだけに、今後はどういう方向でいくのかちょっと気になるところです。パンチ力をつけて今日のような打球をスタンドまで運ぶようにするのか、今のスタイルをさらに磨いて鋭さを増していくのか、期待が大きいだけに間違えないでもらいたいところです。

そして今日の試合、外人が抜けて打力不足なのによりによって喜田剛を使わないとか・・・。今栗原以外で「打力で勝負できる選手」って他にいないんだから、5番で使ってもらいたかったです。タイプ的に能見に合うかどうかはともかく、スイングスピードはチーム内でも群を抜いてるんだから、使わない手はないです。
個人的には来年を見据えるとサードでの起用まで考えていいかとも思いました。本来ならレフトが一番無難ではあるんですけど、仮にサードができるレベルになれば外野に他の打てる選手(前田とか)も使えるようになると大きいと思ってます。

とりあえず球団としてはルイス、シュルツには残留要請、他の野手は未定というスタンスらしいので、来年もサードがどうなるかは微妙ってとこです。個人的には夏の活躍からフィリップスは残してもらいたいところですけど、どうなるんでしょうかねぇ・・・。今年の成績が「来日して1ヶ月で調整⇒大爆発⇒怪我も絡んだ不振」という流れなので、開幕にあわせて調整してくれば来年は1年間でけっこうな成績を残してくれると思うんですが。なにより打てないときにフォアボールを選べるのは大きいです。


さらに言うと投手陣も。今日の登板でマエケンは193イニングに到達し、今のところは横浜の三浦に次いでセ・リーグ2位の数字です(さらに上は涌井がいるだけ)。これで防御率3.36は立派だと思うのですが、これでいて8勝14敗って・・・。
確かにホームランやたらと打たれたんですけど、打線の援護がなくて好投してても負ける試合がかなり多かったです。去年の9勝2敗からしたら数字は悪いですが、順調に育ったと言っていいでしょう。来年はまさにエースとして期待していいと思います。
ホームランについては、球質の問題なのか、リードの問題なのか微妙なところですが、ある程度防げるものの気はします。たぶん今日で今年最後だと思いますけど、来年も期待したいところです。

で、気になったのが今日中継ぎで登板した篠田です。
この前もそうだったんですけど、登板した回は非常にいいピッチングをしたのですが、回を跨ぐとどうにも不安定になる傾向があったんですよね。前は3イニング目に打たれてたような。
今年は先発でスタートし、肩の違和感で4月末に離脱して、帰ってきたのが9月になったわけですけど、来年はどういう使い方をするのがいいんですかねぇ。
病み上がりで万全ではなかったこともあったので、今の状態がマックスではないと思うのですが、この「長い回を投げると崩れる」状態がもし先発でも顔を出す場合、もしかしたらセットアッパー候補としたほうがいいというお話も出てくるかもしれません。

今の状態でも最初の1イニングはいい投球するんですよ。むしろ見てて惚れ惚れするほどの素晴らしいピッチングです。
ただこれが「病み上がりなだけに短いイニングしかもたない」のか、「長い回を投げると崩れる癖がある」のか、ちょっと気になったところです。
たぶん来年の開幕までにはわかってくるんでしょうけどねぇ。個人的には今年の頭と同じように先発の柱の一人になってもらいたいところですけど、もし癖が出ていたり、先発の頭数が充分に揃ったりしたなら、それこそ中日の浅尾のように、途中からリリーフ要員に回す選択肢も考えていいのかもしれないと思いました。

そういえばメッツ行ってた高橋建さんが帰ってきましたね。来年どうなるかは未定だそうですが、もしかしたらカープ復帰もあるのかな?それならそれで楽しみなところです。


とりあえず今日の試合を見て思ったことをいろいろ書いてみました。今年もあと1試合、そしてドラフト会議も今月末ですね。野球がオフの時期にどれだけネタ書くかはわかりませんけど、気が向いたらいろいろ書いてみたいと思います。
的外れかもしれないですし、古いかもしれませんけど、あまり気にしないでいきたいと思います。さすがにシーズン中に比べたら頻度は下がると思いますw


では今回はこのへんで。

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