キムタク・・さん・・・
2010年4月7日 野球 コメント (3)おはようございます。
僕はいつも、朝は最初に野球関係のニュースを見るところからスタートなんですが、今日も例によって見ていると・・・。
先日、試合前の練習で倒れられた木村拓也コーチのお話が。
急に倒れられて病院に搬送され、くも膜下出血と診断されて闘病されていたのですが、今日の未明に、帰らぬ人になってしまったそうです。
去年の日本シリーズが終わってから急に引退を表明され、「まだ現役でやれるのに」と誰もが思ったキムタクさん。
広島の緒方さん(現広島コーチ)の引退試合で代打で登場し、最後にセンターの守備についた緒方さんに狙ったかのようにフライを打ち上げたときの最高の笑顔が忘れられません。
今年は巨人にコーチとして雇われ、試合前まで元気にノックしてたのですが、あまりに急すぎると思いました。
引退されたときにも書いたと思いますが、本来なら最後まで広島でやりたかったというのがご本人の意志だったものの、若手起用でセカンドに東出を固定したブラウン監督のときにトレードで巨人に移籍することになりました。
本来だったら広島ファンの多くはアンチ巨人のはずのところ、キムタクさんに関してはずっと応援し続けていた広島ファンは多かったです。昨日の試合前にも応援歌を流していたとのことですし。どことなく広島に移籍したあとの石井琢朗選手に対する横浜ファンに近いものがあったような気がします。
もともと入団は日本ハムだったんですけど、長富選手とのトレードで広島に来てから花開いた選手ということで、ほとんど「カープの生え抜き」という感覚でした。
試合についても昔から「どこでも守れる選手」として重宝され、達川監督のとき(で合ってると思う)にセカンドでレギュラーに固定されて結果を出し続け、オールスターに選ばれたときにも奢ることなく「自分のようなユーティリティプレイヤーでもオールスターに出ることができるんだ」と、多くの人が励まされるコメントを残していた記憶があります。
確かに90年台のカープの「野手だけは黄金時代」(オーダー順:緒方、正田、野村、江藤、前田、ロペス、金本、西山)を考えると成績面では地味にも思えるものの、彼も立派なスターの一人でした。何よりもファイト溢れるプレーでチームを奮い立たせるシーンが何度もあり、連敗ストップや連勝に大きく貢献していたように思います。もし東出がショートで固定できたならずっとセカンドで使われ続けていたんでしょうね。
あと個人的には、90年台のオフの特番で、カープの選手が出演するミニドラマがあったんですけど、そのときもいい味出してました。
そのときの主人公は浅井(現カープ1軍打撃コーチ)で、彼の親友役だったんですけど、浅井がデートの日にいろいろ罠を仕掛けて、最後遅れて登場したところでちゃっかり彼女を攫っていってしまうオチ担当で出演されていましたwww
確かそのときは「盗塁はきっちり決める選手」っていう意味での人選だったように思いますw 野村、緒方はもう結婚してたので、盗塁が得意な選手の中で、若手で独身のキムタクさんが選ばれたとかいうようなw
あの当時のビデオは今もあるんですけど、本当に大事にしないといけなくなっちゃいましたね・・・。
ファンとしては、いつか広島に戻ってコーチとしてカープを優勝させてくれると信じていたんですけど、それが叶わなくなったのが本当に残念です。
ただ、彼が倒れられたのが他所の球場ではなく、他ならぬ広島だったことは、不謹慎ながら不幸中の幸いと思いたくなりました。誰かと違って、最後までカープの選手でありたいと思いながらも退団を余儀なくされたのに、最後は広島に戻ってこられたのですから。
本当に、木村拓也選手のご冥福を、心からお祈りします。
そしてカープの皆さん、今年はなんとしても最後の胴上げに彼を参加させてください!!
では今回はこれで。夜にはまた書くかもしれないです。
僕はいつも、朝は最初に野球関係のニュースを見るところからスタートなんですが、今日も例によって見ていると・・・。
先日、試合前の練習で倒れられた木村拓也コーチのお話が。
急に倒れられて病院に搬送され、くも膜下出血と診断されて闘病されていたのですが、今日の未明に、帰らぬ人になってしまったそうです。
去年の日本シリーズが終わってから急に引退を表明され、「まだ現役でやれるのに」と誰もが思ったキムタクさん。
広島の緒方さん(現広島コーチ)の引退試合で代打で登場し、最後にセンターの守備についた緒方さんに狙ったかのようにフライを打ち上げたときの最高の笑顔が忘れられません。
今年は巨人にコーチとして雇われ、試合前まで元気にノックしてたのですが、あまりに急すぎると思いました。
引退されたときにも書いたと思いますが、本来なら最後まで広島でやりたかったというのがご本人の意志だったものの、若手起用でセカンドに東出を固定したブラウン監督のときにトレードで巨人に移籍することになりました。
本来だったら広島ファンの多くはアンチ巨人のはずのところ、キムタクさんに関してはずっと応援し続けていた広島ファンは多かったです。昨日の試合前にも応援歌を流していたとのことですし。どことなく広島に移籍したあとの石井琢朗選手に対する横浜ファンに近いものがあったような気がします。
もともと入団は日本ハムだったんですけど、長富選手とのトレードで広島に来てから花開いた選手ということで、ほとんど「カープの生え抜き」という感覚でした。
試合についても昔から「どこでも守れる選手」として重宝され、達川監督のとき(で合ってると思う)にセカンドでレギュラーに固定されて結果を出し続け、オールスターに選ばれたときにも奢ることなく「自分のようなユーティリティプレイヤーでもオールスターに出ることができるんだ」と、多くの人が励まされるコメントを残していた記憶があります。
確かに90年台のカープの「野手だけは黄金時代」(オーダー順:緒方、正田、野村、江藤、前田、ロペス、金本、西山)を考えると成績面では地味にも思えるものの、彼も立派なスターの一人でした。何よりもファイト溢れるプレーでチームを奮い立たせるシーンが何度もあり、連敗ストップや連勝に大きく貢献していたように思います。もし東出がショートで固定できたならずっとセカンドで使われ続けていたんでしょうね。
あと個人的には、90年台のオフの特番で、カープの選手が出演するミニドラマがあったんですけど、そのときもいい味出してました。
そのときの主人公は浅井(現カープ1軍打撃コーチ)で、彼の親友役だったんですけど、浅井がデートの日にいろいろ罠を仕掛けて、最後遅れて登場したところでちゃっかり彼女を攫っていってしまうオチ担当で出演されていましたwww
確かそのときは「盗塁はきっちり決める選手」っていう意味での人選だったように思いますw 野村、緒方はもう結婚してたので、盗塁が得意な選手の中で、若手で独身のキムタクさんが選ばれたとかいうようなw
あの当時のビデオは今もあるんですけど、本当に大事にしないといけなくなっちゃいましたね・・・。
ファンとしては、いつか広島に戻ってコーチとしてカープを優勝させてくれると信じていたんですけど、それが叶わなくなったのが本当に残念です。
ただ、彼が倒れられたのが他所の球場ではなく、他ならぬ広島だったことは、不謹慎ながら不幸中の幸いと思いたくなりました。誰かと違って、最後までカープの選手でありたいと思いながらも退団を余儀なくされたのに、最後は広島に戻ってこられたのですから。
本当に、木村拓也選手のご冥福を、心からお祈りします。
そしてカープの皆さん、今年はなんとしても最後の胴上げに彼を参加させてください!!
では今回はこれで。夜にはまた書くかもしれないです。
コメント
何とか元気になって、巨人のコーチとして復帰して欲しかったんですけどね...
もう、何か、ぐわんぐわんぐぉんぐぉんって感じでしたよ……
たしかに、言われてみれば日本ハムに捕手として入団したんでしたね。
広島の生え抜きと言われて違和感ない人は大勢いるでしょう。
しかし、日本ハム・小林繁コーチ、オリックス・小瀬選手と言い……
まったく野球の神様は何をしてるんだろうね。
試合前に野村監督と「朝一番に移動だったんでまだ家にも帰れてなかったんですよ」って談笑してたって聞くと、本当に胸が痛いわ。
人柄も最高だったし、いい指導者になってくれると思った矢先にこうなるとはねぇ・・・
>丹依悠。さん
朝にこのニュース見てから丸一日、ずっと変な感じでしたよ。
イメージとしても「カープのキムタク」っていうのが定着していただけに、生え抜きと思う人も多いと思います。そういえば西山も入団時は南海でしたね。2年目から広島でしたけど。
本当に今年は、まだ開幕してすぐだというのに、悲しい知らせが多すぎますよ。いったい何が起こってるんでしょうかねぇ・・・。