長くなったので久しぶりに分割してみました。今回は野球関係です。
マジックとか(?)のお話はひとつ前に書いたので、よかったらご覧ください。

さて、今日の試合。
いろいろ、胸が熱くなる出来事が起こりました。

今日の先発はマエケンvs久保。お互い点の入らない投手戦になりました。

今日の打線は選手に近い形に戻したんですが、上位打線がなかなかヒットを打てず。逆に5番嶋、6番廣瀬はよく当たってました。
ただヒットの数が少ない。4回には2アウトから嶋のヒット⇒廣瀬の二塁打と繋がりはしたものの、ホームを狙った嶋がクロスプレイでアウトになるなど、どうにも1点に届きません。

そんな中、最初に1点を取られ、1-0のまま試合は続く。先週は好投するも打線がバーネットに抑えられ、今週もマエケン奮闘するもまた勝てないか・・・といった7回、嶋がセンター頭上を越える二塁打で出塁。4回のこともあって代走に中東を送り、続く廣瀬はレフト前へ。代走を送っていたことが功を奏し、なんとか同点に追いつきました。

ただ8回は末永の左中間抜けそうな当たりをレフトの藤川俊介に捕られ、裏の回には1アウト2,3塁の大ピンチ。ここでバッテリーは新井を敬遠し、続く打者に勝負を挑むことに。
5番、城島。2ボールまでなるものの、低めのスライダーを続け、ついには空振り三振。
6番、ブラゼル。同じくスライダー連投で2ボールになるが、頑固なまでに同じ球を続けていくと相手が手を出し、最後も同じ球で空振り三振。

もの凄い勝負になりました。正直言って、普通のピッチャーだったら打たれているであろう場面でした。なにしろ甲子園で阪神屈指の打者2人ですからね。
これを抑えたマエケンはもう完全にエースと言っていい投手になったと思います。
カープであの場面で抑えられたのって、たぶん黒田ぐらいだと思いますし。たぶん大竹じゃ無理だったwww


9回には再び廣瀬の当たりを藤川にファインプレイされて2アウト。これは完全に危ない流れになりました。ここで打者は小窪。
最初の2球をいずれも振っていきなり2ストライクに。ここからファールで粘りつつ2-3にまで持っていくのですが、この間もずっとレフト方向を意識したような引っ張りのスイングになっていました。役割としてはまず出塁すべきところなので、普通だったら流し打ちを狙っていってもいい場面だったのですが。

そして粘った末の一球。これもまた引っ張りの打撃。打球はレフトへ舞い上がり、風にも乗ってついにスタンドまで届きました。

レフトで2回ファインプレイした藤川が追っていて、打球がギリギリだったためにキャッチされるんじゃないかと思いましたが、さすがにフェンスの向こうまでは届かなかったみたいですw

この1点が決勝点になって、裏はシュルツが抑えて勝ち。
凄まじい奮闘を見せたマエケンに、高校の先輩の小窪が勝ち星をプレゼントした格好になりました。

今日の試合もそうでしたけど、今年は「去年だったら負けていた」と思われる試合を全力で拾っています。チームがいい方向にまとまってきているということでしょうか。

とりあえず今日の報道ステーションでは、「金本のあとに4番を打っていた新井」がクローズアップされていましたけど、最後の小窪の紹介が普通だったのが残念でした。どうせなら「新井が去ったあと、広島のサードを守っている小窪」という形で紹介すればよかったのに。
考えてみれば、ここにもドラマがいろいろあります。今年はヒューバーが出ていたために小窪は控えだったのですが、そのヒューバーが不振で控えに回っている今になって、出番が回ってきた小窪がホームランでチームを勝たせているんですから。
うっかり「外人より打つじゃん!」とか言いたくなりましたwww



さて、今日の試合はこれだけで終わりじゃないです。
続いては二軍のお話。

今日の試合、ついにドラフト1位ルーキーの今村投手が登板しました。

これまで調整が続いてて、他のルーキーは全員二軍戦ではデビューしていたところ、最後についに出番がやってきました。

先発で5回1失点だった今井に代わり、1-1の6回から登板した今村。結局2イニング投げました。
さすがに初登板の緊張からか、最初は連打され、次の回はフォアボールを2つ出しましたが、どちらの回も好守備に助けられて無失点に抑えました。

そんな6回裏、チャンスを作って打者はドラフト2位の堂林。高卒ルーキーながら二軍で3本塁打の好打者です。
放った打球はサードへの強いゴロ、これを相手サードが悪送球して1点。

これが決勝点となり、なんと今村、初登板で初勝利となりました。

これをアシストしたのが同い年の堂林。実は今村、堂林はそれぞれ去年の春、夏の甲子園の優勝投手でした。今年から堂林は野手に転向しましたが、この試合、新しいカープの幕開けと言ってもいいかもしれない試合になりました。

さらにもうひとつ。堂林のサードゴロを処理(エラー)したのは、ソフトバンクのドラフト1位ルーキー、今宮健太。去年の春、夏の甲子園で活躍し、ソフトバンクがドラフトで今村とどちらを指名するか迷って選んだ選手です。
7回に今村と対戦しましたが、結果は空振り三振。今回に限っては今宮が悔しい思いをする試合になりましたが、今後の彼らの活躍が凄く楽しみになる試合でした。

同じく黄金ルーキーの西武、菊池雄星は今日は5回を4失点だったそうで。彼もフォームを崩して苦しんでいるようですが、このまま終わる選手ではないでしょう。必ず活躍してくれるものと期待しています。

こうしてみると、将来のプロ野球界にとっても、とても楽しみな一日になったと思います。もちろん1ファンとしての勝手な意見ではありますけどw
今の一軍だけでなく、こういったところにもプロ野球の醍醐味があるのだと強く思った日でした。
ドラフト会議から見てるとなかなか面白いんですよね~。はい、ただのオタですwww


さて、明日は甲子園は雨っぽいですね。先発投手が足りてなかったので、いい休日になると思います。
ただ今日の打席を見ると、やっぱり金本は苦手になってるので、出てないときに阪神との試合は消化した方が成績はよくなりそうにも思えるので、難しいところです。明日の試合があった場合は、昨日負け投手になった齊藤を中4日で日曜に回さないといけなくなるし、うーん。


では今回はこのへんで。

コメント

ロボ猫ふらみー
2010年4月22日1:33

相手のレフトが金本だったら、もっと簡単に勝ってませんかね?^^;

関東の遅刻魔
2010年4月22日1:41

守備面からして何点かは入りそうですけど、逆に打撃でもっと点取られそうですw
他の球団相手に打率2割前後なのに広島相手のときだけ.444とか打ってましたからね~www あまりの打たれっぷりに「石原スパイ疑惑」まで出てますw

丹依悠。
丹依悠。
2010年4月22日7:31

とりあえず、嶋のベースランニングのバランスの悪さにフイた。
サードコーチャーも腕を回したらダメですって……
見た目としては惜しくもアウトになったテイですが、自分だったら止めてるな。

小窪は最後、片手でスタンドまで持っていった?
うまい具合に緩い風にも乗ったけど、当たり自体は鈍くてフライアウトだと思ったね。

>新井が去ったあと、広島のサードを守っている小窪

残念ながら、金本、新井と格が違うし、サードの名前がまだ何人も上がる現状、
そんな決めつけがましい報道するほど10chも荒んでないでしょ。
猛打賞でも映らない選手もいれば、代打で三振しても映る選手がいるもので。

>相手のレフトが金本だったら

ファーストに転向してしまう手もある、この際……

関東の遅刻魔
2010年4月23日0:02

最近はあの流れだと俊足ランナーのことが多いんですよね。ただあのコーチは「送球がそれたらホームインできる」と判断したらすぐ突っ込ませるのがなんともw

小窪の打球は角度と初速がよかったから、悪くてもフェンスまではいくと思ってました。あれはうまく拾ってましたよ。

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