プレイヤーに合ったデッキの形
2010年9月6日 MTG コメント (6)環境が変わる直前なのに今の環境の新デッキを組みたくなる・・・あると思います!!>挨拶
土曜の結果を踏まえて日曜はデッキを少し前のめりにしてみた、というか、試しに「特化」してみたんですけど、いやはや、なんというか。
結果自体は確かによくなったんですけど、ユーティリティの部分が減少したために使ってる側としては怖い場面がけっこうありました。ただ「やりたいこと」が少しわかりやすくなったので、その部分は収穫だったのかもしれないです。
そんなことで今日もさらに突っ込んでみたんですけど、そろそろ怖くなってきましたw
デッキ組むときに考えることなんですけど、「何を重視するか」という点って大事ですよね。ビートダウンだったらスピードやダメージ量だとか、コントロールだったら「ここまでは準備段階、整ったら作戦開始」みたいな戦略だとか、コンボなんかは一番わかりやすいと思います。
ただ、どの形が自分に合ってるか、という話になると、意外と人それぞれで色が出てくるような気がします。
例えば速攻デッキですけど、合ってる人は本当に凄い動きをするからどんどん勝てますけど、合わない人だとなんか噛み合いが悪くてずっとモタモタしてるために相手の得意な形に持ち込まれて全然勝てないとか、あると思います。オレの場合、思いっきり後者だったりしますw
よく「トッププレイヤーのデッキを完コピしたのに、なかなか勝てない」っていう話があります。確かに自分とそのプレイヤーとの間にプレイングスキルの差があったり、一部のカードの使い方について「こういうときのために入っている」といった部分を充分に理解できてなかったりしたために、デッキのポテンシャルを充分に発揮できないことってよくあるものです。
ただ、この他にも「こういう回りをしてほしいのに、その動きができるカードを引いてこれない」というものも、けっこうな割合を占めているような気がするんですよね。
今の環境でいくと、《獣相のシャーマン》を使ったナヤやバントを使っているとき、初手にマナクリーチャーが全然来なかったり、シャーマンは初手にあるけど他のクリーチャーが全然いなかったり、とか。「あの人は吸い付くように初手に来てるのに、なんでオレのときはうまくいかねーんだよ!!」とかいう経験ある方もけっこういるんじゃないでしょうか?もちろんオレもそうですw
マジックはよく「確率のゲーム」と言われます。基本土地以外はどのカードも最大4枚しか積めず、デッキ全体では60枚に及ぶため、この「引けるか引けないか」のランダム性ってゲームをもの凄く左右するんですよね。
数字だけで考えれば、何万回も回していけばみんなけっこう均等になってくるのかもしれないですけど、個人的な感覚ではそれでも「引きの差」というのはけっこう大きいままのような気がします。
ただいろいろデッキを回していると、だんだん「自分に合ってるデッキのタイプ」っていうのが、おおまかに浮かんでくるような気がします。
それこそビートダウン使いとか、コントロール使いとか、コンボ使いだとか。不思議と「自分の手になじむデッキ」というのが見つかることってあるんですよね。そしてそれを突き詰めていくうちに、「自分はどんなデッキを使いたいのか」というのが少しずつ見えてくるような気がします。
デッキを組むに際して、「構築理論」っていうものが必要になってくるものです。
これは形は違えど、どのデッキについても存在します。簡単に言うと「このマナ域でやりたい動きはこれだから、それを満たしてくれるカードを入れる」といったことですね。結局その繰り返しになりそうな気がします。
やっぱり勝ち続けてるプレイヤーって、そういう点がしっかりしていると思います。大会の上位入賞常連のプレイヤーのデッキリストを見ていると、「方向性」というものがしっかりしているというか、「軸になる部分」が綺麗にできているように思います。そのうえで誰も気づかなかったような新しい発見がちょこちょこ入っていたりするものだから、いくつかのリストを見比べてその変遷を追ってみるのもなかなか楽しいものです。
ここ最近、いつも自分について思うことなんですけど、この「軸」を作るのに苦労しているんですよね。
自分ではけっこう波があるプレイヤーだと思ってるんですけど、意外とこの「軸」がしっかりしてるときは勝ててるし、形になってないときは勝ててないことが多いです。いろいろ模索しているうちにこの環境も残り1ヶ月を切ってしまいました。
新しい環境に走ることを考えてもいいんですけど、なんか負けたままじゃ悔しいので、この環境終わるまではずっといろいろ考えていくことになると思います。
さて、明日からは神宮で3連戦ですね。
おそらく台風の影響で1試合は流れそうですけど、残り2試合はたぶん見に行くと思います。新聞屋さんありがとう!!
では今回はこのへんで。
土曜の結果を踏まえて日曜はデッキを少し前のめりにしてみた、というか、試しに「特化」してみたんですけど、いやはや、なんというか。
結果自体は確かによくなったんですけど、ユーティリティの部分が減少したために使ってる側としては怖い場面がけっこうありました。ただ「やりたいこと」が少しわかりやすくなったので、その部分は収穫だったのかもしれないです。
そんなことで今日もさらに突っ込んでみたんですけど、そろそろ怖くなってきましたw
デッキ組むときに考えることなんですけど、「何を重視するか」という点って大事ですよね。ビートダウンだったらスピードやダメージ量だとか、コントロールだったら「ここまでは準備段階、整ったら作戦開始」みたいな戦略だとか、コンボなんかは一番わかりやすいと思います。
ただ、どの形が自分に合ってるか、という話になると、意外と人それぞれで色が出てくるような気がします。
例えば速攻デッキですけど、合ってる人は本当に凄い動きをするからどんどん勝てますけど、合わない人だとなんか噛み合いが悪くてずっとモタモタしてるために相手の得意な形に持ち込まれて全然勝てないとか、あると思います。オレの場合、思いっきり後者だったりしますw
よく「トッププレイヤーのデッキを完コピしたのに、なかなか勝てない」っていう話があります。確かに自分とそのプレイヤーとの間にプレイングスキルの差があったり、一部のカードの使い方について「こういうときのために入っている」といった部分を充分に理解できてなかったりしたために、デッキのポテンシャルを充分に発揮できないことってよくあるものです。
ただ、この他にも「こういう回りをしてほしいのに、その動きができるカードを引いてこれない」というものも、けっこうな割合を占めているような気がするんですよね。
今の環境でいくと、《獣相のシャーマン》を使ったナヤやバントを使っているとき、初手にマナクリーチャーが全然来なかったり、シャーマンは初手にあるけど他のクリーチャーが全然いなかったり、とか。「あの人は吸い付くように初手に来てるのに、なんでオレのときはうまくいかねーんだよ!!」とかいう経験ある方もけっこういるんじゃないでしょうか?もちろんオレもそうですw
マジックはよく「確率のゲーム」と言われます。基本土地以外はどのカードも最大4枚しか積めず、デッキ全体では60枚に及ぶため、この「引けるか引けないか」のランダム性ってゲームをもの凄く左右するんですよね。
数字だけで考えれば、何万回も回していけばみんなけっこう均等になってくるのかもしれないですけど、個人的な感覚ではそれでも「引きの差」というのはけっこう大きいままのような気がします。
ただいろいろデッキを回していると、だんだん「自分に合ってるデッキのタイプ」っていうのが、おおまかに浮かんでくるような気がします。
それこそビートダウン使いとか、コントロール使いとか、コンボ使いだとか。不思議と「自分の手になじむデッキ」というのが見つかることってあるんですよね。そしてそれを突き詰めていくうちに、「自分はどんなデッキを使いたいのか」というのが少しずつ見えてくるような気がします。
デッキを組むに際して、「構築理論」っていうものが必要になってくるものです。
これは形は違えど、どのデッキについても存在します。簡単に言うと「このマナ域でやりたい動きはこれだから、それを満たしてくれるカードを入れる」といったことですね。結局その繰り返しになりそうな気がします。
やっぱり勝ち続けてるプレイヤーって、そういう点がしっかりしていると思います。大会の上位入賞常連のプレイヤーのデッキリストを見ていると、「方向性」というものがしっかりしているというか、「軸になる部分」が綺麗にできているように思います。そのうえで誰も気づかなかったような新しい発見がちょこちょこ入っていたりするものだから、いくつかのリストを見比べてその変遷を追ってみるのもなかなか楽しいものです。
ここ最近、いつも自分について思うことなんですけど、この「軸」を作るのに苦労しているんですよね。
自分ではけっこう波があるプレイヤーだと思ってるんですけど、意外とこの「軸」がしっかりしてるときは勝ててるし、形になってないときは勝ててないことが多いです。いろいろ模索しているうちにこの環境も残り1ヶ月を切ってしまいました。
新しい環境に走ることを考えてもいいんですけど、なんか負けたままじゃ悔しいので、この環境終わるまではずっといろいろ考えていくことになると思います。
さて、明日からは神宮で3連戦ですね。
おそらく台風の影響で1試合は流れそうですけど、残り2試合はたぶん見に行くと思います。新聞屋さんありがとう!!
では今回はこのへんで。
コメント
フェッチはワカラン。土壇場で方向一気に変わるし。
どっちにも対応できるように用意しときます。
確率論ってのは、期待値の表れに過ぎない事を実感しました。
>こういう回りをしてほしいのに、その動きができるカードを引いてこれない
だから、そのカードを極力高い確率で引いてこれるデッキを考えました。
土地と火力しか入ってないんです。スゴいでしょ?
みんな、理想を追いかけすぎて「最短○ターンで…」とか「回れば…」って言うけど、
最悪の状況でどれだけ防げるか、最悪の状況でもどれだけ動かせるかは考えないよね。
エースピッチャーは、調子が悪くてもそれなりのピッチングをする、と言えば、
分かりやすいだろうか?
それを極論にするかどうかの差で「錯乱した~」になると思う(ぇ
1ターン目に動きたかったら、0~1マナだけでデッキを組めばいい。
それを絶対的な下地にいろいろつけ加えればいいと思うんだ。
バーン、パーミッション、土地単とかも、そういう発想から生まれたんだし。
これは本当に思います。オレの場合「このカードを一番引きたかったら3枚挿しにしろ」っていうのがありますからねw 4枚挿しすると「1枚も引かないか全部固めて引くか」のどちらかですしw 逆に1枚挿しのカードはよく引きますねw
>土地と火力しか入ってないデッキ
オレがバーン考えるときは「全部本体」がキーワードですw 結局極端な形になると尖らせるほうが強いんですよね。
>最悪の状況を考えてデッキを組む
オレの場合どちらかというとこっちに近いんですよね。「何がきても対応できるように」って考えてますし。やっぱり地雷デッキの多い環境でやってきたからなんでしょうねぇ。
そしてそれをするために土地が多く必要となり、マナ止まってあぼーん、というパターンになるからドツボもいいとこですw
やっぱりいろいろ考え方はあるんですね。凄く勉強になります。
今までのM:tG人生、大半がバーンだったから、このデッキを選択している時点で
「最悪な状況」を自ら作り出していますね。
>「全部本体」がキーワードですw
自分もそうですが、もっと違うだろうと主張できる部分では、
「本体直火(ほんたいちょっか)」です(造語
1.プレイヤーに飛ばない火力はいれない
2.クリーチャーはブロックされるからいれない
3.相手のクリーチャー除去が完全に腐るからクリーチャーはいれない
4.火力化する土地に関しては例外(蛮族のリングなど)
《静電気の稲妻》なんて使った記憶ありませんよ;
実は、持っているけど《地獄火花の精霊》や《地獄の雷》も未使用のままですw
オレの場合も組みたくなったらいろいろデッキ組んでますからね。
まぁバーンは正直ほっとんど組んだことないんですけどw 実際に作って大会に持ってったのってもうミラディンの頃まで遡ると思います。《溶鉱炉の脈動》《破壊の標》《弧炎撒き》あたりで火力を使いまわすのは好きでした。