今季の集大成。本当にいろんな意味で
2010年10月7日 野球 コメント (2)新しくおろしたスリーブが初日から1枚破れた>挨拶
残りの予備スリーブが3枚だけなんですけど、果たして1ヶ月持つんでしょうかねぇww
さて、今日は書くことが多そうなのでさっそく本題の試合へ。
この日の先発は我らがエースの前田健太。恐らく今日が今年最後の登板となるでしょう。
マエケンについては、この試合が始まる前の時点でセ・リーグの三冠でトップに立っており、うち最多勝と最優秀防御率についてはほぼ確定の状態。奪三振数については2位のヤクルト村中に5個差をつけているので、この日に数を伸ばしたいところでした。
今日の試合も素晴らしいピッチング。序盤は球が高めに浮いたところを阿部にホームランされるものの、そのまま7回まで好投を続けました。最初のうちは球のキレが微妙だったのと巨人打線が「意地でも三振しない」とばかりに当ててきていたのでなかなか三振を取れなかったんですけど、途中で無駄な力が抜けたのか、徐々に本来のピッチングを取り戻してました。5~6回には5者連続三振を奪うなど、終わってみれば8奪三振。村中に13個差をつけたため、これはかなりタイトル獲れる可能性は高くなりました。
試合については負けましたけど。7回には坂本のポール際の打球をホームランと判定されたものの、ビデオ判定の結果ファールに変更。ここまではよかったものの、高橋にタイムリー打たれたために3失点。打線が追いつけなかったです。
ただ、ね。
今日の試合も、いつも通りの珍采配で負けた気しかしないんですよ。
今日は外野に嶋、廣瀬、岩本を起用する最近のスタンス。そして高橋に打たれたタイムリーはセンター前への打球。
確かにセンター廣瀬の前に落ちてたんですよ。普通だったら捕れない打球だったと思います。でも・・・
赤松だったらギリギリ捕れそうだったんですよ。
赤松の守備範囲が球界トップクラスというのは前から何回も書いてますけど、その足の速さのために、赤松は普段から「通常の外野手の定位置よりも1,2歩前に守ってる」んですよ。後方への打球については通常の外野手の守備位置で守ってるとフェンス際にたどり着くまでの時間に数歩分の余裕が作れるため、後ろに守ってても意味がないということで、ならば前方に守備範囲を広げればより多くの打球を処理できる、という、彼にしかできない芸当です。
今日センターを守ってた廣瀬も守備は上手いんですけど、足の速さという意味では赤松はもちろん天谷よりも遅いため、やはり守備範囲は比べると狭くなってしまいます。と言っても外野手の中では広い方なんですけど。
その廣瀬の前方に落ちた打球をワンバウンドの間に処理してたんですが、やっぱりここは赤松だったら・・・と思わずにはいられません。実際にはギリギリの勝負になってた範囲ではあると思いましたけど、ここでも「赤松をセンターに使わないために失った点」を作ってしまったところに敗因のひとつがあります。それまで無得点だっただけに。
その後、9回には梵の二塁打と岩本のタイムリーで1点を返し、栗原のヒットで2アウトながら1,2塁。ここでバッターは5番の嶋。
巨人ベンチはここでリリーフに出したクルーンを替え、左投手の山口が登板。
ここで動いた広島ベンチ。やることは・・・
皆さん、ここまでくればもうわかりますよね。
そう。代打ヒューバーです。
なんというか、ここまでくれば立派な敗退行為ですよ。
球の遅い左投手しか打てなくて、普通なら5月までには退団してるはずの外人がここで出てくるあたり、まさしく今年の集大成といったところです。
結果はもちろん凡退。9回2アウトから凡打確実な選手を出してくれるとあれば、相手も楽ですよねw マジックで言うと「ライフ1の相手が《ファイレクシアの闘技場》を出してくれた」というのと同義です。しかも次のターンに殴られたら負けそうな盤面で、ですよwww
本当に今年1年が詰まった試合でした。
チームで唯一生き残った先発エースが好投、しかし相手投手を打線が攻略できずに援護がなく、それでも頑張るエースを監督の自分勝手な采配が余計に苦しめて結局勝てない。今年何回繰り返された光景でしょうか。
ひとつだけ足りない要素があるとすれば、「打線がリードを奪ったのに、ずさんな管理によってポテンシャルを充分に発揮できない状態になった中継ぎ投手が打ち込まれて逆転負け」という点でしょうか。
これで山本浩二監督の作った球団史上ワースト2位のシーズン84敗に並びました。次の試合も負ければいよいよ単独2位ということになるそうです。
ちなみに次の試合の自責点が17点を超えれば防御率も歴代ワースト2位だとかw 去年の今頃は「攻撃さえまともになれば優勝争いもできる」と思ってたのに、一年後にこんなことになるとは誰も思ってなかったでしょう。
本当にあの監督、辞めさせる方法ないかなぁ・・・。
さて、これでいよいよ残す試合も1試合。明日はヤクルトの先発が村中ということで、タイトル面でも楽しみな試合になりそうです。
たぶん見れないのでフライデー行くか迷うことになりそうですw 週末はPWC2回は出ます。日曜は未定ですが。
では今回はこのへんで。
残りの予備スリーブが3枚だけなんですけど、果たして1ヶ月持つんでしょうかねぇww
さて、今日は書くことが多そうなのでさっそく本題の試合へ。
この日の先発は我らがエースの前田健太。恐らく今日が今年最後の登板となるでしょう。
マエケンについては、この試合が始まる前の時点でセ・リーグの三冠でトップに立っており、うち最多勝と最優秀防御率についてはほぼ確定の状態。奪三振数については2位のヤクルト村中に5個差をつけているので、この日に数を伸ばしたいところでした。
今日の試合も素晴らしいピッチング。序盤は球が高めに浮いたところを阿部にホームランされるものの、そのまま7回まで好投を続けました。最初のうちは球のキレが微妙だったのと巨人打線が「意地でも三振しない」とばかりに当ててきていたのでなかなか三振を取れなかったんですけど、途中で無駄な力が抜けたのか、徐々に本来のピッチングを取り戻してました。5~6回には5者連続三振を奪うなど、終わってみれば8奪三振。村中に13個差をつけたため、これはかなりタイトル獲れる可能性は高くなりました。
試合については負けましたけど。7回には坂本のポール際の打球をホームランと判定されたものの、ビデオ判定の結果ファールに変更。ここまではよかったものの、高橋にタイムリー打たれたために3失点。打線が追いつけなかったです。
ただ、ね。
今日の試合も、いつも通りの珍采配で負けた気しかしないんですよ。
今日は外野に嶋、廣瀬、岩本を起用する最近のスタンス。そして高橋に打たれたタイムリーはセンター前への打球。
確かにセンター廣瀬の前に落ちてたんですよ。普通だったら捕れない打球だったと思います。でも・・・
赤松だったらギリギリ捕れそうだったんですよ。
赤松の守備範囲が球界トップクラスというのは前から何回も書いてますけど、その足の速さのために、赤松は普段から「通常の外野手の定位置よりも1,2歩前に守ってる」んですよ。後方への打球については通常の外野手の守備位置で守ってるとフェンス際にたどり着くまでの時間に数歩分の余裕が作れるため、後ろに守ってても意味がないということで、ならば前方に守備範囲を広げればより多くの打球を処理できる、という、彼にしかできない芸当です。
今日センターを守ってた廣瀬も守備は上手いんですけど、足の速さという意味では赤松はもちろん天谷よりも遅いため、やはり守備範囲は比べると狭くなってしまいます。と言っても外野手の中では広い方なんですけど。
その廣瀬の前方に落ちた打球をワンバウンドの間に処理してたんですが、やっぱりここは赤松だったら・・・と思わずにはいられません。実際にはギリギリの勝負になってた範囲ではあると思いましたけど、ここでも「赤松をセンターに使わないために失った点」を作ってしまったところに敗因のひとつがあります。それまで無得点だっただけに。
その後、9回には梵の二塁打と岩本のタイムリーで1点を返し、栗原のヒットで2アウトながら1,2塁。ここでバッターは5番の嶋。
巨人ベンチはここでリリーフに出したクルーンを替え、左投手の山口が登板。
ここで動いた広島ベンチ。やることは・・・
皆さん、ここまでくればもうわかりますよね。
そう。代打ヒューバーです。
なんというか、ここまでくれば立派な敗退行為ですよ。
球の遅い左投手しか打てなくて、普通なら5月までには退団してるはずの外人がここで出てくるあたり、まさしく今年の集大成といったところです。
結果はもちろん凡退。9回2アウトから凡打確実な選手を出してくれるとあれば、相手も楽ですよねw マジックで言うと「ライフ1の相手が《ファイレクシアの闘技場》を出してくれた」というのと同義です。しかも次のターンに殴られたら負けそうな盤面で、ですよwww
本当に今年1年が詰まった試合でした。
チームで唯一生き残った先発エースが好投、しかし相手投手を打線が攻略できずに援護がなく、それでも頑張るエースを監督の自分勝手な采配が余計に苦しめて結局勝てない。今年何回繰り返された光景でしょうか。
ひとつだけ足りない要素があるとすれば、「打線がリードを奪ったのに、ずさんな管理によってポテンシャルを充分に発揮できない状態になった中継ぎ投手が打ち込まれて逆転負け」という点でしょうか。
これで山本浩二監督の作った球団史上ワースト2位のシーズン84敗に並びました。次の試合も負ければいよいよ単独2位ということになるそうです。
ちなみに次の試合の自責点が17点を超えれば防御率も歴代ワースト2位だとかw 去年の今頃は「攻撃さえまともになれば優勝争いもできる」と思ってたのに、一年後にこんなことになるとは誰も思ってなかったでしょう。
本当にあの監督、辞めさせる方法ないかなぁ・・・。
さて、これでいよいよ残す試合も1試合。明日はヤクルトの先発が村中ということで、タイトル面でも楽しみな試合になりそうです。
たぶん見れないのでフライデー行くか迷うことになりそうですw 週末はPWC2回は出ます。日曜は未定ですが。
では今回はこのへんで。
コメント
今は出がけ前なので、一言だけ。
今年の広島(の戦力)って、84敗もするチームじゃないよね。
ただ相手のエース級を攻略するノウハウが全くないので、上積みはあまり期待できそうになりですけどw 粘ってフォアボール奪ってそこから崩していくだけでいいのに、ボールの見極めが悪い選手が多いんですから。ここを指導できる人が必要だと思ってます。