上位入賞のためには6人以上のcomが必要という法則なのか?>挨拶
今日は本当なら土曜日のお話を書こうかと思ったんですけど、ちょっと眠いのでまた今度。
明後日は祝日なんですけど、いわゆる休日のイベントとして朝からスタンダードの大会やってるところが全然見当たらないんですよね~w 東京、神奈川探して発見できないとは珍しい。
一応夢屋でスタン大会はあるみたいですけど、いつもと同じならたぶん夕方からですよね。川崎のUF杯はいつも通りの時間なので、夢屋がお昼からだったら連戦も考えるところですが、たぶんないでしょうねw
さて、今日の本題。
今シーズンの沢村賞が発表されました。大方の予想通りではありましたけど、受賞したのは我らが前田健太投手でした。
この賞の選考基準として登板試合数、完投数、勝利数、防御率、奪三振数、勝率、投球イニング数にそれぞれ一定の基準が設けられていて、その多くをクリアした投手の中から選ばれるということでした。
ちなみに今年の候補は完投以外の6項目を満たしたマエケン、勝利数以外の6項目を満たしたダルビッシュ、完投、防御率以外の5項目を満たしたオリックスの金子千尋がいたのですが、やはり三冠の部門で項目を満たしたのが大きかったみたいですね。ダルビッシュは自身のツイッターで「今年はマエケンが取るのがふさわしい」と書いてたそうですし。
今年はチームが低迷する中でまさしく孤軍奮闘の活躍をしたマエケンでしたが、沢村賞を取れて本当によかったです。なにしろ一生に一度あるかどうかのチャンスですからね。ちなみに前にダルビッシュが一回取ったあと、7項目を満たしたこともあったのに他の投手が取った年もありました。08年の岩隈か去年の涌井か忘れましたけど。
このことから「一度受賞した投手は次に受賞するチャンスがあるくらいの成績を残した場合でも、他に同等程度の成績を残した投手がいた場合、後回しにされやすい」性質もあるらしい、という噂も流れています。一応決めるのは選考委員会の人達の投票によるので、「チャンスがある人に一度は取らせてあげたい」という人情も働くんでしょうね。
ともあれ、おめでとうございます。
さて、お話はもうひとつ。
今日は東京六大学野球の最後のカードである早慶戦で、広島がドラフト1位で指名した福井投手が登板しました。
たまたま時間が合ったから中継で見ることができたんですけど、3回までで4失点してこの回限りで降板という、なんとも残念な結果に終わってしまいました。
見ていると球自体は悪くはそこまで悪くはなかったんですけど、コントロールが定まりきらずにフォアボールを出して自滅していたように映りました。
1回と3回に失点したんですけど、どちらも先頭打者から2者連続でフォアボールを出し、送りバントを決められてからタイムリー、ホームランとされた失点でした。
ドラフト前から「よくないときはコントロールが定まらずにフォアボールを出す」と言われてましたけど、今日はストレートがシュート回転していたためか、左打者の外角に投げたストレートが外れてカウントを悪くしていたように見えました。
それと「追い込んでからの決め球」に苦しんでたような。大きく曲がるスライダーは投げられるんですけど、それ以外に変化球をあまり見なかった気がします。フォークは投げられるそうですが、やっぱりプロに入ったらフォークでもチェンジアップでもいいから落ちる球は必要そうに思えました。個人的にはシュートかツーシームを覚えて、ストレートと使い分けられれば面白そうだと思いましたけど。
ちなみに福井のあとに登板した大石も打たれてたみたいです。西武が引き当てた今ドラフトの目玉ですけど、やっぱり1イニング限定のストッパーにした方がいいんじゃないかなぁ?先発や中継ぎで長いイニング投げさせるより、全力で1イニングを抑えるスタイルの方が合ってるように見えました。今日も最初の1イニングだけ見たんですけど、長いイニングを意識してかストレートが145キロ前後に留まってました。全力なら150キロは超えそうに見えたんですけどねぇ。
昨日はドラフト3位で指名した大阪ガスの岩見が都市対抗野球で登板し、西武に2位指名された日通の牧田との投げあいになってました。お互い8回途中3失点で降板したものの、後続の投手が打たれた大阪ガスが敗退。次の登板機会が見られなかったのは残念でしたけど、広島球団としては交渉の日時が早まったのは少し大きかったかもしれないです。こればっかりはトーナメントなので仕方ないところですね。
しかし投手で見ると広島と西武が妙に縁がある試合やってるなぁw
広島のキャンプレポートも見てますけど、今年広島に戻ってきた町田コーチがさっそく存在感を出しているみたいです。
栗原とか堂林とか、右打者への指導がいいそうです。確かに今年は一軍担当の内田コーチと浅井コーチがどちらも左打ちだったので、右打者への指導という意味ではいい人を呼んできたということでしょうね。
しかし90年代半ばのほぼ最強打線の時代に、左右の代打の切り札として活躍した浅井、町田が今度は左右の打者を指導するコーチになってるあたり、面白いところです。まだ現役やってる当時のレギュラーもいますけど、やっぱり時代を感じますね。
キャンプが成功だったかどうかはシーズン始まるまでわからないところですけど、いい結果につながることを祈ってます。調整がメインの春と違って秋はいろいろ試せることですし。
では今回はこのへんで。
今日は本当なら土曜日のお話を書こうかと思ったんですけど、ちょっと眠いのでまた今度。
明後日は祝日なんですけど、いわゆる休日のイベントとして朝からスタンダードの大会やってるところが全然見当たらないんですよね~w 東京、神奈川探して発見できないとは珍しい。
一応夢屋でスタン大会はあるみたいですけど、いつもと同じならたぶん夕方からですよね。川崎のUF杯はいつも通りの時間なので、夢屋がお昼からだったら連戦も考えるところですが、たぶんないでしょうねw
さて、今日の本題。
今シーズンの沢村賞が発表されました。大方の予想通りではありましたけど、受賞したのは我らが前田健太投手でした。
この賞の選考基準として登板試合数、完投数、勝利数、防御率、奪三振数、勝率、投球イニング数にそれぞれ一定の基準が設けられていて、その多くをクリアした投手の中から選ばれるということでした。
ちなみに今年の候補は完投以外の6項目を満たしたマエケン、勝利数以外の6項目を満たしたダルビッシュ、完投、防御率以外の5項目を満たしたオリックスの金子千尋がいたのですが、やはり三冠の部門で項目を満たしたのが大きかったみたいですね。ダルビッシュは自身のツイッターで「今年はマエケンが取るのがふさわしい」と書いてたそうですし。
今年はチームが低迷する中でまさしく孤軍奮闘の活躍をしたマエケンでしたが、沢村賞を取れて本当によかったです。なにしろ一生に一度あるかどうかのチャンスですからね。ちなみに前にダルビッシュが一回取ったあと、7項目を満たしたこともあったのに他の投手が取った年もありました。08年の岩隈か去年の涌井か忘れましたけど。
このことから「一度受賞した投手は次に受賞するチャンスがあるくらいの成績を残した場合でも、他に同等程度の成績を残した投手がいた場合、後回しにされやすい」性質もあるらしい、という噂も流れています。一応決めるのは選考委員会の人達の投票によるので、「チャンスがある人に一度は取らせてあげたい」という人情も働くんでしょうね。
ともあれ、おめでとうございます。
さて、お話はもうひとつ。
今日は東京六大学野球の最後のカードである早慶戦で、広島がドラフト1位で指名した福井投手が登板しました。
たまたま時間が合ったから中継で見ることができたんですけど、3回までで4失点してこの回限りで降板という、なんとも残念な結果に終わってしまいました。
見ていると球自体は悪くはそこまで悪くはなかったんですけど、コントロールが定まりきらずにフォアボールを出して自滅していたように映りました。
1回と3回に失点したんですけど、どちらも先頭打者から2者連続でフォアボールを出し、送りバントを決められてからタイムリー、ホームランとされた失点でした。
ドラフト前から「よくないときはコントロールが定まらずにフォアボールを出す」と言われてましたけど、今日はストレートがシュート回転していたためか、左打者の外角に投げたストレートが外れてカウントを悪くしていたように見えました。
それと「追い込んでからの決め球」に苦しんでたような。大きく曲がるスライダーは投げられるんですけど、それ以外に変化球をあまり見なかった気がします。フォークは投げられるそうですが、やっぱりプロに入ったらフォークでもチェンジアップでもいいから落ちる球は必要そうに思えました。個人的にはシュートかツーシームを覚えて、ストレートと使い分けられれば面白そうだと思いましたけど。
ちなみに福井のあとに登板した大石も打たれてたみたいです。西武が引き当てた今ドラフトの目玉ですけど、やっぱり1イニング限定のストッパーにした方がいいんじゃないかなぁ?先発や中継ぎで長いイニング投げさせるより、全力で1イニングを抑えるスタイルの方が合ってるように見えました。今日も最初の1イニングだけ見たんですけど、長いイニングを意識してかストレートが145キロ前後に留まってました。全力なら150キロは超えそうに見えたんですけどねぇ。
昨日はドラフト3位で指名した大阪ガスの岩見が都市対抗野球で登板し、西武に2位指名された日通の牧田との投げあいになってました。お互い8回途中3失点で降板したものの、後続の投手が打たれた大阪ガスが敗退。次の登板機会が見られなかったのは残念でしたけど、広島球団としては交渉の日時が早まったのは少し大きかったかもしれないです。こればっかりはトーナメントなので仕方ないところですね。
しかし投手で見ると広島と西武が妙に縁がある試合やってるなぁw
広島のキャンプレポートも見てますけど、今年広島に戻ってきた町田コーチがさっそく存在感を出しているみたいです。
栗原とか堂林とか、右打者への指導がいいそうです。確かに今年は一軍担当の内田コーチと浅井コーチがどちらも左打ちだったので、右打者への指導という意味ではいい人を呼んできたということでしょうね。
しかし90年代半ばのほぼ最強打線の時代に、左右の代打の切り札として活躍した浅井、町田が今度は左右の打者を指導するコーチになってるあたり、面白いところです。まだ現役やってる当時のレギュラーもいますけど、やっぱり時代を感じますね。
キャンプが成功だったかどうかはシーズン始まるまでわからないところですけど、いい結果につながることを祈ってます。調整がメインの春と違って秋はいろいろ試せることですし。
では今回はこのへんで。
コメント
まぁ、マエケンなら来年以降も波なく安定した成績を残しはしそうですから、
一生に一度ってほどではないと思います。ただ、パの投手がスゴいからなぁ
ちなみに、2003年は2人選出されています。
基準をすべてクリアして選ばれなかったのは、
江川が2回とダルビッシュですね(選出されたのは西本聖、北別府、岩隈です)
特に、5冠王の江川より、7項目を満たしていない西本聖に票が動いたのは、
やはり人間性とか人情とかがあると思います。
メジャーリーグでも多々ある事なんですがね。
また受賞できるだけの実力はあると思いますけど、とにかくアスリートは
不慮の怪我とか病気とか、いつどこで何がある分かりませんから
とれそうな成績のときに獲得できた、というのはやっぱり嬉しい。
しかし完投以外、全て満たしていたとは……すげえな。
>「チャンスがある人に一度は取らせてあげたい」という人情も働くんでしょうね
数年前のダルビッシュ、すでに一度受賞しているとはいえ、
さすがに全項目満たすだけの素晴らしい成績だったのに逃すのはどうよ……と
今でもちょっと納得がいきませぬ。いや、終わったことですけど。
途中でマメとか疲労とかで少し休めたために潰されなかったのは大きかったですw
来年以降でも他の候補と比べて圧倒的な成績を残していけばまだチャンスはありそうですね。
やっぱり数字が「基準としてある」だけで「絶対的にものを言う」タイトルでない以上、人情が働くのは当然でしょうね。全項目満たしてても獲れないパターンはとてもわかりやすいと思います。
>re-giantさん
本当に、前の年に活躍してた選手がいきなり不振になったり故障したりするスポーツですからね。何年も続けて成績を残せることがいかに凄いか、「無事是名馬」という言葉がまさにあてはまると思います。
ここ最近だとセットアッパー、ストッパーに後を任せることの方が普通になってきているので、完投の項目を満たせる人がかなり少なくなってきそうですね。今年については両リーグで唯一2ケタ完投を達成してるダルビッシュは凄いと思います。
確かに基準を全部満たしてて獲れないのは不思議ではありますね。ただやっぱり甲乙つけがたい成績を残している選手がいる場合、一度はそっちの選手に獲らせてあげたいという人情もありそうなものではある気がします。難しいところですが。
「全項目を満たした選手は無条件で獲れる(年に何人いてもOK)、1つでも満たしてなければ獲れない」という形なら条件としてはわかりやすいですけど、そういう形にするとまた難しくなってきそうですね。
選考基準が7つあるだけで、“いくつクリアできるか”が判断材料じゃないですから、
その点を考えれば、最低3項目を満たした中から、あとは実数字で肯けるハズです。
そして、7項目のうち、やはり勝利数に比重が置かれてる傾向にありますね。
松坂(現:ボストン)が唯一受賞した時は、15勝15敗で勝率.500 防御率3.60で
該当者なしか松坂か、で票が分かれましたから。
極端な話をすれば、勝率.500でも沢村賞は獲れるけど、10勝以上しないと獲れない。
2008年の岩隈のように、ある項目がズバ抜けていれば、そっちに票は動いて当然です。
まず、最多勝投手が優位になるのは仕方ないところです。
ただ、最も優れている「先発完投型」投手に贈られるので完投0での受賞はないかな?
※最優秀防御率は、リリーフ投手でも投球回が満たされていれば獲れるが、
どんなに防御率がよくても、リリーフ投手には沢村賞の権利はないので。
●A選手の場合(全7項目クリア)
30試合 15勝9敗(率.625) 防御率2.43 158奪三振 10完投 202 1/3回
●B選手の場合(3項目クリア)
25試合 22勝2敗(率.917) 防御率2.77 136奪三振 6完投 172回
自分ならB選手に票を入れますね。
最後に決まるのは「選考委員の票」と考えるのが一番わかりやすいところでしょうかw
最近だと完投が少ないからそのうち「該当者なし」ラッシュになる可能性もありえますね。
と言うか、投票制だったかどうかすら記憶おぼろげです。
15勝15敗の松坂も、話し合いで「将来性も込みで選出しました」って理由だったし。
話し合いが平行線になったら投票するんじゃないですかね。
だから、他の賞よりも、より「人情票」が左右しますよ。