いい加減、勝ちに飢えてきた
2011年6月15日 野球 コメント (2)構築戦の通算マッチ数が2828だった>挨拶
特に意味はないですけど、ふとしたときにこういうのを見かけるとどうも顔が緩むんですよねw
内容はジャンルの通り野球話なんですけど、マジックでも最近負け越してることが多いですね。やってる試合数自体が少ない、って話もありますけど。
やっぱりUF杯に行けなくなってからどこか物足りなさを感じます。最近はそれほど行ってなかったからですが、やっぱり平日もどこかで行ったほうが精神衛生上いいってことですかね。たまにはフライデー行ってみるかなぁ。
さて、今日の試合。
はい。例によって寒風負けです。
なんか最近はもう先制点を取られる展開に飽き飽きしてきましたよw 去年も1年間は耐えたはずなのに、最近ずっと同じパターン、というか「1点取られたらそこで試合終了だよ」と言わんばかりの展開すぎてつまらないです。
結局のところ打てない展開に終始するわけですが、それを打開する作戦がまるで見られないのがあまりに残念です。
選手や首脳陣を見ていると、どうにも「大量点を欲しがっている」ように見えるんですよ。打てないとどうしても過剰に追い求めてしまうものですけど、正解はそこじゃないわけで。
バッティングの調子を崩した選手が大振りになって余計にドツボにハマるのに似てますが、正しい復調の手順は「打てる球をコンパクトに振ってヒットを打つこと」を繰り返す、ということなんですよね。
難しい球をヒットしようとしてもそう簡単にできるわけはないから、打ちやすい球をヒットにすることを心がけ、次は「いかにして投手に”打ちやすい球を投げさせる”か」という話になってきます。これは「ボール球は見送ってボールカウントを稼ぎ、ヒットにしにくい難しい球はカットする」ことになるわけです。相手も人間なので、20球も連続で「打ちにくいストライク」を投げられるわけじゃないんですから。
タイトル争いするような選手も決して「難しい球ばかりを打っている」わけじゃないんですよね。むしろ「甘い球を逃さずに打っている」パターンの方が多いです。
おっと、脇にそれました。そろそろ戻ります。
チームとして点が取れてないのって、やっぱり「一度に大量点を取ろう」としても修正できないんですよ。今年の勝ててたときを思い出してみると非常にいい例があるんですけど、ビッグイニングを作れるときって基本的に相手の調子がよくない(あるいは実力がない)ときで、「打ちやすい球が続く」か「フォアボールを連発する」かのどちらかなんです。そんな都合のいい相手なんてそうそう踏めるわけがありませんw 特に先発に精鋭が回ってくる交流戦では。
そして勝ててた試合を思い返すと、「少ない点差で勝っている」、つまり「必要最小限の得点しか取っていない」ということに気づきます。その少ないリードを投手力で守り抜いている、と。
今でも投手力はそう衰えてはいない、どころか開幕直後にいなかった永川が帰ってきている分、今のほうが上とも言えます。ならばあとはその「少ない点数を取る」ことを考えればいいわけで。
その「勝ててた試合」を見ると、点の入るイニングって1点か2点のパターンが多いです。確かに「1イニングだけ4,5点取ってあとは沈黙」ってパターンもありましたけど、廣瀬もトレーシーもいない今の打線じゃ期待できません。
ということは、「1点を取るイニング」を積み重ねる、ことが必要になってきます。
今年のカープの「1点を取る効率のよさ」は例年になく高かったわけですが、その理由は「ランナーが3塁にいるときに、犠牲フライで1点を取る攻撃」ができていたことにあるんですよね。去年まで「ノーアウトかワンナウトでランナー3塁か2,3塁で点が取れない」ことがよくありましたが、今年は犠牲フライでそれを得点に結び付けてました。「ノーアウト2,3塁から犠牲フライ2本で2得点」なんて試合もありましたしw
チームとして5点取ればだいたいの試合は勝てるんだから、そう考えれば「1点を取るイニングを1試合のうちに5回作ればいい」ということになります。
5回となるとそう簡単ではないですが、とりあえず「2アウトになる前にランナーを3塁に置いて犠牲フライを打つ」というパターンは作り上げる価値はあると思います。
次にあるパターンは「ランナー2塁からシングルヒットで1点」でしょうか。これはとにかく「出塁」が大事になります。手段は選ばないからヒットじゃなくてフォアボールでいいんですが、次の塁に送るのにバント、盗塁、進塁打のうちどれを選ぶか、そしてミスしないことが大事です。
ランナー返す場合はとにかく「相手の守備位置を見て、誰もいないところに打ち返す」ことが必要になってきます。大振りすると難しそうですね。逆に外野が前に出てきているならばその上を狙う選択肢も出てきますが・・なかなか難しいところです。
と、なんだかんだ書いてしまいました。中身を見ていると「今まで点が入らなかったシーンでは、こうしていればうまくいったのに」ってストレスが溜まってるだけのように見えたりしますw お目汚しすみませんです。
ただ何も考えないよりはずっとマシだと思ったので、つい。各打者が打席において「狙い球を投げさせる」ことができれば意外と試合をコントロールできるようになると思うんですけど、見ているとどうにも「相手のペースに飲まれている」シーンばかり目に付くんですよね。このチームにまともな策士はいないのか、とw
今日の試合見てましたけど、天谷と安部はいいスイングしてました。結果は安部が1安打できただけでしたけど、今後も見ていたいように思いました。
天谷は結果は出てないですけど、内容が抹消前と比べてかなりよくなってました。一昨年のいいときのように打てるなら外野のレギュラーは狙えそうに思います。ただ赤松と廣瀬がいるならこの2人は鉄板だけどな!!w
明日は雨になりそうで、試合が行われるかどうかは微妙です。ただこの前の週末は無理と思われた千葉マリンが2試合とも行われたので、今回もどうなることか。
梅雨だからよく降るようであり、意外と降らないようでもあり・・難しいです。
では今回はこのへんで。
特に意味はないですけど、ふとしたときにこういうのを見かけるとどうも顔が緩むんですよねw
内容はジャンルの通り野球話なんですけど、マジックでも最近負け越してることが多いですね。やってる試合数自体が少ない、って話もありますけど。
やっぱりUF杯に行けなくなってからどこか物足りなさを感じます。最近はそれほど行ってなかったからですが、やっぱり平日もどこかで行ったほうが精神衛生上いいってことですかね。たまにはフライデー行ってみるかなぁ。
さて、今日の試合。
はい。例によって寒風負けです。
なんか最近はもう先制点を取られる展開に飽き飽きしてきましたよw 去年も1年間は耐えたはずなのに、最近ずっと同じパターン、というか「1点取られたらそこで試合終了だよ」と言わんばかりの展開すぎてつまらないです。
結局のところ打てない展開に終始するわけですが、それを打開する作戦がまるで見られないのがあまりに残念です。
選手や首脳陣を見ていると、どうにも「大量点を欲しがっている」ように見えるんですよ。打てないとどうしても過剰に追い求めてしまうものですけど、正解はそこじゃないわけで。
バッティングの調子を崩した選手が大振りになって余計にドツボにハマるのに似てますが、正しい復調の手順は「打てる球をコンパクトに振ってヒットを打つこと」を繰り返す、ということなんですよね。
難しい球をヒットしようとしてもそう簡単にできるわけはないから、打ちやすい球をヒットにすることを心がけ、次は「いかにして投手に”打ちやすい球を投げさせる”か」という話になってきます。これは「ボール球は見送ってボールカウントを稼ぎ、ヒットにしにくい難しい球はカットする」ことになるわけです。相手も人間なので、20球も連続で「打ちにくいストライク」を投げられるわけじゃないんですから。
タイトル争いするような選手も決して「難しい球ばかりを打っている」わけじゃないんですよね。むしろ「甘い球を逃さずに打っている」パターンの方が多いです。
おっと、脇にそれました。そろそろ戻ります。
チームとして点が取れてないのって、やっぱり「一度に大量点を取ろう」としても修正できないんですよ。今年の勝ててたときを思い出してみると非常にいい例があるんですけど、ビッグイニングを作れるときって基本的に相手の調子がよくない(あるいは実力がない)ときで、「打ちやすい球が続く」か「フォアボールを連発する」かのどちらかなんです。そんな都合のいい相手なんてそうそう踏めるわけがありませんw 特に先発に精鋭が回ってくる交流戦では。
そして勝ててた試合を思い返すと、「少ない点差で勝っている」、つまり「必要最小限の得点しか取っていない」ということに気づきます。その少ないリードを投手力で守り抜いている、と。
今でも投手力はそう衰えてはいない、どころか開幕直後にいなかった永川が帰ってきている分、今のほうが上とも言えます。ならばあとはその「少ない点数を取る」ことを考えればいいわけで。
その「勝ててた試合」を見ると、点の入るイニングって1点か2点のパターンが多いです。確かに「1イニングだけ4,5点取ってあとは沈黙」ってパターンもありましたけど、廣瀬もトレーシーもいない今の打線じゃ期待できません。
ということは、「1点を取るイニング」を積み重ねる、ことが必要になってきます。
今年のカープの「1点を取る効率のよさ」は例年になく高かったわけですが、その理由は「ランナーが3塁にいるときに、犠牲フライで1点を取る攻撃」ができていたことにあるんですよね。去年まで「ノーアウトかワンナウトでランナー3塁か2,3塁で点が取れない」ことがよくありましたが、今年は犠牲フライでそれを得点に結び付けてました。「ノーアウト2,3塁から犠牲フライ2本で2得点」なんて試合もありましたしw
チームとして5点取ればだいたいの試合は勝てるんだから、そう考えれば「1点を取るイニングを1試合のうちに5回作ればいい」ということになります。
5回となるとそう簡単ではないですが、とりあえず「2アウトになる前にランナーを3塁に置いて犠牲フライを打つ」というパターンは作り上げる価値はあると思います。
次にあるパターンは「ランナー2塁からシングルヒットで1点」でしょうか。これはとにかく「出塁」が大事になります。手段は選ばないからヒットじゃなくてフォアボールでいいんですが、次の塁に送るのにバント、盗塁、進塁打のうちどれを選ぶか、そしてミスしないことが大事です。
ランナー返す場合はとにかく「相手の守備位置を見て、誰もいないところに打ち返す」ことが必要になってきます。大振りすると難しそうですね。逆に外野が前に出てきているならばその上を狙う選択肢も出てきますが・・なかなか難しいところです。
と、なんだかんだ書いてしまいました。中身を見ていると「今まで点が入らなかったシーンでは、こうしていればうまくいったのに」ってストレスが溜まってるだけのように見えたりしますw お目汚しすみませんです。
ただ何も考えないよりはずっとマシだと思ったので、つい。各打者が打席において「狙い球を投げさせる」ことができれば意外と試合をコントロールできるようになると思うんですけど、見ているとどうにも「相手のペースに飲まれている」シーンばかり目に付くんですよね。このチームにまともな策士はいないのか、とw
今日の試合見てましたけど、天谷と安部はいいスイングしてました。結果は安部が1安打できただけでしたけど、今後も見ていたいように思いました。
天谷は結果は出てないですけど、内容が抹消前と比べてかなりよくなってました。一昨年のいいときのように打てるなら外野のレギュラーは狙えそうに思います。ただ赤松と廣瀬がいるならこの2人は鉄板だけどな!!w
明日は雨になりそうで、試合が行われるかどうかは微妙です。ただこの前の週末は無理と思われた千葉マリンが2試合とも行われたので、今回もどうなることか。
梅雨だからよく降るようであり、意外と降らないようでもあり・・難しいです。
では今回はこのへんで。
コメント
>「甘い球を逃さずに打っている」パターンの方が多いです。
難しい球をヒットにしてる選手って、実はほとんどいません。
もしくは、“本人にとっては難しくなかっただけ”という事もありますが……
イチローがワンバンウドのフォークボールをライト前に打った事があったけど、
あれは、イチローにとっては“打ちごろ”だったに過ぎないし。
長嶋茂雄も、誰も手を出さないクソボールをホームランにしたことありましたしね。
甘い球を打っている選手は、どんな投手相手でも“甘い球を呼び込む”技術を持ってます。
晩年のバリー・ボンズが典型例で、彼は一打席で一回しかスイングしませんでした。
まさに“好球必打”であって“一撃必殺”ですね。
この技術を持ってる人は同時にフォアボールも多いので、よくわかります。
>ビッグイニング
これって選手個人やチームの実力ではないんですよね。
むしろ、弱小球団でも“どーでもいい時期”に何度かできるものなので……
90年代初頭のホークス(当時ダイエーですね)とかそうだったなー
1点を取る野球、1点を守る野球、これができないとそれ以上もできないと思ってます。
今を語るワケでもないですが、中日や日本ハムが強いのはコレでしょうね…
まぁ、派手に打ち勝ってるホークスも、こう言った接戦野球も物にできますしー
……そして、巨人は大味な勝ち方、接戦を落とす負け、な印象です。
>こうしていればうまくいったのに
寺原と山本省はトレードしなければ、今頃4位ぐらいだったの!(横浜視点)
……ですね;
>ひみつ日記
いや、こーゆーの必要。
自分なんて問題提起しないで、人様にコメする時でしかまともな意見言えないし。
少なくとも、お互い(?)何にも考えてない側の人間じゃない事は確信できて安心した
たいてい「なんであんな球打てるの?」っていうときは「その選手だけの特別なゾーン」に入ってると思います。内川が内角ボールゾーンのシュートをレフト線に運んだり、松井秀喜が顔面近くの球をライトスタンドに放り込んだり。
>甘い球を呼び込む技術
打ててる選手って難しい球はきちんと見極めてますよね。難しい球ばかりのときはフォアボール選んでますし、甘い球がきたらきっちり打ててますし。
ボンズの例は代打に回ったばかりの前田智徳を思い出しました。追い込まれるまで一回もスイングせずに見極め、打てる球がきたら完璧に捉えてた姿が印象的です。やっぱり集中力と打撃技術のなせる業ですよね。
甘い球は見逃したら次はないものですが、今の広島の選手はこれを見逃すパターンが多すぎてどうにももったいないです。栗原、石原、嶋、梵など、若手だけじゃなくチームの中心にならないといけない選手にも見受けられるのがどうにも残念です。
>ビッグイニング
そういえば初期のパワプロのシナリオモードではダイエーがほぼ逆転劇の試合でしたw 繋がるときは繋がるものですね。試合展開に関係ないパターンも半分くらいありますが。
やっぱり「1点を拾う」「1点をこぼさない」野球ができるチームは強いですね。理論上は「1点勝負は全部拾える」と言っているのと同じですし。交流戦で中日とハムが上がってきたのはここだと思います。
ヤクルトはどちらかというと接戦よりも打撃力と投手力って感じですね。勝ってる試合は3点差以上ついてるイメージがあります。
広島が貯金生活してた頃は得失点差がほとんどなかった(かマイナスだったか)でしたが、この頃は「接戦で勝ち、負けるときは大量失点もある」パターンでした。「梵と廣瀬で取ってた1点」がなくなった瞬間に全然点が取れなくなりましたw
横浜は内川が抜けても打線が強いですね。でも春先に打ってた吉村が今では打ててないって話もありますが・・・
やっぱり信頼できる先発って大事、というところですか。あとキャッチャーのリード?
>ひみつ
あまり難しく考えると何もできないんですよねw まだまだ抜けてるところはありますけど、また何か書きそうです。
しかし感情に左右されるとけっこう怖いところはありますw