悲喜こもごもの予定調和
2011年8月16日 野球作ったはいいけど使う機会がない>挨拶
今日は時間ができたら横浜行こうと思ってたんですけど、結局やることが長引いてそんな時間はありませんでした。
昨日からデッキは用意できてるんですけど回す機会がなくてちょっと残念です。ただもうそろそろ動けるようになるかな。できればモダンは一回くらい実戦で回してみたいんですけど、昨日行けなかったのがけっこう響いてます。もう少し早く完成していれば・・・ぐぬぬ。
今回もけっこう謎の1枚挿しや2枚挿しがあるんですけど、どれが必要でどれが不要かだけは回してみないとわからないんですよね。入れたいカードも増やしたいカードもあるんですけど、かわりに何を抜くべきかがわからないとなると、けっこう難しいところです。
さて、今日の試合。
先発は予想通りマエケンと能見。序盤からまさにエース対決といった感じの投手戦でした。
ボールの角度やキレは能見の方が上のように見えたんですが、広島側はなんだかんだでランナー出して得点圏に進めはするもののあと一本が出ないという流れ。
対するマエケンは1イニングにランナーを出しても一人までという危なげないピッチング。最初はコントロールが少しよくなかったんですが、試合途中からどんどん調子が上がっていきました。
均衡が破れたのは7回。丸のヒットとバーデンのフォアボールでランナー1,2塁となったところ、石原が初球をレフト前に運んで1点。今年の石原は能見に相性がいいそうで、今日の2安打も含めて確か8打数5安打ということでした。8番だったので敬遠されるかと思ったんですが、勝負してくれて助かったというところです。
続く8回にもヒットとフォアボールで2アウト満塁としましたが、赤松がボール球を空振りして三振。今日の赤松はエラー出塁のほかは3三振でした。この1出塁で盗塁を決めたのは流石でしたが。
最近は打撃の調子が悪いですが、今日見ているとヒットや長打を狙って大振りしすぎてる印象がありました。バットを長く持って振り回しているように見えたので、あれだと真ん中やや外やや低めのゾーン以外はかなり打ちづらそうだと思いました。
赤松のいいときは、バットをコンパクトに振りぬいているんですよね。グリップエンドから指1~2本分くらい短く握っているときは、ヘッドスピードが出ていて打球がよく飛んでいます。バットコントロールもしやすそうで、少し難しい球でもしっかりミートできている印象があります。今は打撃で結果を残そうとして「ヒットを打ちたがっている」ように見えますが、本当なら「難しい球は見送って、打ちやすい球を確実に捉える」ことの方がいい結果は出るんですよね。あれだけ守備でも打撃でも貢献しているのに出場機会が不自然なほど限定されているので焦る気持ちもわかるといえばわかります。不調になったら時間がかかるタイプですが、早く気づいて修正してもらいたいものです。
飛距離が欲しいときはバットを短く持ったほうがいい結果になる、という面白いタイプなので、「セオリー通りにやって現実から遠回りする」ことだけは回避してもらいたいものです。
赤松が出ていると、やっぱり外野の守備面が凄く安心です。
今日はセンターへの打球はなかったんですが、レフトに丸がいると守備力が格段に上がるので、今日みたいな投手戦でも安心して見ていられます。今のメンバーだったら今日の打線がベストオーダーだと思うんですけど、相手投手を見てまたいじるんだろうなぁ・・今日のオーダーのときは勝率も高いのに、動かした試合は勝率が低いんですよね。どこかで気づいてもらいたいものです。
さて試合の続き。
8回の裏に出てきた代打2人、関本と檜山に連打を浴びて1アウト1,3塁になってしまいました。ここでバッターはここまで3タコのマートン。途中でバントの構えも見せていましたがランナーはスクイズの気配なし。ただ最後の球を1,2塁間にプッシュバントされて同点スクイズという形になっていました。
これはマートン本人の判断だったようですが、外にスライダー投げてたらあれはなかったのかと思いました。この回はスライダーがなかなか決まらなかったので選択としては難しいところでしたが、前に達川さんがブログで「チャンスでセカンドゴロを打てる打者はチームにとって非常に大きい」ということを書いていた通りの結果になりました。前の回に赤松がチャンスで打てなかったことで流れが悪くなったこともあると思います。
続く9回表には、後攻の阪神は「アメリカンスタイル」ということで、いい投手から順につぎ込む作戦で藤川球児が登板。流れ的には凄くキツいところでした。
ただ先頭打者のバーデン。追い込まれてからはストライクゾーンの球をカットし、際どい球を含めてボール球を全部見逃すという完璧な形でフォアボールをもぎ取りました。恐らく抑えの投手からすると一番ダメージの大きい形での出塁となりました。
続く石原が送りバント失敗したものの、ここで代打が石井琢朗。もし2塁に行ってたら前田だったんでしょうが、ここではライト線に二塁打を放ってランナー2,3塁と、結果オーライどころか大成功になりました。
1番に戻って東出は際どい球をギリギリ見極めながらファールで粘り、結局最後はフォアボールで満塁。バーデンのときと同じような形でもぎ取ったので、これまたピッチャーにとっては凄く厳しい形になったと思います。
2番のキムショーのところでは代打の前田。1ボールのあとの内角低めの直球をライト線に運んで決勝の二塁打でした。タクローさんと同じような球を同じようなところへ運んだ一打でした。
9回裏はサーフェイトが安定の三者凡退。球の速いクローザー同士ということで藤川と比較して見たかったんですが、まさかこんな形で実現するとは思ってませんでした。
少なくとも今日だけ見るとサーフェイトの方が少し球が速かったです。藤川は数年前に比べると球威が少し落ちてるという話もありますが、その当時と比べても充分対抗できるくらいの球をサーフェイトは投げていたように思います。
今日は流れがいろいろ変わり、最後はベテラン2人が相手のクローザーを打ち崩すという、凄く大きなダメージを与える勝ち方をする結果になりました。
ただ今日忘れてはいけないのはバーデンの存在。ヒットこそ出ませんでしたが、大事な場面で2回もフォアボールで出塁したことが非常に大きな力になりました。特に9回のフォアボールは最高でした。ああいう出塁ができれば相手が誰でも崩すことは可能、ということを証明したように思います。実際今日の藤川も調子はそこまで悪いようには見えなかったんですが、あのフォアボールがきっかけで崩れたように思えます。野球はメンタルスポーツなので、「先頭打者を一番嫌な形で出す」ということがいかに大きいか、といういい例になったと思います。永川が崩れるのもこのパターンでしたしw
今日はマエケンに勝ち星がつきました。最近好投しても打線の援護がない(特にヤクルトの七條相手にw)ため負ける試合が多かったですが、勝ちがつくことが何より大きかったと思います。8回に追いつかれた悔しさも振り払えたでしょう。
明日は予想では福井とスタンリッジでしょう。スタンリッジは今年は手も足も出ない相手ですが、やっぱり崩すなら今日みたいにフォアボールから、ということになるんだと思います。バーデンの占めるウェイトがかなり大きいような気がします。監督、左右だからといってスタメン外したりしないで下さいw あと赤松も。
では今回はこのへんで。
今日は時間ができたら横浜行こうと思ってたんですけど、結局やることが長引いてそんな時間はありませんでした。
昨日からデッキは用意できてるんですけど回す機会がなくてちょっと残念です。ただもうそろそろ動けるようになるかな。できればモダンは一回くらい実戦で回してみたいんですけど、昨日行けなかったのがけっこう響いてます。もう少し早く完成していれば・・・ぐぬぬ。
今回もけっこう謎の1枚挿しや2枚挿しがあるんですけど、どれが必要でどれが不要かだけは回してみないとわからないんですよね。入れたいカードも増やしたいカードもあるんですけど、かわりに何を抜くべきかがわからないとなると、けっこう難しいところです。
さて、今日の試合。
先発は予想通りマエケンと能見。序盤からまさにエース対決といった感じの投手戦でした。
ボールの角度やキレは能見の方が上のように見えたんですが、広島側はなんだかんだでランナー出して得点圏に進めはするもののあと一本が出ないという流れ。
対するマエケンは1イニングにランナーを出しても一人までという危なげないピッチング。最初はコントロールが少しよくなかったんですが、試合途中からどんどん調子が上がっていきました。
均衡が破れたのは7回。丸のヒットとバーデンのフォアボールでランナー1,2塁となったところ、石原が初球をレフト前に運んで1点。今年の石原は能見に相性がいいそうで、今日の2安打も含めて確か8打数5安打ということでした。8番だったので敬遠されるかと思ったんですが、勝負してくれて助かったというところです。
続く8回にもヒットとフォアボールで2アウト満塁としましたが、赤松がボール球を空振りして三振。今日の赤松はエラー出塁のほかは3三振でした。この1出塁で盗塁を決めたのは流石でしたが。
最近は打撃の調子が悪いですが、今日見ているとヒットや長打を狙って大振りしすぎてる印象がありました。バットを長く持って振り回しているように見えたので、あれだと真ん中やや外やや低めのゾーン以外はかなり打ちづらそうだと思いました。
赤松のいいときは、バットをコンパクトに振りぬいているんですよね。グリップエンドから指1~2本分くらい短く握っているときは、ヘッドスピードが出ていて打球がよく飛んでいます。バットコントロールもしやすそうで、少し難しい球でもしっかりミートできている印象があります。今は打撃で結果を残そうとして「ヒットを打ちたがっている」ように見えますが、本当なら「難しい球は見送って、打ちやすい球を確実に捉える」ことの方がいい結果は出るんですよね。あれだけ守備でも打撃でも貢献しているのに出場機会が不自然なほど限定されているので焦る気持ちもわかるといえばわかります。不調になったら時間がかかるタイプですが、早く気づいて修正してもらいたいものです。
飛距離が欲しいときはバットを短く持ったほうがいい結果になる、という面白いタイプなので、「セオリー通りにやって現実から遠回りする」ことだけは回避してもらいたいものです。
赤松が出ていると、やっぱり外野の守備面が凄く安心です。
今日はセンターへの打球はなかったんですが、レフトに丸がいると守備力が格段に上がるので、今日みたいな投手戦でも安心して見ていられます。今のメンバーだったら今日の打線がベストオーダーだと思うんですけど、相手投手を見てまたいじるんだろうなぁ・・今日のオーダーのときは勝率も高いのに、動かした試合は勝率が低いんですよね。どこかで気づいてもらいたいものです。
さて試合の続き。
8回の裏に出てきた代打2人、関本と檜山に連打を浴びて1アウト1,3塁になってしまいました。ここでバッターはここまで3タコのマートン。途中でバントの構えも見せていましたがランナーはスクイズの気配なし。ただ最後の球を1,2塁間にプッシュバントされて同点スクイズという形になっていました。
これはマートン本人の判断だったようですが、外にスライダー投げてたらあれはなかったのかと思いました。この回はスライダーがなかなか決まらなかったので選択としては難しいところでしたが、前に達川さんがブログで「チャンスでセカンドゴロを打てる打者はチームにとって非常に大きい」ということを書いていた通りの結果になりました。前の回に赤松がチャンスで打てなかったことで流れが悪くなったこともあると思います。
続く9回表には、後攻の阪神は「アメリカンスタイル」ということで、いい投手から順につぎ込む作戦で藤川球児が登板。流れ的には凄くキツいところでした。
ただ先頭打者のバーデン。追い込まれてからはストライクゾーンの球をカットし、際どい球を含めてボール球を全部見逃すという完璧な形でフォアボールをもぎ取りました。恐らく抑えの投手からすると一番ダメージの大きい形での出塁となりました。
続く石原が送りバント失敗したものの、ここで代打が石井琢朗。もし2塁に行ってたら前田だったんでしょうが、ここではライト線に二塁打を放ってランナー2,3塁と、結果オーライどころか大成功になりました。
1番に戻って東出は際どい球をギリギリ見極めながらファールで粘り、結局最後はフォアボールで満塁。バーデンのときと同じような形でもぎ取ったので、これまたピッチャーにとっては凄く厳しい形になったと思います。
2番のキムショーのところでは代打の前田。1ボールのあとの内角低めの直球をライト線に運んで決勝の二塁打でした。タクローさんと同じような球を同じようなところへ運んだ一打でした。
9回裏はサーフェイトが安定の三者凡退。球の速いクローザー同士ということで藤川と比較して見たかったんですが、まさかこんな形で実現するとは思ってませんでした。
少なくとも今日だけ見るとサーフェイトの方が少し球が速かったです。藤川は数年前に比べると球威が少し落ちてるという話もありますが、その当時と比べても充分対抗できるくらいの球をサーフェイトは投げていたように思います。
今日は流れがいろいろ変わり、最後はベテラン2人が相手のクローザーを打ち崩すという、凄く大きなダメージを与える勝ち方をする結果になりました。
ただ今日忘れてはいけないのはバーデンの存在。ヒットこそ出ませんでしたが、大事な場面で2回もフォアボールで出塁したことが非常に大きな力になりました。特に9回のフォアボールは最高でした。ああいう出塁ができれば相手が誰でも崩すことは可能、ということを証明したように思います。実際今日の藤川も調子はそこまで悪いようには見えなかったんですが、あのフォアボールがきっかけで崩れたように思えます。野球はメンタルスポーツなので、「先頭打者を一番嫌な形で出す」ということがいかに大きいか、といういい例になったと思います。永川が崩れるのもこのパターンでしたしw
今日はマエケンに勝ち星がつきました。最近好投しても打線の援護がない(特にヤクルトの七條相手にw)ため負ける試合が多かったですが、勝ちがつくことが何より大きかったと思います。8回に追いつかれた悔しさも振り払えたでしょう。
明日は予想では福井とスタンリッジでしょう。スタンリッジは今年は手も足も出ない相手ですが、やっぱり崩すなら今日みたいにフォアボールから、ということになるんだと思います。バーデンの占めるウェイトがかなり大きいような気がします。監督、左右だからといってスタメン外したりしないで下さいw あと赤松も。
では今回はこのへんで。
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