赤黒ビッグマナ組みたい>挨拶


最近スタンやらモダンやらでビッグマナ考えるのが楽しくてしょうがないんですけど、よくよく考えてみたらどのデッキも緑のマナブーストが普通に入ってるんですよね。当然っちゃ当然ですが。
なので、たまには少し違ったものも考えてみたいと思いました。

今は緑だと2マナ域でランパンと探検があるのでマナブーストは楽ですが、実はチャリスと《太陽の宝球》があるから他の色でも作れるんですよね。何より大きいのは4マナ域にソーレンがいること。このおかげで安定して6マナクラスの重いスペルを唱えることができそうです。
考え方はジャンドビッグマナから緑の要素を抜いただけですけど、緑の高マナ域で唱えたいスペルってあまりないんですよね。そう考えると意外と悪くないデッキを作ることができるかもしれないです。入るカードを考えるとあまり早い段階から攻めることはできなさそうなので、ビッグマナと言うべきか、重コントロールと言うべきかは微妙なところですが。

たぶん色の配分をうまく考えれば、3ターン目に《ファイレクシアの抹消者》を出してから後続をどんどん追加するデッキとか作れそうです。抹消者1枚も持ってないから実戦に向けたハードルがめっちゃ高いんですけどね!!www

やっぱり赤も黒もタイタンが強いので、一度は組んでみたいと思います。ドローに《血の署名》入れることを考えると、ライフゲイン手段も用意したほうがよさそうです。個人的にはソリンはけっこうお気に入りですけど、殴打頭蓋やワームとぐろエンジンも強いんですよね~。夜鷲入れたら地味に頑張ってくれるかなw



さて、今日の試合。

今日の先発は福井とスタンリッジ。これまで広島相手に7試合で6勝してるスタンリッジと、阪神相手の防御率が9.00の福井との勝負なので、始まる前からあまり気負わずに見ることができましたw

福井は2回に金本にホームラン打たれて2点取られたんですが、なんとこの回限りで降板!!3回の打席で代打を送られてました。
お風呂入ったりしてたのであまりよく見てないんですが、内容が悪すぎたということで。ホームランはともかく、1イニングにボーク2回やったり、2アウトからピッチャーにフォアボール出したりと、試合のリズムをぶち壊す投球になっていたことが交替の理由になったみたいです。まぁあんな感じで続けられたら、文字通り「試合にならない」ところでしたし。

3回からは梅津が投げたんですが、2イニングをヒット1本に抑える好投。これが味方打線をいいリズムに乗せたのか、4回には栗原がホームラン。5回には嶋からの5連打で一気に逆転しました。
5回の攻撃では先頭の嶋のレフト線へ運ぶ二塁打をきっかけに、倉がセンター前、代打のタクローさんが嶋と同じようなレフト線への当たりで同点の二塁打。ここから内野が前進守備してきたこともあり、東出、キムショーと内野の頭を超えるタイムリーヒットで一挙に3点。苦手だったスタンリッジをノックアウトしました。

しかしこの後がいけない。ノーアウト1,2塁で天谷には送りバントのサインが出ていたんですが、天谷がバントを空振りしたことで二塁ランナーの東出が戻りきれずにタッチアウト。これは「リードが大きすぎた」というより、「バントならこのくらいのスタート切ってないとサードに間に合わない」というタイミングだったので、外のボール気味の球を当てにいった天谷のミスだと思います。途中でバットを引いていたらここはアウトにはならなかったはずですし。
結局天谷は三振、続く栗原の打席でキムショーが盗塁失敗と、ノーアウト1,2塁がトリプルプレーで流れたと言ってもいい状態になりました。これは本当にプロとして、いただけないです。普通ならこの時点で懲罰交替や二軍落ちを宣告されてもおかしくないレベルなんですが、なぜか天谷に対してはこういう部分で甘いところがある気がします。なんかスタメンで出ると打線の流れを切る場面が多いんですよね。終盤から出るときはなかなか期待できるんですが。
守備面ではいいプレーもあったので、判断するのも難しいところなんでしょうか。打つときは打つんですけど、どうにもよくない場面の方が気になるもので。守備を気にするなら赤松出せばいいと思うんですが。


逆によかったのは嶋。今日は6回にバーデンと2人連続で二塁打を放って追加点を取るなど、4安打の大活躍。今日の打ち方はまるで首位打者を取った頃のような、鋭さとうまさを兼ね備えたバッティングでした。
守っても守備範囲の狭さが気になるかと思いきや、7回に今村が2点返されて2アウト1,3塁の大ピンチに、関本のレフト頭上を越えそうな打球を後ろ向きでキャッチするファインプレーがありました。カープの選手の中で「外野守備のうまさは嶋が一番」という声もあるのですが、守備範囲や送球は置いといて、打球判断や守備位置の取り方が一番いいという話は本当だったみたいです。

投手は梅津の後は岸本、豊田が1イニングずつ、今村が2イニング投げました。
今村は最初の回は球威、制球とも本調子ではなく、1点差まで詰め寄られました。ただ次の回はいつも通りの安定したピッチングで三者凡退。本来は先発を期待されているだけに、リリーフで2イニング目に入るとこういう修正が見られる、ということがわかって面白かったです。
ただ今日は41球投げてしまったので、恐らく明日は登板させないでしょう。ここが明日少し気になるところです。

9回表には榎田、小林宏之を攻めて満塁まではいったものの代打の前田が初球をピッチャーゴロで得点ならず。前田が初球から打ったのが珍しかったです。いつもならしばらく球を見てから打つんですが、その前の打者がフォアボールだったからということもあるんでしょうか。

ただ1点差あればサーフェイトには充分。今日もきっちり3人で抑えてました。これで30セーブ目なんですが、この時点で1年間の球団記録としては小山田に並び、これ以上記録したのは永川のみになりました。これは凄いことだと思います。
今年のピッチングの安定感は恐ろしいほどなので、残り試合数も考えると、永川の記録した年間38セーブを超えるのも時間の問題でしょう。本当に素晴らしい働きをしてくれています。


そんなわけで、開始前には無理ゲーとすら思われた試合も、終わってみれば劇的な大逆転勝利でした。どの選手も諦めないで頑張った結果が勝利に繋がったということだと思います。


ただ今日のスタンリッジ攻略は、バーデンの働きが大きいように思いました。

今日のバーデンはスタンリッジからは2打数ノーヒット、3打席目に小嶋から二塁打を放ち、嶋の二塁打で帰ってきたことによる1得点だけでした。これも充分に大きかったんですが、言いたいことはそこではありません。
昨日に遡るのですが、「難しい球に手を出さず、フォアボールを選ぶ」姿勢が非常に大きかったと言いたいのです。

昨日は能見相手に丸がヒットのあとフォアボールを選び、同点の9回表には先頭打者として藤川からフォアボールを選びました。このときに徹底していたのが「ボール球には手を出さず、ストライクの球は打つこと」です。この結果、昨日は4つめのボールを二度もぎ取りましたし、今日は二塁打に繋がりました。

この姿勢が、バーデンだけでなく、他の選手に浸透してきているのです。

今日ヒットを放った嶋、倉、フォアボールを選んだキムショーが、全員バーデンと同じようなスタイルになってました。ストライクからボールになる難しい球をいくつも見たんですが、手を出さずにしっかり見送り、打ちやすい球を打つ、あるいはファールで粘って4つめのボールを取る、このような姿がよく見られました。今日は4タコだった丸も、結果は出なかったものの姿勢は同じでした。
この姿が、今のカープ打線にとって非常に大きいんです。

前から何度もここで書いてたことなのですが、「ボール球に手を出して相手を助ける」場面を以前から何度も見ていました。そのたびに「ボール球を見極めてフォアボールを選ぶこと」がいかに大きいかと言っていたわけですが、それを実践できている、そして結果を残せている、ということです。
最近の広島は巨人にだけはえらく負けていますが、他のチーム相手にかなり勝てています。その理由はこのような形でチャンスを作り、点に繋げているからに他なりません。

バーデンが一軍の試合に最初に出たとき、高崎相手にストライクからボールになる球を見極めてフォアボールを選んでいましたが、その姿勢がチーム全体にいい影響を与えています。打撃成績だけ見ればまだ打率2割少々でホームランも1本だけと物足りないようにも見えますが、現在は9安打に対して5四球を選んでいて、出塁率ももう少しで3割に届くところまできています。
まだ日本に来てから日が浅いために慣れてないところもあるんでしょうが、このまま出場が続けばもっと打てるようになると個人的には思ってます。ただ彼のこの「無駄球を振らない」姿勢は、今でも既にチームに大きな影響を与えています。試合を見ていても、バーデンが合流してから明らかにボール球に手を出さない場面が増えているので、そういう意味では「カープにとって一番必要な打者を獲得できた」と言えるのではないでしょうか。


そういえば今日のヤクルト-横浜戦も凄い試合でした。ヤクルト先発の七條が1回途中で8失点KOされたのに、終わってみれば10-10の引き分け。これもヤクルトの執念が呼び込んだ「勝ちに等しい引き分け」だったんだと思います。
しかし広島打線が手も足も出ない七條を横浜はどうやって攻略したんだろうw 広島のスコアラーにはぜひとも分析しておいてもらいたいものです。


さて、今日は福井が2回で降板したということで、明日以降はまた少し考えないといけなくなりそうです。
明日の先発は順当にいけば中5日でジオだと思うんですが、今日の投手を見ると今村、豊田、梅津が使えなさそうなので、リードしていた場合は終盤のリレーが難しくなりそうです。サーフェイトも明日投げたら3連投ですし、明後日からは中日との3連戦ですからね。
それこそ大量点を取るかジオが長いイニングを投げてくれるか、どちらかに期待したいところです。

それから福井についても。今日の降板で二軍落ちを宣告されるのかどうかが気になるところです。前回もテンポ悪くて4回で交替させられてましたが、下で再調整させるのか、もう1回チャンスを与えるのかが気になります。もし残すとしたら、2イニングしか投げてないことを考えると日曜に先発登板があるかもしれないです。何より今年は巨人に相性がいい数字が残っているので、ローテからして中日と巨人にしか当たらない週末に回したらいい結果になる可能性もあるところが面白いです。
このあたりをどうするか、首脳陣の判断が気になるところです。


では今回はこのへんで。

コメント

prae
2011年8月18日2:55

今日の燕はまさに諦めなければ可能性はある、と言う試合を見せてくれました。
自分は1回の下園のHRの辺りで飯に出かけたんですが、やはり気になってiPhoneで確認しているとあれよあれよと同点にしてしまいました。
勝負事というのは本当に何があるか分かりませんね。

七条は青木のポロリから、頼みのコントロールがおかしくなり、ストライクを取りに行く球全てが甘くなっていました。
来週までに修正が効くといいんですがねぇ。

丹依悠。
丹依悠。
2011年8月18日8:14

>諦めなければ可能性はある
そうだね。とりあえず、5割に戻すよ ノ

関東の遅刻魔
2011年8月19日0:23

>praeさん
本当に凄い試合になりましたね。横浜相手にバレンティンがホームラン打ちまくってるのが大きいように思います。やっぱり一発があると大量点が入りやすくなりますね~。

七條はそうだったんですか。ありがとうございます。
なんか今年の青木ってミスが多いですよね。昔から守備はうまいイメージがあったんですけど、最近はマークがキツいせいか危ない球をよく打席で投げられてるように思うので、その影響だったりするんですかね・・

来週・・・あ、あと2週間待ってー!!www


>丹依悠。さん
横浜はあとシーズンで6敗以内に抑えれば優勝ラインが見えてくるそうですよ!!
まぁ今年は5割付近CSボーダーになりそうですね。何しろ交流戦のリーグ成績がアレなんでw

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