お疲れ様でした、ゼンディカーブロック&M11 後編
2011年9月26日 MTG長くなったので分割しました。
前編はひとつ前にあります。
では続けてエルドラージ覚醒、いってみましょう。
・引き裂かれし永劫 エムラクール
単体では強すぎて、マナが出るEDHですぐ禁止になったカード。殴ってからジェイスで戻すのはダメー!!w
たぶん3神の中で一番使わなかったと思います。個人的には一番ネタ臭のするカードでしたが、《流転の護符》から4ターン目のエンド時に出されたときは唸りましたw 他の2つならまだ勝ち目あったのにw
・真実の解体者、コジレック
間違いなくこのセットで一番使い倒したカードです。セット発表のときから「これ出たら絶対に入れるわ」と言って有言実行、環境最後の最後まで1枚入れてました。
ライブラリーアウト狙ってた相手が悶絶したり、ハンデスで捨ててシャッフルしたり、《歪んだ世界》で出てきたり、青コン相手に「出たらフィニッシャー、カウンターしても4ドローのうえこれまで使ったカードが修復するけどいい?」と選択を迫ったり、それをメノさん相手にやったら返しにミミックに刻印されたり、とにかく思い出深いカードです。
個人的には青系のコントロールデッキなら間違いなく1枚挿していいカードだと思ったんですが、環境を見るとエルドラージ3神入れたデッキ以外で全然見かけなかったのが意外でした。「プレイしただけで4ドロー」「除去されても墓地の有効牌が再利用できる」「生き残ったら勝ち」と、いかにも青いデッキが好きそうだったのに。たぶんこれだけでも帰ってきたら狂喜乱舞すると思いますw
・無限に廻るもの、ウラモグ
意外と使ったエルドラージ。ナヤに入れて獣相で捨てて、タカを再利用とかやりましたw 普通に出したらヴァラクートとかは土下座するだけの性能はあったんですが、エルドラージデッキ以外にはなかなか居場所がなかったのも事実。
EDHで《壌土からの生命》で発掘したらこれがめくれて爆笑したこともありましたねw
・前兆の壁
《花の壁》が帰ってきた!!と思ってそこそこ積んでました。防御的で地味ながら、いい性能してたと思います。ヴェンセールで飛ばしてもいいですし。
ただカウンター積んだディフェンシブなデッキを組まなかったために思ったより使ってなかったような気がします。ヴァラクートに効かなかったのがけっこうネックだったとは思います。
・海門の神官
《宮廷の軽騎兵》が見れるカードが1枚少なくなった版。それでもなかなかの性能でした。ただ3マナが重かったり《定業》が強かったり、ただ殴れるので地味に相手のプレインズウォーカーを攻められたり、装備品積んでたらアタッカーになったりと、入れるか入れないかで迷うことが凄く多かったカードです。
キーワード能力ないから基本セットで帰ってきてもよさそうではあるんですよね。ヴェンセールで回したときは強かったですが、「両方欲しい」「2枚ともいらん」など、少し天邪鬼なところがまたかわいいカードでした。
・弱者の消耗
《消耗の蒸気》とあわせて強い除去でしたが、環境を選ぶカードでした。
最初の頃はあまり使われてなかったですが、カウブレードが流行ってきた頃からは活躍したように思えます。バント使ってて「黒足してサイドからこれ入れようか」と検討したこともありますw
黒で触れないミラクルとか、地味にミシュランを壊せたのも強かったと思います。
・消耗の蒸気
黒の除去の中ではかなり強いカードだと思いました。クリーチャーを対象取らなくていいうえにライフまで得られて、しかも反復つきと、どちらかというと「やられて苦しいカード」でしたが好きでした。自分で使ったときは本当に気持ちいいカードでしたが、環境が早かったためか徐々に出番が減っていったのは残念でした。
・コジレックの審問
「最強の1マナハンデスは何だ?(《思考囲い》を除く)」で候補に挙がった1枚。軽いスペル限定ながら、1ターン目に打つにはかなり強かった気がします。特にマナ域が低いレガシーだと無双したとか。
オレとしてはマリガン後重めのハンドをキープしたら相手が空振りしてくれるのはけっこう好きでしたw ただランパンとベレレン落とされると本当にヤバかったです。
・カルガの竜王
自分ではほとんど使ったことはなかったんですが、神楽さんと組んだペアスタンの日、ラウンド開始前にデッキ交換してタカさん、Akkeyさんペアと遊んでたら一部の常連プレイヤーに「遅刻魔が赤単使ってる!!」って動揺されたのが凄く面白かったですw レベル上がれば強いですが、赤単使ってたらマナ配分とレベルアップのタイミングを図るのが凄く頭を使うので、よく神楽さんの赤単を脇で見てて勉強になったものです。それを生かせているかは置いといてwww
・欠片の双子
新たなるファイレクシア発売直前に一斉に店頭から姿を消したカードw まさか4ケタ行くとは思ってませんでしたw
個人的にはバント殻に赤英雄と一緒に突っ込んで「4ターン以内にほぼ勝利になるパターンを3つ積み込んだデッキ」を作ってはみたんですが、バランス悪くてうまく回せなかったのが残念でしたw
・重大な落下
緑に待望の大量ドローカード、しかもライフゲイン付きと、まさしくオレホイホイなカードでしたw コストでクリーチャーサクる必要はありましたけど、ジャンド系のビッグマナに積んだときは《深淵の迫害者》をサクるなど、そこそこ頑張ってくれました。
ただやっぱりクリーチャーいないと使えないのと、デッキ構築のバランスとの兼ね合いもあって、そこまで使えなかったです。ガラクとの相性はよかったですが、どうしてもスペル多くなるデッキになってしまい、いい形で作り上げられなかったのが残念です。結局ヴァラクートが早すぎて勝負にならなかったのが痛かったですがw
・オンドゥの巨人
今でこそ《真面目な身代わり》がいますが、それまでは実は悪くないブーストカードだったと思います。タフネス4あるので防御にも強いし、殴っても悪くない、ただし「4マナから6マナにジャンプすることってどれだけ意味があるの?」という問いにちゃんと解答が下せなかったのが残念でしたw 初期の殻デッキには入れてたような。
・ペラッカのワーム
7マナ7/7トランプル7点ゲイン、しかもやられたら1ドローと、「本当にアンコでいいの?」という性能でした。ただ実際使ってみるとやっぱり7マナが重かったり、緑トリプルが重かったり、出る頃にはゲーム終わってたりと、意外と使いにくかったです。《重大な落下》で計14点ゲイン8ドローは素晴らしいんですけどね~w やっぱりヴァラクートのせいでビッグマナが残れなかったのが痛いです。
・復讐蔦
最初から目をつけて初日3枚ゲットしたはいいんですが、2000円弱だったのがGP仙台のキブラーバント以降高騰、一時は5000円以上まで跳ね上がった記憶があります。
やっぱりビートにおいては「帰ってくる高性能アタッカー」ということで主力になってました。獣相で捨ててこいつ持ってくるとか、多くのカードのデメリットを解消してたパワーカードだったように思います。
バント使っててなかなか勝てないときに気分転換でこれ入ったビートやってたんですが、意外と勝率がよくて自分でも驚きましたw
いよいよやって参りました、本命のM11!! 個人的にはゼンディカーブロック落ちてもいいからM11は残してほしかった、というかM12とM11はアジャニ一派と耕作をギデオン一派とランパンに交換するだけでよかったとすら思ってますwww
・悪斬の天使
大好きなクリーチャーでした。クリーチャーの中ではカメコロ通り越して一番好きだったかもしれません。
M10発売初日に東京中を駆けずり回って、最安値の1280円で6枚確保したら、その後7000円まで値上がりしてビビりましたw
出た当初は本当に強いのかな?と思ったら自分で使うと《雲打ち》に止められたり、相手にパクられてその強さを実感したりと、違う角度で強さを理解しましたw
アラーラ落ちて雲打ちが消えてからは、これを止められるクリーチャーがなく、またこれより強いクリーチャーもなかったために一極集中し、神話レアということもあって先に述べた暴騰、「悪斬ゲー」という言葉すら出来ました。
飛んでて先制攻撃持ってる時点で格闘性能は素晴らしいですが、絆魂持ってるオレ特仕様、地味に相手のボガヘルや迫害者が止まるプロテクションと、「強くて美しいクリーチャー」の代表格とも言えたような気がします。
惜しむらくは《四肢切断》にモロ引っかかったために価値がガタ落ちしてしまったこと。おかげでオレもワームエンジンに切り替えざるを得なくなりました。とりあえず四肢切断が落ちる来年のM13あたりにひょっこり帰ってきてくれることを期待します。プロテクションは赤黒になってもいいのよw
・糾弾
アラーラ時は《流刑への道》と白除去論争を繰り広げたりもしましたが、まさか両方とも落ちる日が来るとは、ねぇ。
相手の1ターン目《ゴブリンの先達》を最小ダメージで食い止めるのに大きく役立ってくれました。
個人的にはローウィン時代、ハンマー背負ってパワー56になって攻めたカメコロが糾弾くらったおかげで53点ゲインしたのはいい思い出ですw
・神聖の力線
《象牙の仮面》けっこう好きだったんですが、力線になって帰ってきたときにはかなり喜びました。初日にうっかり5枚集めた記憶がありますw
ハンデスや火力が効かなくなることで凄く強い印象だったんですが、一番面白かったのはトースト相手にこれ引いてきたら相手が翌ターンから全力でタール坑ビートに切り替えてきたことでしたw ヴァラクート防いだり、吸血鬼相手に《マラキールの門番》《カラストリアの貴人》が実質バニラになったり、1ターン目からハンデスする気満々だった黒相手に「ゲーム開始前に白力線出します」といって悶絶させたり、いいカードでした。
・ジェイス・ベレレン
初代「ジェイスゲー」の立役者。精神ジェイスが落ちてからは、ドローソースとして一層の強さを発揮しました(他が弱いだけとか言わないでw)。
ギデオンで釣りながらドローしたり、カウンター1つになったらヴェンセールで飛ばしたり、使い切って白タイタンで釣ったり、「3マナプレインズウォーカーはそれだけで強い」という印象を与えたカードでした。「生き残ったら勝ち」であり、地味に奥義で勝った試合もけっこうありました。
果たして《記憶の熟達者、ジェイス》は「3代目ジェイスゲー」を起こすことができるのか・・・しなくていいやw
・定業
強い。とにかく強い。これのおかげで土地1キープして回ったことが何回あったことかw ただ数のアドバンテージは取れないのでお供も必要でしたが。それができるデッキは本当に強かったと思います。
《血清の幻視》が順番変わるだけでここまで強くなるとは・・・強すぎてというか使われすぎてエクテンとモダンで禁止になりましたw 一回慣れると《思案》じゃ物足りないと思わせるカードでした。
・強迫
最強の1マナハンデスは何だ(ただし思考囲いは除く)の候補その2。あとは《蔑み》だったかな。
7版の頃から強いカードでしたが、ここ最近はそこまで強さを発揮してなかったような。普通にいいカードです。そう遠くないうちに帰ってきそうな気がします。
・リリアナ・ヴェス
青黒コンに使われると本当に嫌なカードでした。普通にいるだけで強いカードでしたが、ジェイス・ベレレンと一緒にいると「お互いドロー⇒ハンデス」といういやらしいハメができたのが強力でした」
いつからか「黒系コントロールに1本だけ挿すのがリリアナの最強の使い方」という噂が流れてましたが、正しかったと思います。
リリアナでトップに積まれた返しに精神ジェイスで「トップ見せてください」ってやったのは面白かったですw そして下に送ったのと同じカードをトップデッキされたのもいい思い出www
・血の署名
色拘束は強かったですが、強いドローだったと思います。
アラーラ時代は多色で黒2つは簡単に出ましたが、それ以降はなかなか対抗色では難しく。ドランカラーで組んだときに相手の残り2ライフをこれで削るという使い方もできて面白かったです。
・チャンドラ・ナラー
途中から「チャトラン」って呼んでましたw(さすがに子猫物語わかる人は少ないだろうなぁw)初期のプレインズウォーカーも今回で一度全部落ちるんですね。
これは使っても使われても強かったです。危険なクリーチャーはたいてい一撃で落ちるし、クリーチャーいなければ相手を攻めて奥義狙い、プレインズウォーカー狙って忠誠値を削るのにも役に立ってくれました。
チーム戦で赤緑ビッグマナ組んでゴウさんのビートに当たって、チャンドラでギリギリまで削ってクリーチャー除去したあと、緑命令で「7点ゲインとチャンドラトップ」で使いまわしたりしましたw 個人的にチャンドラの中では一番好きかも。
・耕作
《木霊の手の内》が帰ってくる!と思ったときはかなり喜んだんですが、代償としてランパンが落ちてしまい、その後は意外と使いませんでした。
ヴァラクートみたいなデッキだと強いんですが、やっぱり「2マナのブーストがあって、それの補助」みたいな形で2枚くらい挿すのが一番いいように思えました。神河時代みたく極楽鳥も少し混ぜておけばまた違ったのかな?そんなスロットなかったけど。
悪くはないけど微妙ってところでしょうか。
・獣相のシャーマン
初期は本当によく使われました。特に《復讐蔦》とのコンビが凄く強く、これのおかげでシルバーバレットで必要なクリーチャーを引っ張りつつ殴れるという、おかしいことになってましたw とにかく「見たら殺れ」が合言葉でしたw
1年しかいなかった割にはインパクト大きかったですが、殻が後継者になりそうですね。
・ガイアの復讐者
出た当時こそ《バントの魔除け》に引っかかってましたが、落ちてからはまさに無双。「カウンターされない」の一文が最高でしたw
最近になってからは獣にされるシーンもありましたが、とりあえず「出たらそのままゴールまで突っ走る」というイメージ。もっとこいつを使って攻めてもよかったかもしれません。
・野生語りのガラク
初期プレインズウォーカーとしては最強で、一時は4000円までいきましたね。
全部の能力が強く、特に奥義を構えたらマナクリですら脅威になるというのは凄い性能でした。噛み合うデッキが上位メタデッキになかなか勝てないこともあって数を減らしてましたが、ヴァラクートのいない世界でもう一回強さを発揮できるか見たかったです。残っていれば今だと「強いプレインズウォーカーをお手頃価格で」という意味では初心者に優しいカードになったと思うのですが、また帰ってくる日があるのでしょうか。
・強情なベイロス
これもとにかく好きだった。4マナ4/4で4点ゲインというとオレに浮上のきっかけをくれた《貪欲なるベイロス》を思い出させてくれますが、その上で能力は「場に出たとき」、しかも「ハンデスされたら代わりに場に出る」という、最高級の能力を持ったクリーチャーだったと思います。これのおかげで相性悪かったジャンドをカモれるようになったのが個人的には凄く嬉しかったです。
ただこれだけの性能があって、サイズがありながらある意味「使い捨て」的な起用法ができる便利なクリーチャーだったんですが、環境に合わなくて途中からは全然使われなくなってました。オレとしてはメインから積んでも強いクリーチャーだと思ったんですが、一体何が原因だったんだろう・・・やっぱりお前かヴァラクート!!www
基本セットに収録されたくらいなので、次あたりにまたひょっこり帰ってきてもらいたいです。
・森のレインジャー
2マナ1/1で基本土地を「手札に加える」だけでしたが、マナ足りないときに安定させるには充分な強さを発揮してくれました。主に獣相の入ったデッキに1,2枚入れておくと強かったですが、殻デッキでも個人的には《ヴィリジアンの密使》より使い勝手がよかったように思います。
地味ながらいいカードでした。次に帰ってくるときは持ってきた土地を場に出せるようにしておくれwww
こんなところですね。挙げてたら予想以上に多くにあってしまいました。
やっぱり思い入れが強いものだから、ということでしょう。無理して上から10位までとかしなくてよかったw
これらが落ちて、イニストラードのカードに微妙なものがけっこう多いのでデッキ組むのは難しくなりますが、今週中に形は作らないといけないですね。また楽しいマジックができるように頑張りたいと思います。
では今回はこのへんで。
前編はひとつ前にあります。
では続けてエルドラージ覚醒、いってみましょう。
・引き裂かれし永劫 エムラクール
単体では強すぎて、マナが出るEDHですぐ禁止になったカード。殴ってからジェイスで戻すのはダメー!!w
たぶん3神の中で一番使わなかったと思います。個人的には一番ネタ臭のするカードでしたが、《流転の護符》から4ターン目のエンド時に出されたときは唸りましたw 他の2つならまだ勝ち目あったのにw
・真実の解体者、コジレック
間違いなくこのセットで一番使い倒したカードです。セット発表のときから「これ出たら絶対に入れるわ」と言って有言実行、環境最後の最後まで1枚入れてました。
ライブラリーアウト狙ってた相手が悶絶したり、ハンデスで捨ててシャッフルしたり、《歪んだ世界》で出てきたり、青コン相手に「出たらフィニッシャー、カウンターしても4ドローのうえこれまで使ったカードが修復するけどいい?」と選択を迫ったり、それをメノさん相手にやったら返しにミミックに刻印されたり、とにかく思い出深いカードです。
個人的には青系のコントロールデッキなら間違いなく1枚挿していいカードだと思ったんですが、環境を見るとエルドラージ3神入れたデッキ以外で全然見かけなかったのが意外でした。「プレイしただけで4ドロー」「除去されても墓地の有効牌が再利用できる」「生き残ったら勝ち」と、いかにも青いデッキが好きそうだったのに。たぶんこれだけでも帰ってきたら狂喜乱舞すると思いますw
・無限に廻るもの、ウラモグ
意外と使ったエルドラージ。ナヤに入れて獣相で捨てて、タカを再利用とかやりましたw 普通に出したらヴァラクートとかは土下座するだけの性能はあったんですが、エルドラージデッキ以外にはなかなか居場所がなかったのも事実。
EDHで《壌土からの生命》で発掘したらこれがめくれて爆笑したこともありましたねw
・前兆の壁
《花の壁》が帰ってきた!!と思ってそこそこ積んでました。防御的で地味ながら、いい性能してたと思います。ヴェンセールで飛ばしてもいいですし。
ただカウンター積んだディフェンシブなデッキを組まなかったために思ったより使ってなかったような気がします。ヴァラクートに効かなかったのがけっこうネックだったとは思います。
・海門の神官
《宮廷の軽騎兵》が見れるカードが1枚少なくなった版。それでもなかなかの性能でした。ただ3マナが重かったり《定業》が強かったり、ただ殴れるので地味に相手のプレインズウォーカーを攻められたり、装備品積んでたらアタッカーになったりと、入れるか入れないかで迷うことが凄く多かったカードです。
キーワード能力ないから基本セットで帰ってきてもよさそうではあるんですよね。ヴェンセールで回したときは強かったですが、「両方欲しい」「2枚ともいらん」など、少し天邪鬼なところがまたかわいいカードでした。
・弱者の消耗
《消耗の蒸気》とあわせて強い除去でしたが、環境を選ぶカードでした。
最初の頃はあまり使われてなかったですが、カウブレードが流行ってきた頃からは活躍したように思えます。バント使ってて「黒足してサイドからこれ入れようか」と検討したこともありますw
黒で触れないミラクルとか、地味にミシュランを壊せたのも強かったと思います。
・消耗の蒸気
黒の除去の中ではかなり強いカードだと思いました。クリーチャーを対象取らなくていいうえにライフまで得られて、しかも反復つきと、どちらかというと「やられて苦しいカード」でしたが好きでした。自分で使ったときは本当に気持ちいいカードでしたが、環境が早かったためか徐々に出番が減っていったのは残念でした。
・コジレックの審問
「最強の1マナハンデスは何だ?(《思考囲い》を除く)」で候補に挙がった1枚。軽いスペル限定ながら、1ターン目に打つにはかなり強かった気がします。特にマナ域が低いレガシーだと無双したとか。
オレとしてはマリガン後重めのハンドをキープしたら相手が空振りしてくれるのはけっこう好きでしたw ただランパンとベレレン落とされると本当にヤバかったです。
・カルガの竜王
自分ではほとんど使ったことはなかったんですが、神楽さんと組んだペアスタンの日、ラウンド開始前にデッキ交換してタカさん、Akkeyさんペアと遊んでたら一部の常連プレイヤーに「遅刻魔が赤単使ってる!!」って動揺されたのが凄く面白かったですw レベル上がれば強いですが、赤単使ってたらマナ配分とレベルアップのタイミングを図るのが凄く頭を使うので、よく神楽さんの赤単を脇で見てて勉強になったものです。それを生かせているかは置いといてwww
・欠片の双子
新たなるファイレクシア発売直前に一斉に店頭から姿を消したカードw まさか4ケタ行くとは思ってませんでしたw
個人的にはバント殻に赤英雄と一緒に突っ込んで「4ターン以内にほぼ勝利になるパターンを3つ積み込んだデッキ」を作ってはみたんですが、バランス悪くてうまく回せなかったのが残念でしたw
・重大な落下
緑に待望の大量ドローカード、しかもライフゲイン付きと、まさしくオレホイホイなカードでしたw コストでクリーチャーサクる必要はありましたけど、ジャンド系のビッグマナに積んだときは《深淵の迫害者》をサクるなど、そこそこ頑張ってくれました。
ただやっぱりクリーチャーいないと使えないのと、デッキ構築のバランスとの兼ね合いもあって、そこまで使えなかったです。ガラクとの相性はよかったですが、どうしてもスペル多くなるデッキになってしまい、いい形で作り上げられなかったのが残念です。結局ヴァラクートが早すぎて勝負にならなかったのが痛かったですがw
・オンドゥの巨人
今でこそ《真面目な身代わり》がいますが、それまでは実は悪くないブーストカードだったと思います。タフネス4あるので防御にも強いし、殴っても悪くない、ただし「4マナから6マナにジャンプすることってどれだけ意味があるの?」という問いにちゃんと解答が下せなかったのが残念でしたw 初期の殻デッキには入れてたような。
・ペラッカのワーム
7マナ7/7トランプル7点ゲイン、しかもやられたら1ドローと、「本当にアンコでいいの?」という性能でした。ただ実際使ってみるとやっぱり7マナが重かったり、緑トリプルが重かったり、出る頃にはゲーム終わってたりと、意外と使いにくかったです。《重大な落下》で計14点ゲイン8ドローは素晴らしいんですけどね~w やっぱりヴァラクートのせいでビッグマナが残れなかったのが痛いです。
・復讐蔦
最初から目をつけて初日3枚ゲットしたはいいんですが、2000円弱だったのがGP仙台のキブラーバント以降高騰、一時は5000円以上まで跳ね上がった記憶があります。
やっぱりビートにおいては「帰ってくる高性能アタッカー」ということで主力になってました。獣相で捨ててこいつ持ってくるとか、多くのカードのデメリットを解消してたパワーカードだったように思います。
バント使っててなかなか勝てないときに気分転換でこれ入ったビートやってたんですが、意外と勝率がよくて自分でも驚きましたw
いよいよやって参りました、本命のM11!! 個人的にはゼンディカーブロック落ちてもいいからM11は残してほしかった、というかM12とM11はアジャニ一派と耕作をギデオン一派とランパンに交換するだけでよかったとすら思ってますwww
・悪斬の天使
大好きなクリーチャーでした。クリーチャーの中ではカメコロ通り越して一番好きだったかもしれません。
M10発売初日に東京中を駆けずり回って、最安値の1280円で6枚確保したら、その後7000円まで値上がりしてビビりましたw
出た当初は本当に強いのかな?と思ったら自分で使うと《雲打ち》に止められたり、相手にパクられてその強さを実感したりと、違う角度で強さを理解しましたw
アラーラ落ちて雲打ちが消えてからは、これを止められるクリーチャーがなく、またこれより強いクリーチャーもなかったために一極集中し、神話レアということもあって先に述べた暴騰、「悪斬ゲー」という言葉すら出来ました。
飛んでて先制攻撃持ってる時点で格闘性能は素晴らしいですが、絆魂持ってるオレ特仕様、地味に相手のボガヘルや迫害者が止まるプロテクションと、「強くて美しいクリーチャー」の代表格とも言えたような気がします。
惜しむらくは《四肢切断》にモロ引っかかったために価値がガタ落ちしてしまったこと。おかげでオレもワームエンジンに切り替えざるを得なくなりました。とりあえず四肢切断が落ちる来年のM13あたりにひょっこり帰ってきてくれることを期待します。プロテクションは赤黒になってもいいのよw
・糾弾
アラーラ時は《流刑への道》と白除去論争を繰り広げたりもしましたが、まさか両方とも落ちる日が来るとは、ねぇ。
相手の1ターン目《ゴブリンの先達》を最小ダメージで食い止めるのに大きく役立ってくれました。
個人的にはローウィン時代、ハンマー背負ってパワー56になって攻めたカメコロが糾弾くらったおかげで53点ゲインしたのはいい思い出ですw
・神聖の力線
《象牙の仮面》けっこう好きだったんですが、力線になって帰ってきたときにはかなり喜びました。初日にうっかり5枚集めた記憶がありますw
ハンデスや火力が効かなくなることで凄く強い印象だったんですが、一番面白かったのはトースト相手にこれ引いてきたら相手が翌ターンから全力でタール坑ビートに切り替えてきたことでしたw ヴァラクート防いだり、吸血鬼相手に《マラキールの門番》《カラストリアの貴人》が実質バニラになったり、1ターン目からハンデスする気満々だった黒相手に「ゲーム開始前に白力線出します」といって悶絶させたり、いいカードでした。
・ジェイス・ベレレン
初代「ジェイスゲー」の立役者。精神ジェイスが落ちてからは、ドローソースとして一層の強さを発揮しました(他が弱いだけとか言わないでw)。
ギデオンで釣りながらドローしたり、カウンター1つになったらヴェンセールで飛ばしたり、使い切って白タイタンで釣ったり、「3マナプレインズウォーカーはそれだけで強い」という印象を与えたカードでした。「生き残ったら勝ち」であり、地味に奥義で勝った試合もけっこうありました。
果たして《記憶の熟達者、ジェイス》は「3代目ジェイスゲー」を起こすことができるのか・・・しなくていいやw
・定業
強い。とにかく強い。これのおかげで土地1キープして回ったことが何回あったことかw ただ数のアドバンテージは取れないのでお供も必要でしたが。それができるデッキは本当に強かったと思います。
《血清の幻視》が順番変わるだけでここまで強くなるとは・・・強すぎてというか使われすぎてエクテンとモダンで禁止になりましたw 一回慣れると《思案》じゃ物足りないと思わせるカードでした。
・強迫
最強の1マナハンデスは何だ(ただし思考囲いは除く)の候補その2。あとは《蔑み》だったかな。
7版の頃から強いカードでしたが、ここ最近はそこまで強さを発揮してなかったような。普通にいいカードです。そう遠くないうちに帰ってきそうな気がします。
・リリアナ・ヴェス
青黒コンに使われると本当に嫌なカードでした。普通にいるだけで強いカードでしたが、ジェイス・ベレレンと一緒にいると「お互いドロー⇒ハンデス」といういやらしいハメができたのが強力でした」
いつからか「黒系コントロールに1本だけ挿すのがリリアナの最強の使い方」という噂が流れてましたが、正しかったと思います。
リリアナでトップに積まれた返しに精神ジェイスで「トップ見せてください」ってやったのは面白かったですw そして下に送ったのと同じカードをトップデッキされたのもいい思い出www
・血の署名
色拘束は強かったですが、強いドローだったと思います。
アラーラ時代は多色で黒2つは簡単に出ましたが、それ以降はなかなか対抗色では難しく。ドランカラーで組んだときに相手の残り2ライフをこれで削るという使い方もできて面白かったです。
・チャンドラ・ナラー
途中から「チャトラン」って呼んでましたw(さすがに子猫物語わかる人は少ないだろうなぁw)初期のプレインズウォーカーも今回で一度全部落ちるんですね。
これは使っても使われても強かったです。危険なクリーチャーはたいてい一撃で落ちるし、クリーチャーいなければ相手を攻めて奥義狙い、プレインズウォーカー狙って忠誠値を削るのにも役に立ってくれました。
チーム戦で赤緑ビッグマナ組んでゴウさんのビートに当たって、チャンドラでギリギリまで削ってクリーチャー除去したあと、緑命令で「7点ゲインとチャンドラトップ」で使いまわしたりしましたw 個人的にチャンドラの中では一番好きかも。
・耕作
《木霊の手の内》が帰ってくる!と思ったときはかなり喜んだんですが、代償としてランパンが落ちてしまい、その後は意外と使いませんでした。
ヴァラクートみたいなデッキだと強いんですが、やっぱり「2マナのブーストがあって、それの補助」みたいな形で2枚くらい挿すのが一番いいように思えました。神河時代みたく極楽鳥も少し混ぜておけばまた違ったのかな?そんなスロットなかったけど。
悪くはないけど微妙ってところでしょうか。
・獣相のシャーマン
初期は本当によく使われました。特に《復讐蔦》とのコンビが凄く強く、これのおかげでシルバーバレットで必要なクリーチャーを引っ張りつつ殴れるという、おかしいことになってましたw とにかく「見たら殺れ」が合言葉でしたw
1年しかいなかった割にはインパクト大きかったですが、殻が後継者になりそうですね。
・ガイアの復讐者
出た当時こそ《バントの魔除け》に引っかかってましたが、落ちてからはまさに無双。「カウンターされない」の一文が最高でしたw
最近になってからは獣にされるシーンもありましたが、とりあえず「出たらそのままゴールまで突っ走る」というイメージ。もっとこいつを使って攻めてもよかったかもしれません。
・野生語りのガラク
初期プレインズウォーカーとしては最強で、一時は4000円までいきましたね。
全部の能力が強く、特に奥義を構えたらマナクリですら脅威になるというのは凄い性能でした。噛み合うデッキが上位メタデッキになかなか勝てないこともあって数を減らしてましたが、ヴァラクートのいない世界でもう一回強さを発揮できるか見たかったです。残っていれば今だと「強いプレインズウォーカーをお手頃価格で」という意味では初心者に優しいカードになったと思うのですが、また帰ってくる日があるのでしょうか。
・強情なベイロス
これもとにかく好きだった。4マナ4/4で4点ゲインというとオレに浮上のきっかけをくれた《貪欲なるベイロス》を思い出させてくれますが、その上で能力は「場に出たとき」、しかも「ハンデスされたら代わりに場に出る」という、最高級の能力を持ったクリーチャーだったと思います。これのおかげで相性悪かったジャンドをカモれるようになったのが個人的には凄く嬉しかったです。
ただこれだけの性能があって、サイズがありながらある意味「使い捨て」的な起用法ができる便利なクリーチャーだったんですが、環境に合わなくて途中からは全然使われなくなってました。オレとしてはメインから積んでも強いクリーチャーだと思ったんですが、一体何が原因だったんだろう・・・やっぱりお前かヴァラクート!!www
基本セットに収録されたくらいなので、次あたりにまたひょっこり帰ってきてもらいたいです。
・森のレインジャー
2マナ1/1で基本土地を「手札に加える」だけでしたが、マナ足りないときに安定させるには充分な強さを発揮してくれました。主に獣相の入ったデッキに1,2枚入れておくと強かったですが、殻デッキでも個人的には《ヴィリジアンの密使》より使い勝手がよかったように思います。
地味ながらいいカードでした。次に帰ってくるときは持ってきた土地を場に出せるようにしておくれwww
こんなところですね。挙げてたら予想以上に多くにあってしまいました。
やっぱり思い入れが強いものだから、ということでしょう。無理して上から10位までとかしなくてよかったw
これらが落ちて、イニストラードのカードに微妙なものがけっこう多いのでデッキ組むのは難しくなりますが、今週中に形は作らないといけないですね。また楽しいマジックができるように頑張りたいと思います。
では今回はこのへんで。
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