気温による睡魔が酷い>挨拶


昨日の予告通り、今日は朝思いっきり寝ちゃいました。それにしてもこの気温、本当に危険ですね。なにしろ「普通の服着て寝てたら、ちょうどいい布団にくるまって寝てるのと同じような温度になる空気」が周囲に溢れてるものでw とにかく寝ても覚めても布団の中、みたいな感じになってて、とてもじゃないけどどこかで冷やさないとまともに起きれないです。
なにしろ暑いのは得意なもので、涼しくしなくてもそのまま寝てられるくらいですからw うっかりすると丸一日寝てられそうな勢いですw 暇なときに一日で何時間寝られるか実験してみるのもありかな(爆)


そんなわけで今日は特に大会が見当たらなかったということで、蒲田のカードラボ行くか野球見るかで迷ってました。大会の時間からして3時過ぎに家出れば問題なかったんですが、なにしろ今日に限って試合開始が3時。「最初だけ見て面白くなさそうだったら行こう」ということにしてたんですが、先発の福井のピッチングが初回から素晴らしく、ついつい見入ってしまったために大会はお預けに。まぁ昨日負けたことでちょっと疲れてたこともあったんで、これはこれで悪くなかったかもしれません。


そんなわけで今日の試合。
上でも書いた通り、先発の福井が初回から凄まじいピッチングを展開してました。

うっかりすると福井評ばかりになるのでとりあえず試合経過を。
福井と宮国の投げ合いの中、ランナー2塁のワンチャンスをものにしてエルドレッドがタイムリーを放ち1点先制、ただ7回に福井が攻められて1失点。その後は両チームのリリーフが踏ん張って結局引き分け、という内容でした。
どちらのチームの投手も好投した、と言えばいいんですが、正直点取れるチャンスがいくつもありながらモノにできなかった、という印象の方が強かったです。要所要所でミス出てましたし。


ここからは主に福井評になりそうですが、各感想を。

これまでの福井というと「球威はあるけど、コントロールに難がある」というのが特徴でした。単純にストライクが入らないとかではなく、外を狙った球がシュート回転してど真ん中に入るといったパターンもあり、今年は開幕ローテに入りながら5試合で二軍落ちしていました。

それが今日はストレートが凄まじく伸びのある球で、変化球も含めてかなりいいところにコントロールされてました。特に伸びたストレートは真ん中より高めの球だったんですが、伸びるという以上に浮き上がる、というか、以前の軌道に比べてボール2個分浮き上がるくらいの伸びをしてました。スピードも150キロ前後で、あれだけの球は1年目の小林幹英とか、いいときの藤川球児を見ているようでした。(幹英さんは「低めのボール球が伸びてストライクになる、という伝説の持ち主ですが。)

そしてストレートが速い原因としては「腕の振りがいい」ということで、スライダー、フォークのキレも素晴らしかったです。早めに追い込んでからの決め球にこの2種類の球が大活躍。今日は7回で10奪三振でした。実はこれはプロ入り後最多だそうで、ちょっと驚きました。去年1年間ローテで回ってたから2ケタいったことはあった気はしてたんですが。

以前からフォームを見てると「下半身は素晴らしく安定しているのに、なぜかコントロールは悪い」と思ってました。今日は解説によると「以前は上体が開いていたためにコントロールがバラついていたが、今日は体が開かないので無駄な力の抜けがなく、ストライクゾーンに安定して球がいっている」ということでした。去年のいいときの福井はストライクが安定して取れていたんですが、今日はこれまで見た中で一番のピッチングで、はっきり言って去年のどの試合よりも良かったと思います。
去年先発で8勝を挙げていることから「復活」と言いたくなりますが、今日の内容はそれを明らかに上回っていました。たぶん「進化」という言葉を使うほうがしっくりくると思います。

今日のピッチングの伏線として、最近上がってきてから3試合くらいリリーフで投げていたことが挙げられます。そのときは短いイニング担当だったので「目の前のピンチに対して全力で三振を狙いにいって抑える」というピッチングをしていたわけですが、それが先発で投げた今日、ピンチを迎えたときに生きたように思えます。ランナーを出したあと、これまで以上に三振を狙って抑えてたことを見るに、今後に向けて大きな財産になったんじゃないでしょうか。

7回になって先頭の村田に二塁打打たれてから、ピッチングが去年のよくないときに戻ったような恰好になってしまいました。続く高橋由伸相手に、それまでは内外角に揺さぶってから落ちる球で三振を取ってたのに、急にリードが弱気になって外角一辺倒のボール球だらけの配球になり結局フォアボール。続く長野にタイムリー打たれてから今村をリリーフに送られました。
はっきり言ってここは「ランナーを三塁に進められることを怖がって勝負しなかったこと」が痛かったように思えます。今日の内容ならほとんど打たれないはずだからこれまで通りに攻めていけばいいし、仮に内野ゴロで三塁に進まれたとして、続く長野を敬遠してゲッツー狙いに切り替えていけば無失点でいけたと思います。あるいは1点取られたとして、それでも続投して問題なさそうだったので、この場面が凄くもったいなかったと思います。


その後ピンチを抱えながらも抑えた今村もナイスピッチングでした。彼もストレ-トの伸びは素晴らしいんですが、福井と比べたら「質が違う」と思いました。どちらもいい球なんですが、今村は糸を引くようにまっすぐ伸びる球で、これとスライダーを武器に連続無失点試合を重ね、今日で球団記録の23試合に並びました。これまではブラウン監督時代の横山、梅津が記録してますが、今の今村は当時の彼ら以上に安定感と武器となる球の威力があるので、まだ記録は継続していきそうに思えます。
しかし福井の球の伸びを今村と比較できる日がくるなんて・・・w これまでも確かに伸びあがってた球は見受けられたんですが、制球力の問題で「伸びなのか、コントロールミスなのか」がわからなかったですw


今日はピッチャーについては文句なかったんですが、攻める側としてはもったいない試合でした。

得点した4回を除くと、得点圏にランナーを送った1回、9回と10回がチャンスになった場面でした。
今日は梵のかわりに3番に入った木村昇吾がブレーキになってしまいました。1回はチャンスのあとに続くことができず、10回はノーアウトで菊池が出塁したのに送りバント失敗してランナーが進まず、その後2アウトからワイルドピッチで二塁に進みはしたんですが、最後は迎が打ち取られてゲームセット。
やっぱりこれを見ると、レギュラーで座っている梵の存在感がいかに大きいか、思い知らされます。キムショーも試合途中から出てきたときはけっこう打ってるイメージがあるんですが、スタメンで出るとなぜか打ててないんですよね。不思議です。

ただやっぱりこれを見ると、今日は梵をスタメンで出せなかったのかな、とは思ってしまいます。昨日は大差がついて途中で交代してましたが、これだけだと休養が足りないのかなと。たぶん無理したら出られたであろうところをあえて休ませて今後に備えたんでしょうが、試合展開が昨日一昨日の大敗のあと今日の僅差の試合だったために、凄くもったいないというか・・・。先のことがわかれば苦労はしないですし、一昨日も途中までは「1点取ればなんとかなる展開」だったために早々と下げるわけにはいかなかったのもわかりますが、なんかうまく噛み合わないなーと思った次第です。

打線については、岩本が打ててなくて途中交代してました。これは「あり」だと思います。ここ最近は左投手相手に苦労してましたが、なんとなくバッティングを崩しているように見えたので、復調気配が見えなければ今後の起用も考えていいと思います。恐らく修正点をなんとかできればまた打ちだすとは思いますが。

それから今日唯一の打点を挙げたエルドレッドですが、外に逃げる球をうまく拾って右中間に運んでました。本来のパワフルなバッティングのイメージとは違った技ありの一打でしたが、今後もチャンスでこういう打ち方ができれば、攻撃の幅は広がってくると思います。
あとは早く1発が欲しいですね。1本出たらどんどん打ち始めると思うので、早くその日を迎えたいものです。


ともあれ今日は勝てなかったことは残念ですが、負けなくてよかったという点はあります。今の巨人相手はほぼ捨てゲームと割り切って残りの試合を頑張ればいいような気もするので、他のカードでこの分をしっかり取り返してくれればと思います。幸い8月の巨人戦は1カードしかないですし。

そんな中での福井の好投は今後に向けての大きな収穫です、今日のピッチングは凄くよかったですが、少なくとも制球面だけは今後も近いレベルを保っていけるようだと、間違いなく先発の柱の1人になれます。これで先発が5人決まってくれると嬉しいところです。あと1人か・・・。



では今回はこのへんで。

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