ライフゲインってビートに強いはず・・・なのに
2012年11月8日 MTG コメント (2)ひとつ前でMTGネタ800回も書いてたらしい>挨拶
なんか今日タグ見たら数字がキリよかったんで書いてみました。最近2年くらい?はほぼ毎日1回は書いてて、しかもこの時期だと野球ネタがないから必然的にMTGネタが増えるのはまぁ当然っちゃ当然ですか。そもそも本人がそのつもりで始めてるわけですし。
しかし自分で言っててキリがいいのか悪いのかわからなくなってきますww 1000回とかだったらわかりやすいんですけど。しかし身内に釣られてなんとなく始めてみたDNがよくここまで持ったもんだと思いますよ。あと2か月でもう丸4年ですか・・・始めた当初は絶対ここまでいくとは思ってませんでした。
ここを通じて交流が始まった方も数多くいらっしゃいますしね。本当にありがたいことです。
なんか無駄に長くなっちゃいましたが、とりあえずタイトルのお話。
オレがマジック始めたときは当然下手だったわけですが、何より点数計算とそれに合わせたリソース(主にライフ)の管理がとにかく苦手だったもんで、「あと2,3ターンあれば先に押し切れたのに」って思うことが凄く多かったんです。で、そこから「じゃあそのターンを稼ぐためには、ライフを増やしてみればいいんじゃないの?」という発想に至り(ちょうどその時期に優秀なライフゲインできるクリーチャーである《賛美されし天使》と《貪欲なるベイロス》に出会ったこともあったんですが)、気づいたらゲインなしだと戦えないプレイヤーになってましたw 一部の方々には「知ってる中で一番当たりたくない相手」と思われてるみたいですしwww
そんな形で作ったものだから、当然速攻かけて相手のライフを20点削りきるデッキには耐性がついたと思ったんですけど、今のスタンダードでは、なんかそううまくはいかないんですよね。
原因はもちろんわかってます。環境に《スラーグ牙》が蔓延しているからです。
もともと「強いけど5マナだし、どこまで使われるかわからないクリーチャー」だったわけですが、ラヴニカ入ったこの環境でまず最初に出てくると思われたのが前環境からパーツが残ったゾンビであり、それに対抗することをまず最初に考えられたデッキがいくつか出てきました。
で、しばらくして気づいたら、右を見ても左を見てもスラーグ、スラーグ、スラーグな遅い環境になってしまいました。
こうなったらもう、デッキどうこうよりも「スラーグ牙でライフゲインしてくるデッキ」を対策するためにいろいろ考えてアンチな行動をするデッキが当然増えてくるわけで。そういう意味では今の環境で増えてきている青白人間にしろ赤黒アグロにしろ、間違いなく「スラーグ牙を出されても勝てる構成」であることが絶対条件になってくるわけです。
去年イニストラードが発売された直後は特に顕著だったんですが、当然メタは回るもの。では当然スラーグ牙が蔓延したこの環境でも打開策を積んだデッキが蔓延してきて当然です。その選択肢は個々人で異なってくるわけですが、要するに今勝ち残ってる速攻系デッキは「スラーグ牙を克服した速攻デッキ」ということになるわけで、ならばスラーグ牙を積んでるだけでは対策できなくて当然、という結論になります。
スラーグ牙を積んでいるデッキの多くは、環境的に強いカードの多い白も入れている構成が多く、サイドまで見れば《ケンタウルスの癒し手》も積まれているパターンが多いです(例外なのはジャンドくらいかな?)。
ただ、それでも「スラーグはどうにかなったけど、ケンタウルスがきつい」って言葉はあまり聞かないことを思うと、実は対策はライフゲインよりも除去に寄せた方がいい、って話になってきているのかもしれません。
やっぱり今のカードプールを見ると、「火力で25点焼ききる構成」ではなく、「早いターンに強いクロックを置いて、ライフゲインされても押し切れるだけのダメージを稼ぐ構成」になってるように思えます。つまりクリーチャーの戦闘ダメージによってライフを削ってくる、ということです。
最近「ライフゲインできるカードは入れてるからアグロには有利にできてるはずなのに、なぜかアグロに負ける」って言葉がよく聞かれます。そういうデッキの場合、必要なのは「早い段階でのクロックを除去する方法」なんじゃないか、という考えに至りました。今の環境だとそこまで軽くて使いやすい除去はありませんが、色が合うならぜひいくつか取ってみたいところです。
ここで悩むのが、「単体除去でいいのか、複数倒せる除去が欲しいのか」というところです。
単体除去でいうと、スラーグ牙を使ってる緑が入ってることを前提として、ドラン色ならば《突然の衰微》あたり、赤ければ《火柱》《ミジウムの迫撃砲》《灼熱の槍》、青ければ(バントということを前提にして)《サイクロンの裂け目》《アゾリウスの魔除け》あたりが候補になるんでしょうか。
ただこれだけだと1体のクロックは減らせても、どこまで時間稼ぎができるかが少し不安です。そういう意味では複数除去できる《炬火の炎》《轟く激震》あたりを取りたくもなるものですが、単体除去なら2マナで済むところ、これらは3マナ必要になるので、この1ターンの差がどう出るか、難しいところです。青だと《拘留の宝球》、黒だと限定的ながら《ゴルガリの魔除け》がこれに当たるところですが、「同名のカードが複数あるのか」「最近は2/2のクリーチャーが多い」ことから、どこまで効果があるのか、という点も懸案事項です。4マナまでいけばもっと強い全体除去があるので、そこまで持たせることがまず第一になると思います。
結局のところ、「どっちを取るのか」という選択になるんですよね。
軽い除去でクロック1体倒すだけでスピードは削れるわけですが、「目標とするターン数(≒マナ域)」に到達するまで、どうやって時間を稼ぐかが第一になるわけです。ただその後についても「後からこれを引いてきても強いのか、それとも2,3ターン目までに引けないと弱いのか」ということを考えると、カード選択が難しいです。
よく「《紅蓮地獄》があれば」って言葉を聞きますが、逆にないからこそここを考える面白さがあるんだと思います。あったら即投入で話が終わっちゃいますからね。ここまでバランスを考えて作られているのかはわかりませんが、よくできていると思います。
さて、明日は横浜のフライデー行く予定です。
今週末もGPTが2回!!PWP稼ぐぞー!!(←GP横浜がリミテッドでやる気出てない奴)
では今回はこのへんで。
なんか今日タグ見たら数字がキリよかったんで書いてみました。最近2年くらい?はほぼ毎日1回は書いてて、しかもこの時期だと野球ネタがないから必然的にMTGネタが増えるのはまぁ当然っちゃ当然ですか。そもそも本人がそのつもりで始めてるわけですし。
しかし自分で言っててキリがいいのか悪いのかわからなくなってきますww 1000回とかだったらわかりやすいんですけど。しかし身内に釣られてなんとなく始めてみたDNがよくここまで持ったもんだと思いますよ。あと2か月でもう丸4年ですか・・・始めた当初は絶対ここまでいくとは思ってませんでした。
ここを通じて交流が始まった方も数多くいらっしゃいますしね。本当にありがたいことです。
なんか無駄に長くなっちゃいましたが、とりあえずタイトルのお話。
オレがマジック始めたときは当然下手だったわけですが、何より点数計算とそれに合わせたリソース(主にライフ)の管理がとにかく苦手だったもんで、「あと2,3ターンあれば先に押し切れたのに」って思うことが凄く多かったんです。で、そこから「じゃあそのターンを稼ぐためには、ライフを増やしてみればいいんじゃないの?」という発想に至り(ちょうどその時期に優秀なライフゲインできるクリーチャーである《賛美されし天使》と《貪欲なるベイロス》に出会ったこともあったんですが)、気づいたらゲインなしだと戦えないプレイヤーになってましたw 一部の方々には「知ってる中で一番当たりたくない相手」と思われてるみたいですしwww
そんな形で作ったものだから、当然速攻かけて相手のライフを20点削りきるデッキには耐性がついたと思ったんですけど、今のスタンダードでは、なんかそううまくはいかないんですよね。
原因はもちろんわかってます。環境に《スラーグ牙》が蔓延しているからです。
もともと「強いけど5マナだし、どこまで使われるかわからないクリーチャー」だったわけですが、ラヴニカ入ったこの環境でまず最初に出てくると思われたのが前環境からパーツが残ったゾンビであり、それに対抗することをまず最初に考えられたデッキがいくつか出てきました。
で、しばらくして気づいたら、右を見ても左を見てもスラーグ、スラーグ、スラーグな遅い環境になってしまいました。
こうなったらもう、デッキどうこうよりも「スラーグ牙でライフゲインしてくるデッキ」を対策するためにいろいろ考えてアンチな行動をするデッキが当然増えてくるわけで。そういう意味では今の環境で増えてきている青白人間にしろ赤黒アグロにしろ、間違いなく「スラーグ牙を出されても勝てる構成」であることが絶対条件になってくるわけです。
去年イニストラードが発売された直後は特に顕著だったんですが、当然メタは回るもの。では当然スラーグ牙が蔓延したこの環境でも打開策を積んだデッキが蔓延してきて当然です。その選択肢は個々人で異なってくるわけですが、要するに今勝ち残ってる速攻系デッキは「スラーグ牙を克服した速攻デッキ」ということになるわけで、ならばスラーグ牙を積んでるだけでは対策できなくて当然、という結論になります。
スラーグ牙を積んでいるデッキの多くは、環境的に強いカードの多い白も入れている構成が多く、サイドまで見れば《ケンタウルスの癒し手》も積まれているパターンが多いです(例外なのはジャンドくらいかな?)。
ただ、それでも「スラーグはどうにかなったけど、ケンタウルスがきつい」って言葉はあまり聞かないことを思うと、実は対策はライフゲインよりも除去に寄せた方がいい、って話になってきているのかもしれません。
やっぱり今のカードプールを見ると、「火力で25点焼ききる構成」ではなく、「早いターンに強いクロックを置いて、ライフゲインされても押し切れるだけのダメージを稼ぐ構成」になってるように思えます。つまりクリーチャーの戦闘ダメージによってライフを削ってくる、ということです。
最近「ライフゲインできるカードは入れてるからアグロには有利にできてるはずなのに、なぜかアグロに負ける」って言葉がよく聞かれます。そういうデッキの場合、必要なのは「早い段階でのクロックを除去する方法」なんじゃないか、という考えに至りました。今の環境だとそこまで軽くて使いやすい除去はありませんが、色が合うならぜひいくつか取ってみたいところです。
ここで悩むのが、「単体除去でいいのか、複数倒せる除去が欲しいのか」というところです。
単体除去でいうと、スラーグ牙を使ってる緑が入ってることを前提として、ドラン色ならば《突然の衰微》あたり、赤ければ《火柱》《ミジウムの迫撃砲》《灼熱の槍》、青ければ(バントということを前提にして)《サイクロンの裂け目》《アゾリウスの魔除け》あたりが候補になるんでしょうか。
ただこれだけだと1体のクロックは減らせても、どこまで時間稼ぎができるかが少し不安です。そういう意味では複数除去できる《炬火の炎》《轟く激震》あたりを取りたくもなるものですが、単体除去なら2マナで済むところ、これらは3マナ必要になるので、この1ターンの差がどう出るか、難しいところです。青だと《拘留の宝球》、黒だと限定的ながら《ゴルガリの魔除け》がこれに当たるところですが、「同名のカードが複数あるのか」「最近は2/2のクリーチャーが多い」ことから、どこまで効果があるのか、という点も懸案事項です。4マナまでいけばもっと強い全体除去があるので、そこまで持たせることがまず第一になると思います。
結局のところ、「どっちを取るのか」という選択になるんですよね。
軽い除去でクロック1体倒すだけでスピードは削れるわけですが、「目標とするターン数(≒マナ域)」に到達するまで、どうやって時間を稼ぐかが第一になるわけです。ただその後についても「後からこれを引いてきても強いのか、それとも2,3ターン目までに引けないと弱いのか」ということを考えると、カード選択が難しいです。
よく「《紅蓮地獄》があれば」って言葉を聞きますが、逆にないからこそここを考える面白さがあるんだと思います。あったら即投入で話が終わっちゃいますからね。ここまでバランスを考えて作られているのかはわかりませんが、よくできていると思います。
さて、明日は横浜のフライデー行く予定です。
今週末もGPTが2回!!PWP稼ぐぞー!!(←GP横浜がリミテッドでやる気出てない奴)
では今回はこのへんで。
コメント
猫先生みたいに組んでる方もいらっしゃるので、一案ではあると思いますが。