やっぱり軽い方がいいのか>挨拶


ここ最近は晴れの日が続いて、「梅雨入りした」という発表がウソかと思うような日々になってますね。
おかげでいろいろ洗えるのはいいことです。雨になると気圧が低くなって気分も重くなるので、晴れてる方が助かります。
とか書いてたらどうやら金曜は雨の模様。ほどほどには降った方がいいのはいいってことでしょうか。


モダンマスターズの発売までいよいよカウントダウンといったところですが、初日分はもう既に整理券を配り終えたり予約分で品切れになってたりするところが多いみたいですね。発売日というと初日にお店に行ってカード買うのが楽しみのひとつではあるんですが、今回は品数からしてそれができない場所も出てきそうで、残念ではあります。
なんかモダマスの再販があるとかいうお話もありますが、詳しくはわからないので、どなたかの情報を頼りにすることにしようかと思います。

今回のセットは手を出さないことになると思うので、あまり気にしてはいないんですが、せっかくなので少しだけ乗っかってみようかとw シングル価格も安くなるどころか下手するとさらに高騰の可能性もありうるんですね。恐いところですw



さて、今日の試合。

はい、残念ながら連敗は止まりませんでした。
おかげで6連敗になってしまい、やっぱりというかなんというか、ついに最下位まで落ちてしまいました。でもそれでいてまだ3位とは0.5ゲーム差なんですよねww ある意味面白いところです。

どこかの記事で見たんですけど、今年も交流戦はパ・リーグが圧勝してるところです。ただリーグ内の順位を見ると、セ・リーグの方が気分的には圧倒的に楽だとか。
というのも、「セ・リーグのチームがほぼ負ける」という前提でいくと、「負けてもあまり順位が落ちない」ことと、「勝ったらそれだけで順位が上がる可能性がある」という点があるので、そう考えればある意味ボーナスゲームに近いものがある、ということでした(少し単語の意味が違うような気もしますが、なんとなくわかっていただけるかと)。
逆にパ・リーグの立場からすると、「勝っても勝っても上の順位に上がれない、うっかり負けたらそれだけで落ちる」という恐怖心がある、ということでした。言われてみればわからなくもないです。なかなか面白い現象だと思います。



今日の先発は大竹で、数字を見れば「悪いなりによく投げた」と言えるかもしれませんが、内容はそう悪くはなかったように思えます。
今日の球審が広島とは最悪の相性を誇る(と自分では思っている)吉本審判で、予想通り広島側に対して厳しい判定がいくつもありました。大竹や今井については際どいコースの球をことごとくボール判定されるわ、丸や広瀬はバットが止まったと思えるくらいのハーフスイングでも全部空振りを取られて三振したりとか、本当にもうやめてもらいたいです。下手すると試合見に行こうと思ってても審判がこの人だと行くのやめようかと思うくらいですしw

ただそれでも、やっぱりロッテは強かったです。
大竹が4点取られましたが、2点はホームランで、残りもアウトカウントが少ないところに三塁打が絡んだので、ある意味仕方ない部分ではあったと思います。それでもそういうチャンスできっちり点が取れる攻めをできるのは見事でした。ここはチーム全体で見習っていくべき内容だったと思います。


打線については、今日はチャンスも作って点も取れてました。
ただ、やっぱり予定を前倒しして緊急昇格させたエルドレッドをいきなり4番で使うのは、さすがにリスクが高すぎたと思います。

エルドレッドの今日の結果はフライ3つに内野ゴロを相手がお手玉しての内野安打1本だったんですが、やっぱり実戦感覚が戻りきってないのか、ヒットを打つまでもう少し慣らした方がよさそうに見えました。ただスイングはいいときの形になってたので、今日もフライはいい当たりが多かったです。

今日は丸、広瀬と、松山、梵、堂林とがヒットも出塁もできていたので、余計にこの間になるエルドレッドがブレーキになったことが悔やまれました。打順をうまく組めていれば、もって点を取って勝つことすら可能だったと思います。

やっぱり打席を見ていても、丸、広瀬、松山は今も調子が良く、出塁とヒットが期待できます。梵は相手とその日の調子次第で波が大きいのですが、この3人はそのまま並べた方が得点の確率が高くなると思いました。

そこで、今日の打席を見てのエルドレッドの有効活用法を思いつきました。

エルドレッドは、丸、広瀬、松山の並びの次に置くということです。


これはどういうことかというと、この3人はフォアボールを選んで、またヒットを打ってということで、3人で2出塁以上が期待できます。それでいて、松山は前に書いたように何でも手を出すかわりにバットコントロールがいいので、ヒットになるパターンが多いです。
ということは、その前のランナーの動き次第で、1,3塁の状況を作れるんです。松山が内野ゴロの場合は進塁打になり、それでもランナーを三塁に置く形は作ることができます。

エルドレッドは今日を見る限り、大きな外野フライならいつでも打てる状態になっています。これが外野手の間を抜いたり、頭を越えたりすれば長打になるんですが、そこまで慣らすのにもう少し時間がかかりそうです。
ということは、その調整が終わるまでの期間、松山までで作った三塁にランナーがいる場面で「外野フライを打ち上げる」と、ただのアウトでなく犠牲フライになる、ということです。

中日時代の落合監督の采配を見ていると、「いかにして1つのアウトを有効利用するか」という部分にかなり神経を巡らせています。
今日の広島の打順でいくと、エルドレッドの前にランナー3塁のチャンスを作っても、既に2アウトになっていて、外野フライを有効活用できませんでした。
しかし、これを有効活用できれば。今日も外野フライは2本でしたが、もしこれが両方とも犠牲フライだったらもう2点取れていたということになり、2点差での負けが最低でも引き分けに持ち込めた、という計算になります。

今のメンバーの状態は、少しずつまともになってきています。あとは首脳陣がいかに「アウトの有効活用による得点」を考えることができるか、ここができればこれまで負け試合だったものを勝ち試合にすることができると思います。
今日のように丸、広瀬の次にエルドレッドを置くと、2人とも出塁してくれればいいんですが、片方がアウトになると三塁までランナーを進めるのが難しくなります。ここに松山まで組み込めば、3人中2人の出塁が期待できるので、2アウトになる前にランナーを三塁に置く確率は高くなる、ということで、ここをうまく使えればと。

・・・・今日のコメント見る限りだとエルドレッドはまだ4番に置くつもりらしいので、全く期待できないのが残念すぎますがw


選手個人で見ると、今日は堂林に大きな期待が持てました。
ここ最近は甘い球をミスショットしたり、追い込まれてからボールになる球を空振りしたりしてましたが、今日の第一打席、追い込まれてからのスライダーを完全に見送り、その後の外角の難しい球をライトフェンス直撃の二塁打にしていました。
ここ最近当たりが出てなかったときは「打球に力が伝わってない」様子でしたが、今日は完全に体幹からの力が伝わっていて、素晴らしい打球になってました。
その後も4打席目でしっかり球を捉えたタイムリーヒットを放ってましたが、今日の内容を見ると今後は調子を上げてきそうに思えました。今日の1打席目で何かを掴んだんだと思います。しばらくは7番になりそうですが、これからは期待大です。


ひとつ言うとこのときの監督の采配には疑問が残りました。堂林がタイムリーを打ったあと、代走に赤松を送っていた点です。
この時点で2アウト、続く打者は代打の中東になったわけですが、ここで1点差ではあるものの、堂林は足も速く、走塁についても普通に期待できました。盗塁も7つを数えているので、この場面で走らせるかどうかはおいといて、赤松を送らなくてもその後のリスクと天秤にかけるほどのリターンがあるとは思えませんでした。
結局中東が凡退し、次の回の先頭打者にサード前の緩いゴロを打たれて、サードに入った小窪が処理したんですが、動きが遅くて内野安打になり、このランナーが引き金になってダメ押しの5点目を取られました。
これは私見ですが、あの打球は堂林がサードを守っていたらアウトにできたんじゃないかと思いました。やっぱり見ていても身体能力の違いがあるというか、堂林の方が動きが俊敏だったので、距離にして1歩分早く処理できたものと思われます。

単純に打線の並びで考えたとしても、8番の打者が凡退して次の回は9回からの攻撃として、まずは1点取るところからスタートです。これは順番からして上位陣の役割になるんですが、これが叶って同点になったあと、チャンスの場面で7番の打順に打席が回ってくる可能性はかなり高かったと思います。このときに堂林が交代していると、ベンチの中には(少なくとも今日の打撃状態を見て)彼よりもいい打者が残ってはいなかったので、代打を送ってもチャンスを潰す可能性は高かったように思えます。
このあたりの先読みというか考え方を、もう少し丁寧にやってもらいたいところでした。そうすれば拾える試合はもう少しあったと思ってます。


とりあえず、底は抜けたと思いたいです。ここ最近に比べると内容は良くなってたので、そろそろ結果に出てくれば、と思います。



では今回はこのへんで。

コメント

丹依悠。
丹依悠。
2013年6月6日23:26

>いかにして1つのアウトを有効利用するか
外国人選手にしてみると、あまり理解し得ないアジアの野球がコレだそう・
エルがいつでも外野フライを打てる状態なので、1アウト以下でランナー三塁にする、
というのではなくて、「いかにアウトにならないかが現代野球のカギ」だそうです。
まあ、外野フライ前提の話だと難しいのですが…
楽天時代の山崎武司みたく、(若手の頃にはしなかった)ライト前に落とすという
チーム打撃ができれば一番いいんでしょうけど。

関東の遅刻魔
2013年6月7日0:09

なるほど、そういうことですか。確かにアメリカだと「力で運べばヒットかホームランになって、アウトにはならない」という考え方の方が多そうな気がします。そういう感じの粗い外人選手多いですしw

アウトにならない方法を実践できればそれが一番いいんですが、どうもチームを見てるとそこまで成熟してる選手が少なそうな気がします。それこそフォアボールを選ぶとかセーフティバントやドラッグバントを決めるとか、内野の穴が開いたところに打球を飛ばすとかができる技術があれば言うことはないんですが、よくも悪くも若手が多いチームでもあるので。

ライト方向へのバッティングができれば一番いいとは思います。特にニックやエルドレッドのようなパワーのある打者が「8割の力で右中間方向を狙う」ことができれば、チーム力は格段に上がるはずです。見ているとパワーは凄まじいものがあるので、全力出さなくても芯に当たればスタンドまで運べるはずです。8割の力でバットにうまく乗せるバッティングができれば、ホームラン数を減らさずに長打を増やせるようには思うんですが・・・。
チームバッティング、ケースバッティングってやってみるとなかなか我慢が必要になりそうな項目ではあるんですよね。それだけにそういう打撃ができる選手が多いチームは「大人のチーム」という印象があります。いつかそんな打線になってもらいたいところではあります。いつになるかわかりませんけどw

丹依悠。
丹依悠。
2013年6月7日0:52

昨年、オークランド・アスレチックスは主力がほとんど流出してしまい、
1番の盗塁王クリスプい以外は、実働3年程度の実績のない若い選手ばかり。
4番が3年目の中距離砲で、ローテーションはルーキーが名を連ねました。
誰もが下馬評で最下位(弱小マリナーズよりも下)と予想したものの、
終わってみればア・リーグ西地区を制していました。

チーム打率も低いし、エラーも少ないとは言えない。
どの部門もずば抜けてはいないのに優勝できたのは、アウトにならない為の練習と
いかにアウトにならないかの「意識」だと思います。
実際、3割打者はおろか大半が2割5分前後の打者ばかりで、当然技術レベルも低く、
「アウトにならない」どころかアウトが多いとは思うんですが、
勝利を体現できたのは、実績(自信や独自の概念)のあるベテランがおらず、
皆、染まっていない若い選手だからこそ、チーム意識がうまく根づいたんだと思います。
優勝自体は「勢い」もあったんですが、GMや首脳陣の賜物と言われてますね。

エルやニックのようなパワーヒッターは、力を8割というよりは
「全力でヒット狙い」という方がいいかなと思います。
アーチではなくラインドライブを心がければ、たしかに長打は量産できると思うんですよね。
アーチ型の打者って、ホームラン多いけど二塁打少ないって感じですよね。
そうじゃない打者って、例えば近鉄にいたクラークは、鈍足なのに二塁打の日本記録(当時)を
樹立しましたし、ホームランも打ってましたから…
エルは何とかなるかも知れませんが、ニックは飛距離タイプだから変身は難しいかな…

関東の遅刻魔
2013年6月8日0:05

これはまた面白いお話ですね。
ここまで極端にいくとこういう効果もあるってことでしょうけど、やっぱり市場規模の小さいというか、移籍の少ない日本だとなかなか難しいのかなって思ってしまいます。こうやってチーム作れたら面白そうだとは思うんですが。

広島の若手を見ていると、「アウトにならない」ことを考えてる選手がどれだけいるのか、悪い意味で気になります。どうにも「力いっぱい振ればヒットを打てる」みたいな脳筋みたいな感じに見えるものでw そういう意味では指導者の力っていうのは大きいんだと思います。日本でもこういう考え方は新しいものだと思うので、それを体現できる指導者がどれだけいるかというと、かなり疑問ではあります。どうしても今の首脳陣って「彼らが現役時代のときの考え方」から脱却しきれてはいないように思えるもので。それだけ頭の柔らかい首脳陣ってとても貴重な存在だと思います。

エルとニックですが、うまく捉えているときは本当にいい打球が飛ぶんですけど、マン振りしてバットの変な部分にボールが当たったりして凡打になるケースが多いように見えます。となると「力いっぱい振り切ることでボールに対してバットの軌道がベストの形になってない」ように思えるんですよね。捉えるポイントが変わればいいのかもしれませんが、バットの軌道を意識して、力の込め方はその次のステップにした方が、「いいスイングでボールを捉える回数」が増えるのではと思いました。
ルイスを見ていると、「ヒットを打つためのバットの軌道」は大事なんだなと思えます。ロペスはそれで成功した選手ですし、選手のそのときの状態にあわせてうまい形を作ることができれば、間違いなく結果は残してくれると思います。

もちろん、調子のいいときは全力で振ってもちゃんと捉えられるのでいいと思ってます。調子が上がらないときに、メカニズムとしてボールを捉えられるフォームを崩さないでいられれば、ということを思って書いた次第です。

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