勝っても反省は忘れちゃいけない
2013年6月12日 野球選択としては正解だったかな?>挨拶
ここ最近降り続いてる雨ですけど、どうやら今夜が明日の朝がピークになりそうです。
南の海上の台風が勢いを持ったまま接近するという意味で一番影響がありそうとのことですが、どうやら台風は抜けないでそのまま勢力が弱まるみたいです。おかげで明日もずっと雨とか。
乾いた日が続いてたことを考えると「恵みの雨」ともなってはいますが、関東だけ雨が降って他の地域であまり降ってないことを考えると、必ずしも安心できる、というわけではなさそうです。
今日は水曜ということで、横浜の新しいお店で大会が開かれるとのことでした。
それと同時に今日は野球中継をニコ生で見られるということで、どうしようか結構直前まで迷ってました。
結局、大会終了時間のことを考えて行かなかったんですが、どうやら定員オーバーになるほど人数が集まったみたいで、結果としては行かなくて正解だったみたいです。
今後機会があったらぜひ行ってみたいですが、いろいろ気にしないといけないみたいです。
今はいろいろ調整を試しつつベストの形を見つけたいので大会に行けるなら行きたいところではあるんですけどねー。いろいろ兼ね合いが難しいです。そうそうマジックだけやってるわけにもいかないですし。たまたま時間が空いたのは僥倖ではありますけど、その後のことも考えないと。
さて、今日の試合。
なんというか、テレビで見れなかったのでニコ生行ってみたんですけど、視聴者数が多すぎて結構速いペースで締め出しをくらって困りました。来場者は延べ人数だと思うんですけど、人数が1万人くらいの時点で入れなくなったパターンもありましたし。前にゆかりんの生放送見たときは3万人いっても余裕で見られたけど、あれとは何かが違うんだろうか・・・。
ともあれ四苦八苦しながら見てたんですが、試合のポイントだけはある程度見ることができました。
今日の先発は大竹。絶好調とまではいかないものの、うまくボールを散らして好投していました。
唯一の失点は5回、ランナー2塁から島内にライトスタンドへ運ばれた2点でした。この回先頭の小斉にヒットを打たれたわけですが、これは大竹を直撃する打球で、なんとかグローブに当ててダメージは最小限に止められたものの、弾いた打球が三遊間を抜けたものでした。島内への球も決して甘い球ではなかったですし、打った方が上手かったと言えるものだったので、この点は仕方ないです。そういう意味では失投による失点はなかったと言えるので、間違いない好投したと言えます。
対する楽天の先発は戸村。1回に先頭の丸が出てから進塁し、松山の犠牲フライで1点を取ったはいいものの、その後は出塁しながらも点に繋がらないちぐはぐな攻めを繰り返しました。
打線はその後8回に斎藤隆と青山を攻め、梵の2点タイムリーで逆転、9回にミコライオが同点に追いつかれたものの、10回にエルドレッドがレフトスタンドに叩き込んで勝ったんですが、この試合は勝ったからといってそのままにしていいものではないと思いました。
9回にミコライオが打たれたのはまぁ仕方ないというか、2アウト3塁からピッチャーの頭上を抜けるヒットを打たれたので特にどうという話ではないです。むしろ霧が深くて守りにくかったり、球審のストライクボールの判定が安定しない中、よく投げてよく守ったと思います。
問題なのは4回の攻めでした。
先頭の松山がヒットのあと、エルドレッド相手に全くストライクが入らずフォアボール。この回は明らかに制球がおかしくなっていました。
そんな状態だったのに、続く広瀬への指示は送りバント。これは最近の広瀬が当たってないことと、2,3塁のチャンスを作りたいという意図も理解できるのでまだいいとします。
大問題はその次。ここ最近好調で得点圏でも打率が高い梵に対して、まさかのスクイズ指示。しかもそのときの球はワンバウンドになるような酷いボールで、もし普通に打たせようとしたらワイルドピッチまで期待できそうな球でした。これをバントで当てにいかないといけなくなり、ここで2ストライクになってしまったためにその後も微妙なボールをカットし続けなければいけない状態。結果三振し、次は最近当たりの出てないニックが残念なことに凡退、この回は無得点で終わりました。
ちなみに広瀬の打席でも、ストライクが入らずカウント2ボール1ストライクからのバントになりました。
他球団を見るまでもなく自軍の福井を見るだけで簡単に理解できることですが、コントロールが安定してない投手は、ボール球を見送られることが一番嫌なんです。だからストライクに入る球をカットされ、ボールの球を見送られて結果フォアボール、これが重なるとストレスという意味でもプレッシャーが重なり、自分から崩れていく結果になります。ボールになるのが嫌になったらストライクゾーンに「球を置きにいく」場面も増えてきて、そうなった球は力がないために狙ったら長打になるケースが非常に多いです。
逆に、ボール球に手を出してくれると、非常に楽です。「自分は苦しいのに、相手がアシストしてくれている」わけですから。ボール球2球になるはずのもので2ストライク取れてしまえば、あとは4つめのボールになる前に1つストライクを取ればいいだけ、ともすれば「ボールになる変化球を空振りさせるだけでいい」となるので、投手とすれば非常に助かります。
また、ストライクが入らない投手というのは「アウトが取れない」ことに繋がるのが苦しいので、相手がわざわざアウトを与えてくれるような送りバントも、立ち直らせるきっかけになり得ます。そのためこういう場面では、よっぽどの接戦を除けば、相手にアウトを与えるような攻め方をするのはよくないです。
今日の攻めは、まさしく「相手を助ける方法」になっていました。
広島はここ数年、球は速いが制球が荒れる投手相手に苦戦しています。その原因は間違いなくこれです。「相手の状態が悪いから攻めて崩そう」となりたいのはわかりますが(特に今の監督は「自分の力で勝ちたい」願望が強くて相手の心理を考えるのがうまくないので)、そうやって無駄に打った手が全部裏目になっています。放っとけば勝手に崩れていく投手を、何かの手を打とうとするために逆に助けてしまう、「策士、策に溺れる」を地でいってます。
事実、この後の戸村は立ち直って7回途中まで追加の失点なく投げていて、その間もボールが荒れるケースはかなり少なかったです。もし9回まで投げていたらそのまま負けてた可能性は高かったです。
こういう場面の一番いい攻め方は「相手のボールをじっくり見て、ボール球を重ねてフォアボールにさせる。その中でストライクを取りにきた甘い球があれば、そこを狙って叩く」というものです。極端な話「打席に立ってるだけで相手が1塁まで歩かせてくれる」ので、そのまま見てるだけで何一つ問題ないです。それを嫌って甘く入ってきたところを狙うだけで簡単にビッグイニングが作れます。
これができれば苦手な投手がかなり減るのでもっと勝てるようになるんですが、監督がいつ気づいてくれることか・・・フォアボールの有効活用ができるだけで、勝てる試合はいくらでも増えてきます。
今日は完全に梵とエルドレッドに救われた形になりましたが、彼らが打たなかったら「監督のせいで負けた試合」になっていました。チームが好調の間はいいですが、今後同じ失敗を繰り返さないよう、早く気付いてもらいたいです。
明日は仙台でもう1試合ですが、雨はなんとかなりそうです。
最後にハムとの1試合が残っているので、明日やれれば後の日程がかなり楽になりそうです。
では今回はこのへんで。
ここ最近降り続いてる雨ですけど、どうやら今夜が明日の朝がピークになりそうです。
南の海上の台風が勢いを持ったまま接近するという意味で一番影響がありそうとのことですが、どうやら台風は抜けないでそのまま勢力が弱まるみたいです。おかげで明日もずっと雨とか。
乾いた日が続いてたことを考えると「恵みの雨」ともなってはいますが、関東だけ雨が降って他の地域であまり降ってないことを考えると、必ずしも安心できる、というわけではなさそうです。
今日は水曜ということで、横浜の新しいお店で大会が開かれるとのことでした。
それと同時に今日は野球中継をニコ生で見られるということで、どうしようか結構直前まで迷ってました。
結局、大会終了時間のことを考えて行かなかったんですが、どうやら定員オーバーになるほど人数が集まったみたいで、結果としては行かなくて正解だったみたいです。
今後機会があったらぜひ行ってみたいですが、いろいろ気にしないといけないみたいです。
今はいろいろ調整を試しつつベストの形を見つけたいので大会に行けるなら行きたいところではあるんですけどねー。いろいろ兼ね合いが難しいです。そうそうマジックだけやってるわけにもいかないですし。たまたま時間が空いたのは僥倖ではありますけど、その後のことも考えないと。
さて、今日の試合。
なんというか、テレビで見れなかったのでニコ生行ってみたんですけど、視聴者数が多すぎて結構速いペースで締め出しをくらって困りました。来場者は延べ人数だと思うんですけど、人数が1万人くらいの時点で入れなくなったパターンもありましたし。前にゆかりんの生放送見たときは3万人いっても余裕で見られたけど、あれとは何かが違うんだろうか・・・。
ともあれ四苦八苦しながら見てたんですが、試合のポイントだけはある程度見ることができました。
今日の先発は大竹。絶好調とまではいかないものの、うまくボールを散らして好投していました。
唯一の失点は5回、ランナー2塁から島内にライトスタンドへ運ばれた2点でした。この回先頭の小斉にヒットを打たれたわけですが、これは大竹を直撃する打球で、なんとかグローブに当ててダメージは最小限に止められたものの、弾いた打球が三遊間を抜けたものでした。島内への球も決して甘い球ではなかったですし、打った方が上手かったと言えるものだったので、この点は仕方ないです。そういう意味では失投による失点はなかったと言えるので、間違いない好投したと言えます。
対する楽天の先発は戸村。1回に先頭の丸が出てから進塁し、松山の犠牲フライで1点を取ったはいいものの、その後は出塁しながらも点に繋がらないちぐはぐな攻めを繰り返しました。
打線はその後8回に斎藤隆と青山を攻め、梵の2点タイムリーで逆転、9回にミコライオが同点に追いつかれたものの、10回にエルドレッドがレフトスタンドに叩き込んで勝ったんですが、この試合は勝ったからといってそのままにしていいものではないと思いました。
9回にミコライオが打たれたのはまぁ仕方ないというか、2アウト3塁からピッチャーの頭上を抜けるヒットを打たれたので特にどうという話ではないです。むしろ霧が深くて守りにくかったり、球審のストライクボールの判定が安定しない中、よく投げてよく守ったと思います。
問題なのは4回の攻めでした。
先頭の松山がヒットのあと、エルドレッド相手に全くストライクが入らずフォアボール。この回は明らかに制球がおかしくなっていました。
そんな状態だったのに、続く広瀬への指示は送りバント。これは最近の広瀬が当たってないことと、2,3塁のチャンスを作りたいという意図も理解できるのでまだいいとします。
大問題はその次。ここ最近好調で得点圏でも打率が高い梵に対して、まさかのスクイズ指示。しかもそのときの球はワンバウンドになるような酷いボールで、もし普通に打たせようとしたらワイルドピッチまで期待できそうな球でした。これをバントで当てにいかないといけなくなり、ここで2ストライクになってしまったためにその後も微妙なボールをカットし続けなければいけない状態。結果三振し、次は最近当たりの出てないニックが残念なことに凡退、この回は無得点で終わりました。
ちなみに広瀬の打席でも、ストライクが入らずカウント2ボール1ストライクからのバントになりました。
他球団を見るまでもなく自軍の福井を見るだけで簡単に理解できることですが、コントロールが安定してない投手は、ボール球を見送られることが一番嫌なんです。だからストライクに入る球をカットされ、ボールの球を見送られて結果フォアボール、これが重なるとストレスという意味でもプレッシャーが重なり、自分から崩れていく結果になります。ボールになるのが嫌になったらストライクゾーンに「球を置きにいく」場面も増えてきて、そうなった球は力がないために狙ったら長打になるケースが非常に多いです。
逆に、ボール球に手を出してくれると、非常に楽です。「自分は苦しいのに、相手がアシストしてくれている」わけですから。ボール球2球になるはずのもので2ストライク取れてしまえば、あとは4つめのボールになる前に1つストライクを取ればいいだけ、ともすれば「ボールになる変化球を空振りさせるだけでいい」となるので、投手とすれば非常に助かります。
また、ストライクが入らない投手というのは「アウトが取れない」ことに繋がるのが苦しいので、相手がわざわざアウトを与えてくれるような送りバントも、立ち直らせるきっかけになり得ます。そのためこういう場面では、よっぽどの接戦を除けば、相手にアウトを与えるような攻め方をするのはよくないです。
今日の攻めは、まさしく「相手を助ける方法」になっていました。
広島はここ数年、球は速いが制球が荒れる投手相手に苦戦しています。その原因は間違いなくこれです。「相手の状態が悪いから攻めて崩そう」となりたいのはわかりますが(特に今の監督は「自分の力で勝ちたい」願望が強くて相手の心理を考えるのがうまくないので)、そうやって無駄に打った手が全部裏目になっています。放っとけば勝手に崩れていく投手を、何かの手を打とうとするために逆に助けてしまう、「策士、策に溺れる」を地でいってます。
事実、この後の戸村は立ち直って7回途中まで追加の失点なく投げていて、その間もボールが荒れるケースはかなり少なかったです。もし9回まで投げていたらそのまま負けてた可能性は高かったです。
こういう場面の一番いい攻め方は「相手のボールをじっくり見て、ボール球を重ねてフォアボールにさせる。その中でストライクを取りにきた甘い球があれば、そこを狙って叩く」というものです。極端な話「打席に立ってるだけで相手が1塁まで歩かせてくれる」ので、そのまま見てるだけで何一つ問題ないです。それを嫌って甘く入ってきたところを狙うだけで簡単にビッグイニングが作れます。
これができれば苦手な投手がかなり減るのでもっと勝てるようになるんですが、監督がいつ気づいてくれることか・・・フォアボールの有効活用ができるだけで、勝てる試合はいくらでも増えてきます。
今日は完全に梵とエルドレッドに救われた形になりましたが、彼らが打たなかったら「監督のせいで負けた試合」になっていました。チームが好調の間はいいですが、今後同じ失敗を繰り返さないよう、早く気付いてもらいたいです。
明日は仙台でもう1試合ですが、雨はなんとかなりそうです。
最後にハムとの1試合が残っているので、明日やれれば後の日程がかなり楽になりそうです。
では今回はこのへんで。
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