欲張っては いけない
2014年5月28日 野球調整と眠気との葛藤>挨拶
今週末は日曜にモダンのPWC出る予定ですけど、金曜は予定入ってフライデーに出られず、土曜もたぶん大会には行かないので、久しぶりにスタンにしばらく触らないことになりそうです。その次の週はちゃんとあるので気を抜かないようにしなきゃいけないわけですが。
そしてモダンのデッキはやっとメインの枚数がまともになってきた、のはいいんですけど、今度はサイドボードをきっちり組まないといけないことになってきました。環境の理解を進めるとともに、今のデッキだったらそれぞれの配分もかなり難しいですからね。土曜がほぼまるまる空くことにはなるんですが、調整のための時間はいくらでも欲しいところです。
そしてあまり遅くまでやってると翌朝が眠いというダメダメなループにハマりますw ほどほどで抑えないといけなんですけど、気になることがあると眠れないっていうジレンマがw 正解見つけるまではなかなかに大変です。それが楽しいのも間違いはないんですけど。
今日はえらく暑くなりましたね。ついに30℃いったところもあるんでしたっけ?これだけ暑くて晴れると海行って泳ぎたくなりますw それ以上に昼寝したくなるというところが自分でもダメダメなのはよくわかってますwww とりあえず普通にそこにいるだけでお布団にくるまれたような暖気が寄ってくるのはほんと精神的に大変です。誰もいなかったらがっつり寝てそうで恐いw
さて、今日の試合。
先発の九里が好投し、打線もホームラン2本を含めて4点をリードして優位な試合運びをしてたのはよかったんですけど、徐々に点を取られて8回に永川がまさかの大炎上。9回に反撃したもののあと1本足りず、という試合でした。負けたのは残念だったけど、見てて面白い試合だったとも思えます。
・・・なんてこと書いて終わらせるつもりはありませんよ、ええw
今日はあと少し、というところでほころびが見られてミスが重なったところを最後はつけ込まれる形になってしまいました。4点リードの5回に1点取られたのはまだ仕方ないです。ただ問題なのは7回の方でした。
ここも5回と同じようにヒット2本でワンナウト1,3塁になり、荻野のサードゴロでゲッツーを狙うものの1つしかアウト取れずに1失点、となったんですが、7回は先頭打者を出したのが完全にミスでした。このときの打球はセカンドとライトの間に飛んだ球だったんですが、これを菊池と広瀬がお見合いするような形で落球してました。
広瀬が極端に深く守ってたために追いつけないと判断して菊池に任せたんですが、菊池も広瀬を気にしながら追っていたために追いつくことができず。これまでなら見られないようなプレーでした。いつもなら二人ともぶつかる直前まで近づいて譲り合うような形だったんですが、ここで欠けたのは何だったのか、ということは反省しなければならないでしょう。オレが思うには守備位置の確認とそれに関係する普段との違い、というところですが。打ち合わせと言えるものかどうか。
ここで何が痛かったかというと、1点取られたあとに九里を交代させたことです。2アウト1塁から盗塁され、さらにフォアボールも出してしまったところで中田を投入しました。結果的に中田は打者1人を抑えてましたが、この回のミスが響いた恰好になります。
というのも、ここで九里が投げ切るか、あるいは他の投手が出て抑えるかすれば、続く8回のピンチに中田を投入するという選択肢も取れたからです。結局8回に永川が本調子ではなかったところで投入する投手がいなくなり、逆転されるまで動けなかった、という話に繋がります。
悪い流れは7回裏にも続きました。ノーアウト満塁と絶好のチャンスだったのに、後続がことごとく凡退して1点も取れず。ここは「欲しいときに点を取る」「そのためには何が必要か」ということができてなかったことが原因です。今日の先発古谷対策で打線を入れ替えてたんですが、よりによってノーアウト満塁のところで一番小技ができないロサリオに回ってしまったのが痛かったです。それこそ右打ちなり犠牲フライなりでもできればよかったんですが、変化球に翻弄されてボール球に手を出したことを気にしたのか、最後は直球を見逃し三振。これで後の打者にも間違いなくプレッシャーがかかりました。
このときに1点でも取れていれば最低でも延長戦まではいけたことを考えると、「取れるときに取っとかないとこうなる」という典型になってしまいました。やっぱりパ・リーグの強いチーム相手にこういうミスやってたら見逃してはくれないってことでしょう。結果論だけ見るとロサリオのところで1点を取りに松山か田中を代打に出すことも考えてよかったかもしれません。言い方は悪いけどバクチするか、確実に1点を取りに行くか、というところですが。それこそ前田智徳とまでは言いませんが、井端、川相、宮本慎也みたいな「打撃職人」が一人いれば、ここは間違いなく使ってよかった場面だったと思います。
などと、いろいろ長々と書いてはきましたが、今日一番書きたかったことはこれからになります。
それは8回表の守備の布陣、わかりやすく言うと選手交代です。
8回の最初にレフトについてはロサリオのかわりに中東を起用したのはよかったです。しかし、一番すべきことは、キャッチャーの白濱を石原に交代することでした。
今年の広島のリリーフ陣、特に勝ちパターンの中田、一岡、永川、ミコライオの4人は安定した成績を残していますが、この裏にはキャッチャー石原の存在が非常に大きいのです。この中で中田はどちらかというと制球に不安はないですが、他の投手は意外とコントロールがアバウトなので、球が暴れても何事もなかったかのように捕球できるトンデモなレベルの技術を持った石原は重要な存在なのです。特にフォーク系の球を武器にする永川、一岡については、石原が受けるか他の捕手が受けるかで成績が変わる可能性が高いとすら言っていいでしょう。何しろ「思い切って落ちる球を投げられる」という気持ちで投げられるなら、思いっきり腕を振れる、つまり球の勢いが格段に上がる、ということです。
今日の白濱と永川のバッテリーを見ていると、本当にもったいなかったです。永川も決して本調子ではなかったですが、それ以上に見てて「思いっきり腕を振って投げられていない」と思いました。それだけコントロールミス、特にワイルドピッチが嫌だったのでしょう。なにせ守護神やってた頃から何度も荒れ球で苦労してましたから。
それからランナー出たときの牽制のタイミングが下手でした。何よりジェスチャー見てたら牽制球を投げるのか投げないのかがほぼバレバレでしたし。わかりやすく言うと「怪しい挙動してるときは牽制球、普通の挙動のときは通常の投球」ってことです。あれなら俊足で技術も高いロッテの選手には楽に塁を盗まれます。途中で真逆の動きをしてフェイクかけられたら牽制で刺すことも可能だったのでしょうが。
そんなこともあって、1本目のホームランを打たれたあとの永川は見るからパニクってました。それこそ悪いときの状態そのままに。ここでキャッチャーがかつて共に修羅場をくぐってきた石原だったら永川を落ち着かせることもできたでしょうし、ギリギリでも抑えることができたかもしれません。しかし経験の少ない白濱だったらそれができない、どころか白濱までパニクってるように見えました。解説の池谷さんも言ってましたけど、ブラゼル相手の配球は変化球が入らなくて打者が直球一本で待ってるところに内角に直球を要求した、というところだったので、明らかに冷静に相手を見ることができてませんでした。
7回の攻撃のときに7番のキムショーのところで終わっていて、8回になったら白濱に打順が回り、そこで代打を出して守備固めに石原を出したい、というのが監督の意図だったのは見て取れました。しかし展開を考えると、2点リードしてる8回表から、そのリードを守るために全力を尽くすべきでした。そういう意味では8回表にロサリオをそのまま中東に交代させるのではなく、ロサリオの打順に石原を入れ、白濱のところに中東を入れる方が正解だったと思います。
回の途中で気づいていればそこから石原を投入すれば、次の回の攻撃に期待できなくてもまだ傷は小さくできたはずです。
これも言ってしまえば結果論とも言えますが、試合中の監督の仕事には「選手が野球をやりやすい環境を作ること」も含まれます。発展途上の白濱を責めるのは酷かもしれませんが、その状況を作ってしまったのは石原を8回から起用しなかった監督の責任であるとも言えると思います。もちろん石原が出てきたからといって必ず抑えられたとは言いません。しかし、「安心して抑えられる環境を作る」ことは必要なことでした。強いチーム相手のときはそこまで注意を払わなければ勝てないんです。
しかしこうしてみると、ミコライオの離脱というものが本当に大きいです。
今日も中田を7回に使わずに温存すれば8回に永川が変になっても、途中から投入することができたと言えます。同様に、9回にミコライオが控えていれば、ここで一岡を投入することができたわけです。常識的な策でいくと8回頭から一岡を投入してピンチすら作らせないという話にもなりますが、これが「信頼できる選手が1人少なくなると、連鎖的に悪い反応が起きる」ということでしょう。
これを見ると、ミコライオの復帰は予定より早まるかもしれません。本来なら週末に二軍で2試合ほど投げてみてから一軍に上げるところですが、それこそかつて離脱中だったルイスが調整のために中継ぎ登板したように、ミコライオを早々と登録して6,7回くらいに起用する、という選択もあるかもしれません。
ロサリオは今日のホームランはお見事でしたが、同時に守備ミスで1点を失いかねない場面も作ってしまってました。天秤にかけるなら、やっぱりロサリオが一番降格候補になりそうです。
それから永川が打たれたあとに試合を最後まで締めた梅津はいいピッチングしてたと思います。勝ちパターンの4人ほど優先しなくてもいいですが、そろそろ勝ち試合で起用する場面ができてもいいんじゃないでしょうか。1イニングを頭から投げたら抑えられそうですし、危なくなれば交代させればいいということでもあります。去年までを考えてたら普通にこのレベルの投手が優勢な試合のときには投げてました。今にして思うと贅沢になったものだと思いますw
今日は最後に収穫の話も。丸が5打数5安打と凄い打撃してました。
いくつかの打席を見ていましたが、どれも強引な打ち方をせずに素直にバットが出ていて、この打ち方ならいくらでもヒット打てそう、という形に見えました。
それが関係してか、最近凡退が多いエルドレッドが、9回にはいい打撃を見せていました。それまではとにかくホームラン狙いの強振でまともにボールを打ててなかったんですが、最後の打席はミートを心がけたスイングに明らかに変わっていました。結果としては変化球に手が出てセンターフライになりましたけど、力入れすぎないでバットにボールを乗せて運ぶ、という意識のできたバッティングになっていたので、また復調の兆しが見えたと思います。
そういう意味では9回の丸の当たりがフェンス直撃の二塁打で止まってよかったと思います。あれがホームランならエルドレッドはまた振り回していたでしょう。この打撃を明日以降に繋げていってもらいたいです。
思った以上に長くなりました。それだけ思うところがあったというところですが。
では今回はこのへんで。
今週末は日曜にモダンのPWC出る予定ですけど、金曜は予定入ってフライデーに出られず、土曜もたぶん大会には行かないので、久しぶりにスタンにしばらく触らないことになりそうです。その次の週はちゃんとあるので気を抜かないようにしなきゃいけないわけですが。
そしてモダンのデッキはやっとメインの枚数がまともになってきた、のはいいんですけど、今度はサイドボードをきっちり組まないといけないことになってきました。環境の理解を進めるとともに、今のデッキだったらそれぞれの配分もかなり難しいですからね。土曜がほぼまるまる空くことにはなるんですが、調整のための時間はいくらでも欲しいところです。
そしてあまり遅くまでやってると翌朝が眠いというダメダメなループにハマりますw ほどほどで抑えないといけなんですけど、気になることがあると眠れないっていうジレンマがw 正解見つけるまではなかなかに大変です。それが楽しいのも間違いはないんですけど。
今日はえらく暑くなりましたね。ついに30℃いったところもあるんでしたっけ?これだけ暑くて晴れると海行って泳ぎたくなりますw それ以上に昼寝したくなるというところが自分でもダメダメなのはよくわかってますwww とりあえず普通にそこにいるだけでお布団にくるまれたような暖気が寄ってくるのはほんと精神的に大変です。誰もいなかったらがっつり寝てそうで恐いw
さて、今日の試合。
先発の九里が好投し、打線もホームラン2本を含めて4点をリードして優位な試合運びをしてたのはよかったんですけど、徐々に点を取られて8回に永川がまさかの大炎上。9回に反撃したもののあと1本足りず、という試合でした。負けたのは残念だったけど、見てて面白い試合だったとも思えます。
・・・なんてこと書いて終わらせるつもりはありませんよ、ええw
今日はあと少し、というところでほころびが見られてミスが重なったところを最後はつけ込まれる形になってしまいました。4点リードの5回に1点取られたのはまだ仕方ないです。ただ問題なのは7回の方でした。
ここも5回と同じようにヒット2本でワンナウト1,3塁になり、荻野のサードゴロでゲッツーを狙うものの1つしかアウト取れずに1失点、となったんですが、7回は先頭打者を出したのが完全にミスでした。このときの打球はセカンドとライトの間に飛んだ球だったんですが、これを菊池と広瀬がお見合いするような形で落球してました。
広瀬が極端に深く守ってたために追いつけないと判断して菊池に任せたんですが、菊池も広瀬を気にしながら追っていたために追いつくことができず。これまでなら見られないようなプレーでした。いつもなら二人ともぶつかる直前まで近づいて譲り合うような形だったんですが、ここで欠けたのは何だったのか、ということは反省しなければならないでしょう。オレが思うには守備位置の確認とそれに関係する普段との違い、というところですが。打ち合わせと言えるものかどうか。
ここで何が痛かったかというと、1点取られたあとに九里を交代させたことです。2アウト1塁から盗塁され、さらにフォアボールも出してしまったところで中田を投入しました。結果的に中田は打者1人を抑えてましたが、この回のミスが響いた恰好になります。
というのも、ここで九里が投げ切るか、あるいは他の投手が出て抑えるかすれば、続く8回のピンチに中田を投入するという選択肢も取れたからです。結局8回に永川が本調子ではなかったところで投入する投手がいなくなり、逆転されるまで動けなかった、という話に繋がります。
悪い流れは7回裏にも続きました。ノーアウト満塁と絶好のチャンスだったのに、後続がことごとく凡退して1点も取れず。ここは「欲しいときに点を取る」「そのためには何が必要か」ということができてなかったことが原因です。今日の先発古谷対策で打線を入れ替えてたんですが、よりによってノーアウト満塁のところで一番小技ができないロサリオに回ってしまったのが痛かったです。それこそ右打ちなり犠牲フライなりでもできればよかったんですが、変化球に翻弄されてボール球に手を出したことを気にしたのか、最後は直球を見逃し三振。これで後の打者にも間違いなくプレッシャーがかかりました。
このときに1点でも取れていれば最低でも延長戦まではいけたことを考えると、「取れるときに取っとかないとこうなる」という典型になってしまいました。やっぱりパ・リーグの強いチーム相手にこういうミスやってたら見逃してはくれないってことでしょう。結果論だけ見るとロサリオのところで1点を取りに松山か田中を代打に出すことも考えてよかったかもしれません。言い方は悪いけどバクチするか、確実に1点を取りに行くか、というところですが。それこそ前田智徳とまでは言いませんが、井端、川相、宮本慎也みたいな「打撃職人」が一人いれば、ここは間違いなく使ってよかった場面だったと思います。
などと、いろいろ長々と書いてはきましたが、今日一番書きたかったことはこれからになります。
それは8回表の守備の布陣、わかりやすく言うと選手交代です。
8回の最初にレフトについてはロサリオのかわりに中東を起用したのはよかったです。しかし、一番すべきことは、キャッチャーの白濱を石原に交代することでした。
今年の広島のリリーフ陣、特に勝ちパターンの中田、一岡、永川、ミコライオの4人は安定した成績を残していますが、この裏にはキャッチャー石原の存在が非常に大きいのです。この中で中田はどちらかというと制球に不安はないですが、他の投手は意外とコントロールがアバウトなので、球が暴れても何事もなかったかのように捕球できるトンデモなレベルの技術を持った石原は重要な存在なのです。特にフォーク系の球を武器にする永川、一岡については、石原が受けるか他の捕手が受けるかで成績が変わる可能性が高いとすら言っていいでしょう。何しろ「思い切って落ちる球を投げられる」という気持ちで投げられるなら、思いっきり腕を振れる、つまり球の勢いが格段に上がる、ということです。
今日の白濱と永川のバッテリーを見ていると、本当にもったいなかったです。永川も決して本調子ではなかったですが、それ以上に見てて「思いっきり腕を振って投げられていない」と思いました。それだけコントロールミス、特にワイルドピッチが嫌だったのでしょう。なにせ守護神やってた頃から何度も荒れ球で苦労してましたから。
それからランナー出たときの牽制のタイミングが下手でした。何よりジェスチャー見てたら牽制球を投げるのか投げないのかがほぼバレバレでしたし。わかりやすく言うと「怪しい挙動してるときは牽制球、普通の挙動のときは通常の投球」ってことです。あれなら俊足で技術も高いロッテの選手には楽に塁を盗まれます。途中で真逆の動きをしてフェイクかけられたら牽制で刺すことも可能だったのでしょうが。
そんなこともあって、1本目のホームランを打たれたあとの永川は見るからパニクってました。それこそ悪いときの状態そのままに。ここでキャッチャーがかつて共に修羅場をくぐってきた石原だったら永川を落ち着かせることもできたでしょうし、ギリギリでも抑えることができたかもしれません。しかし経験の少ない白濱だったらそれができない、どころか白濱までパニクってるように見えました。解説の池谷さんも言ってましたけど、ブラゼル相手の配球は変化球が入らなくて打者が直球一本で待ってるところに内角に直球を要求した、というところだったので、明らかに冷静に相手を見ることができてませんでした。
7回の攻撃のときに7番のキムショーのところで終わっていて、8回になったら白濱に打順が回り、そこで代打を出して守備固めに石原を出したい、というのが監督の意図だったのは見て取れました。しかし展開を考えると、2点リードしてる8回表から、そのリードを守るために全力を尽くすべきでした。そういう意味では8回表にロサリオをそのまま中東に交代させるのではなく、ロサリオの打順に石原を入れ、白濱のところに中東を入れる方が正解だったと思います。
回の途中で気づいていればそこから石原を投入すれば、次の回の攻撃に期待できなくてもまだ傷は小さくできたはずです。
これも言ってしまえば結果論とも言えますが、試合中の監督の仕事には「選手が野球をやりやすい環境を作ること」も含まれます。発展途上の白濱を責めるのは酷かもしれませんが、その状況を作ってしまったのは石原を8回から起用しなかった監督の責任であるとも言えると思います。もちろん石原が出てきたからといって必ず抑えられたとは言いません。しかし、「安心して抑えられる環境を作る」ことは必要なことでした。強いチーム相手のときはそこまで注意を払わなければ勝てないんです。
しかしこうしてみると、ミコライオの離脱というものが本当に大きいです。
今日も中田を7回に使わずに温存すれば8回に永川が変になっても、途中から投入することができたと言えます。同様に、9回にミコライオが控えていれば、ここで一岡を投入することができたわけです。常識的な策でいくと8回頭から一岡を投入してピンチすら作らせないという話にもなりますが、これが「信頼できる選手が1人少なくなると、連鎖的に悪い反応が起きる」ということでしょう。
これを見ると、ミコライオの復帰は予定より早まるかもしれません。本来なら週末に二軍で2試合ほど投げてみてから一軍に上げるところですが、それこそかつて離脱中だったルイスが調整のために中継ぎ登板したように、ミコライオを早々と登録して6,7回くらいに起用する、という選択もあるかもしれません。
ロサリオは今日のホームランはお見事でしたが、同時に守備ミスで1点を失いかねない場面も作ってしまってました。天秤にかけるなら、やっぱりロサリオが一番降格候補になりそうです。
それから永川が打たれたあとに試合を最後まで締めた梅津はいいピッチングしてたと思います。勝ちパターンの4人ほど優先しなくてもいいですが、そろそろ勝ち試合で起用する場面ができてもいいんじゃないでしょうか。1イニングを頭から投げたら抑えられそうですし、危なくなれば交代させればいいということでもあります。去年までを考えてたら普通にこのレベルの投手が優勢な試合のときには投げてました。今にして思うと贅沢になったものだと思いますw
今日は最後に収穫の話も。丸が5打数5安打と凄い打撃してました。
いくつかの打席を見ていましたが、どれも強引な打ち方をせずに素直にバットが出ていて、この打ち方ならいくらでもヒット打てそう、という形に見えました。
それが関係してか、最近凡退が多いエルドレッドが、9回にはいい打撃を見せていました。それまではとにかくホームラン狙いの強振でまともにボールを打ててなかったんですが、最後の打席はミートを心がけたスイングに明らかに変わっていました。結果としては変化球に手が出てセンターフライになりましたけど、力入れすぎないでバットにボールを乗せて運ぶ、という意識のできたバッティングになっていたので、また復調の兆しが見えたと思います。
そういう意味では9回の丸の当たりがフェンス直撃の二塁打で止まってよかったと思います。あれがホームランならエルドレッドはまた振り回していたでしょう。この打撃を明日以降に繋げていってもらいたいです。
思った以上に長くなりました。それだけ思うところがあったというところですが。
では今回はこのへんで。
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