一番上が真っ先に諦めてどうする!
2014年7月15日 野球 コメント (8)見えない情報もあるってことか>挨拶
昨日の大瀬良が球数少な目だったのに6回で交代したのがずっと疑問だったんですけど、実は4回に打球をふくらはぎに受けて、6回を投げたあとで患部が固くなってきたから無理させなかった、という記事が今日になって出てきてました。いわゆる負傷交代の形ですが、これなら引っ張れなかったのも仕方ないです。
それにしても他の選択肢もあったように思えるわけですが、昨日のことは忘れましょうw
今日はちょっと涼しくなりましたね。少し雨が降ったという話ですが、これがあるとないとでかなり変わってくるから面白いです。酷いときは雨降ってもその後猛暑になって余計に蒸し暑いパターンもありますけどw
そういえば禁止改訂が出た、というかノーチェンジだったそうで。今の環境が健全に回ってるってことでしょうか。モダンが何にでもタルモ突っ込んでるって話があるのであまりに使われたら何かしらあるかとも思いましたが、さすがになかったですかw 一応ただのバニラなので大きな影響はないですが。
こういうときに例えば「制限かけて、2枚しか使えなくなる」とかやると面白いかもと思いました。あまり現実的ではないですかね。
さて、今日の試合。
先発は九里で、3回までにホームランとタイムリーで3失点。裏の打席で代打出されて結局2点返すところまでいったんですが、この判断が正しかったのかどうか、非常に疑問が残る試合になりました。
確かに毎回ランナー3人以上出してるのは大問題ではあるんですが、昨日の試合でリリーフをほぼ全員使い切っていて、しかも今日の段階で二軍から他の投手を上げてないとなると、今日の先発と昨日も投げたリリーフで9イニングを消化しないといけないわけです。そんな中で先発を早々と交代させたら、その後の継投にしわ寄せがいくのは目に見えています。例えば負け濃厚の「捨て試合」を作ると考えるなら、先発を引っ張って失点しても替えないくらいの判断が必要になります。
結局その後は3番手の今井が2イニング目の6回に捕まり、満塁から自身のエラーもあってこの回だけで5失点。試合を壊す形になりました。
1アウト満塁からピッチャーゴロを捕球して、普通なら本塁に投げてホームゲッツーを狙うのがセオリーなんですが、何を思ったか二塁に送球し、しかも送球が逸れてベースカバーも遅れるという信じられないミスをしていました。その後の失点は完全に尾を引いている形になっています。
これはこれで起こってしまったことは仕方ないんですが、目を疑ったのは次の回。まさかの今井続投でした。
昨日までの試合で投手陣が疲れているから捨て試合を作ったのはわかるんですが、それなら先発をなぜ引っ張らなかったという話になります。それこそ敗戦処理要員でよければ昨日初昇格して今日の4回に投げた池ノ内という適任者がいたのに、彼を早々と使ったために今井を引っ張ることになり、わけがわかりません。しかもこの回も2失点を追加。結局3回を投げて85球、8安打5四球で7失点。これは晒し投げ以外の何物でもありません。
正直言ってこの采配でベンチのムードは酷いことになっていたと思います。今日の今井は1イニング目から少し微妙で、2イニング目は明らかにおかしかったです。というのも一昨日2イニング、昨日1イニング弱を投げていたので、間違いなく疲れは溜まっていました。その投手を続投させる判断はさすがにおかしいとしか言えません。
今井もここ2年はシーズンの終盤に先発して好投するなど、能力は持ってる投手です。今年は調整が遅れていますが、こんな形で投げさせて自信をなくさせるようなことをしていい投手じゃないです。恐らく明日には二軍行きになるでしょうが、今日は本人にもベンチのムードにも最悪の形になりました。さすがに監督の投手マネージメント能力の問題と考えていいでしょう。
そんな中でも打線は頑張りました。8回に雨で30分の中断があった後にヒットとフォアボールでチャンスを作り、小窪の走者一掃の二塁打、會澤のタイムリーで4点を返し、8点差つけられた展開から9回に守護神の三上を引きずり出す展開にまで持って行きました。
さらに三上をも攻めて1点返し、なお1アウト満塁。まさかの三上をノックアウトするところまでもっていきました。結局次の田中が併殺に倒れて試合は負けてしまいましたが、ここで1本出れば勝ててた試合に持っていくことすらできそうでした。
スコアを見ると3点差になってますが、ここで今井を晒し投げしたことによる無駄な失点分を考えると、非常にもったいないことになっていることがわかります。仮にもう2点少なくなっていれば最後の田中はヒットでなくても犠牲フライでいい場面になってたので、打撃が変わってたはずです。となると同点に追いついてなおチャンスが残る、つまり勝つ確率が高い試合にできたわけです。別の手を打っても変わらなかったかもしれませんが、見ていて非常にもったいなかったです。
最近の監督について思うことは、先発を早々と引っ込めすぎです。そしてフォアボールに対して神経質になりすぎです。今の先発ローテを考えるとマエケン、バリントン以外はまだ3年目以内の若手なんですから、長い回を投げることで多くのことを学ばせる機会と割り切っていいでしょう。3点取られたらすぐ替えてるように見えるんですが、先発を引っ張れないから当然先発に勝ち星がつかない、リリーフの負担が増えて今日のように炎上するパターンを作ってしまう、若手が試合途中に修正することをなかなか覚えられない、と、焦って交替させることでどんどん弊害が出てきています。
それこそ先発がマエケン、バリントン、黒田、コルビー・ルイス、大竹(巨人行く前のまともな運用されてる状態)みたいなエースだらけで、そこに野村、大瀬良、九里が絡んでくるような布陣だったら今日のような交代もまだわからなくもないですが、現状を見ると今後の先発候補である大瀬良、九里、野村あたりは我慢して長いイニングを投げさせること、その中で勉強させることが間違いなく必要です。今状態が悪くてもここで経験を積んで、例えば早くて今年の秋にでも「序盤は危なかったけど途中で修正できるようになる」術をマスターすれば、今後のチームにとってこれ以上ない財産になります。今の彼らは優先して育てるべき先発投手であり、勝つために簡単に引っ込めるべき投手ではありません。そういう起用は谷間の投手にするべきことで、現在彼らを押しのけてローテ入りする投手がいない間はやる意味がないです。
今後ということでは明日先発する戸田は非常に楽しみです。篠田が戻ってくるとか、二軍で好投してる投手が先発して安定した試合を作るとかいう展開になればいいですが、それまでは我慢することは忘れてはいけません。
本来ならフォアボールを気にしなければ、一軍で好投できてないと言われる福井はもっと大きく育てられる投手です。何かを掴まれているかのような阪神とヤクルト相手の登板はやめておいて、四球を気にせず失点するまで我慢すれば、まだ成長する余地はあると考えられます。球に力があって巨人相手に好投できる投手ですから、少し我慢してもよさそうに思えます。
途中では妙な話も入りましたが、打線は間違いなく点が取れる状態です。相性を考えて適材適所の起用をすればまだまだ戦えます。我慢しながら粘り強い戦い方をしていくことを今後の命題とすれば、チームはまだ浮上できるでしょう。
明日はオールスター前最後の試合です。前半戦はいろいろありましたが、最後はまともな形で締めてもらいたいところです。
では今回はこのへんで。
昨日の大瀬良が球数少な目だったのに6回で交代したのがずっと疑問だったんですけど、実は4回に打球をふくらはぎに受けて、6回を投げたあとで患部が固くなってきたから無理させなかった、という記事が今日になって出てきてました。いわゆる負傷交代の形ですが、これなら引っ張れなかったのも仕方ないです。
それにしても他の選択肢もあったように思えるわけですが、昨日のことは忘れましょうw
今日はちょっと涼しくなりましたね。少し雨が降ったという話ですが、これがあるとないとでかなり変わってくるから面白いです。酷いときは雨降ってもその後猛暑になって余計に蒸し暑いパターンもありますけどw
そういえば禁止改訂が出た、というかノーチェンジだったそうで。今の環境が健全に回ってるってことでしょうか。モダンが何にでもタルモ突っ込んでるって話があるのであまりに使われたら何かしらあるかとも思いましたが、さすがになかったですかw 一応ただのバニラなので大きな影響はないですが。
こういうときに例えば「制限かけて、2枚しか使えなくなる」とかやると面白いかもと思いました。あまり現実的ではないですかね。
さて、今日の試合。
先発は九里で、3回までにホームランとタイムリーで3失点。裏の打席で代打出されて結局2点返すところまでいったんですが、この判断が正しかったのかどうか、非常に疑問が残る試合になりました。
確かに毎回ランナー3人以上出してるのは大問題ではあるんですが、昨日の試合でリリーフをほぼ全員使い切っていて、しかも今日の段階で二軍から他の投手を上げてないとなると、今日の先発と昨日も投げたリリーフで9イニングを消化しないといけないわけです。そんな中で先発を早々と交代させたら、その後の継投にしわ寄せがいくのは目に見えています。例えば負け濃厚の「捨て試合」を作ると考えるなら、先発を引っ張って失点しても替えないくらいの判断が必要になります。
結局その後は3番手の今井が2イニング目の6回に捕まり、満塁から自身のエラーもあってこの回だけで5失点。試合を壊す形になりました。
1アウト満塁からピッチャーゴロを捕球して、普通なら本塁に投げてホームゲッツーを狙うのがセオリーなんですが、何を思ったか二塁に送球し、しかも送球が逸れてベースカバーも遅れるという信じられないミスをしていました。その後の失点は完全に尾を引いている形になっています。
これはこれで起こってしまったことは仕方ないんですが、目を疑ったのは次の回。まさかの今井続投でした。
昨日までの試合で投手陣が疲れているから捨て試合を作ったのはわかるんですが、それなら先発をなぜ引っ張らなかったという話になります。それこそ敗戦処理要員でよければ昨日初昇格して今日の4回に投げた池ノ内という適任者がいたのに、彼を早々と使ったために今井を引っ張ることになり、わけがわかりません。しかもこの回も2失点を追加。結局3回を投げて85球、8安打5四球で7失点。これは晒し投げ以外の何物でもありません。
正直言ってこの采配でベンチのムードは酷いことになっていたと思います。今日の今井は1イニング目から少し微妙で、2イニング目は明らかにおかしかったです。というのも一昨日2イニング、昨日1イニング弱を投げていたので、間違いなく疲れは溜まっていました。その投手を続投させる判断はさすがにおかしいとしか言えません。
今井もここ2年はシーズンの終盤に先発して好投するなど、能力は持ってる投手です。今年は調整が遅れていますが、こんな形で投げさせて自信をなくさせるようなことをしていい投手じゃないです。恐らく明日には二軍行きになるでしょうが、今日は本人にもベンチのムードにも最悪の形になりました。さすがに監督の投手マネージメント能力の問題と考えていいでしょう。
そんな中でも打線は頑張りました。8回に雨で30分の中断があった後にヒットとフォアボールでチャンスを作り、小窪の走者一掃の二塁打、會澤のタイムリーで4点を返し、8点差つけられた展開から9回に守護神の三上を引きずり出す展開にまで持って行きました。
さらに三上をも攻めて1点返し、なお1アウト満塁。まさかの三上をノックアウトするところまでもっていきました。結局次の田中が併殺に倒れて試合は負けてしまいましたが、ここで1本出れば勝ててた試合に持っていくことすらできそうでした。
スコアを見ると3点差になってますが、ここで今井を晒し投げしたことによる無駄な失点分を考えると、非常にもったいないことになっていることがわかります。仮にもう2点少なくなっていれば最後の田中はヒットでなくても犠牲フライでいい場面になってたので、打撃が変わってたはずです。となると同点に追いついてなおチャンスが残る、つまり勝つ確率が高い試合にできたわけです。別の手を打っても変わらなかったかもしれませんが、見ていて非常にもったいなかったです。
最近の監督について思うことは、先発を早々と引っ込めすぎです。そしてフォアボールに対して神経質になりすぎです。今の先発ローテを考えるとマエケン、バリントン以外はまだ3年目以内の若手なんですから、長い回を投げることで多くのことを学ばせる機会と割り切っていいでしょう。3点取られたらすぐ替えてるように見えるんですが、先発を引っ張れないから当然先発に勝ち星がつかない、リリーフの負担が増えて今日のように炎上するパターンを作ってしまう、若手が試合途中に修正することをなかなか覚えられない、と、焦って交替させることでどんどん弊害が出てきています。
それこそ先発がマエケン、バリントン、黒田、コルビー・ルイス、大竹(巨人行く前のまともな運用されてる状態)みたいなエースだらけで、そこに野村、大瀬良、九里が絡んでくるような布陣だったら今日のような交代もまだわからなくもないですが、現状を見ると今後の先発候補である大瀬良、九里、野村あたりは我慢して長いイニングを投げさせること、その中で勉強させることが間違いなく必要です。今状態が悪くてもここで経験を積んで、例えば早くて今年の秋にでも「序盤は危なかったけど途中で修正できるようになる」術をマスターすれば、今後のチームにとってこれ以上ない財産になります。今の彼らは優先して育てるべき先発投手であり、勝つために簡単に引っ込めるべき投手ではありません。そういう起用は谷間の投手にするべきことで、現在彼らを押しのけてローテ入りする投手がいない間はやる意味がないです。
今後ということでは明日先発する戸田は非常に楽しみです。篠田が戻ってくるとか、二軍で好投してる投手が先発して安定した試合を作るとかいう展開になればいいですが、それまでは我慢することは忘れてはいけません。
本来ならフォアボールを気にしなければ、一軍で好投できてないと言われる福井はもっと大きく育てられる投手です。何かを掴まれているかのような阪神とヤクルト相手の登板はやめておいて、四球を気にせず失点するまで我慢すれば、まだ成長する余地はあると考えられます。球に力があって巨人相手に好投できる投手ですから、少し我慢してもよさそうに思えます。
途中では妙な話も入りましたが、打線は間違いなく点が取れる状態です。相性を考えて適材適所の起用をすればまだまだ戦えます。我慢しながら粘り強い戦い方をしていくことを今後の命題とすれば、チームはまだ浮上できるでしょう。
明日はオールスター前最後の試合です。前半戦はいろいろありましたが、最後はまともな形で締めてもらいたいところです。
では今回はこのへんで。
コメント
突然の解雇通告に変更になりました。
残された道は、FAとして所属球団を探すか、独立リーグか、引退表明か、ですね。
所属球団を探すにも守ることができない以上、DHでしか起用できない選手なので
ア・リーグになりますが、DH、または代打の切り札を探している球団は思い当たりません。
ここは潔く引退して、広島の打撃コーチ補佐とかですかねぇ…
引退したらアメリカ球界のどこかで声かかるでしょう。広島の場合は既に候補多いうえに日本語通じにくい人(多少は話せそうですが)を積極的に呼ぶとは・・・日米で理論も違いますし。
「実績はあるので」「でも、今現在何ができるの?」ってとこですね。
プレーオフ進出に向けて上位チームは補強を開始してますが、
“今シーズン、結果を出せる選手”じゃないと意味がないので…
打線が弱いチームは、現在下位にいますからチーム再建を図っています。
問題なのがソリアノというネームバリューです。
まだ、契約としてはヤンキースのマイナー(と言ってもメジャー40名枠と同等)の
契約内容を引き継がないといけなかったハズなので、シーズン中は厳しいですね。
DHと代打しかできない扇風機を数億円で買うワケですから…
契約が真っ新になって「5000万でもいいぜ」だったら話は違うんでしょうけど。
例えば、インディアンズのJ・ジアンビとか、ロイヤルズのR・イバニェスとかは
「安いけどまだ動く扇風機」ですね。
あとは、アカデミーに戻ってコーチですかねぇ…
アメリカ人やカナダ人って、入団する前から青写真を描いたりしますけど、
中南米から渡ってきた選手って、日本人と同じで辞めた後のこと、あまり考えてませんね。
……ところで、ティモ・ペレスは広島の打撃コーチ兼通訳にはならないんですか?
メジャーというか、アメリカの場合は日本よりも受け皿の球団数が多いので、確率は少しは高いんじゃないかと思いました。独立リーグとかも含めるとさらに。メジャーの戦力として獲られるかどうかはまた別の話です。
って実質自由契約状態になったのに他球団と契約するときも引き継ぐ必要あるんですか?それだと選手側から契約破棄を申し出ないといけないとかで無駄に面倒なことになりそうですね。
ソリアーノは広島出たときの経緯からしてフロントがよく思ってない可能性は高いです。ただでさえフロントと縁が切れれば能力あっても呼ばれない(高橋慶彦とか衣笠とか金本みたいに)球団ですから。
ペレスはよくわかりませんが、さすがに日本語がメインでない人を通訳にするとは考えにくいですw 今の通訳が微妙で入れ替えるなら可能性も僅かにあるかという程度ですが、最近の観客動員で資金に少し余裕があるとはいえ、長い目で見ると裏方にあまりコストかけられる球団ではないので。むしろ交流戦を見てたらスコアラー増員しろと言いたいですw
MLB機構のメジャー、3A、2A、1A、ルーキーリーグ。
カナダ、アメリカ、メキシコの各独立リーグ、メキシカン・リーグ。
プエルト・リコ国内リーグ、ベネズエラ国内リーグ、パナマ国内リーグ…
もうやめとこ…
それこそ、野球ができればどこでもってスタンスなら、本当にどこでもいいし、
メジャーのオファーを待つならメキシカン・リーグが最適。
独立リーグは私設リーグですから、できたり消えたりするし、給料も10万円程度。
吉田えり、チェルシーのナックルコンビがいた独立リーグも経営難でなくなりましたね。
正直、独立リーグは、オーストラリアのウインターリーグと一緒で副業のつもりじゃないと
生活できません。まあ、ソリアノは経済的に困ってないでしょうけど。
契約上の問題は詳しくないんですが、例えば10年契約のA・ロドリゲスや
7年契約のフィルダー、同じく7年契約のフリーマンなどが移籍する場合、
契約はそのまま引き継がれます。
A・ロッドがマリナーズからレンジャーズに移籍したものの給料が払えなくなって
ヤンキースに引き取ってもらったようなものですし…
あと、契約上(選手本人の損得)では、例えば自由契約だけども拒否権を持たない場合、
(昨オフに黒田が断った移籍有無の契約です)「追い出す」代わりに契約の一部は
そのままの状態だったと思います。キンズラーとフィルダーも年俸差があるからそうかな?
例えば、A.J.バーネットという投手がヤンキースにいたんですが、
不振で使えないのでパイレーツに放出(この場合は自由契約というよりウェーバー)しました。
不振とは言え、ヤンキース3番手の投手ですから、パイレーツには経営的に圧迫されます。
“じゃあ、役に立たない選手を引き取ってくれる代わりに年俸の2/3はうちで支払うよ”
という感じで、パイレーツは中堅投手を現状の1/3の価格で雇えるワケです。
まあ、それこそメジャーの契約書類って大物選手にもなると20枚以上あるらしいので
個人個人がどんな契約をしているのかわかりませんから、あくまで一例ですね。
普通に考えたら放出される時点でその球団との契約は終わってるんでしょうけど、移籍に関しては本当によくわかりませんw あまり表に出てこない部分だとは思いますが。
契約残ってる選手が移籍するときに年俸を一部負担っていうのは結構聞く話だと思います。日本ではなかなかない形ですね。さすが契約社会アメリカですw
前述した通り「メジャーでもトップクラスの成績残しただけに」じゃダメなんです。
「メジャーでもトップクラスの成績残“している”だけに」と現在進行形じゃないと。
また、進行形であってもニーズに合わなければ雇われません。
現役選手としては最多の614盗塁のフアン・ピエールは、いまだにオファーがありません。
盗塁数こそ昨年は23個と年齢に比例して減少してますが、盗塁成功率は向上してます。
また、バントの巧さでは5本の指に入る器用さで、バント安打はイチローよりも多いです。
最多安打も2度記録、こんな彼でもいまだにプレーオフ進出を目指すチームからの
オファーを待っているんです。
過去には、ピアッツァ、ソーサ、ガルシアパーラなど超有名どころが
移籍先を探しては安年俸で単年契約をするような事もありました。
(ソーサは日本で5000万円でやる、とも言ってましたね)
あと、放出して自由契約になっても、選手自身が次の球団と正式契約するまでは
その球団がその選手の保有権を持っていますから、おかしな行動はできなかったりします。
保有権の理解が浅いと二重契約とかの問題になったりしますね。
契約問題は複雑なんですね。選手本人にとっていい話だったら途中で破棄したりというケースもありそうに思えますが、ともあれ移籍先が決まることを祈りたいです。