何が原因なんだ・・・>挨拶


今日は見事に真夏になりましたね。多くのところで35℃を越えたとかなんとか。
昼間に外出したときは熱気といい日差しといい完璧でした。泳ぎに行きたい・・・w

今日は終わってからどうしようか迷ってたんですけど、なんか途中から頭痛くなってきたので帰りました。家でゆっくりしてたら治ってきたんですけど、何がどうなってたんですかね。汗かいてペタペタしてたから全体的に何かの出が悪くなってたようにも思えますが。



というわけで今日は帰って試合見てました。
マエケンと藤浪の投げ合いになったんですが、初回にランナー貯めてタイムリー2本で先制。その後も田中のホームランで追加点を挙げたんですが、7回に2アウト1塁から上本に粘られまくった末にホームラン打たれて同点、さらに8回に1点勝ち越されて負けになりました。
今日の試合は審判に言いたいこともあるんですけど、とりあえず置いときます。

試合展開としては悪くなかったはずですけど、気になったのは2点ありました。どちらも結果論とも言える話ではあるんですけど。


1つめはマエケンの上本との勝負です。

2点リードの2アウト1塁で、あと1アウト取ったらそこからリリーフ陣に繋いで勝てるという場面でした。正直言って粘られてもホームラン打たれることまでは考えてなかったんですが、言ってしまえば「視野が狭くなりすぎた」ように思えました。

ここの配球を見ていると、ストレートとスライダーしか投げてません。マエケンにとってこの2球種が最も信頼のおけるものなのはわかってますが、粘られている時点でこの2つにはタイミングが合ってるわけです。最終的にスライダー待ちで粘っていることがわかったんですが、全9球のうちで3ボールになったのは6球目。ここまでの間にチェンジアップなり緩いカーブなりを1球でも混ぜておけば、タイミングをずらして抑えることができたはずです。それこそ最後の決め球にチェンジアップを投げるのもありだったわけで。

そしてそれ以上に、相手をある意味舐めてた側面があったようにも思えます。
いい球種がストレートとスライダーなので、これだけ投げてたら抑えられるだろう、と。さらに言うと、最終的に歩かせて次の坂との勝負でもよかったのに、意地になって何がなんでも抑えにいこうとしていたあたりが、「チームの勝利」よりも「自身の都合」を優先したようにすら見えてきます。
今年は前にもましてメジャーのスカウトが視察に来るようになっていて、嫌な見方をすると彼らへのアピールのようにも見えてくるんですよね。本当の目標は「チームの優勝」なんですから、言うなればそのために、「目の前の試合に勝つために尽くせる努力を怠っている」という考え方すらできます。

「相手を力で抑えてチームが勝つ」ことができれば一番いいのは当然ですが、プロでピッチャーやるなら誰しもが思うことであり、力が突出してない選手はそこで壁にぶつかり、ある意味諦めて「勝つためにはどうすればいいか」を模索する、という選手が大半です。そうして「技巧派の投球術」とか「大人の投球」と呼ばれる配球が生まれてくるわけですが、今日はそのあたりがまだ甘かったように見えます。會澤がリードしてたことを考えると、石原と組んでたらまた違った結果になってたのかも、とか思ったりします。途中で一塁に牽制球を投げようとしたらキラがベースから離れてたという場面もありましたが、視野を広く持って、勝つために必要な選択ができていたら、今日の試合は勝ててたように思えます。そこが非常にもったいなかったです。


もう1つは継投です。8回に先頭の鳥谷に対してワンポイントで河内を投入して、ヒットを打たれたところで中田にスイッチし、結果1点取られて決勝点になってしまったわけですが、この「ワンポイントで河内を投入」というものが、流れを考えても非常に無駄の大きいアクションになってしまったように思えます。
結果論であると言われるかもしれませんが、これまでリリーフ投手を見ていると、1イニングを完了する前提として、「回の頭から登板して投げ切ること」と「回の途中から交替して投げ切ること」では、試合への入りやすさがまるで違います。回の頭から投げる場合なら、ランナー出したら自分の責任となるものの、イニング全体を考えて最初から作戦を立てることも難しくないわけです。自分のリズムで試合に入れるわけですから。逆に他の投手から引き継ぐと、それまでの流れにどうしても流されて、自分のペースで投げられないことも多くなってきます。
今日の場合、仮に河内が鳥谷を抑えていたとしても、中田にスイッチしたら失点してた確率は結構高かったと思います。制球乱してランナー出してたわけですが、この回の頭から自分のリズムで試合に入れていたら、投球内容はかなり違ってたはずです。このあたり、監督が空気を読めてないというか、隙を作ってしまったように思えたのが残念でなりません。
とりあえず左投手だから左打者を抑えて、という考えはそろそろやめていいんじゃないかと思います。ブラウン監督の場合は左の信頼できるリリーフがいなかったこともあってかなり早い段階から右の好投手に頼ってリリーフを整備した側面がありましたが、1イニングを丸ごと任せられることで投手も投げやすかった、という話があります。今はせっかく開幕当初の勝ちパターンの4人が揃ってきたわけですから、彼らに回の頭から1イニングは任せていいと思います。そのことが流れを呼び込むことに繋がるわけですから。


そんなわけで、実にもったいない試合になりました。
ただこの試合の教訓として、「生半可な気持ちでは優勝はできない」ということはわかったんじゃないでしょうか。勝つためにはそれに向けて徹底しなければいけない、甘く見たら足元を掬われる、そのようなことが如実に表れた試合だったように思います。
幸いまだ8月にも入ってないので、試合数はあります。今日のことを生かして、これからはさらに考えを詰めていって貰いたいところです。


今日の試合でも野手は頑張れたと思います。2~4番に当たりが乏しかったですが、阪神戦で三振の山を築いてたエルドレッドが今日はよく見てフォアボールをもぎ取ってました。これでいいんです。これができればそのうち打てますし、少なくとも凡退は減ってきます。
その後のキラ、田中、木村もよく打ててました。中軸が打てないときはその後から1番までの間で点を取れるパターンを作れれば、もっと得点力は上がってきそうです。今後に向けての明るい材料だといえるでしょう。


明日は大瀬良の出番です。そろそろ勝ちがつく試合にしてもらいたいです。


明日はPWC行ってきます。デッキなんとかしなきゃw

では今回はこのへんで。

コメント

丹依悠。
丹依悠。
2014年7月26日1:45

>「チームの勝利」よりも「自身の都合」
ただ、エースともなると「逃げずに打ち取ってチームを勝利に導く」って考えも然りですよね。
まだまだ、マエケンのが格上ですから、そこはねじ伏せて欲しいのが本音。

今年の上本は(最近下降気味ですが)すっかり貫禄がついて打撃フォームが怖いです。
いずれは首位打者争いに名乗りを挙げる逸材だと思ってます。


>スカウトの視察
一番人気は「大谷翔平」です。
スピードボールの握りじゃないのに160km/hが出る“発展途上”ぶりにスカウトも垂涎もの。
マエケンも注目されてますが、「まあ、3~4番手の投手かな?」程度で見られてます。
ダルよりは… 田中将よりは… 黒田よりは… という感じですね。
正直、マエケンの真っ直ぐは「持っていかれる」真っ直ぐをしてます。
今は広島を優勝させるために、あの手この手で打ち捕らないとダメですけど、
メジャーに行ったら、ムービングのどれか1種類を覚えてスライダーと真っ直ぐの3球種ですね。
斎藤隆(現・楽天)が言うには「変化球は5個も6個もいらない」そうです。
実際、斎藤隆はフォークとシュート(ツーシームではない)を捨てたそうです。

マエケン、リリーフになる気がするなぁ… もしくはどこも獲らないとかw

関東の遅刻魔
2014年7月27日0:21

自身の能力が高いからこそ、というものだったように思えました。それでこそエースですし、野球の醍醐味でもあるんですけど、そこで負けてしまうとやっぱり、ちょっと考えてしまいます。難しいところですけどねぇ。
上本は今年になって打撃が出来上がってきましたね。高校時代を見るとこのような形で期待されてたのか、と思えるようになってきました。もし西岡が怪我せずに出続けてたらどうなっていたのかというと、不思議なものです。


メジャーからするとやっぱり大谷は一番魅力的でしょうね。それこそダルビッシュやマー君に近いものを感じていると思います。
マエケンはタイプが違うというかメジャーで力勝負できる感じではなさそうです。そういう意味ではあっちに行ったら活躍できるかというと怪しい部分もあるように思えますが、仮に行ったらどんな使われ方をするのかというのはなかなか簡単にはわからないかもしれません。
メジャーでのピッチングはいろいろ話がありますね。多彩な球種があったダルビッシュや上原は使う球種を絞ってるという話ですし、黒田は通用するようにツーシームやスプリットなどいろいろ覚えたりというのもあるので、その時のトレンドで使う球種を考えながら、という話になるでしょうね。

本音では評価が微妙ならアメリカ行かないで広島に残って貰いたいところですw

丹依悠。
丹依悠。
2014年7月27日21:33

カブスに行けばエースになれますよw 今現在のエースが和田なんでw

関東の遅刻魔
2014年7月27日23:07

どうせならカブスに似た名前のカープの方がいいですwww

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