ドラフト会議・・・でし・・た（ガクッ

2014年10月23日ＭＴＧ

気力が・・・抜ける・・・＞挨拶

もういつ倒れてもおかしくないような状態ですわ、ええｗ

今日はドラフト会議でした。
広島出身で今年ナンバーワン投手の早稲田の有原君を獲れるかどうか、という点が一番の注目でしたが、１位指名の時点で思った以上に単独指名に走る球団が出てきて、結局競合したのはヤクルト、楽天が指名した済美高の安楽君と、横浜、広島、日本ハム、阪神が指名した有原君だけになりました。

・・・で、ぶっちゃけこのメンツ見た時点でほぼオチは見えてたわけでｗ

はい。知ってる人はわかる通りクジ運が半端ない楽天と日本ハムが引き当てましたとさ。

ただここからでもまだ巻き返せるだけの選手は残ってました。今のチーム編成を考えるとまずは球に力のある投手が欲しいところでしたが、ここで広島が指名したのは外野手の野間選手。どうやら緒方監督が一目惚れしたそうですが、今年のドラフトの傾向からすると２位でも充分に獲れた選手であろうという見解でした。で、実際に目玉の１人である亜細亜大の山崎投手は阪神と横浜の競合で横浜が獲得。これ見た瞬間に目まいがしましたｗ
今のチーム事情を考えたら、まず補強すべきは投手です。先発であと１人、中継ぎであと１人いれば相当いい戦いができそうに見えるところなので、そういう意味で即戦力と考えられる投手がまだ残ってましたし、将来的にエースクラスになれそうな高校生投手をかわりに指名するならそれもまた良し、と思います。そこでまさか一番ポジション的に余ってる外野手を獲りに行くとは・・・。正直言って将来的なビジョンを考えられるかどうかという点で、来シーズンの戦いぶりすらも不安になってきました。

その後もドラフト２位の前半では好投手がどんどん指名されて、広島はというと素材型の選手がほとんど・・・そして指名の大半が高校生という。極端なことを言えば今年のメンバーを底上げすればなんとか戦えるようにも思えなくはないんですが、それでも新戦力になる選手は確実に押さえたいところでした。

もちろん選手を見てきた編成陣が見込んで獲得したんですから指名した選手に対しての不満はないんですが、ドラフトのやり方が下手というか、うまくやればほとんどの選手がもう１位下でも指名できた選手だったと思います。例外と思えるのは３位指名した高松北高の塹江投手くらいでしょうか。彼は評価が高かったので３位で残ってたのも不思議でしたが、正直言って１位または２位で即戦力の評判のある投手を１人指名しても、残りの選手は全員獲れたと思ってます。

はっきり言うと、「抽選で有原君を外したときのことを考えてなかった」とすら見える結果でした。もし１位で有原君が獲れた場合は、残りの選手を順位調整しつつ繰り下げるだけで実にいい指名になったと思います。
去年とか一昨年あたりは前評判の高い選手を獲得できて実際に活躍してるのに対し、今年はそこまで前評判の高くない選手を早い段階で獲りに行ってる、という点が不満です。やっぱり前評判の高い選手は活躍する確率は高いもので、ミーハーと言われても狙っていくべきだと思いました。もちろん全員が活躍できるわけではないですし、比べると無名だった選手が出てきて活躍するのも面白いところではあるんですが、とりあえず現時点では来年に向けて明るい気持ちには少しなれないです。
去年が大当たりだった分の反動が来たのかとも思えてきましたが、数年後に「いい年だった」と言えるような結果になってることを願うばかりです。素材のいい個性的な選手が集まってると思うので、しっかり育てば戦力になってくれるとは思うんですが、とりあえず来年については現状とほぼ変わらないものと考えた方がよさそうです。

とりあえず日本ハムは勝ち組どころか圧勝でした。有原君だけでなく、ドラフト７位まで好選手を獲りまくれるとか、見てて羨ましい限りです。やっぱり編成がしっかりしてるってことでしょうか。

ともあれ、今年は戦力外などで退団する選手が投手４人のところをドラフトで７人指名したので、今後第二次で戦力外通告がありそうな気がします。
緒方監督はトライアウトに出る選手にも興味がありそうなので、ここからも獲ればさらに枠を空ける必要があります。
ドラフトについては他球団の動向を考えながらじっくり「いい選手を可能な限り確保する」戦略が必要ですけど、トライアウトなら「いいと思った選手は速攻で仕掛けて獲る」ことが必要なので、そういう意味では緒方監督には合ってるかもしれないです。こちらでいい選手が獲れることを期待します。

では今回はこのへんで。