状況誘発と両面ガラク(昨日の続き)
2014年12月3日 MTG今度は《命運縫い》ですかい!?>挨拶
今朝からTL上で「命運縫い」って単語が飛び交ってて「今度は何が起こったー!!」ってずっと気になってましたw 今朝も眠くて調べる時間がなかったので。
帰って調べてみたんですけど、どうやらモダンのジェスカイコンボでこいつが活躍したみたいですね。しかも《フェアリーの集会場》まで使われるとは・・・。この手のデッキには疎いんですが、考える人は凄いなーって思います。
話によると今回の大会ではほとんどのプレイヤーが《宝船の巡航》か《時を越えた探索》を使っていたとか。モダンでも猛威を振るうとは言われてましたが、同時にジェスカイの隆盛も含めて禁止されるんじゃないかという話も出てましたね。禁止改訂はまだ先だったと思いますが、どのような判断をされるのか・・・。隆盛コンボは「時間がかかりそう」というのが一番多く聞かれた意見だったので、そんなシーンが見られるかどうか、というところでしょうか。
今日もまた寒かったです。これからはもう完全に冬に入っていきそうですね。
明日は雨ということで、ついに気温が2ケタを切るとか・・・。でも今日の電車止まった東北地方に比べればまだ楽な方なんでしょうね。こっちもいつ雪が降り出してもおかしくないくらいではあると思いますが。おかしいな・・・修造さんもう帰ってきてるはずなのにw
さて、昨日は懐かしいカードでひとつ書かせていただきました。
昨日書いた「状態誘発型能力」ですが、実はM10の頃のルール改訂で今は「状況誘発」という呼称になっているということだそうです。M10のときのルール変更はダメージスタックがなくなったり絆魂が誘発能力じゃなくなったりに気を取られてましたが、思った以上にいろいろ変わってたんですね。
で、本日コメ下さいましたcode.regiusさんのご指摘通り、《情け知らずのガラク》の変身能力もこれに当たりました。ガラクの忠誠度が1か2なら、同じような形で変身能力がスタックに乗り、解決されなかったら次に優先権が発生した時点で再びスタックに乗る、と。
これ調べたときにMTGwikiさんを参照させていただいたんですが、これを読み進めていくと、さらに面白いお話が載っていました。以下、引用させていただきます。
はい。いわゆるクローンなんかが変身能力を持ったカードのコピーになったときに「条件を満たしたはいいけど変身できない」というお話です。
で、ガラクの場合は「変身できない」のあとに優先権を得たらまた「変身する能力が誘発する」ということで、無限ループになってしまう、ということです。
まぁでも、こんなレアなケース、狙って起こそうとでもしない限りはなかなか起きるものじゃないですし・・・
《賢いなりすまし》「やぁ、呼んだかい?」
いたーーーーー!!
いや、こいつ思い出したときはさすがにビックリしましたw
マジックのルールを考えると、「スタック上に何も残っていない状態で両方のプレイヤーが優先権を放棄する」ことでフェイズが進むため、このループが発生したらターンが進められないってことになるわけで・・・。
で、さらにいうと「止めることのできない無限ループが発生したら、そのゲームは引き分け」とかいうルールがあった気がします。
つまり、モダンのデッキに両面ガラクとなりすましを仕込んでおけば、劣勢になった試合をこのコンボ(?)で引き分けに持ち込むことができる、ということじゃないでしょうか!?
・・・はい。考えててなんかとても無駄にセコい気がしてきましたw
ただもしマジックやってて、「不利なゲームはリセットできる」というギミックを持ってたとしたら、それで負け試合を流して有利な試合を2本取っていけば、それだけで試合には勝てるという話でもあります。今のモダンでこの組み合わせが入るデッキが強いかどうかというとかなり疑問ではありますが、もし運用できる色でかつ両方のカードが採用できるのなら、狙ってみるのも手かもしれません。なんかもっと違うこと考えた方が勝てそうな気もしますがw
これのついでに、もうひとつ気になることがありました。
このガラクですが、裏面のときは「初期忠誠度」が設定されてないんですよね。忠誠度を持った表面が条件を満たしたら変身するので、当然っちゃ当然なんですが。
で、場に裏面ガラクがあるときに、なりすましでこれをコピーしたら、どうなるんでしょう?
マジックのルールだと「数字が指定されていないものは、参照するときは0扱いになる」みたいなものがあった気がします。(例:続唱でめくったときの《超起源》《死せる生》は0マナ扱いになる)
これにのっとると、裏面ガラクをコピーした状態で出たなりすましは、忠誠度ゼロってことで出た瞬間に墓地に置かれる、ということでしょうか?
さらに言うと、《士気溢れる徴集兵》あたりで相手のコントロールしてる裏面ガラクをパクったあと、なりすましでガラクのコピーになる場合、「なりすましが戦場に出る際にガラクのコピーになり、出た時点でプレインズウォーカーの唯一性ルールをチェックして、どちらを残すかを選べる」ことになるんでしょうか?(もちろんその後は状況起因効果のチェックでなりすましを残した場合は墓地に置かれるとして。)
なんとなく知ってる知識ではこの解釈で大丈夫だとは思うんですが、もし間違えてたりしたらコメントでご指摘をお願いできますでしょうか?
間違ってた場合、そのまま大会でこんな状況になってしまうと大変ですので。(ジャッジをイジるためにわざと組んでいかない限りこんな状況は起こらないとも思いますがw)
ふとしたことから思った以上に発展した内容になりました。やっぱりマジックって楽しいですね。
今は世界選手権の真っ最中なので、また楽しい案件が出てくればと思います。
では今回はこのへんで。
今朝からTL上で「命運縫い」って単語が飛び交ってて「今度は何が起こったー!!」ってずっと気になってましたw 今朝も眠くて調べる時間がなかったので。
帰って調べてみたんですけど、どうやらモダンのジェスカイコンボでこいつが活躍したみたいですね。しかも《フェアリーの集会場》まで使われるとは・・・。この手のデッキには疎いんですが、考える人は凄いなーって思います。
話によると今回の大会ではほとんどのプレイヤーが《宝船の巡航》か《時を越えた探索》を使っていたとか。モダンでも猛威を振るうとは言われてましたが、同時にジェスカイの隆盛も含めて禁止されるんじゃないかという話も出てましたね。禁止改訂はまだ先だったと思いますが、どのような判断をされるのか・・・。隆盛コンボは「時間がかかりそう」というのが一番多く聞かれた意見だったので、そんなシーンが見られるかどうか、というところでしょうか。
今日もまた寒かったです。これからはもう完全に冬に入っていきそうですね。
明日は雨ということで、ついに気温が2ケタを切るとか・・・。でも今日の電車止まった東北地方に比べればまだ楽な方なんでしょうね。こっちもいつ雪が降り出してもおかしくないくらいではあると思いますが。おかしいな・・・修造さんもう帰ってきてるはずなのにw
さて、昨日は懐かしいカードでひとつ書かせていただきました。
昨日書いた「状態誘発型能力」ですが、実はM10の頃のルール改訂で今は「状況誘発」という呼称になっているということだそうです。M10のときのルール変更はダメージスタックがなくなったり絆魂が誘発能力じゃなくなったりに気を取られてましたが、思った以上にいろいろ変わってたんですね。
で、本日コメ下さいましたcode.regiusさんのご指摘通り、《情け知らずのガラク》の変身能力もこれに当たりました。ガラクの忠誠度が1か2なら、同じような形で変身能力がスタックに乗り、解決されなかったら次に優先権が発生した時点で再びスタックに乗る、と。
これ調べたときにMTGwikiさんを参照させていただいたんですが、これを読み進めていくと、さらに面白いお話が載っていました。以下、引用させていただきます。
両面カードではないパーマネントが昼の面の状況誘発型能力を持ち、忠誠カウンターが2個以下になってしまうと、能力を解決しても変身できず、その後で再び能力が誘発することを繰り返してしまい、選択肢のない無限ループに陥ってしまう。
はい。いわゆるクローンなんかが変身能力を持ったカードのコピーになったときに「条件を満たしたはいいけど変身できない」というお話です。
で、ガラクの場合は「変身できない」のあとに優先権を得たらまた「変身する能力が誘発する」ということで、無限ループになってしまう、ということです。
まぁでも、こんなレアなケース、狙って起こそうとでもしない限りはなかなか起きるものじゃないですし・・・
《賢いなりすまし》「やぁ、呼んだかい?」
いたーーーーー!!
いや、こいつ思い出したときはさすがにビックリしましたw
マジックのルールを考えると、「スタック上に何も残っていない状態で両方のプレイヤーが優先権を放棄する」ことでフェイズが進むため、このループが発生したらターンが進められないってことになるわけで・・・。
で、さらにいうと「止めることのできない無限ループが発生したら、そのゲームは引き分け」とかいうルールがあった気がします。
つまり、モダンのデッキに両面ガラクとなりすましを仕込んでおけば、劣勢になった試合をこのコンボ(?)で引き分けに持ち込むことができる、ということじゃないでしょうか!?
・・・はい。考えててなんかとても無駄にセコい気がしてきましたw
ただもしマジックやってて、「不利なゲームはリセットできる」というギミックを持ってたとしたら、それで負け試合を流して有利な試合を2本取っていけば、それだけで試合には勝てるという話でもあります。今のモダンでこの組み合わせが入るデッキが強いかどうかというとかなり疑問ではありますが、もし運用できる色でかつ両方のカードが採用できるのなら、狙ってみるのも手かもしれません。なんかもっと違うこと考えた方が勝てそうな気もしますがw
これのついでに、もうひとつ気になることがありました。
このガラクですが、裏面のときは「初期忠誠度」が設定されてないんですよね。忠誠度を持った表面が条件を満たしたら変身するので、当然っちゃ当然なんですが。
で、場に裏面ガラクがあるときに、なりすましでこれをコピーしたら、どうなるんでしょう?
マジックのルールだと「数字が指定されていないものは、参照するときは0扱いになる」みたいなものがあった気がします。(例:続唱でめくったときの《超起源》《死せる生》は0マナ扱いになる)
これにのっとると、裏面ガラクをコピーした状態で出たなりすましは、忠誠度ゼロってことで出た瞬間に墓地に置かれる、ということでしょうか?
さらに言うと、《士気溢れる徴集兵》あたりで相手のコントロールしてる裏面ガラクをパクったあと、なりすましでガラクのコピーになる場合、「なりすましが戦場に出る際にガラクのコピーになり、出た時点でプレインズウォーカーの唯一性ルールをチェックして、どちらを残すかを選べる」ことになるんでしょうか?(もちろんその後は状況起因効果のチェックでなりすましを残した場合は墓地に置かれるとして。)
なんとなく知ってる知識ではこの解釈で大丈夫だとは思うんですが、もし間違えてたりしたらコメントでご指摘をお願いできますでしょうか?
間違ってた場合、そのまま大会でこんな状況になってしまうと大変ですので。(ジャッジをイジるためにわざと組んでいかない限りこんな状況は起こらないとも思いますがw)
ふとしたことから思った以上に発展した内容になりました。やっぱりマジックって楽しいですね。
今は世界選手権の真っ最中なので、また楽しい案件が出てくればと思います。
では今回はこのへんで。
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