さて、どう転びますか>挨拶

今日も完全に夏の様相でしたね。ただ明日は雨になってそこから少し気温が落ち着き気味になるらしいです。とはいえ20℃台中盤くらいまでは上がるみたいですけど。
そんな中で6月になったのでクールビズも解禁になりましたが、最近腕が冷えやすい(風邪になる前兆の現象)ことが増えてるのでどうするか迷いどころです。確かに外を歩くときは上着はなくていいんですけど、建物の中に入ったり電車内にいたりすると冷房がえらく効いててそのせいで寒くなることもあるから困ります。予備校通ってたときに先生から「建物の中はエアコンがガンガン効いてるから、夏はセーター用意して、冬は下に半袖のシャツを着とけ」ってネタ話されましたけど、あながち間違ってない気がしますw



今日は二軍戦の情報拾ってたら、3番に堂林が入ってて「あれ?」ってなってましたw なんか調べてみたらこの前の土曜に中田廉との入れ替えで二軍に行ってたとか。最近の使われ方を見たらそれでよかったと思います。なにしろ打席数が少なすぎでしたし、二軍ではファーストにグスマンが入るからサードの守備にも就けるので、打撃も守備もここで磨き上げた方が将来的にも絶対に有意義です。最近はサードに梵だけでなくキムショーも入ってきてるので、裏を返せば「梵一人に任せられなくなってきた」ということ、そうなると近いうちにサードが穴になる可能性も否定はできないので、今から準備していざというときに入れるようにしておくことはいいことだと思います。

それから去年まで在籍してたキラを阪神が獲得調査してる、という話が出てきて、去年の「キラ」と「エル」が並ぶ「デスノート打線」の話題が再び出てきてましたw キラとエルドレッドの二人が得意なタイプの投手が違ってたためになかなかホームランを揃い踏みすることがあまりなかった、とかいう話も出てましたw
そして今年になって、キラが抜けたかわりにシアーホルツが入ったんですが、彼のファーストネームが「ネイト」ということで、最終話付近で明かされた本名と被ることから「ニア」って呼ばれてましたwww まさかそこを被せるのかとw おかげで「L」と「ニア」が仲間だから二人揃って貢献するシーンが見られる、なんて話もありましたw 本当にどこからこの発想が沸いてくるんでしょうかw


さて、今日の試合。
雨が降り続く中、先発はマエケンとメンドーサでした。
1回表に1点を先制されるものの、裏には新井の犠牲フライで同点、そこからしばらく投手戦が続いたものの、5回にフォアボールとバントの相手処理ミスから會澤がダブルプレーのゴロを打つ間に1点を勝ち越し。6回にはランナー2塁から新井が放った三遊間の打球をサードが弾いて外野まで転がる間に1点追加、さらに7回には1アウト2,3塁からマエケンがスクイズを決め、この時点で4-1とリードしてました。
マエケンは110球を投げたところで8回も続投。代打の谷口にホームランを打たれて1点返されました。これで今年ずっと続いてた連続イニング被本塁打ゼロが止まってしまったのは残念でした。ともあれこの回も投げ切って8回を122球で降板。

2点リードの9回には外野守備を野間と鈴木誠也で固めて中崎を投入。しかしここからが大誤算。中崎が2安打1四球で1点差に詰め寄られると、そこから代わった戸田もフォアボールを連発して押し出し。その後岡に勝ち越しの二塁打を打たれ、さらに中島の内野ゴロの間にもう1点。3点差となって裏は増井にほぼ完璧に抑えられました。

正直言って9回に2点差をひっくり返されて負けたことにショックはありましたが、やはりここはミスだったり今後考えるべき課題だったりが多かったと思います。せっかくなので後ろから順に振り返っていきたいと思います。そして残念ながら、内容はほとんど結果論に近いものになってしまってもいます。


まず9回。雨で既に投げにくいマウンドになってましたが、ここで投げるべき投手は誰か、というところから始まります。今の段階ではまず一番信頼してるのは中崎だったのは間違いないので投入の采配は間違ってはいないと思います。そして中崎が乱れて戸田を投入したことも、最近のピッチングからしたら妥当だとは思います。そして点を取られないために守備固めをしたことも。

・・・ただひとつ、キャッチャーを石原に代えなかったことを除けば。

この前も書きましたけど、守備面の評価で考えれば、やっぱりキャッチャーは會澤よりも石原の方が安定感があります。何よりもそのキャッチング能力が素晴らしいため、投手の目線で考えると「思いっきり投げてワンバウンドしても石原なら捕ってくれる」という安心感があります。そのために投手が思い切って腕を振って投げることができること、これは非常に大きな要素です。特に経験が少なくて球威で押すことがメインの中崎と戸田だったら尚更です。
今日はマウンドが不安定なこともあって特にボールが先行してましたが、中崎と戸田のどちらを見ても「恐る恐る投げている」感が見受けられました。おかげでストライクがなかなか入らず、最後まで落ち着いて投げることができなかったように思います。リードという点でも會澤は石原に比べて引き出しが少ないので、だんだん相手を抑える術がなくなってきてしまうことも考えると、やはり石原がマスクを被ることがチームが最後まで勝ちきるために重要なことであると言えます。

これまでは石原のリードはあまり評価が高くなくて特に倉を評価してた自分ですが、今年については石原のリードの評価はかなり高いです。今なら「抑えのキャッチャー」として終盤になったら守備固めで入れていいと思います。他の投手、特にザガースキーや永川といったあたりもワンバウンドになる球が多いので、石原のキャッチングを生かして思いっきり球を投げさせることが有効でしょう。それだけで「抑えるか打たれるかわからない投手」が「抑える確率の高い投手」に変わるわけですから。


で、次は7回裏になります。
この回はエルドレッドのフォアボールから、キムショーのバントが三塁線ギリギリで止まる幸運なヒット、その中に盗塁を絡めてノーアウト2,3塁というチャンスを作りました。ここで考えられるのが、7回表までで110球を投げていたマエケンを続投させるか交替させるか、ということでした。
ここからの打順は8番會澤、9番マエケンと続くところでしたが、結局続投ということでそのまま代えず、結果は會澤が三振、マエケンがセーフティ気味のスクイズを決めて1点差となりました。この結果としてはかなりいいものではありましたが、この選択肢ともう一つの選択肢、どちらがよかったかという話です。

もうひとつの選択肢とは、「會澤とマエケンに代打を出して2点以上取りに行く」ということです。この時点で交代した選手はいなかったので松山、小窪と信頼できる2選手が残っていたわけで、代打攻勢で一気に攻めていくこともありだったんじゃないかと思います。後から見るとここでもう1点取れていればかなり展開は楽になったように思えました。
8回にマエケンがホームランを打たれて1点差に詰め寄られたことも結果論ですし、ここで代打攻勢をかけても下手したら1点も取れない可能性もあったと思います。ただそれでも、ここで勝負をかける手はなかったのかと思ってしまいます。會澤に代打というのも現実にこの打席で三振したからという結果論にはなりますが、8回以降ピッチャーを代えるならばキャッチャーも石原に代えた方がいいと考えられるので、そうなるとここで代打を出してもいいんじゃないかと思いました。


今日については采配が合っていたのかどうかは結果論と言ってもおかしくない部分だらけなので、何が正解なのかは少しわからないところはあります。ただ心理的な部分も考えると、やはり9回のキャッチャーは石原に代えておくべき、という点は間違っていないと思います。やっぱり投手はメンタルが大事とは言われますが、投手が力を発揮しやすい環境を作ることもチームを率いる人物には求められます。プレッシャーかけても潰れるだけなので、言葉は変ですけど「気が楽になった状態で投げさせられる環境」をできるだけ作れるようにした方がチームの勝ちには繋がると考えられます。

しかし、やっぱりパ・リーグ首位の日本ハムは強いですね。今日のように細かい隙を逃してくれません。今日はマエケンは8回で122球だったから続投はないと考えてよかったですけど、他の部分でミスが出たらしっかりひっくり返されたわけですし。たぶん先週末のオリックスが相手なら勢いやチームの雰囲気のこともあって今日の采配でもなんとかなったような気はするんですが、勢いのあるチーム相手だとそうはいかない、ということはいい勉強になったのではないかと思います。


そしてチームの編成を考えると、やはりクローザーは完全に確立させないと今後戦っていくのは難しいということも感じました。今日は4安打とはいえ8回終わるまでは完全に勝ち試合の運び方でしたし、そこを抑えがいないために落としてしまうというのはチームとしては痛いどころじゃありません。年に数試合なら抑え投手が打たれることもありますが、確立できないと何試合も起こりうる話になってしまいます。やはりここは二軍で好投しているヒースを呼ぶのがいいでしょうか。ザガースキーが最近崩れ気味なものの決定的とまでは言えないから遠慮して二軍行きと通告しにくいことも考えられますが、現状ではヒースの復活ということを考えて、入れ替えるのはありだと思います。できるならザガースキーは落ちる球をひとつマスターしてまた帰ってきてもらいたいところです。シンカーでも縦スライダーでもいいですから。


さて、明日は何かしらの決断はあるんでしょうかね。少なくとも「このままでは勝てない」ことは今日発覚したと言っていいでしょう。何かしらの手を打ってくれることを期待したいと思います。
入れ替えがないとするなら、石原と組ませることを前提として、抑えに永川はありだと思います。この前見たら球威は良くなってましたし、何より経験がありますから。


では今回はこのへんで。

コメント

丹依悠。
丹依悠。
2015年6月3日1:53

ちょっと1~2日前のコメント補足から。

>それでもワイは、永川勝をクローザーにしたいんや!
>球種が少ないのと構造的にコントロールが悪いフォームしてた
クローザーに「球種が少ない」は関係ないと思います。

 マリアノ・リベラ ⇒ カットボールの1球種
 佐々木主浩(横浜時代) ⇒ フォーシームとフォークの2球種
 上原浩治(現在) ⇒ フォーシームとスプリッターの2球種

佐々木と永川勝はよく似ています。速球に落ちる球、コントロールの悪さ。
佐々木も「自滅型」でしたが、メジャーでは制球力が「ある」クローザーに変貌しました。
永川勝は、絶滅危惧球種の「真のフォーク」を投げる数少ない投手。
フォークに絶対の自信を持っていいハズです。
他には、ダルビッシュ、斎藤隆、黒田ぐらいで、それ以外は「フォーク」って言ってるだけの
スプリッターですから…

>阪神はキラをリストアップしたって話はありましたね。
ちなみに、元・ソフトバンクのラヘア、元・中日のクラークなどもリストアップされてます。
みんな、左の大砲で一塁手。どうしても一塁手なんだろうか。阪神は三塁手か外野手でしょうに。
外野手だったら、韓国リーグでFAになったモーガンが適任ですね。
攻・走・守、揃ってる上に、ムードメーカーなので。何故獲らないのか、よく分かりません。

>堂林君
い、いつの間に下に…
以前、「このままじゃ嫁に収入が抜かれるぞ」とか言いましたが、
嫁はまだ会社に籍を残してるものの、有給休暇消化中でもう広島に住んでるんでしたわ。
養っていけるのか不安である、実に。
最近、結婚した選手って、成績ガタガタですね。
 堂林翔太×枡田絵理奈 ⇒ 打撃不振で二軍落ち
 長野義久×下平さやか ⇒ 打撃不振
 田中将大×里田まい ⇒ 楽天時代は24勝0敗と内助の功だったが渡米後、故障
 ダルビッシュ×山本聖子(未婚) ⇒ トミー・ジョン手術でシーズン全休
結婚は人生の墓場ですぜ…

>中崎
懲りずに起用している緒方監督の頭をパッカーンって割って、中を見てみたい。
0勝4敗5セーブ 防御率5.11 4敗という事は、この時期に最低4回以上はセーブ失敗をしてます。
優勝を目指すチームのクローザーなら、悪くてもシーズン6回が限度でしょう。
とりあえず、こんな内容なら永川勝と心中した方がマシです。

>石原
優勝を目指すなら、リード優先で會澤を控えにするべきかなとも思います。
だって、他の選手が打ってくれるワケですから、無理に「打」の捕手を使う必要はないかと。

>ザガースキーは落ちる球をひとつマスターして
だから、チェンジアップがありますからー
あと、シンカーは「落ちる球」じゃないですよ。
高津や潮崎のようなシンカーを思い浮かべてるなら、ちょっと違いますね。
変化球としてのシンカーは、サイドハンド、アンダーハンドじゃないと厳しいですから、
ザガースキーには無理かと。

シンカーとツーシームは、ほぼ同じ軌道です。横に動いて沈む、ですね。
ツーシームは、横方向の変化量が大きく、シンカーは縦方向の変化量が大きい、それだけです。
ジョンソンが典型的なシンカーボーラーです。
映像で観ても分かりづらいかも知れませんが、ジョンソンはフォーシームは投げません。
基本球種がシンカーです。要するに、シンカーは落ちる球ではなく、ブレる直球です。
どちらにせよ、落ちるタイプのチェンジアップが持ち球にある事が分かったので
球種を増やす必要はないかと。

丹依悠。
丹依悠。
2015年6月3日2:01

余談:

ホットニュースで「ノムスケが黒田にカーブを伝授」で爆笑した。
たしかに、黒田の持ち球の中では、カーブは精度が悪い方に入りますね。
「祐輔やマエケンがいいカーブ投げてるので、教えて頂きました」
とか、15歳年下相手に低姿勢過ぎるw

関東の遅刻魔
2015年6月3日22:48

>永川
確かに「絶対的な球」であるなら球種が少なくても問題はありません。ただ永川の場合、途中からフォークを見切られて苦しくなってる場面がかなり多かったです。コントロールが悪いから待たれてる側面もありましたけど、事前に佐々木が大活躍したからいわゆる「攻略法」をそのまま使われてたようにも思いました。そういう意味で、もう少し球種がある方が抑えやすくなってたんじゃないかと思います。佐々木も40セーブ以上挙げるようになってた頃はストレートのコントロールが素晴らしくなってて「フォークを見逃すだけでは対応できない」くらいになってましたし。

阪神は外人選手については冷静に見たらもう獲らなくていいくらい揃ってますけど、チームが低迷してると株主総会でつるし上げられるので「何か対策を」という感じのような気がします。もし本当に獲ってきて誰かと入れ替えたりしたらさすがに今年は終わりそうな気すらします。さすがにゴメスとマートン以上の外人選手とか今フリーになってないでしょうw

堂林は一軍に上がって2試合はスタメンでヒット打ってたのに、3試合目でノーヒットになってから全然使われなくなってました。左右病だったり他の選手贔屓だったりで「使うべき時に使わなかったせいで打撃がおかしくなってきた」典型だと思います。梵の調子が上がってきたからまだいいですけど、ここで堂林を固定してたらもっとまともな成績になってたと思います。
ただ今年は打撃改造中でもあって「打球が上がらない状態」で一軍に上げられたこともあるので、気の毒とも思えます。扱いがあまりに酷いので、どうせなら二軍で打撃面をしっかり確立してきた方がいいかもしれません。
今年結婚した選手がこれだけ不調ってのも不思議な話ですねw 中には活躍してる選手もいるんでしょうけど。

今のクローザーについては、「いいときのミコライオかサーフェイトが欲しい。でもいないからいる選手でなんとか回していくしかない」って考えてるようにしか思えません。起用を見ててもベンチが安心してないのは明らかですし。だから早く二軍で無双してるヒースを上げた方が・・・。ダメなら次の手も打てるんですし。

ザガースキーのチェンジアップって見たことないんですよね。會澤が組んでるときに要求してないのは忘れてるからなのか、使えない球種という印象があるからなのか・・・。これまで見てると速球とスライダーばかり投げてるので球の軌道が相手に予測されやすいんですよね。だからそこを補うために別の軌道の球が欲しい、と。投げてる位置を見ても完全なオーバーというより少しスリークォーターに近い角度になってるので、それこそボール1つ分沈むくらいのシンカーかツーシームかがあればかなり違った話になると思ってます。チェンジアップが使えるならもっと投げさせてもらいたいですが、使えないなら何とかして貰いたいと思ってるところです。
なお話の内容としては「ヒースを上げるならザガースキーもファームに行ってる間にやることがある」というものなので、あまり大きな話ではないです。もちろん進化してくれると嬉しいですが。
そういえばジョンソンはシンカー主体でしたね。何かしら聞いたらいいアドバイス貰えるかもと思えてきましたw

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