甘さもあるけど少し見えてきた?
2015年6月7日 MTG コメント (4)思ったより反動キツかった>挨拶
今日はそこそこの時間に起きれたからマジックの大会行こうと思ってたんですけど、いざ出発しようと思って用意してたら急にガクッと疲れがきて結局断念することに。マジックはやりたかったんですけど、明日以降のことを考えると無理はしたくなかったです。ある程度は仕方ないですかねー。
今朝もモダンの調整できたので少し満足です。ただ平日にやれる場所があるかどうかという問題もあるわけでw できれば週末までに1回くらい大会行きたいところですけど、さて。
そんなわけで野球話。
昨日今村が打たれたことで西原と入れ替えになりました。二軍では西原は好投してたので、どんなピッチングするか楽しみです。少し点差が離れてる場面ができたら起用するところを見てみたいですけど、幸か不幸か最近は僅差の試合が多いですからねぇ。結果を出してきたらだんだんいい場面で使うようにしてもらいたいです。
今日は福井と則本の先発。投手戦になるかあるいは打たれるかという試合でしたが、福井は素晴らしいピッチングでした。
今日はスタメンから丸が外れて鈴木誠也がセンターで出場。1回に先頭打者西田のセンター後方フェンス際への大きい当たりがありましたがフェンスに当たりながら捕球するなどナイスプレーが飛び出し、その後も俊足を飛ばしていいプレーがいくつもありました。
福井は3回まではパーフェクトでしたが、4回にランナーを出してから少し乱れ、2アウト2塁から速球に強い4番中川相手にフォーク攻めしてたらなんと2球ワイルドピッチして1点を献上。これはさすがに驚きました。
確かに中川はストレート待ちだとは思ったんですが、2ストライク取った時点でフォークしか投げてなくて、そのあとは見切られたような感じでした。福井はスライダーもいい球持ってるんですから、ボール球のストレートを織り交ぜて最後はスライダーで勝負してもよかったんじゃないかと思います。
その後フォアボールとヒットで1,3塁となりましたが、なんとか抑えました。よくよく考えると1イニング3暴投ってかなりアレなんじゃ・・・確か記録は新垣の4暴投でしたけどw
その裏に広島打線は反撃。フォアボール2つで1,2塁のチャンスを作ると、先ほど捕球ミスしてた會澤が意地でレフト前に運んで同点。二塁ランナーの新井もよく走りました。
その後福井は立ち直って7回を1失点。球数は増えましたけどよく投げきりました。最近はフォアボールがきっかけで崩れる場面も少なくなってきましたし、かなり成長したと思います。
打線は6回に新井のフォアボールから、エルドレッドに対して内角を狙った速球が甘いところに入ったのを見逃さずにレフトスタンド最上段へ。打った瞬間にわかる凄まじい飛距離の当たりでした。やっぱりホームラン打てるって大きいですね。
8回からは継投でヒース、中崎と出てきて、ランナーは出すものの無失点。なんとか逃げ切りました。
ヒースはフォアボールとヒットでピンチを招きましたが、その後は強気の攻めで球の威力が戻ってました。中崎にしてもそうですが、「弱気になると腕の振りが緩んでとフォームが崩れるためにコントロールが悪くなる」フシがあります。前にテニスやってたときのサーブでも思ったんですけど、「思いっきり打ったらいいところに飛ぶのに、威力を弱めてコントロール重視にしようとしたら思った通りのところにいかない」ということはどこにもあるみたいです。そうなると「全力で腕を振って投げる」ことができる条件付きならいいピッチングができる、と考えてもいいかもしれません。
内容だけ考えたら中崎を抑えにするのはまだ不安ではあるんですが、今はいけるところまでいけ、という形になるんでしょうか。また不安が出てくるまでに他の投手がうまく調整できていればいいんですけど。
今日の采配については、この8,9回について、「投手に安心して思いっきり投げさせる」という意味では、石原を守備固めに使ってもいいかもしれないと思いました。會澤は今日福井の暴投3つを止められなかったこともあるので、試合の流れからしたら恐かった側面もあります。なんとかなったからいいものの、打っていい手だとは思います。今度危なくなったらこの交代も考えていいのではないでしょうか。
それから丸について。今日はエルドレッド、鈴木誠也、シアーホルツで外野を組んで、特に問題のない試合展開になりました。誠也は足も速くてこの布陣ならセンターを任せてもよさそうでした。丸が復調するか誠也を含めた他の外野の誰かが調子を落とすまではこれでいっていい気もします。
今日は7回に2アウト満塁の場面で、その誠也に打席が回るところで代打に丸を起用しました。結果は当たりは悪くなかったもののサード正面のゴロ。
確かに今後のシーズンを考えたら丸は絶対に必要な選手ではあるんですけど、「なぜ今日スタメンを外れたか」を考えると「打てないことで打線の足を引っ張っているから」なわけで。もちろんここでヒット1本出てくれたら今後の復調に向けた励みにもなりますし、満塁になったのはランナー2,3塁から新井のフォアボールがあるからなので「フォアボールによる押し出し狙いでいい」というのなら選球眼のいい丸の起用はまだわかるんですけど、本来の意味を考えると「ここでは起用するべきではなかった」と思います。むしろここで起用して打てるんだったらスタメン外れるわけはないんですしw ここはまた監督の願望に沿った起用になったのは残念だったと思います。ここで誠也をそのまま打たせるか、代打ということで松山か小窪を起用するかしたらそれは別に問題ないですし、その結果点が入らなかったら「仕方ない」と割り切れるものでもあります。ただここでよりによって「打てなくてスタメンを外れた選手」である丸を起用したことは、ともすれば「自分から負けにいく采配」にもなりかねませんでした。その後の投手は抑えたからなんとかなったものの、もしこのあと3点くらい取られて負けてたら、確実に問題になるのはこの場面でした。
丸を起用したいだけなら次の回に投手に打順が回るんだから、そのときでよかったです。やっぱりまだ監督に冷静な判断がしきれてないというところでしょうか。丸はしばらく調整して復調するまではスタメンで戻すべきではない気がします。
今日は福井の好投にエルドレッドのホームランと、実にいい試合運びをしていました。ただやはりまだ詰めが甘いというか、勝てたのは運がよかった側面は否定できません。「この采配をやって、それで負けるなら仕方ない」というところは徹底して詰めていってもらいたいです。特に強いチームとの試合になると、そこの甘さのせいで勝てなくなることは本当に多いですから。
ともあれこれで福井はチームトップタイの5勝目。最近はいいピッチングが続いてます。なぜかヤクルトには弱いので、交流戦明けからはヤクルトに当たらないような日程で投げさせてもらいたいです。
今日は赤松も代走で起用されました。その後はヒットが出なかったので見せ場はなかったですが、新井がフォアボールを選んだ打席でもしヒットを打ってたら、本塁まで駆け抜けるところをぜひ見てみたかったです。これは次の機会にお預けかな?
その新井、今日は1安打に3四球でした。規定打席にはあと1打席で到達しそうなところですが、打率.329でトップを争う筒香、ルナとは1厘差のところまできました。火曜にも好成績を挙げれば打率ランキングにトップで登場することもありえるので、楽しみになってきました。なんだかんだでホームラン王と打点王は獲ってる選手なので、もうひとつもいけそうなら面白いことになりそうです。まだ気は早いですがw
では今回はこのへんで。
今日はそこそこの時間に起きれたからマジックの大会行こうと思ってたんですけど、いざ出発しようと思って用意してたら急にガクッと疲れがきて結局断念することに。マジックはやりたかったんですけど、明日以降のことを考えると無理はしたくなかったです。ある程度は仕方ないですかねー。
今朝もモダンの調整できたので少し満足です。ただ平日にやれる場所があるかどうかという問題もあるわけでw できれば週末までに1回くらい大会行きたいところですけど、さて。
そんなわけで野球話。
昨日今村が打たれたことで西原と入れ替えになりました。二軍では西原は好投してたので、どんなピッチングするか楽しみです。少し点差が離れてる場面ができたら起用するところを見てみたいですけど、幸か不幸か最近は僅差の試合が多いですからねぇ。結果を出してきたらだんだんいい場面で使うようにしてもらいたいです。
今日は福井と則本の先発。投手戦になるかあるいは打たれるかという試合でしたが、福井は素晴らしいピッチングでした。
今日はスタメンから丸が外れて鈴木誠也がセンターで出場。1回に先頭打者西田のセンター後方フェンス際への大きい当たりがありましたがフェンスに当たりながら捕球するなどナイスプレーが飛び出し、その後も俊足を飛ばしていいプレーがいくつもありました。
福井は3回まではパーフェクトでしたが、4回にランナーを出してから少し乱れ、2アウト2塁から速球に強い4番中川相手にフォーク攻めしてたらなんと2球ワイルドピッチして1点を献上。これはさすがに驚きました。
確かに中川はストレート待ちだとは思ったんですが、2ストライク取った時点でフォークしか投げてなくて、そのあとは見切られたような感じでした。福井はスライダーもいい球持ってるんですから、ボール球のストレートを織り交ぜて最後はスライダーで勝負してもよかったんじゃないかと思います。
その後フォアボールとヒットで1,3塁となりましたが、なんとか抑えました。よくよく考えると1イニング3暴投ってかなりアレなんじゃ・・・確か記録は新垣の4暴投でしたけどw
その裏に広島打線は反撃。フォアボール2つで1,2塁のチャンスを作ると、先ほど捕球ミスしてた會澤が意地でレフト前に運んで同点。二塁ランナーの新井もよく走りました。
その後福井は立ち直って7回を1失点。球数は増えましたけどよく投げきりました。最近はフォアボールがきっかけで崩れる場面も少なくなってきましたし、かなり成長したと思います。
打線は6回に新井のフォアボールから、エルドレッドに対して内角を狙った速球が甘いところに入ったのを見逃さずにレフトスタンド最上段へ。打った瞬間にわかる凄まじい飛距離の当たりでした。やっぱりホームラン打てるって大きいですね。
8回からは継投でヒース、中崎と出てきて、ランナーは出すものの無失点。なんとか逃げ切りました。
ヒースはフォアボールとヒットでピンチを招きましたが、その後は強気の攻めで球の威力が戻ってました。中崎にしてもそうですが、「弱気になると腕の振りが緩んでとフォームが崩れるためにコントロールが悪くなる」フシがあります。前にテニスやってたときのサーブでも思ったんですけど、「思いっきり打ったらいいところに飛ぶのに、威力を弱めてコントロール重視にしようとしたら思った通りのところにいかない」ということはどこにもあるみたいです。そうなると「全力で腕を振って投げる」ことができる条件付きならいいピッチングができる、と考えてもいいかもしれません。
内容だけ考えたら中崎を抑えにするのはまだ不安ではあるんですが、今はいけるところまでいけ、という形になるんでしょうか。また不安が出てくるまでに他の投手がうまく調整できていればいいんですけど。
今日の采配については、この8,9回について、「投手に安心して思いっきり投げさせる」という意味では、石原を守備固めに使ってもいいかもしれないと思いました。會澤は今日福井の暴投3つを止められなかったこともあるので、試合の流れからしたら恐かった側面もあります。なんとかなったからいいものの、打っていい手だとは思います。今度危なくなったらこの交代も考えていいのではないでしょうか。
それから丸について。今日はエルドレッド、鈴木誠也、シアーホルツで外野を組んで、特に問題のない試合展開になりました。誠也は足も速くてこの布陣ならセンターを任せてもよさそうでした。丸が復調するか誠也を含めた他の外野の誰かが調子を落とすまではこれでいっていい気もします。
今日は7回に2アウト満塁の場面で、その誠也に打席が回るところで代打に丸を起用しました。結果は当たりは悪くなかったもののサード正面のゴロ。
確かに今後のシーズンを考えたら丸は絶対に必要な選手ではあるんですけど、「なぜ今日スタメンを外れたか」を考えると「打てないことで打線の足を引っ張っているから」なわけで。もちろんここでヒット1本出てくれたら今後の復調に向けた励みにもなりますし、満塁になったのはランナー2,3塁から新井のフォアボールがあるからなので「フォアボールによる押し出し狙いでいい」というのなら選球眼のいい丸の起用はまだわかるんですけど、本来の意味を考えると「ここでは起用するべきではなかった」と思います。むしろここで起用して打てるんだったらスタメン外れるわけはないんですしw ここはまた監督の願望に沿った起用になったのは残念だったと思います。ここで誠也をそのまま打たせるか、代打ということで松山か小窪を起用するかしたらそれは別に問題ないですし、その結果点が入らなかったら「仕方ない」と割り切れるものでもあります。ただここでよりによって「打てなくてスタメンを外れた選手」である丸を起用したことは、ともすれば「自分から負けにいく采配」にもなりかねませんでした。その後の投手は抑えたからなんとかなったものの、もしこのあと3点くらい取られて負けてたら、確実に問題になるのはこの場面でした。
丸を起用したいだけなら次の回に投手に打順が回るんだから、そのときでよかったです。やっぱりまだ監督に冷静な判断がしきれてないというところでしょうか。丸はしばらく調整して復調するまではスタメンで戻すべきではない気がします。
今日は福井の好投にエルドレッドのホームランと、実にいい試合運びをしていました。ただやはりまだ詰めが甘いというか、勝てたのは運がよかった側面は否定できません。「この采配をやって、それで負けるなら仕方ない」というところは徹底して詰めていってもらいたいです。特に強いチームとの試合になると、そこの甘さのせいで勝てなくなることは本当に多いですから。
ともあれこれで福井はチームトップタイの5勝目。最近はいいピッチングが続いてます。なぜかヤクルトには弱いので、交流戦明けからはヤクルトに当たらないような日程で投げさせてもらいたいです。
今日は赤松も代走で起用されました。その後はヒットが出なかったので見せ場はなかったですが、新井がフォアボールを選んだ打席でもしヒットを打ってたら、本塁まで駆け抜けるところをぜひ見てみたかったです。これは次の機会にお預けかな?
その新井、今日は1安打に3四球でした。規定打席にはあと1打席で到達しそうなところですが、打率.329でトップを争う筒香、ルナとは1厘差のところまできました。火曜にも好成績を挙げれば打率ランキングにトップで登場することもありえるので、楽しみになってきました。なんだかんだでホームラン王と打点王は獲ってる選手なので、もうひとつもいけそうなら面白いことになりそうです。まだ気は早いですがw
では今回はこのへんで。
コメント
>昨日のダブルスチール
コーチが選手任せにして、ダブルスチールになったとか前代未聞です。
何か、首脳陣は全員ベンチから出て行って、選手の思うようにやらせたら、
意外に勝てたりするかも知れません。考えずに野球やってる若僧とかいますね。
⇒ 鈴木誠也がセンターで出場。
この人、内野手ですよね? まぁ、いいんですが…
足が速い選手をセンターにするってのは、野球のセオリーにおいて鉄板なんですが、
それだけでセンターにするのは、「今年、まだ諦めてないなら」正直、不安です。
イチローは、若い頃はライト専門でした。それは単に、強肩だからじゃありません。
藤井康雄がDHになったので、レフトには三塁手の田口が転向しました。
この時点で、一番足が速いのはイチローですが、センターは本西でした。
唯一、阪急時代から守備要員を経て、培ってきた打球判断は、当時のイチロー、田口より上。
本西は若い両翼に外野守備の何たるかを教えています(その後、トレードされますが)
センター不在で、イチローがセンターに入るようになったのは、この頃。
ライトに田口、レフトに外国人だった気がします。
やがて、谷が入団します。すると、レフト田口、センター谷、ライト・イチローという布陣に。
これは、すっかり名外野手となった2人で、まだ経験の浅い谷を挟む事でフォローする流れです。
話を鈴木誠也に戻しましょう。足が速いのはセンターとして大きな武器ですが、
打球判断は良いのか、球際には強いのか、などが(観てないので)わかりません。
まだ、21歳。もし、守備範囲と強肩以外で、外野手に必要なものが欠けている事があるなら…
その辺を考えると、シーアホルツのが適任です。
それに両翼が外国人で、センターが俊足飛ばして打球を追う若手となると、
どうにもマートン×大和、ミレッジ×雄平などの激突を思い出してしまいますね。
⇒ 福井のフォーク攻め
そもそも福井はフォークなんでしょうか。スプリッターではなく?
でも、それだけ暴投すると、フォークっぽいですね。しかも、習得しきれてないフォークかと。
もし、フォークボールの使い手なら、佐々木や斎藤隆も連続暴投は通った道ですから、
若気の至りでしょう(もう27歳だけどな)
観てないので状況は分りませんが、中川が真っ直ぐ待ちで、そこそこのスライダーがあるなら、
ボール球の真っ直ぐを遊びで投げる必要もないでしょう。
アウトローにボール球になるスライダーで終わりです(右対右ですよね)
外国人打者ならまず振りますし、日本人選手でも大体振るでしょう。
斎藤隆がメジャー、そして帰国後も高い奪三振率と2点台の防御率を記録できるのは
アウトローへのスライダーですよ。
振らずに真っ直ぐだったら見逃し三振ですから、スライダーだとしても追っ付てカットすれば…
と思って打者は振ってきますが、バットが届かないボールゾーンなら空振り三振ですよ。
福井が悪いと言うか、會澤のリードにも問題があるんじゃないでしょうかね。
追いこんだら落ちる球、空振りするまで落ちる球、それって台湾野球ですよ。
暴投も會澤が止めないとイカンですね(観てないから言える言葉)
⇒ 8回からは継投でヒース、強気の攻めで球の威力が戻ってました
言うても、もともと球威がなさそうですけどね。
……と言うことで、MLBサイトで指数を調べてきました。ヒースの球威は56ptでほぼ平均。
ちなみに、失点の半分が被弾の上原は、球威53ptでした。アカンやん。
さらに改めて、ヒースの持ち球なんですが、フォーシーム、ツーシーム、カットボール、
スプリッター、カーブ、スライダー、チェンジアップの7球種。まさにレインボー!
こんなに持ってたかな?
⇒ 中崎 「全力で腕を振って投げる」ことができる条件付き
いや、それって普通じゃ…
腕が振れてない投手は、投げない方がいいです。なので、松坂は今年は投げませんw
中崎は球威があるのは分かってますし、球速も150km/h以上出るハズなんで、思い切って
腕を振れば、インハイの真っ直ぐだけでもいけるんじゃないか、と思うんですよね。
⇒ 丸ちゃん 「打てないことで打線の足を引っ張っているから」
控え選手なら問題ないんですが、本来レギュラーである選手を
「代打で出して、何とか復調してもらえれば…」という考えだと成功しません。
一応、下限を2割までと決めて、それまでは我慢してスタメン起用しないと、今後、打撃が腐ります。
打てない事で打線の足を引っ張っても、出場させ続けないと堂林君の二の舞です。
1996年・福岡ダイエーの王監督は、3年目の小久保を4番に指名。
前年に本塁打王を獲っている小久保にチームの命運を託したが、まったく打てず大不振。
しかし、王監督は周囲の雑音に一切耳を傾けずに、小久保を4番で使い続け、
結果、何とか打率.247 24本 82打点をマーク(一時は2割を切りそうだった)
何とか4番としてシーズンを全うすると、翌年は打率.304 36本 114打点で打点王も獲得。
もし、そのとき、王監督が小久保を諦めたら、その後の小久保はどうなっていたか分かりません。
1995年、横浜のブラッグスも大不振でした。5月を終わって打率.148 本塁打もたしか2~3本。
途中解雇もやむを得ない状況でしたが、近藤昭仁監督は、ずっと4番で使い続けました。
相方・ローズの励ましや、牛込さんのサポート、そして近藤監督は意地で
「4番はブラッグスしかいない」と言い続け、ブラッグスは6月に悪夢から脱出。
故障で110試合しか出れなかったが、打率.273 24本 73打点をマーク。
.148から.273まで上げたという事は、6月以降の快進撃は相当なもの。
元・レッズの4番というプライドを傷つけずに、使い続けた事で復活できたと思ってます。
あの長嶋一茂ですら、好調時は試合に出続ける事で調子を維持してました。
関根監督時代はお情けで使われてましたが、ある時期、ノムさんが一茂を「8番・三塁」に
固定して使っていたのにはビックリ。
出続けていた間は、継続的に当たりが出てたのを覚えてます。
その年、結果的に、一茂より成績が良く、GG賞も獲得することになる角富士夫を途中からベンチに
下げてまで使ってたぐらいですから。
結局、この年を最後に角富士夫は、ベンチとなり、代打の調整をしてないので、
打率は1割台に。そのまま、消えるように引退しました。
今までいろんな事例を観てきましたけど、大概、レギュラーが打撃不振でベンチになり、
「調整」として代打出場させられても、あまり復調には向かいません。
当然ですが、「代打屋」には「代打屋」としての調整などがありますから、
本来レギュラーの選手がそれをやっても、本人のためになりません。
愛甲猛が千葉ロッテを出され中日に移籍し、代打要員となった当初は、やはり打てなかったです。
ところが、代打としての調整を行っていくうちに、2年目に率.283 4年目は率.387という
化け物じみた代打要員に変貌。
それは、愛甲が「代打として生きる」と腹をくくったからですが、
丸は今後も広島を担うレギュラーなのに、こうやって代打起用したら「殺す」ようなものです。
すみ分けができる球団は、そうやってレギュラーを殺したりしてません。
⇒ 赤松も代走で起用されました。
鈴木誠也か野間を代走・守備要員にして、赤松がスタメンじゃダメなんですかね?
変な言い方ですが「年齢的にも活躍できるうちに活躍してもらわないと勿体無い」です。
日本人選手は、35歳を境に極端にスピードが落ちます。福本さんですら、そうでした。
巨人の鈴木尚(37歳)がどれだけ化け物だか、よく分かりますね。
結局、長くなってしまった…
他球団ファンですが、こういうベテランの古巣復帰後の活躍はなんか嬉しいです。
筒香の三冠王に期待しつつも、ベテラン復活の首位打者達成も捨てがたいものがあります。
>よくよく考えると1イニング3暴投ってかなりアレなんじゃ・・・確か記録は新垣の4暴投
Wiki調べですけど、キング新垣すら1イニング3暴投がマックスですね。NPB記録です。
1試合では5暴投(NPB記録)が1回、それとは別に1試合に4暴投を2回達成しているようです。
さすがです。
さすがにあれは目を疑いました>ダブルスチール 指示出したならちゃんと責任持てと。解説の野村前監督は「サインはあったけど誠也のスタートが悪すぎる」と話してましたが。
オリックスの外野陣というと、本西はいい選手でしたね。確かファースト、外野、DHで藤井、ニール、D.J、田口、イチロー、平塚あたりで回してた記憶がありますが、センター守るのは大抵イチローか本西でした。その後谷が入ってセンターに入りましたが、田口がレフト固定ということで、センターにイチローが入ってライトに外人か、センター本西でライトイチローだったと思います。
今の広島にすると、確かに誠也の外野経験は少ないですが、守備範囲を考えるとさすがに両翼外人のセンター誠也でいいと思います。本来なら誠也を両翼にしたいですが、そうすると新井を外してファーストに回す選択肢がないなら外人片方を外さないといけないので、チームとしては「何がしたいんだ?」になると思います。シアーホルツはライトだと安心ですけどセンターを任せられるかはちょっと見てて怪しいと感じてるもので。激突だけは一番恐いところではありますが、昨日は二人が近い位置に行きそうになったところでもしっかり声かけてコントロールできてたので、少し安心しました。たぶん誠也を両翼がサポートするようにしてるんでしょう。
福井はフォークは大学時代から使ってましたよ。かなり落ちるのでスプリットとは別物だと思います。少し遅めですし。
スライダーについては會澤が頭固くなってたのかなと思います。右対右なので有効な球種だったはずですが。やっぱりテンパるとまだまだ悪い癖が出るみたいです。
ヒースは・・・「メジャーで普通の球威」と言われても、日本ではそれは「速い球」なわけで。だからルイスとかが日本に来ても力で押せたわけですから(ルイス本人は「メジャーでは力勝負だと打たれたけど、日本では力押しができるから安心した」というコメントがあった記憶があります)。今のチームを見てもリリーフで150キロクラスを投げられる投手は少ないので貴重です。あとはその力をうまく引き出せるリードのできる石原と組ませてくれって思うばかりです。
丸はもちろん復調して貰いたいですけど、昨日の試合始まる時点でチームは借金8ですよ?「借金9以上から優勝したチームはこれまでに存在しない」というおまけつきです。そんな中で丸の復調への道筋になるからと起用し続けてたら、いざ復調したときにはもう手遅れになってるって話です。これまで采配で無駄に負け続けたからツッコみたいことは山ほどありますが、現状のチームで丸を復調目的のみで使い続けるのは難しいです。それこそ「打席数が必要」なら「二軍に送って多く打席に立たせる」ことが必要になるって話です。堂林はそれで復調してきましたし。チームに貯金ができてきたらそれをやってもいいかもしれませんが、少なくとも「今じゃない」です。
赤松はとりあえず代走でいいと思います。昨日の外野3人が打撃好調ですから。ここが崩れてきた場合とか、センター要員がいなくなったら赤松をスタメンで使えばいいと思います。好きな選手ではあるんですが。まずは途中出場から打席に立たせるところでいいかと。
>re-giantさん
昨日の新井はまさに「こういう選手がチームに欲しい」って働きをしてくれたと思います。まさかあの経緯で入団してここまで活躍しようとは・・・。怪我が心配ではありますが、まだ頑張ってもらいたいです。
1イニング3暴投はタイ記録でしたね。失礼しました。
新垣の4暴投は1試合記録だったと思ったんですが、そういえば5暴投で更新もしてましたねw 高校時代から凄い投手でしたけど、妙な形で記録に残りそうなのは面白いです。