いつ宣言があってもおかしくない>挨拶

今日もまさに夏の日でした。梅雨の中休みと言いながら、こんな日が続いたらいつ梅雨明けって言われても不思議じゃない気分です。
とは言いつつも今週末には台風が来るそうで、あれが通り過ぎてからどういう流れになるか、というところでしょうか。なんか西日本に来そうと言われてる11号の後にもまだ次のやつが見えてるんですがw そして11号は下手すると広島でのオールスター直撃あるでww


今日の試合は野村と能見の先発。
この試合は「最近打たれ続けてる能見を広島打線が攻略できるか」が一番のポイントだったわけですが、結果を見ると7回で1点しか取れず。相変わらずの内容です。
逆に野村はエラー絡みで点を取られ、5回には3点取られて計5失点。今年の成績を見ると阪神相手のときだけ早々とKOされてるんですよね。福井もこれまで阪神には打たれまくってましたけど、去年中盤から出てきてからはほとんど抑えていたので、そう考えるとわざわざ福井を中日戦に持っていかずに今日投げさせてもよかったんじゃないかと思えてきます。結果論と言える内容ではありますが。

今日の打線については、やっぱり「広島打線が能見を助けてしまっていた」ということでしょう。昨日も書きましたけど、能見を攻略するには「センターから逆方向を意識したバッティング」が必要になる、というものだったのが、見ていると明らかに外角の球を引っ張ろうとして引っかけてるシーンが目立ちました。スライダーがいい投手なので「スライダーを引っかけさせる」という術中にはまったらまず打てないんですが、今回もその通りになったように見えました。
それから「フォアボールを選ぶこと」。今日も3ボールから打ちにいって凡打になるパターンがかなり多かったように見えます。打線で見ていてまともにフォアボールを選んだり打ったりできてたのは新井くらいしかいなかったように思えます。

そんな中で、7回に代打で出てきた堂林は素晴らしいバッティングでした。低めの球を無理せず見送り、外角にきた球を右中間に流し打って復帰後初安打。ここから繋がって1点取れたことを考えると、今日はスタメンでよかったんじゃないかと思えました。サードで出てた梵は結果を見ると全部引っ張った方向で凡退してますし。ともあれ、これをきっかけに堂林が打てるようになれば、チームにとっては大きい一本になります。

今日はエルドレッドが相性を考えてスタメンから外れましたが、かわりに出た鈴木誠也は能見の前に2三振を含む3タコ。ただセンターへのフライは感じが悪くなさそうでした。その後8回に代わった福原の外角のカーブをうまく流し打って右中間へと二塁打を放ちましたが、「能見相手にこういうバッティングをしていれば、もっと点が取れてたんじゃないか」と思いました。
ただ誠也自身もしばらくヒットがなかったので、この一本がきっかけになれば大きいです。問題はエルドレッドをどこまで使うかというところではありますが。

今日もなんだかんだで首位とのゲーム差が離れなかったのは大きいと思います。ただそろそろ勝たないと借金が増えてくるので、いい加減なんとかしてもらいましょう。連続イニング無得点も途切れましたし。
明日はメッセンジャーが中4日でくるそうです。こっちも球威に釣られて早打ちするとあっさり抑えられるので、とにかく球数を投げさせてフォアボールを狙うこと、塁上にランナーを置いて揺さぶることを念頭に攻めていってもらいたいです。
先発予定の薮田はこの前の試合は考えすぎて自滅したと本人が言っていたので、自分の持ち味をしっかり出した投球をしてもらいたいところです。


では今回はこのへんで。

コメント

丹依悠。
丹依悠。
2015年7月15日1:56

今日はそこそこ風は強かったこともあって、ハマスタは花火がよく上がりました>挨拶


>対・能見サン
まず、インコースに来るスライダーに関しては、バッターボックスぎりぎりに立って、
「能見サンのストライクゾーン」を狭めるのが1つです。
あと、もう、低いなと思ったら手を出さない。そこで真ん中フォークか、インハイ辺りの
直球をたたいてセンター前とかですね。
とにかく、バッターボックスを上手く使うのも手です。いっそスライダーを捨ててしまっても
いいと思います。
そしたら、球種は豊富ですが「武器」となるのは真っ直ぐとフォークだけになるので。
言っても、昨シーズンの最多敗戦投手ですし、被安打も多いので。


>スライダーって本来の意味では真横に滑るものですけど、
>「曲がりながら落ちる球」だと思ってます。
それだと縦のカーブ、またはスラーブ、落ち方によってはドロップになってしまうのでは?
言うなれば「落ちる」ではなくて「すべり下りて行く」感じだと思います。
そして、その系統のスライダーを投げるのは左腕が多く、配球的にもインローが多いので
「落ちる」ように見えるんじゃないでしょうか。
右の速球派投手のスライダーは、横すべりしてますよ。ただし、コースが低めだとやはり
落ちるようには見えて当然かと。
例に挙げた左腕投手たちは、真っ直ぐが一番速くて八木智の140km/hだと思うので、
キレがあっても、球速、球威がなければ、曲がって落ちるようにも見えるかも。
技巧派投手がスライダーをインハイに投げる理由がありませんからね。
石井一久や、伊藤智、石井貴、斎藤隆などは、速球派で球速もあるので、直線的に
スライドしてますよね。


>明らかに両方外れてるものにもえらく手を出してるように見えるもので。
打席では、ストライクゾーンを通過するように見えるんだと思います。
だから、バットを振る。そして、当てさせてゴロを打たせる、と言うのが技巧派のスライダー。
もちろん、空振りも取れますけどね。
山本昌のスクリューのように、ボール球でも振らせてしまうのが技巧派だと思ってます。


>もう少し見極められないものかなーと。
少なくともカットできればいいんですけどね。
とは言え、能見サンも基本球種は真っ直ぐですから、スライダーだけにやられる事はないかと。
真っ直ぐも打てないのなら、お手上げです。


>「内角でもライト方向へ」っていうのは意識の問題です。
なるほど、了解です。
どの球種、どこコースでも基本はセンター返しが打撃のお手本ですからね。
でも、右を意識してもゴロだと結局、術中なんですよ。
能見サンの場合、スライダーにしてもフォークにしても、上から下に動くワケですから、
センター狙いで、落ちてくるボールの下っ面にバットを合わせれば、
投手の頭を越えて、二遊間ヒット、センター前ヒットってのが理想ですね。
やはり、スライダーよりフォークのが狙いめだと思います。
シーアホルツの来日1号も横浜DeNA・須田の緩く落ちる変化球(カーブ?)の下っ面を
たたいてスタンドインでしたからね。


>91年は生で見てないですけど、成績見たら本当によくこれで優勝できたな
それこそ、スモールボールですね。ノムケンが最多安打、最多盗塁でしたし、前田智が30犠打。
出たら、走れ、転がせ、って感じですか。
あと、沢村賞の佐々岡、最高勝率の北別府、最多奪三振の川口の三本柱ですね。
ホント、裏ローテはアテになりませんけど…
それと当時は、投高打低でしたから、怖い打線は、中日のライアル、落合、宇野ぐらい。
ヤクルトには池山、広沢がいましたが、3番は安打製造機のジョニー・レイでしたし、
巨人も原の20発が最多。中畑は引退し、篠塚が3割を打てなくなった頃です。
横浜大洋は、打線は問題外。阪神も和田とオマリーしか打ってませんからね。
MVPも佐々岡でしたけど、数字と、当時をリアルタイムで観てる限り、
大野さんのがスゴかったです。防御率1.17って…w

関東の遅刻魔
2015年7月15日23:38

杉内に苦戦してると思ったら1イニングに3発7点とか羨ましい限りですw

あー、確かにスライダーが相当食い込んでくるので、わざとギリギリに立つのはありかもしれませんね。デッドボールを嫌がったら内角へのスライダーも減りそうですし。外は入ったり入らなかったりだったのでそこを見極められれば戦いやすそうです。

スライダーが斜め方向になってるのはフォームの関係もあるかもしれません。真上から投げる投手なら真横に動くものですが、左投手が真上から投げ下ろすタイプじゃなくて斜めに変化するパターンはよく見る気がします。
ただスライダーが武器のマエケンも変化は真横じゃなくて斜めですからねぇ。パリーグあまり見ないので伊藤智仁くらいしか「真横のスライダー」のイメージがないです。広島にいた林はサイドから真横に曲がるスライダーだった気はしましたが。

やっぱり能見は球の特性からして「下から叩いて運ぶ」のは難しいと思いました。ヤクルトや横浜の好打者ならできるかもしれませんけど、広島だと新井以外できるイメージ湧かないですw 「上から叩く」「センター返し」という基本が一番大事になりそうに思えます。

やっぱり91年は「いい場面で勝ち越して、僅差の試合を取る」だったんですね。今とは野球の質は少し変わってきてると思いますけど、「1点の重要さ」がより際立ってたのかなと思います。

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