今は頼ってもいいのかな
2015年8月4日 野球 コメント (2)どっちの方が凄い?>挨拶
今年のセリーグは大混戦、それに対してパリーグは明日にもソフトバンクにマジックが点灯しようという、完全に対照的な展開になりました。セリーグの方は一時期5球団が0.5ゲーム差以内に入ったりしてましたけど、そのたびに「交流戦でパリーグに大量に負け越したから意味がない」みたいなコメント見て違和感しかありませんでした。確かに首位チームが借金あるとかは交流戦の結果がないと起こりえない珍現象でしたけど、実はパリーグも大して変わらないんじゃないかなと思ってます。
今年の交流戦はセリーグが44勝61敗3分けで借金17を背負ったわけですけど、優勝したソフトバンクは12勝6敗で貯金が6つ、という数字になってます。
そして現在のソフトバンクは60勝29敗で貯金が31。この時期に敗戦よりも貯金の方が上回ってるとか完全にバケモノ以外の何物でもないんですけど、ここから交流戦の貯金を差し引くと、「パリーグの5球団がソフトバンクに対して借金25を背負っている」という話になります。つまり対ソフトバンクという意味では、残りの5球団が背負ってる借金はセリーグが交流戦でパリーグ相手に背負った借金よりも多い、という話になります。
これって、単純に「今年はソフトバンクが強すぎるだけで他の11球団は大して変わりない」という話なのかなって思えてきますw
しかしこれだけ面白いシーズンも珍しいです。パリーグも上位3チームは決まりかと思ったら西武がまさかの13連敗で借金4まで沈んで、3位争いが混沌としてくるという面白い状態になってますし。なんか西武の連敗が始まったのって西武ドームでアイドルマスターのイベントが始まる前日からって聞いて、「全ての幸運を参加者とPさん達に持っていかれた」みたいなネタやってたのが面白かったですw これはもっかい西武ドームで開催してもらうしかない!?ww
さて、今日の試合。
黒田と岩田の先発で始まって投手戦になるかと思いきや、序盤から点の取りあいになりました。結局同点の6回にチャンスで打席が回った黒田に代打小窪が出たものの点は入らず、7回表に2アウトからエラーにボークが絡んで前進守備の外野の頭を越されて阪神が1点勝ち越し、7回裏に登板した安藤からチャンスを作ってロサリオが同点タイムリー、野間が1,3塁からセカンド前に高く跳ねる内野ゴロを打ってその間に3塁から丸が生還、これが決勝点となりました。
今日は黒田が予想以上に点取られてて驚きました。2回は今日ライトに入ったロサリオがミスして点に繋がり、3回は盗塁を刺そうとした石原が悪送球した結果点に繋がってと、守備に足を引っ張られた恰好になりました。それでも6回を投げて試合を作ったのは流石だと思います。球数からするともう1イニングはいけそうでしたが、勝負に出たことで代打が送られたのはある意味仕方なかったかと思います。
打線の方も今日は見事でした。2回3失点した直後にグスマンが2ランで1点差に追い上げ、3回はランナー1,3塁から新井が犠牲フライ。打った瞬間はスタンドインかと思ったんですが、意外と伸びなくて驚きました。それでもこういう1点の積み重ねは本当に大きいです。
そこからはロサリオがチャンスで同点タイムリーを2回、最後は野間ですが、「ランナーが3塁にいるときにどうやって点を取るか」という意味では最高のバッティングだったと思います。あれだけ高く跳ねたら確実に1点は取れますから、チャンスで点の取れなかったチームに一番欲しかった攻撃方法でした。あれができるならチャンスで安心して代打に送り出せると思います。・・・さすがに偶然もあったかもですけどw
ともあれ、二軍でエルドレッド、シアーホルツが復帰した中で、枠を争うグスマンとロサリオの2人が活躍して勝てたことは実に大きかったと思います。守備面では気になるところではあるんですけど、今後を考えたら入れ替えをどうするかはなかなか難しそうです。かといってヒースも今日こそエラー絡みで失点しましたけどここ最近はいいピッチングが多いので、外して野手3人というわけにもいかなくなってきました。調子のいい間は入れ替えはなさそうなので、対戦相手の相性を見ながら各選手の登録と抹消を繰り返すのも手かもしれません。エルドレッドはもう少し調整した方がよさそうですけど、シアーホルツは早速当たってるみたいですし。
投手の方はヒースは不運な1失点もありながら内容は悪くなかったです。誰かが書いてましたけど「中田廉の穴を埋めている」という表現がぴったりくるような気がします。本音では先発で見たいところですけど、ここを埋められる人が出てこないと難しいですかね。
8回の大瀬良はほぼ完璧でした。前の中日戦で和田からストレートで三振を取ったあたりから進化してるように見えます。今日も判定は気になりましたが、素晴らしい球を投げてました。対する9回の中崎はフォアボール連発して珍しく怪しげな状態になってました。今年は配置転換はないとは思いますが、「最後を締めたい」という意味では今は大瀬良の方が内容的にいいかもしれません。彼が8回に相手打線の強いところを切り取って次の回に中崎に楽な場面に近い形でバトンを渡してるから、このままの方がいいかもと思うことはありますけど。
ただ今はこの3人は外せないでしょうね。安定してきただけに外したら後が怖いですw 今年はこれもありなんじゃないでしょうか。
明日は中村恭平が今年初の一軍です。相手は能見なので少し苦しそうですが、自分の力をしっかり出したピッチングを期待したいところです。
では今回はこのへんで。
今年のセリーグは大混戦、それに対してパリーグは明日にもソフトバンクにマジックが点灯しようという、完全に対照的な展開になりました。セリーグの方は一時期5球団が0.5ゲーム差以内に入ったりしてましたけど、そのたびに「交流戦でパリーグに大量に負け越したから意味がない」みたいなコメント見て違和感しかありませんでした。確かに首位チームが借金あるとかは交流戦の結果がないと起こりえない珍現象でしたけど、実はパリーグも大して変わらないんじゃないかなと思ってます。
今年の交流戦はセリーグが44勝61敗3分けで借金17を背負ったわけですけど、優勝したソフトバンクは12勝6敗で貯金が6つ、という数字になってます。
そして現在のソフトバンクは60勝29敗で貯金が31。この時期に敗戦よりも貯金の方が上回ってるとか完全にバケモノ以外の何物でもないんですけど、ここから交流戦の貯金を差し引くと、「パリーグの5球団がソフトバンクに対して借金25を背負っている」という話になります。つまり対ソフトバンクという意味では、残りの5球団が背負ってる借金はセリーグが交流戦でパリーグ相手に背負った借金よりも多い、という話になります。
これって、単純に「今年はソフトバンクが強すぎるだけで他の11球団は大して変わりない」という話なのかなって思えてきますw
しかしこれだけ面白いシーズンも珍しいです。パリーグも上位3チームは決まりかと思ったら西武がまさかの13連敗で借金4まで沈んで、3位争いが混沌としてくるという面白い状態になってますし。なんか西武の連敗が始まったのって西武ドームでアイドルマスターのイベントが始まる前日からって聞いて、「全ての幸運を参加者とPさん達に持っていかれた」みたいなネタやってたのが面白かったですw これはもっかい西武ドームで開催してもらうしかない!?ww
さて、今日の試合。
黒田と岩田の先発で始まって投手戦になるかと思いきや、序盤から点の取りあいになりました。結局同点の6回にチャンスで打席が回った黒田に代打小窪が出たものの点は入らず、7回表に2アウトからエラーにボークが絡んで前進守備の外野の頭を越されて阪神が1点勝ち越し、7回裏に登板した安藤からチャンスを作ってロサリオが同点タイムリー、野間が1,3塁からセカンド前に高く跳ねる内野ゴロを打ってその間に3塁から丸が生還、これが決勝点となりました。
今日は黒田が予想以上に点取られてて驚きました。2回は今日ライトに入ったロサリオがミスして点に繋がり、3回は盗塁を刺そうとした石原が悪送球した結果点に繋がってと、守備に足を引っ張られた恰好になりました。それでも6回を投げて試合を作ったのは流石だと思います。球数からするともう1イニングはいけそうでしたが、勝負に出たことで代打が送られたのはある意味仕方なかったかと思います。
打線の方も今日は見事でした。2回3失点した直後にグスマンが2ランで1点差に追い上げ、3回はランナー1,3塁から新井が犠牲フライ。打った瞬間はスタンドインかと思ったんですが、意外と伸びなくて驚きました。それでもこういう1点の積み重ねは本当に大きいです。
そこからはロサリオがチャンスで同点タイムリーを2回、最後は野間ですが、「ランナーが3塁にいるときにどうやって点を取るか」という意味では最高のバッティングだったと思います。あれだけ高く跳ねたら確実に1点は取れますから、チャンスで点の取れなかったチームに一番欲しかった攻撃方法でした。あれができるならチャンスで安心して代打に送り出せると思います。・・・さすがに偶然もあったかもですけどw
ともあれ、二軍でエルドレッド、シアーホルツが復帰した中で、枠を争うグスマンとロサリオの2人が活躍して勝てたことは実に大きかったと思います。守備面では気になるところではあるんですけど、今後を考えたら入れ替えをどうするかはなかなか難しそうです。かといってヒースも今日こそエラー絡みで失点しましたけどここ最近はいいピッチングが多いので、外して野手3人というわけにもいかなくなってきました。調子のいい間は入れ替えはなさそうなので、対戦相手の相性を見ながら各選手の登録と抹消を繰り返すのも手かもしれません。エルドレッドはもう少し調整した方がよさそうですけど、シアーホルツは早速当たってるみたいですし。
投手の方はヒースは不運な1失点もありながら内容は悪くなかったです。誰かが書いてましたけど「中田廉の穴を埋めている」という表現がぴったりくるような気がします。本音では先発で見たいところですけど、ここを埋められる人が出てこないと難しいですかね。
8回の大瀬良はほぼ完璧でした。前の中日戦で和田からストレートで三振を取ったあたりから進化してるように見えます。今日も判定は気になりましたが、素晴らしい球を投げてました。対する9回の中崎はフォアボール連発して珍しく怪しげな状態になってました。今年は配置転換はないとは思いますが、「最後を締めたい」という意味では今は大瀬良の方が内容的にいいかもしれません。彼が8回に相手打線の強いところを切り取って次の回に中崎に楽な場面に近い形でバトンを渡してるから、このままの方がいいかもと思うことはありますけど。
ただ今はこの3人は外せないでしょうね。安定してきただけに外したら後が怖いですw 今年はこれもありなんじゃないでしょうか。
明日は中村恭平が今年初の一軍です。相手は能見なので少し苦しそうですが、自分の力をしっかり出したピッチングを期待したいところです。
では今回はこのへんで。
コメント
書くこと多いのに、1日1記事ペースになってきた、ピンチ。
2位・北海道日本ハムに9.5ゲーム差をつけて独走超特急のソフトバンクですが、
1試合、1試合自体はバカ勝ちしてるワケでもないので、ブルペン陣がやばいです。
要するに、勝ち進むと「勝利の方程式」のメンバーが登板過多になって、
同点、敗戦で登板するメンバーはヒマだそうです。
後半戦、すでにサーフェイト、五十嵐などが7~8試合も投げてるのに、
まだ、後半戦になってから登板してないリリーフもいるようなので、サーフェイト、五十嵐が
ボロボロになったところで、本格的にたたきに行けば何とかなりそうです。
ブルペン頼みのチームが連勝すると、この現象が起きるのは、我が愛すべき
横浜(1998年)、ロイヤルズ(2014年)と同じ状況ですね。
横浜は権藤さんがブルペンにもローテーション制を取り入れたので、登板機会に偏りが出ず、
ロイヤルズのヨスト監督は、点差によって1人ずらす※
例えば、
1点差:6回フレイザー or フィネガン 7回ヘレーラ 8回デービス 9回ホランド
2点差:6回フレイザー 7回ヘレーラ 8回デービス 9回ホランド
3点差:6回フィネガン 7回フレイザー 8回デービス or ヘレーラ 9回ホランド
4点差:6回先発投手 7回フレイザー or フィネガン 8回~9回デービス or ヘレーラ
同じ点差の試合が続かない限り、全員連投する事はないので偏りができません。
ちなみに、上記投手は全員、防御率1点台だからできる荒業ですがw
尚、今回のトレード期限でフィネガンとフレイザーがいなくなりました;
でも昨年、20勝したレッズのエースを獲得できたので、先発5番手をリリーフに回せます。
>大瀬良が後ろで覚醒してきたことで逆に外せなくなる
リリーフで開花したら、先発に転向させるのが常套手段ですよ。
佐々岡然り、岡林然り、吉井理人然り、です。
そのまま、クローザーになる投手もいますが、クローザーは別にいるなら、いつまでも
先発ローテに谷間を作ったままはあり得ませんし。
1997年にほぼ全休した斎藤隆は、戦列復帰後は、しばらく佐々木の1つ前を投げてました。
本来、島田が投げる位置ですね。いわゆる実戦でのリハビリ登板という強行軍ですけど、
その後、先発に戻って、きっちり13勝を挙げてます。
巨人の澤村などは特例中の特例です 「投手がアホやから」
単純に、大瀬良を戻して、同点リリーバー、あるいは敗戦処理を1人増やして
1イニングずつズラして大瀬良の穴を埋めてしまえばいいと思います。
(敗戦処理は、負け試合にだけ投げる人という意味ではない)
そもそも、先発が5回で降りるとしたら、
6回:中田廉 7回:戸田 8回:ヒース 9回:中崎
とかでいいんじゃないでしょうか? あれ、永川勝はどうなりました?
となると、スイングマンを薮田にするとか。アレンは何をしてるんだろう…
個人的には、壕江推しなんですけどね。まだかな…
あー、ザガースキーがスゴい勿体無い…
んだば、あと2記事ぐらい頑張って書いて寝ますわ(^^)ノシ
そして今の広島のリリーフでいくと、残念なことに大瀬良と中崎は信頼度が相当高いものの、他の投手は結構打たれてます。大瀬良がリリーフに回って成功していることは喜ばしいのですが、それこそ去年の一岡とか中田みたいに信頼できる投手が他にいない状態になってまして。一岡は帰ってきましたけどまだ不安定さがありますし、ヒースも好投してたと思ったら急に点取られたりするもので。
「大瀬良を外せなくなった」というのは「他に8回を任せられるだけの能力と信頼度を持ったリリーフがいない」という意味です。誰か任せられるなら大瀬良でもヒースでも先発に回すべきですし、そもそもそんな投手がいたら最初から大瀬良を配置転換してなかったですw
中田は怪我明けの西武3連戦で3連投したあと肩に炎症が発覚して以来出てきてません。二軍で練習は再開してるみたいですけど、あの当時でもリリーフの中で一番信頼が置けそうなピッチングしてたのに、無理使いしてダメにしてしまった采配が本当に腹立たしいです。怪我明けだから2日に1イニングペースで投げてたら今頃こんなに苦戦してないですよ・・・あと一人いたら采配に相当幅が出てくるっていうのに。