今回は「熱戦」だった
2015年8月27日 野球 コメント (4)いつもとは違う景色>挨拶
ほぼ1年ぶりの平日休みということで、今日は二軍戦の中継見たり、この前の週末から始まってた「デート・ア・ライブ」の劇場版見に行ったりしようとしてたんですが、実際にやってみようとすると思った以上に体が動かなくて結局映画は断念することに。予想以上に疲れ溜まってましたw
去年はちょうどグランプリ神戸に合わせてたのでほとんど家にいなかったんですけど、土日とかと違う日もたまにはいいものです。
そして見てた二軍戦。結構カルチャーショックに近いものを受けましたw
先発は篠田と川井雄太という、一軍でも結構見た両投手だったんですが、試合内容を見ていると「やっぱり一軍と二軍は違う」という印象が一番大きかったです。
いわゆる「ストライクから完全にボールに変化する球なのに手が出る」とか「甘い球なのにミスショットする」とか「難しくなさそうな球なのに捕球ミスしてる」とか、そういうシーンが結構多かったもので。何より最近は広島の一軍が対戦したときの雄太は特に苦戦してなかったんですが、今日も内容はそこまで変わってなさそうに見えたのに二軍の打線が手も足も出ないという・・・。成長途中ではあるんでしょうけど、今の二軍から一軍に上がってくる選手が少ない理由がなんとなくわかった気がします。堂林とかロサリオもそろそろ上がってきても、って思いましたけど、今日の試合を見たら「ちょっと考えさせてください」って言いたくなりましたw もしかして見ない方がよかったのかな?w
映画は途中で間に合わなくなったのでちょっと出かけつつパック剥きたくなったのでオリジンを3つほど。しっかり100円レアしか引きませんでしたw やっぱり自分で買うとダメだな・・・今度買うときは誰かに選んでもらおうw
そんなこんなで今日は試合開始前に帰ることができました。始球式が見られるこの感動といったらw
今日はマエケンと岩田の先発。
2回にエルドレッドが外寄りの球を掬い上げたらそのまま高い放物線を描いて先制のソロホームランになりましたが、その後はお互いにランナーを出すものの点は入らず。まさに両先発による投手戦という形になりました。
マエケンは初回先頭打者の鳥谷を出すものの次の大和を三振ゲッツーに取った(和田監督いわくエンドランを空振りした)ところから乗っていけたように思います。3回と5回くらいしか得点圏にランナーは行かなかったですが、3回はランナー1,3塁となったものの最後はピッチャーゴロに、5回は1アウト1,2塁から送りバントを自身のフィールディングで即処理してダブルプレーと、投球以外の部分でも気迫を感じました。8回はギアを上げたそうで、150キロ級の球でビシビシ三振を取ってました。この時点で113球だったので完投狙うかと思ったものの、9回は中崎にスイッチ。次から中5日登板が続くから無理しなかったというところでしょうか。
8回にはマエケンに代打が出たあと、丸、菊池、代打松山の3連打で1点追加。結局2点しか取れなかったわけですが、それにしてもこの回の1点は非常に大きかったです。
今日の中崎は力勝負ができてました。ゴメスに内外野の間に落ちる不運なヒット(打ち取ってるけど誰も届かない位置に球が落ちてました。菊池と丸がお見合いしたという意見もありましたけど、見る限りだとあれは届くなら誰かが突っ込んでたと思います)、続くマートンは2球で追い込んだのに3ボールになって最後はストライクを取りに行ってヒットとなりましたが、ここでひと呼吸置いてからは力でねじ伏せました。昨日の今日ですが、なんとか立ち直れたように思います。
試合展開でいうと、今日は中崎はいつもより少しだけ楽ではあったかもしれません。昨日の失敗はありましたけど、今日の1-0でずっときていた試合展開からもう1点追加されて「1点までなら取られてもいい」という状況になったこと、マエケンが8回まで投げてたことで、最悪でも大瀬良にスイッチすることを首脳陣が選べる状況になっていました。これが「1点差のままでピンチを招いて、誰にも代わることができない」となっていたら、精神的にキツくなって負けていた可能性も考えられたような気がします。
もちろん9回に登板することを考えたら「自分が打たれても次の投手が抑えてくれたら」なんてことは考えてないとは思いますが、無意識の部分で余裕ができていた可能性はあると思います。恐らく今日は大瀬良にもスタンバイ指令は出ていたと思いますが、もしかすると先発が頑張れるならこういう形のケアもありなのかもと思いました。問題はそうすると準備する大瀬良が余計に大変になることですが。点差の開いた試合とかの、勝ちパターンの投手を温存できる展開をもっと作ってもらいたいところです。
そして何気に一岡の登板機会が少ないのが気になります。今年はかなり鍛えてきたから肩の故障は大丈夫だと信じたいですが、去年も「登板間隔が空きすぎたら故障した」という前例があるので、できるなら2,3試合に1回くらいのペースで投げさせてあげてもらいたいところです。実は先週の土曜からほぼ1週間、大瀬良と中崎以外のリリーフ登板がないんですよね。僅差の試合が続いて先発が頑張り続けた結果ですけど、いきなり試合に出ると感覚がズレて乱調になりかねないので、折を見て他の投手も虫干ししてもらいたいところです。
明日からは横浜に移動して3連戦ですが、雨が気になるところです。これ以上中止になると日程がさらに苦しくなるもので。普通にいけるなら福井、黒田、戸田と挑める布陣になってるので、いい試合を期待したいところです。
実は今日でエルドレッドが4試合連続のヒーローと大当たりなんですよね。右投手相手の松山もよく打ってますし、打線の状態は上がってきました。今日の岩田、昨日の能見相手についても「相手を崩すための作戦を徹底している」ことができています。今日の岩田は崩せなかったものの各打者が粘って球数を投げさせることは成功していましたし、センターから逆方向を狙って打てていました。ここから来週末までは少し長い遠征に入りますが、チームとして「相手投手の攻略法」を実践し続けていけば、打線は結果を残してくれるでしょう。1試合1試合の戦いになりますが、チーム全体でまとまった戦いを見せてもらいたいです。
明日はフライデー行くかどうか迷うところです。いい時間にいい場所であったら行こうかな、という感じなので。思ったよりやりたいこと多くて驚いてますw
では今回はこのへんで。
ほぼ1年ぶりの平日休みということで、今日は二軍戦の中継見たり、この前の週末から始まってた「デート・ア・ライブ」の劇場版見に行ったりしようとしてたんですが、実際にやってみようとすると思った以上に体が動かなくて結局映画は断念することに。予想以上に疲れ溜まってましたw
去年はちょうどグランプリ神戸に合わせてたのでほとんど家にいなかったんですけど、土日とかと違う日もたまにはいいものです。
そして見てた二軍戦。結構カルチャーショックに近いものを受けましたw
先発は篠田と川井雄太という、一軍でも結構見た両投手だったんですが、試合内容を見ていると「やっぱり一軍と二軍は違う」という印象が一番大きかったです。
いわゆる「ストライクから完全にボールに変化する球なのに手が出る」とか「甘い球なのにミスショットする」とか「難しくなさそうな球なのに捕球ミスしてる」とか、そういうシーンが結構多かったもので。何より最近は広島の一軍が対戦したときの雄太は特に苦戦してなかったんですが、今日も内容はそこまで変わってなさそうに見えたのに二軍の打線が手も足も出ないという・・・。成長途中ではあるんでしょうけど、今の二軍から一軍に上がってくる選手が少ない理由がなんとなくわかった気がします。堂林とかロサリオもそろそろ上がってきても、って思いましたけど、今日の試合を見たら「ちょっと考えさせてください」って言いたくなりましたw もしかして見ない方がよかったのかな?w
映画は途中で間に合わなくなったのでちょっと出かけつつパック剥きたくなったのでオリジンを3つほど。しっかり100円レアしか引きませんでしたw やっぱり自分で買うとダメだな・・・今度買うときは誰かに選んでもらおうw
そんなこんなで今日は試合開始前に帰ることができました。始球式が見られるこの感動といったらw
今日はマエケンと岩田の先発。
2回にエルドレッドが外寄りの球を掬い上げたらそのまま高い放物線を描いて先制のソロホームランになりましたが、その後はお互いにランナーを出すものの点は入らず。まさに両先発による投手戦という形になりました。
マエケンは初回先頭打者の鳥谷を出すものの次の大和を三振ゲッツーに取った(和田監督いわくエンドランを空振りした)ところから乗っていけたように思います。3回と5回くらいしか得点圏にランナーは行かなかったですが、3回はランナー1,3塁となったものの最後はピッチャーゴロに、5回は1アウト1,2塁から送りバントを自身のフィールディングで即処理してダブルプレーと、投球以外の部分でも気迫を感じました。8回はギアを上げたそうで、150キロ級の球でビシビシ三振を取ってました。この時点で113球だったので完投狙うかと思ったものの、9回は中崎にスイッチ。次から中5日登板が続くから無理しなかったというところでしょうか。
8回にはマエケンに代打が出たあと、丸、菊池、代打松山の3連打で1点追加。結局2点しか取れなかったわけですが、それにしてもこの回の1点は非常に大きかったです。
今日の中崎は力勝負ができてました。ゴメスに内外野の間に落ちる不運なヒット(打ち取ってるけど誰も届かない位置に球が落ちてました。菊池と丸がお見合いしたという意見もありましたけど、見る限りだとあれは届くなら誰かが突っ込んでたと思います)、続くマートンは2球で追い込んだのに3ボールになって最後はストライクを取りに行ってヒットとなりましたが、ここでひと呼吸置いてからは力でねじ伏せました。昨日の今日ですが、なんとか立ち直れたように思います。
試合展開でいうと、今日は中崎はいつもより少しだけ楽ではあったかもしれません。昨日の失敗はありましたけど、今日の1-0でずっときていた試合展開からもう1点追加されて「1点までなら取られてもいい」という状況になったこと、マエケンが8回まで投げてたことで、最悪でも大瀬良にスイッチすることを首脳陣が選べる状況になっていました。これが「1点差のままでピンチを招いて、誰にも代わることができない」となっていたら、精神的にキツくなって負けていた可能性も考えられたような気がします。
もちろん9回に登板することを考えたら「自分が打たれても次の投手が抑えてくれたら」なんてことは考えてないとは思いますが、無意識の部分で余裕ができていた可能性はあると思います。恐らく今日は大瀬良にもスタンバイ指令は出ていたと思いますが、もしかすると先発が頑張れるならこういう形のケアもありなのかもと思いました。問題はそうすると準備する大瀬良が余計に大変になることですが。点差の開いた試合とかの、勝ちパターンの投手を温存できる展開をもっと作ってもらいたいところです。
そして何気に一岡の登板機会が少ないのが気になります。今年はかなり鍛えてきたから肩の故障は大丈夫だと信じたいですが、去年も「登板間隔が空きすぎたら故障した」という前例があるので、できるなら2,3試合に1回くらいのペースで投げさせてあげてもらいたいところです。実は先週の土曜からほぼ1週間、大瀬良と中崎以外のリリーフ登板がないんですよね。僅差の試合が続いて先発が頑張り続けた結果ですけど、いきなり試合に出ると感覚がズレて乱調になりかねないので、折を見て他の投手も虫干ししてもらいたいところです。
明日からは横浜に移動して3連戦ですが、雨が気になるところです。これ以上中止になると日程がさらに苦しくなるもので。普通にいけるなら福井、黒田、戸田と挑める布陣になってるので、いい試合を期待したいところです。
実は今日でエルドレッドが4試合連続のヒーローと大当たりなんですよね。右投手相手の松山もよく打ってますし、打線の状態は上がってきました。今日の岩田、昨日の能見相手についても「相手を崩すための作戦を徹底している」ことができています。今日の岩田は崩せなかったものの各打者が粘って球数を投げさせることは成功していましたし、センターから逆方向を狙って打てていました。ここから来週末までは少し長い遠征に入りますが、チームとして「相手投手の攻略法」を実践し続けていけば、打線は結果を残してくれるでしょう。1試合1試合の戦いになりますが、チーム全体でまとまった戦いを見せてもらいたいです。
明日はフライデー行くかどうか迷うところです。いい時間にいい場所であったら行こうかな、という感じなので。思ったよりやりたいこと多くて驚いてますw
では今回はこのへんで。
コメント
でも、ストックを作ると時差が生じて意味がなくなるから、何かあったら書かないと。
マイルストーンだらけになりそうなイチローに関しては当分、控えますが…
1試合で3~4個は新記録を達成しそうな状況ってスゲェ
>2回にエルドレッドが外寄りの球を掬い上げたら
あれは完全なクソ失投ですね。
捕手はインコースに構えてますけど、岩田はアウトコースやや高めにカットボールを投げてます。
「掬い上げた」とは言いますが、本来、掬い上げる高さじゃないんですがねw
まぁ、エルには美味しいコースでした。
>和田監督いわくエンドランを空振りした
相当キレてたようですね。
「2番でも、7番でも、8番でも、エンドランなんだから当てなきゃダメなんだよ」って。
まぁ、確かにそうなんですけど、それができないヤツらばっか並べても説得力ないわぁ
ちなみに、巨人戦で一塁牽制死など走塁ミスが多発したようです。
信号機を新調しても車が信号を見てねーんだもん、刺されるわw
>9回は中崎にスイッチ
これ、怖いんですけど…
>8回にはマエケンに代打が出たあと、
やっぱり、マエケンは打撃がイイですね。
アウトだったものの(何回だっけ?)マエケンの打席でライナー性のファウルを飛ばしてましたが
同じボールを菊池が空振りしてたという情けなさ。コイツ、フリースイングにも程がある…
>中崎は力勝負ができてました。
結果良しですが、本領である力勝負で今、阪神で一番打たせてはいけない
マートンに打たれてしまう辺り、もう少しですね。結果論で言えば、ゴメスもヒットだし。
ボール先行病をそろそろ治さないと、これから厳しいですね。
たまに、會澤が初球からアウトローを連続要求するのは、何なんでしょう。
>一岡の登板機会が少ない
鍛えても肩の故障はしますから因果関係はないとして、登板間隔はブルペンに入ったり、
全体練習の後、自主的に投げ込めばいいだけの話です。
何もしないで実戦登板を待ってたら、そりゃ鈍って怪我もしやすくなりますわ。
そう言えば、ダルビッシュもボールを握り始めましたね。
>横浜に移動して3連戦ですが、雨が気になるところです。
横浜地方は、木曜日まで雨。金曜日から翌水曜日までは曇りです。
降っても試合続行する程度ですよ。
まぁ、キヨシさんが壊れ始めたので、3つ持って行って下さい……
YouTubeなどで片っ端からジョンソンの動画を観たんですが、やたらスライダーが多いですね。
ただ、フォーシームは投げてませんね。あれ、微妙にブレてます。
実況が「シュートですかね…?」っていうシーンがあったんですが、それは右打者に対して
外角に逃げながら沈んだので、おそらくシンカーです。
尚、ジョンソンは、ツーシームは投げません。
あと、ムービング系は基本は「真っ直ぐ」が手元でブレるものですから、
真っ直ぐにしか見えない場合や、見えない投手もいます。
上原もそうですね。
「スプリッターはともかく、何で140km/hの真っ直ぐも打てないんだ!?」って。
当時、同僚だったジョン・レスターがノーシーム(ゼロシーム)かかってると言ってました。
ジョンソンの平均球速が147km/h 150km/h以上で微妙にブレるムービング系は、
スプリッター以外は、打者と捕手ぐらいしか気づけないと思います。
ジョンソンも、あくまでメジャーではシンカーボーラーだっただけで、日本では
単なる真っ直ぐでもいけると思ったんでしょう。
ルイスもバリントンも日本とメジャーとじゃ全然違うタイプの投手ですし(捕手の問題もあるけど)
奪三振率を調べたところ、日本の方が高いのでスライダー主体の組み立てが有効のようです。
ちなみに、去年のジョンソンの投球割合なんですけど、
・シンカー64.1%
・スライダー17.3%
・チェンジアップ15.7%
・カーブ1.5%
・フォーシーム0.8%
でした。
尚、一昨年も、若干のパーセンテージの違いはありますが、頻度は上と同じ順番です。
ちなみに、ルイスの話ですが、帰国後はツーシームとカットボールをほとんど投げなくなりました。
環境に適応した投球に変えている可能性大ですね。
ジョンソンのカーブなんて、逆にアメリカじゃなかなか見れませんよw
とりあえず、ムービング系は、判断が難しいです。
だから、打者も「真っ直ぐ」だと思って振ったら、微妙にブレて打ち損じるワケですから。
あまり大きな変化量じゃない方がいいと思ってます。
あくまで、「真っ直ぐ」の派生であって、変化球ではないので…
ルイスのようにボール半個分、ズレるカットボールもあれば、M・リベラのように
20cmの動くお化けカッターもありますんで。
一応、結論としては、
「ジョンソンは日本ではスライダーピッチャー」
「頻度は少ないけど、シンカーは投げてる」
です。
>ザガースキーはあの内容だと一軍の試合では厳しそう
と言うか、日本ではもうダメなのでは…
>「打者が翻弄されてないのに審判だけ翻弄されてどうするんじゃい!!」
それは審判の技術向上で… って、教えられる審判がいないんだったw
>審判が翻弄されてるとかで明らかに違和感があるときはリプレイ映像
審判と打者の両方が翻弄されてるなら、それが本来ボールでもストライクでいいんですが、
審判だけが翻弄されてるのに、審判のためにVTR確認するのは、この上ないムダです。
以前、ありましたね、巨人×広島戦で。
投手が投げた、会心のボール!
投手はストライクだと思って、マウンドを降りようとする。
捕手もストライクだと思って、ダグアウトに引き返そうとする。
打者も見逃し三振だと思って、ダグアウトに戻ろうとする。
球審「ボール!」
投手&捕手&打者「え…」
ムービング・ファストボールは、基準をどこに置くかの定義がありません。
すでに引退したロイ・ハラデイは、
・握り方がツーシーム
・本人は「これはツーシームだよ」だという
・軌道はシンカー(右打者の内角に食い込みながら落ちる)
・実況は「シンカー」という
・ファンも「シンカー」だと思っている。
これに関して、ハラデイは、
「ボクは、ツーシームもシンカーも投げるけど、握り方は一緒なんだ。
どっちも横に動いて落ちるけど、ツーシームは横移動を意識していて、
『落ちる』よりは『沈ませる』感じ。
対して、シンカーは沈ませることを重視していて、横移動はそんなに動かなくていい。
シンカーは『沈む』というより『落としてる』って感じかな?
ツーシームとシンカーは握り方は普通は違うけど、ボクは一緒。
変化させる意識と、指、手首の力加減でツーシームはシンカーになるし、
シンカーはツーシームになるんだ」
これは何かのインタビューで変化球についてハラデイが答えたコメントです。
普通はあり得ないんですが、例えば分かりやすいのは、スライダーとカットボールは
握り方がかなり近く、中には同じ人もいます。
カットボールは、その名の由来の通りリリース時、ボールをカット(指で切るように)します。
同じ握りでも指で「切る」力を変えるだけでスライダーは、カットボールになります。
なので、松井秀喜や吉井理人は、比較的、手の小さい、握力の弱い日本人のカットボールは
「カットボールと言っているけど、ほとんどの日本人は高速スライダーですね」
と証言しています。
スプリッター以外のムービング系は、すべてコレらに当てはまるようです。
ジョンソンもシンカーボーラーで、実際に広島でもシンカーを投げています。
(ただし、ほとんどの速球はフォーシームですね)
アメリカでは全然投げないカーブを多投してる事からも、(速球の)シンカーは日本では
有効ではないと(首脳陣や捕手勢が)判断したのかも知れません。
でも、ちゃんと右打者から逃げるように沈む軌道のボールを確認したので、投げてはいます。
おそらく、ハラデイやM・リベラ級の変動をしないので(してれば今頃メジャーだわな)
負担のかかるシンカーより、フォーシーム主体にしたんだと思います。
他の変化球と同じで、同じ球種でも変化量も個々で違うんですね、やっぱり。
(佐々木のフォークと斎藤隆のフォークを比べると笑えるw)
ここ最近見てると、そろそろ勝負どころで野手がいなくなったらマエケンとジョンソンを代打に送っていい気がしてきましたw まさか菊池とどっちが信頼できるか怪しくなってくるとは・・・今だけなはずですけど。
中崎はやっぱりボールが先行するときと球が高いときはあまりよくないですね。低めのストレートでストライク取れてるときは安心なんですけど、ここから先はうまく使ってもらいたいです。最近連投が多かったのも忘れてはいけないところですが。
一岡は去年登板間隔が開きすぎたときに登板して故障に繋がったので、そういう意味での怖さがありました。今日は無事に投げてたのでひと安心でしたけど、やっぱり実戦からの時間が空くと内容が不安定になるのは仕方ないところでした。
ジョンソンの解説、ありがとうございます。
やっぱり今年はスライダーがかなり多いんですね。そしてシュート系の少し動く球がシンカーみたいで。「動いているかよくわからない」というのはある意味「打者の手元直前で動いてる」とも考えられるわけで、そういう意味では下手に動きがわかりやすい球よりも強力そうにも思えます。
投手によってはよく動く速球系の球投げる投手もいますよね。今年の横浜の山崎のツーシームとか見事に当てはまってると思います。一軍でよく見る球種はそれだけ「武器になっている」ということなので、使い方も合わせて有効なものなんだなって思います。
巨人戦の「審判と他全員が違う」はもはやコントかと思いましたw ネタで済んでいるうちはまだいいですけど、ああいうワンプレーの直後に試合の流れが変わるような展開があったら「おい審判!!」って言いたくなりますw やっぱり技術向上を願いたいところです(切実)。