何だったんだろう>挨拶

なんかわからないんですけど、今日はえらく集中力のない一日になってました。気づいたら時間だけ過ぎてたというか・・・何かに集中できてる日って時間が過ぎるのも早いんですけど、えらく長かったうえに集中できないとなると・・・気圧なのか寝不足なのか、たぶんそのあたりだとは思います。つまり寝ろってことなのか?w

そのうえで結構踏んだり蹴ったりな感じでもありました。寝るまでに何かしら取り戻せないかな・・・。


今日の試合もちょっと信じられない事態でした。
二軍でよく打ってた下水流とシアーホルツが上がってきたから今日は期待してたんですけど、スタメンの打順見てたら、右投手の藤浪相手にベンチ入りの左打ちの選手を全員並べるだけというよくわからない組み方・・・どころではなかったです。

このチーム、新井とエルドレッドで点取るしかできない打線なのに、どちらの名前もスタメンにない!!
言ってしまえば、アブザンのミラーマッチなのに包囲サイとロックを全抜きしてるような状態でした。

相手は阪神投手陣の中では2番目に苦手と思われる藤浪で、こっちは一昨年までの相性の悪さは克服したもののいきなり崩れる悪癖もある福井。どう考えても援護が必要なマッチアップなのに、何を考えてるのかわかりません。何よりデータ的にスタメン出場時と対右投手が打ててない野間をスタメンで起用するなと!!途中出場と対左投手はどっちも3割超えてるし代走守備固めにはもってこいなんですから、強い部分で使ってくれって思います。

試合は案の定点が取れない、どころかヒットすら打てない展開になってました。
1回に1点取られてからの投げ合いになりましたが、藤浪が珍しくフォアボールが多かったためにまだチャンスは作れていました。5回にフォアボール2つから菊池が今日チーム初ヒットとなるタイムリーを打って同点としましたが、これ以上点が取れないと福井も苦しくなるわけで。
結局6回には福留に勝ち越しホームラン、7回には満塁からマートンに走者一掃の二塁打を打たれて万事休す。そりゃ2点取って1失点以内に抑えなきゃ無理なオーダー組んで2点目を先に取られたら無理ってもんです。

打線を見てても、「普通のオーダーだったらここで打って点が取れてた」と思える場面がいくつもありました。チャンスは作ったけど打てない打者に回ったら点にはならないので。


そして今日の場合、木村の起用が「右投手相手だから左打者」というなら論外ですが、もし「梵を休ませる」という意図があったとしたら、そもそも二軍から上げる選手を下水流ではなく堂林にするべきでした。サードを守れて二軍でも好調なので、今は出られるなら梵がサードで出るべきですけど、今後のことも考えると梵を休ませるなら他に選択肢はないと言ってもいいです。木村は終盤にどこでも出せてどこでも守れるのがいいところなんですから。


今日は福井と組むということでキャッチャーは會澤でしたが、今日の試合を見るともう一度考え直した方がいいかもしれないとすら思えてきます。初回の失点はランナー二塁からパスボールがあったあとのタイムリーでしたし(結果的に打球方向を見るとパスボールがなくても1点になってたっぽいですが)、福留にホームラン打たれたときも早い段階で1球だけ外角の直球を投げたあとは内角一辺倒で、完全に狙われてました。打たれた球は内角のスライダーが甘く入ったものでしたが、極端な話この打席は「ホームランさえ打たれなければいい」場面だったので、逆に外一辺倒にしてヒット1本ならオーライにするか、もう1球外にストレートを投げてから内角を落ちる球で攻めるか、このあたりの方が例えば打たれるか見極められたとしても傷は浅くて済んだように思えます。

7回については配球もですけど、チーム全体で福井の足を引っ張った結果だと思います。4回から4イニング連続で複数のフォアボールでチャンスを作り、7回には藤浪の球数が140球を越えるまで粘ったにもかかわらず、あと1点すらも取れなかったことで、完全に追い詰められた空気を作ってしまいました。制球が不安定になってランナー貯めて、最後は押し出しにもなりかねない状況で投げた球が甘く入ったことは、どう考えても責められるものではないです。そもそも点が取れるように打線を組まなかった監督、案の定ランナーを出しても得点できなかった打線、相手に読まれやすいリードをした會澤、全員がかりで負けの流れを作ったことが一番の問題です。

昨日はいい勝ち方ができてましたけど、その翌日にこれだけオーダー動かして勝てるわけがないと思ってました。対左投手で右打者を並べるのも安直といえば安直ですが、起用した選手がたまたま打順と役割にハマっていたから悪くない形になってたと思います。しかし、対右投手で同じことをやってどうにかなるわけがないです。対右投手だと対左投手の前日の段階から新たにスタメン起用を考えていいだけの打力があるのが松山とシアーホルツくらいですから、他は動かすべきでなかったです。
ポジションを考えるとファーストと両翼で松山、シアーホルツ、新井、エルドレッドのうち3人をどう使うか、という話でしたが、新井かエルドレッドをファーストに入れて松山とシアーホルツの両翼でよかったと思います。もしかすると、今日シアーホルツを上げなかったら昨日のオーダーからライトが松山に代わるだけの打線になるならその方がよかったとすら思えます。

シアーホルツは今日はまだ対応できてないのか三振の山を築いてましたが、最後の打席で呉から高めのストレートをうまく三遊間に流し打ってヒットにしていました。もともと引っ張り専門な感じですが、こういううまい打ち方ができるようになると実に頼りになります。今日は球の速い藤浪相手だからスイングが追い付いてなかった部分はあるとは思いますが、少し縦気味の角度になってたバットスイングをもう少し水平方向にシフトしてみたら再び当たりは出始めると思います。エルドレッドがそれで矯正してから活躍を続けているので、せっかく仲がいいんだからシアーホルツも同じくやっていけばいい形になるように思えます。彼が復活したらチームとしては非常に大きいですから。

ともあれ、今日はもう仕方ないですが、次からはまともなオーダーを、基本に忠実に、打線の流れがわかりやすいオーダーを組んでもらいたいです。昨日の対左投手用のオーダーのところでライトに松山かシアーホルツを入れるか、あるいは両翼にこの2人を入れてファーストを新井かエルドレッドかで使い分けるくらいのシンプルな変更でよかったと思います。
順番は3番は使うならシアーホルツで使わないなら新井、4番は使うならエルドレッドで使わないなら新井、5番はもう一人という形で、梵を休ませるなら堂林を上げてサードに使う、という形にしていけば、他の打順は動かさないのが正解です。各打者が役割にハマってきているので、下手に動かしてまた作り直すといい形になるのにまた時間がかかります。それをやり直してる時間はもうありません。
シアーホルツは3番でよく打てているので、役割を考えても使うならここで固定すべきです。


明日は移動日なしで神宮ですが、火曜からスライドになったジョンソンが先発します。相手は石川なのでオーダーは昨日と同じように考えていいと思います。何よりも「普通のやり方で普通に勝ってくれ」というのが願いです。変なことして負けるのは今からやるべきことではありません。選手が混乱しないように、地に足つけて戦っていってもらいたいです。


では今回はこのへんで。

コメント

丹依悠。
丹依悠。
2015年9月4日1:15

ローラの初出演映画が、2017年公開の「バイオハザードⅥ」の助演女優とか怖い>挨拶

9月から南アフリカでクランクインして、ローラが出演するシーンだけ1ヶ月で撮り終えるらし…
チョイ役かと思ったら、主人公・アリスのパートナー・女戦士コバルト役とは…
ローラを知らない海外の人には、すげぇ新人女優が出てきた、とか思うんだろうか…


>藤浪相手にベンチ入りの左打ちの選手を全員並べるだけ
ノムケン監督の悪いところだけを横で見てたんですね…
まぁ、さすがに菊池と會澤は外さなかったようですがw
でも、悪くはないと思います。ただ、5番がおかしい。
5番に三塁・梵で、キムショーを遊撃にすれば、スモール・ボール主義としては、
納得できる打線です。
ただ、緒方監督がスモール・ボールを意識してないだろうな、ってのが問題点。

>相手は藤浪
1対1で、藤浪が変な球投げた後、さらにすっぽ抜けて、あとはシーアホルツが二塁にいる!?
ぐらいまでは観てましたが、まさか思った展開と違う終わり方になってるとは…

>いきなり崩れる悪癖もある福井
阪神ファンも「いきなり崩れる悪癖もある藤浪」って思ってるのが面白い。

>試合は案の定点が取れない、どころかヒットすら打てない
しかし、前述したように阪神バッテリーは、かなりドタバタしてましたから、
あそこでトドメ刺さないといけなかったですね。
もう、あの場面で代打・エル、または新井貴で良かったと思います。
捕手が梅野じゃなくて鶴岡だったので、一癖噛まさないと得点できません。
梅野だったら、會澤と同じで藤浪にインハイを投げさせるのは怖いでしょうから、
アウトコースにバットが届くエルがいいかな… あ、でも鶴岡ですもんねぇ

>「普通のオーダーだったらここで打って点が取れてた」
パワプロやってる小学生のがイイ打線を組めます。

>今日は福井と組むということでキャッチャーは會澤
だんだん會澤いらなくなってきた気がする。
今年のドラフトで高卒捕手3人ぐらい獲得して、競争させた方がいい捕手に育つかも。

>福留にホームラン打たれたとき
今のドメは過去2年の汚名を払拭するほどの虎の神ですからね… 今じゃゴメスより怖いですよ。

>シアーホルツ 呉から高めのストレートをうまく三遊間に流し打ってヒット
>もともと引っ張り専門な感じです
大きいのを狙う場合は引っ張りますが、マイナー時代はアベレージヒッターで
マイナー通算打率も3割を超えてます。メジャーでもユーティリティ時代は、
大体、2割7分なので、引っ張る方が得意なだけで、広角に打つことはできます。
むしろ、中軸、下位打線、代打、引っ張り、流し打ちなど、打撃的なユーティリティ性が
強いと思います。
守備は、両翼と一塁、三塁です。強肩なのでほぼライトですが。

>シアーホルツは3番でよく打てている
特に、指示がなければ3番だと基本、ラインドライブで二塁打狙ってきます。
打率が落ち着いてくれば、前田智、横浜・鈴木尚、稲葉のような存在になりそう。

>「普通のやり方で普通に勝ってくれ」
だから、要するに緒方監督の「普通」がアレなんでしょ… 
イチローの「普通」とは違う意味で、我々にとって異次元ですが。

>菊池 コンパクトに振ってるときは軌道が安定してる
と言うか、何でバットを長く持つでしょうね。ホント、川相や土橋を見習って欲しいです。
あ、でも、バントはさすがにキレイに転がしてましたねー

>梵と新井が結構打ててるうえに、打席で粘ってフォアボールも取れてるので、>できれば打線から外したくないんですよね
でも、できれば守備から外したいんですよねー

>堂林も使うべきだと思いますし、一塁、三塁、右翼と守れる
これはもう、キムショーと中東に引退してもらうしかないですな…
と言うか、堂林君の一塁は勿体無いw
もう、次期ミスター赤ヘルとして育てるのやめて、率.250 15本 20盗塁 例年GG賞の
「6番・三塁」で良くないですか?

丹依悠。
丹依悠。
2015年9月4日17:51

追記:

ダメを押すことになるけど、「打順が」とか「調子が」とかじゃない領域の話です。
ちょっと、とある調べものをしていて、どんな戦力であれ、選手は懸命にやってる以上、
やっぱり、「采配が」なんだと思います。
得手不得手を理解して、できる選手にできる事をさせないと話にならないワケで。

横浜・進藤は、横浜大洋時代は、まだまだ守備要員。
やがて高橋眞裕をベンチに追いやり、(当時は)2番・遊撃で出場してました。
イメージ的には「パワーのある高橋眞裕」だったものの、パワー以外に大きな相違点が2つ。
1つは足が遅いこと。あの守備は、瞬発力と強肩の賜物で、走力ではなかったですから。
もう1つは、チームで一番バントがヘタクソだったという事です。
普通なら2番打者の進藤が7番だった大きな理由がそれなんです。
ただ、そこで「しっかりバントの練習しろ!」ではなく「打って、守れば、それでいい」で
進藤はだいぶ楽になったと言います。
普通ならバントだろ、という場面でも強行策に出れたのは、2ケタ本塁打を打てる打力が
あったからせいもありますが…
当時の谷繁はまだ2割そこそこで4~5発しか打てない打撃開花前だったので、
バントしても谷繁、投手と、自動アウトが2つ続くので進藤が決める必要もありましたし、
自分で決められる選手でもありました、低打率ですが。

一見、むちゃくちゃな打線でも、動かし方次第では、ちゃんと点が取れるんだと
当時の横浜大洋のデータを見て思った次第です。
1番・屋鋪(打率.236)、2番・高橋眞(打率.201)なんて年もありましたからね。

関東の遅刻魔
2015年9月5日0:44

あの打線見たら「セカンドとキャッチャーにも左打者いたら打ててるかどうか関係なく使ってたんじゃね?」って思えましたw 単純な比較の話だけでも、なんで野間が新井やエルドレッドより打てると思ったんだろう・・・。

考えてみればどっちも投手はドタバタしてましたね。さすがに慣れてる方が落ち着いてたって話になったみたいですが。
やっぱり満塁で野間の場面で新井出すのでよかったと思います。エルドレッドはあのタイプだと高めの速球と外に逃げるスライダーとボールゾーンに落ちる球に手が出て三振がオチなので。

キャッチャーは去年高卒で多田獲りましたからねぇ。今の状態だと育成枠の中村亘佑も長いですし、誰かが抜けないと獲らないとは思います。もっとも今強いて欲しいというなら即戦力なので、何年もかけて育成するような新人が入っても・・・って思います。

福留が恐いのは今さらどころじゃないです。広島戦だけは日本復帰当初からアホみたいに打ってましたからw 去年はゴメスが打点トップでも福留の方が怖かったぐらいですw やっと広島戦以外でも打つようになってきたか、っていう印象です。

シアーホルツは「アメリカでは引っ張りメインだったけど、日本に来たら広角に打てないと対応できない」ってコメントがありました。シフトも極端に右寄りなので、もっと流し打ちでヒット量産できるようになったらさらに活躍できそうです。言われてみれば3番で二塁打量産する形になってました。それがチームとしてもハマってたんですが、4番だと打率が低いのはホームラン狙いすぎだからでしょうか。それだと宝の持ち腐れになりそうです。
グスマンのときのこともあるので今年はあまり期待しませんけど、もし日本でもサード守れたら神ですねw オレとしては堂林使ってほしいですが。今でも2割5分の15本打てるなら固定していいですw そのうち数字も上げられそうなセンスはあるように見受けられますし。


追記のお話は面白かったです。やっぱりこれで見られるのって「監督が選手の能力を把握して、どのように使うかを考えている」ということだと思いました。これができてたら今年の広島はここまで打線で苦労してないんですよね。監督が各選手に対して「どの打順でどのような役割をこなしてほしいか」がまるで見えてこないので。このままだと選手個人の能力で点取るしか道がなくなってしまいます。それだと限界があるのはこれまで散々見てきたつもりです。タレントは揃ってるからうまく使えばハマるはずなんですが・・・。

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