急に思い出して>挨拶


ふとしたときに家にある昔のゲームやりたくなるんですけど、今日はスーファミが出てすぐの頃に発売された「ガンダムF91」を急に引っ張り出してました。うちはまだスーファミもファミコンも動くからできるんですけど、さすがに前回のセーブデータはもう消えてましたw 最終面まで進めてたのでそこだけやれば満足すると思ってたんですけど、改めてやるのもいいものです。しかしこれ1991年の作品か・・・今やっても普通に面白いわ。

ここ数日は夏が戻ってきたような陽気で嬉しいです。雨の間は全然聞かなかったセミの声を聞けるとなんかテンション上がるもので。でも夏も終盤になるとだんだん元気がなくなってくるのはちょっと切ないです。そんなときにスポーツニュースとか見たらテニスとか卓球でいきなり「セミファイナル」とか言われて変な勘違いして妙にガッカリしましたw ・・・ダジャレでもいいタイミングでくると結構ツボるもんですねぇ(遠い目)


さて、今日の試合。

先発はジョンソンと山口。ジョンソンは1回は粘られまくってかなり苦しんでました。先頭の荒波にヒット打たれたあとにバントしようとした倉本相手に変化球を続けたらボールカウントが増え、そのうち普通に打ちにきてるせいで12球とか粘られた末にフォアボール。梶谷に送られて筒香に2点タイムリーを打たれるなど、実によろしくない立ち上がりでした。球数とテンポ考えたらさっさとやらせてそのあと打ち取るのでいいと思うんですけど、そう簡単にいかないものですかねぇ・・・確かに梶谷も筒香もジョンソンから5割打ってますけど、いいリズムで投げられた方が抑えられる確率が上がる気がしました。

ただその後は散発、どころか1安打2四球に抑えて7回まで無失点。球数は気になりますが、立ち直れたと思います。

打線は今日は見た瞬間に「これ先制されたら負けても仕方ない」と思ったくらいでした。新井が休みで3番松山はいいとして、5番から田中、野間、安部と「何がしたいのかよくわからない並び」になってました。田中は山口相手に4割打ってるからというのは後から聞いて納得しましたけど、続く2人は「出塁を目指す打者」なのに彼らの後は石原とジョンソン(ピッチャー)という「出たはいいけど誰が返すのかわからない」流れになってました。こうなると上位打線で点取るしかない形になります。

それが3回に先頭の石原がヒットで出塁すると、送ろうとしたジョンソンのバントが悪送球で生き残り、連続フォアボールで押し出し、さらに松山の犠牲フライで同点となりました。まさに「上位打線で点を取る形」に「下位から繋がった」というものが加わったものになりました。

同点の7回には石原が二塁打で出塁し、ここで点取るしかないということでジョンソンに代打小窪を送ったところ、ワイルドピッチで三塁に進んだものの内野フライで2アウト。ただ続く丸はフルカウントからフォアボールと粘り、次の菊池は初球を打つとショートのグラブをかすめる形のヒットとなり、これが決勝点。本人いわく「不器用なヒット」でしたが、あれはタイミング的に捕球されても一塁はセーフになりそうでした。

その後8回には田中、野間、安部が出塁したものの石原がライナーゲッツー。結局追加点はありませんでした。これを見るとこの下位打線が機能したかというと疑問になってきます。左右は関係なく単純な打撃能力で見ると、現時点では野間と安部よりも鈴木誠也と堂林の方が上に見えます。特に誠也はここ最近はチャンスにも強く、打席数を考慮しなければエルドレッドを抜いて得点圏打率チーム1位にまでなってます。右投手を苦にするタイプではないですし、新井を休ませるならせめて誠也だけは残しておいてもよかったと思ってます。今なら5番を任せても大丈夫そうですし。

8回からは大瀬良、中崎と繋ぎました。大瀬良は昨日はシュート回転していたストレートが修正できてたようで、内野安打2本は打たれたものの無失点。この2本も完全に打ち取った当たりが高いバウンドになって打者の足が勝っただけなのであまり気にしなくていいとは思います。昨日の今日だったこともあって無理に力で抑えようとはせず、丁寧に投げてるように見えたのは印象的でした。ただ本来の球威が少し見られなかったので、何もなければいいとは思いました。少しは休みも挟みたいところです。

それに対して中崎はまさに圧巻でした。ストレートが低めに152キロとか出てましたし、まさに力押しで封じ込めた恰好です。背番号のこともあって大瀬良は津田さんになぞらえて見られる向きもありますけど、むしろピッチングスタイルと今の気迫では中崎の方が津田さんに近いんじゃないかと思えてきます。シーズン当初はかなり危なっかしくはあったんですけど、今はもう安心して見ていられます。まさかこんな投手になろうとは・・・本当に強くなったと思います。


ここ最近は嫌な形の連敗が続いていたので今日は止められてよかったですけど、それにしても本当に最後は幸運な1点が入ったことと、それを投手がギリギリで踏ん張ってくれたことが勝因です。今日の打線を見ても「得点できる打順が限られている」というか、「相手チームからしたら恐くない打線になっている」ように思えました。
得点を期待したかったエルドレッドは今日は3三振のノーヒットでしたが、やはり5番以降に恐い打者がいないとマークが集中されるような形で、いい結果を残せてないような印象があります。今なら左右関係なく3番新井と5番誠也にして得点圏打率トップ3を並べるか、新井を休ませるなら右投手相手に3番松山にするとか、そのような工夫も必要になってくると思います。三塁も攻撃力を考えたら梵か堂林にした方がいいかと。安部は足もあるので先頭打者の代打とか代走から入る方がチームとしても生かせるように思えます。
ポジションだけ考えたら今は天谷とどっちの方がチームとして助かるかはちょっと気になるところではありますけど。実は今は左の代打要員がもう1人欲しいところなので、シアーホルツがいない状態だったら天谷は重宝しそうな気がします。昨日の試合も最後に代打や代走を送ったら控えの外野手が足りなくなる事態も発生してますし、ベンチにはもう一度考えてもらいたいです。安部が代打で打てればそれに越したことはないんですが、ここから先は変に新しいことを考えないで「ここで必要な存在」という選手で固めていかないと、いざ勝負をかけるときに希望する選手がいない、という事態になりかねません。昨日は9回の山崎対策を考えて8回は松山を温存したのは好手でしたけど、ここで出すのが野間でなく天谷でいけたら、もっと期待できたように思えます。現在の二軍での状態次第ではありますけど、ここは再考の余地もありそうです。


明日からは神宮、東京ドームで3試合。いよいよ勝負のカードになってきました。ここの6試合をどう戦えるかが本当にシーズンを大きく左右する場面になってきました。ただ考えすぎて気負うとあまりよくないので、もう下位チームのように開き直って「上位チームをとことんまでいじめてやれ!」くらいの考え方でいった方がいい結果になるかもしれません。ここ最近の中日や横浜ってそういう感じがなんとなく見える気がするのでw いい形で力を発揮できるようにしてもらいたいです。


では今回はこのへんで。

コメント

丹依悠。
丹依悠。
2015年9月22日7:28

1回表で燃え尽きた>挨拶


>今日の試合
まず、気になったのが石原のリード。
あれだけ昨日、會澤が荒波にバカみたいにアウトハイ打たれたのに、
石原も荒波にアウトハイ(ただしカットボール)で、ヒットって…
もう、ずっと荒波にはアウトハイを下さいw

倉本の12球。これはもう倉本を褒めるしかないです。
石原のリードも球種・コースともに散らして、最終的にカットボールが低めに外れました。
倉本、当てるのは上手いんだな… ヒットにはならんけど。

で、元は1番候補だったとは言え、梶谷がバントw

筒香は、好きなところに来たので、当たり前のように弾き返しました。
好きな高さでしたね。會澤がこの高さで、インコースもアウトコースも打たれてるのに
石原は、會澤のリードを見てなかったんでしょうか。後輩の失敗からも学んでほしいですね。

で、3回裏・広島の反撃
「ド真ん中のスライダー」を石原がレフトへ。
これは正直、嶺井が悪いのか、山口が悪いのか見当が付きません。

ジョンソンは送りバント… をするまでに全球真っ直ぐでストライクが入らない。
バントなんだから、初球をバントさせてしまっていい場面。走者・石原だし。
投手相手にムダに6球放った挙句の、悪送球。

丸にはアウトコース一辺倒。配球を見るとアウトコースに縦にボール球が並んでるとかw
さすが丸さん、一塁へお散歩。

嶺井、丸さんへの攻めを菊池でもやらかしました。しつこいアウトコース攻め。
しかも、分かり易すぎるアウトロー、アウトハイ… 菊池でも振らないだろ、それ。
で、押し出しとか。

松山に対しては、アウトハイ目がけて、やや真ん中付近に落ちるフォーク。
會澤や石原のことは言えません。嶺井も左打者にアウトハイを投げさせてレフトフライですもん…
ま、後続を断って2点止まり。
エルは、高めの釣り球から、低いフォークで三振、って一番ダメなヤツじゃん。
絶対、阪神・安藤からも打てないわ…

7回裏・広島の決勝点
まだ山口が投げてるのにビックリ。キヨシさん、コイツ100球を超えてますよ。
一死、嶺井の「安易にアウトロー」で石原がライトに二塁打。
そして、嶺井が捕逸。もう、嫌な予感しかしない。
丸さんには徹底的に低め低めの真っ直ぐ攻め。それ、丸さん、絶対振らんだろ…
最終的に、丸さんの足元にワンバンのクソフォーク 歩かせる気マンマンだな。
この後、菊池が初球のインハイ真っ直ぐをレフトに。
インハイの真っ直ぐって、山口の取って置きだろ。いきなり、初球にトドメの1球ですか?
開始早々、ローリングアタックを波動拳でカウンターされたブランカみたくなったよ。

會澤と比較するのは何ですが、やっぱり石原の方がリードがいいです。
初回の2点は、バッテリーがどうのこうのと言うより、こっちの打線のセオリー通りだし。
特に、7回表の嶺井への配球は、シンカー、カーブ、カットボールを内外高低に散りばめて
「これぞ石原」という配球表になってました。
8回表の荒波の初球が、大好物のアウトハイとか。倉本にもアウトコース真ん中で内野安打とか。
この2人に対する攻めが変わってないんですよね…
筒香は、インコースの一番好きなところを詰まらせたのは、石原のリードのおかげ。
會澤は、初球をそこに投げさせて打たれてましたからね。
いわゆる打者の「ホットゾーン」で打ち捕るってのは、バッテリーの勝ちです。
筒香がインコース真ん中で詰まるなんて珍しい…

9回表も、不調のロペスとは言え、まず低めに真っ直ぐ、2球目に高めの釣り球149km/hで
ロペスが釣れました。普通ならライト前なんですが、ライトの前には菊池が…
下園は、中崎の本日最速152km/hのアウトハイの、さらに高めの釣り球のボール球を空振りで終了。
あれって、バット出して届くんか?

丹依悠。
丹依悠。
2015年9月22日8:07

>5番から田中、野間、安部
田中広の相性の良さはいいとして、野間、安部はおそらくロイヤルズ野球でしょう。
田中広から始まるとして、まず出塁してもらう。野間・安部が送る、願わくば自分も生きる。
何だかんだで、打率2割6分台と打撃好調の石原(今日も2安打2得点)で返せそう。
ジョンソンも、ナ・リーグ経験者で打席慣れしていて、パイレーツ時代の最高打率は.250。
でも、打者としての「役目」で考えると、2013年の打率.167 1打点 2四球 3犠打がベストかな?
ちなみに、広島では打率.148 1打点 54打数27三振 三振率50.0%って…
でも、いざとなったら打てるタイプです。

>下位打線が機能したか
何を以てして下位打線を組んでるかが広島は不透明。
・1~4番で点を取る、5~9番でも点を取る
・1~5番で点を取り、6~9番で投手を疲労させ、あわよくば1番に返す
前者は、マシンガン打線でお馴染みの、全盛期の横浜。
後者は、藤田巨人。5番・原から後ろは期待できないので、6番に日替わり選手を置き、
6番で攻撃が切れたら、次の攻撃は7番・駒田から。
捕手(有田、山倉、中尾)と投手で、駒田を進塁させ、1番・篠塚にまわす、です。

>単純な打撃能力で見ると、野間と安部よりも鈴木誠也と堂林が上
それは単に「打撃能力」と言うより、「パンチ力」ですね。
総合的に、鈴木誠が二歩ほどリードしてますが、野間・安部にできて、鈴木誠・堂林君に
できない事もあるでしょう。

野間は、松井稼がロッキーズ時代、1、2番コンビを組んでたウィリー・タベラスを彷彿とさせます。
快足だけど、打撃は下手。だから、ボールを叩きつけて高いバウンドで内野安打を量産、
またバント安打もリーグトップで、打率.280は打ってたハズ。
野間も、汚い当たりで打率を稼ぐ素質があると思います。

>誠也だけは残して 今なら5番を任せても大丈夫
空論上の「広島打線・ロイヤルズ化」でも、鈴木誠は4番です。
本塁打を打たない主軸もアリだと思いますよ。
ヤクルト・古田(8本)、横浜・山崎賢一(7本)も4番でしたし、カーディナルス時代の
田口は自己最多が8本でしたが、「3番・レフト」でのスタメン出場も多かったです。

>中崎
たしかに、序盤の5敗は何だったのか?
球質はすでに津田さんを超えてそう。でも、気迫であの人を上回るのは並大抵じゃないです。
横浜・五十嵐が、松井秀、清原を連続三振にした時の比でもないですし、
あの人、ボールに「魂」込めてましたから。
原辰徳の手首が折れた話は有名ですが、それよりも阪神バースをクソボール気味の高めで
空振り三振に仕留めたときの津田さんは「鬼神」でした。
打率.389の怪物が「それ、全部振るのかよ!?」って感じでしたよ。

>天谷
あれ、廣瀬は?

>石原 2,3年目あたりのリードは疑問だらけ
いや、いくら二軍が長くても會澤は9年目なんで…
しかも「疑問」だらけじゃなく「問題」だらけです。

>走塁コーチ
福地も脚力先行型ですね。
足が遅いのに、そこそこ盗塁してんなー って元選手のが走塁コーチ向き。
広島OBには、なかなかいないんですよ。自足が速い選手ばかりなんで…
「トマぴょん」も1年目32盗塁して以降、技術がなくて走ってないし…
兄・誠治さんは技術で走るタイプ(晩年でも盗塁してた)ですけど、今年から楽天のコーチ。
大久保政権の終わりと同時に、一緒に辞めないかしら?
もしくは、笘篠・兄が現役のときの西武の走塁コーチとか。誰だっけ?
何せ、清原やデストラーデが2ケタ走ったんで、間違いなく盗塁技術に長けてます。

⇒ 調べた。
初期は伊原春樹コーチで、その後継者として鈴木康友コーチですね。
…って、鈴木コーチ、今年からホークスじゃん orz
太ってたのに盗塁が多かった長嶋清幸も、中日のコーチだし…

やっぱ、いい人材はどっかが雇ってるんスね。

関東の遅刻魔
2015年9月23日0:13

一球速報だけだと変な配球に見えるかもですけど、実際に見てるとかなり抜けてたり要求通りに来てない球が多いですよ。「そこに投げさせようとしていってる球」と「構えたところとは全然違うところにいってる球」を同じに考えてしまうようになるからこだわりすぎるとあまりよくないかと。
山口の押し出しのときの丸と菊池の球は完全に「ストライクゾーンに入らない状態」になってましたし、パスボールについても外角のスライダー要求したら内角に来てキャッチャーが弾いてました。あれは捕ってやれよと思ったりもしましたけど。

堂林、誠也と野間、安部についてですけど、「長打は打てなくてもせめて外野の前にくらい運んでくれよ」って思ったりします。この中では誠也が確実に抜けてますし、堂林も贔屓目なしだとほぼ同じくらいかもしれませんけど、それでも優先すべきなように思えます。
天谷については「左の代打が足りない」って話です。新井、誠也、堂林がスタメンの場合は、右の代打なら小窪、梵、さらに會澤と期待できる選手がいますが、左になると松山の次は野間、安部とかなり落ちる印象になります。もうひとり左で打撃が期待できる選手がいればかなり話は違ってくるところだと思います。

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