なんか涼しくない?>挨拶

今週は途中から涼しくなるって予報ですけど、昨日とか暑かった気がしただけにちょっと意外な気分になってます。でも暦見たらある程度涼しくなってないとおかしいのかw どうも夏の気分が抜けません。


今日は神宮に野球見に行ってました。レギュラーシーズンでは関東での最後の試合になるということで、今年見に行く最後の試合になるかもしれません。CSで勝ち上がったらまた行ける試合も出てくるんでしょうけど、それは楽しみに待つことにしましょう。


今日の先発は野村と館山。前回まで館山には完全に抑えられていたんですが、今日は初回から粘りに粘って2回終わった時点で56球投げさせるといういい攻めをしていました。ただそれでも点は入らず。

野村もランナーを出しながらも点は与えない持ち味通りのピッチングはしてたんですが、3回に館山のヒットから川端、山田に連打されて1失点。点取れなかったあとに点取られたから結構ダメージは大きかった気がします。

それでも最少失点で粘っていると、5回に先頭の丸が左中間スタンドへホームランを放ち同点。最初は外野に捕られるかどうかと思ってたら想像以上に伸びてフェンスをギリギリ越えるという胸熱な一発でした。
さらに松山がフォアボールのあとにエルドレッドがレフトポール際へのどでかい一発。「ホームランかファールか」という以外は文句なしの当たりだったんですが、これがホームラン判定されて逆転。これまであのあたりの打球はファール判定が多かったから正直覚悟してた部分はありましたw

この2発は間違いなく序盤からの粘りが効いていました。4回終了時点で80球だったんですけど、ボール球に手を出さないため相手も攻めの幅が狭まってたこともあって、狙いを絞りやすくなっていたのと、幾分球威も落ち気味だったのかと思います。少なくとも前回までの7回を70球少々で抑えられてたときには打てなかった打球だと思います。

野村は5回を投げきったところで代打を出されて交代。毎回ランナーを出しながらも1点で抑えていて、球数も74球だったので早かったとは思うんですが、欲張って引っ張ると恐怖のヤクルト打線、いきなり3,4点取られてもおかしくないところではあります。結果的には正解だったようです。

6回からはヒース、7~8回は大瀬良に任せて9回に中崎、という継投策になるところでしたが、7回の大瀬良は制球があまり定まらず、結局ランナー2人を出してから山田にタイムリーを打たれて1点差にまでなりました。なんとか最後は踏ん張りましたが、最近の試合ではストレートがシュート回転してボールになったり甘いコースに入って打たれたりするケースが目立つのが気になります。恐らく疲れからかフォームが微妙に開き気味になってるせいだと思いますが、先月のどうやっても打てないような球威のストレートがコースにビシビシ決まるような状態ではありません。そういう意味ではあまり無理させない方がいいかもしれません。1イニング限定の方が抑えられるかもと思いました。

その大瀬良を回跨ぎ、と考えていたはずですが、8回表に田中のヒットから2アウト2塁のチャンスで、守備から9番に入ってた野間が左中間を破る三塁打で1点追加。するとヤクルト真中監督、続く丸と菊池を連続で敬遠しました。これは3番にピッチャーの大瀬良が入っていたためで、結局代打の小窪を送らざるをえない形にさせられました。
この采配は唸りました。点差と展開を考えたら野間に三塁打を打たれた時点で「この1点が入ったらその時点で試合が決まる」と判断し、また「大瀬良に打順を回してそのまま打たせてくるならそれでよし、代打を出すなら継投策を崩して逆転のチャンスが出てくる」という見事な判断でした。結果代打の小窪は凡退して、継投プランも崩すという策は成功したことになります。
これを見て「今年は監督の差で負けた」ことを痛感させられました。緒方監督なら絶対考えつかないでしょw 野村前監督だったらやったかどうか・・・。


ただ広島側は愚直というか、8回からは他の投手を挟まず中崎を投入しました。8回は三人で抑えたものの、9回はボールが先行して苦しい展開に。ただそれでも中村をフルカウントからライトフライに抑え、ユウイチは歩かせたものの続く上田をショートへの併殺に抑えてゲームセット。結果的に大瀬良を引っ張らずに済んで助かった形になりました。でもそれも結果論とも言えるわけで、作戦面では完全にやられました。

数字と結果を見ると勝ちましたけど、やっぱりヤクルトは強かったです。少しスキができたらすぐ大量点が入る打線相手だけに、投手も本当に大変だったと思います。それでもなんとか抑えたことは本当に大きかったです。野村もこれでCSで神宮に乗り込むことになれば1試合は先発を任せられる目処が立ったのは大きかったです。


今日についてはもうひとつ、采配面で気になることがありました。
6回に野村の代打で堂林が出たんですけど、2アウトから回ってきた打席で野村はまだ74球。普通に考えて、無理に代打から攻める必要があったのかというところです。野村を引っ張りすぎないようにとのことでしょうけど、最近の大瀬良が調子が落ち気味なことを考えると、打たせて取ってた野村を続投させた方がよかったんじゃないか、ということがあります。今日は大瀬良は1イニングで済みましたけど、そこの内容を考えてももう1イニング引っ張ったら無事で済んだかどうか。状況は時々刻々と変わっていくものですから、そこを把握して適切な対策を取ってもらいたかったです。

また代打で出た堂林はレフト線を破る二塁打。後続がなかったために無得点で終わりましたけど、今日のスタメンで出てた安部と比べても打球速度は段違いでした。安部は今日守備面でミスに近いプレーもあったことを考えると、このあと堂林のところに投手を入れるのではなく、堂林をサードに残して安部を代えてもらいたかったです。安部には左打者の利というものがあるとも言えますが、現状の調子もあわせて見ても、右投手相手でも堂林を優先していいと思います。確か今回一軍に上がってから堂林はかなり高打率を残していて、先日お子さんが生まれたときからの数字が打率4割を超えるという話もありました。守備面も安定してきましたし、選手として開花するなら今がチャンスのように見えます。「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが、ここで堂林がブレイクしたら来年以降を考えても広島にとってはとてつもなく大きい要素になります。今は運も味方しているので、とにかく打席に立たせて打たせてもらいたいです。間違いなく今は波が来ているので、一気に乗れるようにするべきでしょう。


これで長かった12連戦も終わり、残すは最後の4連戦のみとなりました。5勝7敗というのは不本意かもしれませんが、序盤あれだけ負けたのによく盛り返したと思います。最後の4試合は4本柱でいけるので、少し安心できる試合になるかもしれません。

今日は数字以上に素晴らしい試合でした。CSに出場して勝ち抜いていけばまたこのような熱戦を見られるのでしょうか。ぜひともまた見たいです。


では今回はこのへんで。

コメント

丹依悠。
丹依悠。
2015年10月1日1:57

背信行為>挨拶

マイコちゃん、マートン化しつつある。


>野村の代打で堂林
代打で問題ないでしょう。
球数制限は大事ですけど、それは100球を超えたらの話であって「先発は、なるべく100球前後を
投げる」のが仕事じゃないです。
『普通』に考えて、『無理』に代打から攻める、
何を基準に「普通」「無理」なのか…したのかと思うところです。

ノムスケを引っ張りすぎない… 最近の大瀬良が調子が落ち気味…
大瀬良をもう1イニング引っ張ったら無事で済んだかどうか、と言うのは、
ノムスケをもう1イニング引っ張ったら無事で済んだかどうか、と同義でしょう。

>状況は時々刻々と変わっていくものですから
>そこを把握して適切な対策を取ってもらいたかったです。
状況を把握できず、適切な対策を取ってない、という言い分ですが、
堂林君の代打に関しては、遅刻魔さんの「ノムスケを続投させたい」だけの理念ですよね。
それこそ采配として適切か疑わしいです。たしかに、緒方監督も未熟です。
ただ、球数が74球だろうが何だろうが、ここまで4勝8敗 防御率4.81と、首脳陣の信頼を得ていない
ノムスケが、この日も5イニングを被安打8という内容で、これ以上引っ張ったら、
ムラッ気のあるノムスケが崩れる可能性は高いです(低いとは言いません)
今のヤクルト相手の2点リードなんて、あってないようなものですから、

「普通」に考えて、代打を送って、次からブルペン陣に任せるのがセオリーだと思います。
結果的に、最少失点でも、投球イニング以上の被安打を浴びた投手をずるずる引っ張る余裕ないハズ。

また、大瀬良も1イニングで被安打2、与四球1、失点1
これも本来、誰かが火消しに行くべきですが、すでにヒースは出ているし、
1イニングは投げ切ってもらないと困る。
ここで、ノムスケとの違い。
大瀬良には、リリーフとして一定の評価と信頼を得てるからこそ、イニング完了させた、と。

結論としては、ノムスケ、大瀬良ともに今日はあまり良くなかったです。

代打は、シーズン通して、最近の調子、その日の調子を総合的に考えて送るべき。
これが、同じ状況で4本柱だとしたら、「普通」に考えて続投でしょうし、
逆に、ノムスケがここまで5イニング被安打8ではなく、被安打3ぐらいに抑えても、
「普通」に続投でしょう。

これが私の「普通」ですが、誰の「普通」が正解なのかは結果次第です。
「普通」じゃない「非常識」でも結果がすべてなので、それも変な話でが…
以前のジョンソンの「139球」と言い、ノムスケの「74球」と言い、
投手分業制が輸入後、しばらくして「球数制限」も輸入されました。
この空白の数年間は、分業しつつも球数はあまり気にされず。
何かの記録がかかってるワケでもないジョンソンの「139球」は投げ過ぎですが
ちょっと、日本球界は「球数制限」という文化に振り回され過ぎてる気がしますね。
大体、牽制球は球数に含めてないし、どこか抜けてると言うか…

今回の状況に「普通」のセオリーってのはないと思います。
代打が告げられて、「まだ74球でしょ? 交代、早くね?」派と、
「8安打されてっからなー ここで交代でも仕方なわな」派とで
五分五分に割れると思いますね。

基準が「球数」と「失点」だけになっていて、投球内容自体がどうなのか。
逆に、私は映像を観てない限り、その「被安打8」がどういうものだったのか分からず、
でも、結果として判断を下すに十分なデータだと思います。

「ノムスケ」という、シーズン4勝8敗 防御率4.81 この試合も5イニング被安打8で、
広島ファンにとって、続投を推すに値する投手なのかどうか。
別に、ノムスケをバカにしてるとか嫌いとかではないですが、ここで続投させるなら
とっくに五本柱だと思います。
ムラッ気さえなければ、福井より上なんですがねー



あっさりまとめるつもりが、結局は熱が入って長文だよ… m(__)m

関東の遅刻魔
2015年10月1日23:18

野村に何を求めるか、という話次第ですね。昨日の場合の「5回を8安打1失点」を「打たれすぎ」と見るかどうかという話だと思います。
オレの場合はこれまで見てて野村の場合は「7回を10安打で1~2点くらいに抑えるスタイル」と割り切ってるので「いつも通りのピッチングができてる」と判断しました。フォアボールもなかったですし、球数も少なめだったので。悪いときはフォアボール連発したり3回で5点くらい取られてたりするので、基準としてはわかりやすかったです。もともとコントロールはいいからランナー出しても内野ゴロ打たせられるので、他の投手より少し割り引いて考えていいところです。

というより、後ろから逆算して「現状の不安定になりかけてる大瀬良に回跨ぎさせる方が恐い」ということもありました。6回にヒースが出てきた時点で大瀬良かヒースの回跨ぎがほぼ確実だったわけですが、この間に今村なり一岡なりを挟んで1イニングずつ抑える形にしてたら文句はありませんでした。そういうところが首脳陣は甘いなと。この試合の内容だったら野村をもう1イニング以上引っ張って、7回以降に継投策にした方がいいと思った次第です。むしろ2敬遠によって大瀬良を1イニングで終わらせられた方が助かった気分です。
天秤と言っては変ですけど、「ペース通りに投げられてた野村をもう1イニング引っ張る」のと「本調子でない大瀬良をもう1イニング引っ張る」のとでは前者の方が安全に思えました。大瀬良を見たのは野村の降板後だから変な話かもしれませんが、ここ最近の直球のシュート回転癖と制球の悪さから嫌な予感はしていたので。

野村はシーズン序盤は6本柱の一角でした。途中で打ち込まれて序盤にKOされる事態が続いたので二軍で再調整になりましたが、これまでを見ていても6~7イニングは任せてもいいピッチングはしてました。「いい日」と「悪い日」で波が激しく、「悪い日」だったらすぐにでも交替させるべきでしたけど、この試合は「いい日」の側だったので引っ張っても問題なかったかと。復調に時間かかりましたが、前回に続いて持ち味の出た内容だったように思います。ヤクルト打線が恐いから続投したら打たれてた可能性は否定できませんが。

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