ジェスカイ相手のアナフェンザって強いの?
2015年10月29日 MTG コメント (2)実質ネタ切れ>挨拶
最近風邪っぽくてややオチ気味でしたけど、それ以上に書きたいネタがない方が大きかったです。野球についても今は特にどうという話がないもので。日本シリーズは「あぁ、今やってるんだ」くらいの感覚ですw
なのでたまにはマジックネタでも。
新環境もだんだん落ち着いてきました。今は5色まで使えるくらい多色の選択肢が増えてるだけに本当にいろいろなパワーカードが飛び交う環境になってますけど、その中でもアブザンとダークジェスカイが特に目立ってる印象です。アタルカレッドだとか青系コントロールとかもありますけど、このあたりはメタ次第でいろいろ変わってきそうなところです。
で、アブザン絡みのデッキ使っててふと思ったことがタイトルの通りです。
これまでだとアナフェンザが入ってるアブザンっていわゆる「アブザンアグロ」が多かったわけで、それ以上のミッドレンジ、はたまたコントロールまでいくとだんだん数が減っていってる印象です。
スペックとしては3マナ4/4で他の能力も強いから文句なしなんですが、伝説ということもあって一度に2体は出せないということもあり、早い段階からガン攻めするデッキ以外だと少し考えてしまうこともあります。
最近だとメタ的に対ジェスカイをどう考えるかというのが最初のステップだと思うんですが、ここで「こいつって有効なの?」というのが最初に浮かんだ疑問です。とりあえず最近は純正よりも黒タッチした型の方が多いみたいなので、そっちを考えていくことにします。
まだ環境理解が少ないので少しダークジェスカイのデッキ構成も調べてみました。
クリーチャーで見るとカマキリ、ジェイスが4積みで、魂火の大導師が2枚、龍使いののけ者が1枚という形が多いみたいです。タシグルも入ってますが、だいたい採用されるクリーチャーはこのくらい。枚数は人によって分かれてる感じです。
スペルについて見ると、思ったより火力が少なかったです。軽量クリーチャーを焼ける1マナ火力がメインで、本体まで狙える大口の火力は少ないというか。
そのかわり除去がかなり多い。そしてクリーチャー運用まで考えたオジュタイの命令、コラガンの命令が大きい役割を果たし、あとはドロースペルなりなんなり、人によってちょいちょい変わってる感じです。
で、この構成を見て思ったことが。
アナフェンザの「いずれかの領域からクリーチャーカードが対戦相手の墓地に置かれる場合、かわりにそれを追放する」能力、これってどのくらい効くのかな、というところです。
ジェスカイの強みとしては、カマキリとタシグル(人によってはドラゴンとかも)以外のクリーチャーはオジュコマで釣れるために、極端な話「途中で除去されても大して痛くない」ことがあります。コラコマで釣ることもできるので、そういう意味では除去耐性はかなり高いということになります。これがアナフェンザがいると「墓地に落ちずに追放される」わけで、その抑止力が効いているのかな、というのは気になりました。
クロックだけ見ると、アブザン側のアナフェンザが5回殴ったら勝てるのに対し、ジェスカイ側のカマキリは7回殴らないと勝てない計算になります。カマキリは速攻持ってるからもう1ターン少ない計算になりますが、ただの殴り合いならアナフェンザの方が先に押し切れるので、クロックという意味では無視できない存在になってると言っていいでしょう。フェッチも多く使われるからもう少し実際の計算は面倒になるので一概には言えないですが。
もちろんジェスカイ側は火力もあればカマキリを並べることも可能なのに対しアブザン側はアナフェンザを2枚並べることはできないので、他の部分で差をつけることは容易とも思えます。
アブザンの側からすると、アナフェンザが無視できないクロックになるなら当然除去が飛んでくるわけですが、そうするとさらにクロックとして強力な包囲サイなどのクリーチャーを生き残らせる布石にもなる、という点もあります。「除去を使わせておいてさらに強いものを残させる」というのは展開上大事な話ですが、そういう意味でも有用ではあるかも、とは思いました。サイもアナフェンザもパワー4なので、はじける破滅を撃たれたときに手札にアナフェンザがもう1枚あればサイを残すことも可能ですし。(慣れてる人はプレイングで調整できそうだけど)
ジェスカイ側は普通にいけば除去されたクリーチャーを拾うことができる分クロックは多く展開できるという利点もあるから有利になりそうですが、もし早い段階からアナフェンザが出ていて墓地にクリーチャーが落ちない状況になってたら、もしかするとその分ではアブザンが有利に立てたりする、ということも考えられます。
ただ実戦の場合だと「アナフェンザが長く生き残ってる=アナフェンザが除去されないで殴り続けている」ということになり、それだけでアブザン側が押しているとも考えられるんですよねw そうなると全体除去が入ってない構成が多いジェスカイを考えると、「除去がない」と見たアブザン側がさらにクロックを展開したらより有利になるわけで、もしかすると「アナフェンザが生き残ることでジェスカイ側の墓地にクリーチャーが落ちない」というのは事象自体があまり気にしなくていいのかも、とか思えてきましたw
なにぶん新環境になって実戦経験が全然足りないために、考えていくと「これはどうなのかな?」って思うことが多い割に全然検証できてないという大問題を抱えてるものでw やっぱりデッキ組んだら大会で回してアップデートしていかないとなかなかいい形になってくれないですし。難しいけど面白い問題でもあります。
今回書いた内容については「考えただけで実践してない」というものばかりで申し訳ないです。実戦経験ある方のご意見も興味あります。考えれば考えるほど面白いものになっていくと思います。
では今回はこのへんで。
最近風邪っぽくてややオチ気味でしたけど、それ以上に書きたいネタがない方が大きかったです。野球についても今は特にどうという話がないもので。日本シリーズは「あぁ、今やってるんだ」くらいの感覚ですw
なのでたまにはマジックネタでも。
新環境もだんだん落ち着いてきました。今は5色まで使えるくらい多色の選択肢が増えてるだけに本当にいろいろなパワーカードが飛び交う環境になってますけど、その中でもアブザンとダークジェスカイが特に目立ってる印象です。アタルカレッドだとか青系コントロールとかもありますけど、このあたりはメタ次第でいろいろ変わってきそうなところです。
で、アブザン絡みのデッキ使っててふと思ったことがタイトルの通りです。
これまでだとアナフェンザが入ってるアブザンっていわゆる「アブザンアグロ」が多かったわけで、それ以上のミッドレンジ、はたまたコントロールまでいくとだんだん数が減っていってる印象です。
スペックとしては3マナ4/4で他の能力も強いから文句なしなんですが、伝説ということもあって一度に2体は出せないということもあり、早い段階からガン攻めするデッキ以外だと少し考えてしまうこともあります。
最近だとメタ的に対ジェスカイをどう考えるかというのが最初のステップだと思うんですが、ここで「こいつって有効なの?」というのが最初に浮かんだ疑問です。とりあえず最近は純正よりも黒タッチした型の方が多いみたいなので、そっちを考えていくことにします。
まだ環境理解が少ないので少しダークジェスカイのデッキ構成も調べてみました。
クリーチャーで見るとカマキリ、ジェイスが4積みで、魂火の大導師が2枚、龍使いののけ者が1枚という形が多いみたいです。タシグルも入ってますが、だいたい採用されるクリーチャーはこのくらい。枚数は人によって分かれてる感じです。
スペルについて見ると、思ったより火力が少なかったです。軽量クリーチャーを焼ける1マナ火力がメインで、本体まで狙える大口の火力は少ないというか。
そのかわり除去がかなり多い。そしてクリーチャー運用まで考えたオジュタイの命令、コラガンの命令が大きい役割を果たし、あとはドロースペルなりなんなり、人によってちょいちょい変わってる感じです。
で、この構成を見て思ったことが。
アナフェンザの「いずれかの領域からクリーチャーカードが対戦相手の墓地に置かれる場合、かわりにそれを追放する」能力、これってどのくらい効くのかな、というところです。
ジェスカイの強みとしては、カマキリとタシグル(人によってはドラゴンとかも)以外のクリーチャーはオジュコマで釣れるために、極端な話「途中で除去されても大して痛くない」ことがあります。コラコマで釣ることもできるので、そういう意味では除去耐性はかなり高いということになります。これがアナフェンザがいると「墓地に落ちずに追放される」わけで、その抑止力が効いているのかな、というのは気になりました。
クロックだけ見ると、アブザン側のアナフェンザが5回殴ったら勝てるのに対し、ジェスカイ側のカマキリは7回殴らないと勝てない計算になります。カマキリは速攻持ってるからもう1ターン少ない計算になりますが、ただの殴り合いならアナフェンザの方が先に押し切れるので、クロックという意味では無視できない存在になってると言っていいでしょう。フェッチも多く使われるからもう少し実際の計算は面倒になるので一概には言えないですが。
もちろんジェスカイ側は火力もあればカマキリを並べることも可能なのに対しアブザン側はアナフェンザを2枚並べることはできないので、他の部分で差をつけることは容易とも思えます。
アブザンの側からすると、アナフェンザが無視できないクロックになるなら当然除去が飛んでくるわけですが、そうするとさらにクロックとして強力な包囲サイなどのクリーチャーを生き残らせる布石にもなる、という点もあります。「除去を使わせておいてさらに強いものを残させる」というのは展開上大事な話ですが、そういう意味でも有用ではあるかも、とは思いました。サイもアナフェンザもパワー4なので、はじける破滅を撃たれたときに手札にアナフェンザがもう1枚あればサイを残すことも可能ですし。(慣れてる人はプレイングで調整できそうだけど)
ジェスカイ側は普通にいけば除去されたクリーチャーを拾うことができる分クロックは多く展開できるという利点もあるから有利になりそうですが、もし早い段階からアナフェンザが出ていて墓地にクリーチャーが落ちない状況になってたら、もしかするとその分ではアブザンが有利に立てたりする、ということも考えられます。
ただ実戦の場合だと「アナフェンザが長く生き残ってる=アナフェンザが除去されないで殴り続けている」ということになり、それだけでアブザン側が押しているとも考えられるんですよねw そうなると全体除去が入ってない構成が多いジェスカイを考えると、「除去がない」と見たアブザン側がさらにクロックを展開したらより有利になるわけで、もしかすると「アナフェンザが生き残ることでジェスカイ側の墓地にクリーチャーが落ちない」というのは事象自体があまり気にしなくていいのかも、とか思えてきましたw
なにぶん新環境になって実戦経験が全然足りないために、考えていくと「これはどうなのかな?」って思うことが多い割に全然検証できてないという大問題を抱えてるものでw やっぱりデッキ組んだら大会で回してアップデートしていかないとなかなかいい形になってくれないですし。難しいけど面白い問題でもあります。
今回書いた内容については「考えただけで実践してない」というものばかりで申し訳ないです。実戦経験ある方のご意見も興味あります。考えれば考えるほど面白いものになっていくと思います。
では今回はこのへんで。
コメント
けっこう複雑そうですねー。