「ひとつ聞いてもいいか?」>挨拶


ここ最近風邪っぽさが結構なことになってるんですけど、危なそうな日でもなんとか動けてます。後から思うと「なんで動けてるの?」って思ったりしてますw
どこかで休みを入れたいとは思ってるんですけど、日曜までは頑張ってみるしかないかもです。いやそれ普通だったw

なんか最近は朝の混雑というかトラブルが多くて困ります。ちょっと前までは実にスムーズに電車動いてたのに今週とか毎日のように止まったり遅れたりしてますからね。冬休みが始まったら少しは緩和されるんだろうか・・・お盆休みの頃はいつもより10分も早く着けるから天国なんですよねぇw


今回も野球話です。
昨日の段階で12球団の保留選手名簿が発表され、事実上の自由契約選手が全部公示されたような状態になりました。各球団の「退団は濃厚、確実だけど発表されていない選手」が全員明らかになるという状態です。
阪神は守護神の呉がメジャー移籍を考えているのと韓国の選手が賭博を行ってたことに関係があるかという疑惑も出てきて保留にはならなかったですが、実質「阪神かメジャーか」ということになるでしょう。中にはこういう珍しいケースもあるんですね。

で、この発表が昨日で、今日の朝から出ていたニュースに、広島が中日から自由契約になったエクトル・ルナ選手の獲得調査に乗り出す、というものがありました。

広島は今年のオフには三塁を守れる新外人選手を探しているということでしたが、横浜を自由契約になったバルディリスについても調査を行うという話でした。ただ今朝のルナについては各スポーツ紙が一斉に発表したり、球団幹部の発言も含めて「獲得交渉に乗り出す準備に入る可能性もある」と、かなり前向きな記事が多く出ていました。今年は日本に来そうなサードの外人選手はめぼしい候補が多くなく、その中でも特に有力そうと言われていたヘイグ、ロマックの2選手がそれぞれ阪神、横浜に決まったことからも、「現状のリストにある選手よりもルナの方がいい」と判断した可能性はかなり高いと思われます。

まだ決まったわけではない、どころか調査を始めて時間も経ってないくらいの段階ですが、もし獲得できるとなったら、カープにとっては非常に大きな戦力として期待できそうです。というのも、ルナは広島にとってはいろいろな意味で「都合のいい選手」ということがあります。


まずは実績。3年前に中日に入団してから、初年度は打率.350を残し、2年目はサードのベストナイン、3年目の今年も打率は3割を切ったもののセ・リーグ4位の.292を残しており、これは広島の主力選手と比べても「代打の神様」状態の小窪を除いてトップになります。ホームランは数は多くなくても長打力はありますし、ホームランの出にくいナゴヤドームを本拠地としている中日での成績とあわせて考えても、「ホームランバッター」というタイプでないなら充分な長打力はあると考えていいと思われます。

守備については年々守備範囲が狭くなっているという話ですが、人工芝のナゴヤドームでのプレーが多くて膝に負担がかかっていたという話もあり、衰えているというほどのことでもなさそうです。負担の少ない天然芝の球場になったら、これまでよりもいける可能性は低くないと思います。

球団としても本人との条件面での交渉の他にメディカルチェックも行うという話でしたが、来日してから肘、膝と故障している部分をどうするか、という話でしょう。問題がないと判断されれば、狙っていくべきだと考えます。


もうひとつネックと言われるのがこのオフで36歳となる年齢ですが、先ほどの故障歴とも合わせて、悪い話ばかりではありません。
来年の広島となると、本来ならサードは外人との間で堂林や梵、安部などが争う形となりますが、普通にルナを獲得できて実績通りの成績を残すなら、他の選手の出番はかなり少なくなると考えられます。ただ逆に考えると、「状態を見ながらの起用になる」「フル出場は難しいかもしれない」ということは「他の選手の出番もあまり減らさずに起用できる」ということになります。
単純化として、将来も含めてサードの筆頭候補は堂林ということになりますが、ルナを獲得したところで堂林の出番が全然なくなるわけではない、ということです。むしろ代走や守備固め、休みのときにはスタメンで堂林を起用していけばいいところですし、課題と言われる打撃面で好調だった場合、堂林をサードで起用してルナをファーストに回すこともできます。ファーストはというと新井やエルドレッドとの兼ね合いにもなりますが、使い道が多いことで若手のチャンスを残したままチームの戦力アップを期待できるということは、実はかなり大きいのではないかと思われます。

また、これで「打てる選手」が増えてくるとなると、交流戦になったときにDHで悩むことが少なくなります。少なくとも「打てる選手が足りないからDHを有効活用できない」ということがなくなります。

日本での実績があるのも大きいです。新外人選手となるとまずは日本の野球への適応というところから始まりますが、これまでやってきた選手となるとその部分が問題ないというのは、外人選手が「ギャンブル」と言われる要因をひとつクリアしていることになります。また既に得意な球団もあることを考えると、そこと対戦するときに純粋に切り札になり得る、という側面もあります。
さらに言うと、ルナは今年は広島との相性が良くなかったことがあります。データを見るとマエケン、黒田、福井と相性が悪かったそうですが、この部分がなくなったら本人もやりやすくなる部分はありそうです。中日相手にどのくらい打てるかという話にはなりますが、チーム内でデータがある分全然ダメということにはならないんじゃないか、という気はします。

現状では他に獲得を狙う球団はないということなので、あとは条件面を含めた意志と検査の結果、という話になりそうです。中日戦を見ていても勝負強い打撃をされていた印象があったので、もし獲得できれば素直に嬉しいです。
さすがにまだ時間はかかるでしょうが、期待して待ちたいと思います。


ちょっと浮かれすぎたかもしれませんw 久しぶりに明るい話題だったもので。

では今回はこのへんで。

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