アップはアップやな>挨拶


昨日のニュースだったと思うんですけど、中日のマスコットの「ドアラ」の契約更改のニュースが出ていました。
今年からは「微増」ということで、年俸は「食パン750グラム」(前年比50グラム増」だとかw
ヤクルトのつば九郎もこの手のネタで毎年楽しませてくれるんですけど、ドアラの場合は「ユーカリじゃないんかい!!」みたいなネタも入ってましたw
個人的にはこの記事の一番最後にあった「(重さは推定)」の一文がツボりましたw つば九郎は「パスポートを持ってないから」という理由で優勝旅行に行けなかったそうですけど、このあとの契約更改がどうなるのかはちょっと楽しみです。



ようやく作業が終わったのでこれを書くことができました。今回は完全に野球話です。

去年はちょうどクリスマスが終わった頃に「黒田が広島に帰ってくる」という内容で大盛り上がりしたわけですが、今年はルナの獲得が決まったことでかなり楽しみになってきました。
中日の初年度から3年連続で中軸に座り続けた選手なわけですが、ホームランよりも打率や得点圏での勝負強さ、技術などが長けた選手で、かつカープにとっては今年固定しきれなかったサードを守れる選手ということで、必然的に期待は高まってきています。
数字だけ見ると年々打率が下降気味ではありますが、今年は初めて3割を割ったといっても.292でセ・リーグ4位の打率、上には川端、山田、筒香しかいませんでした。少なくともカープの野手の誰よりも打ってますw

毎年のように怪我で離脱していることもありますが、メディカルチェックはかなり入念に行ったようで、その結果「かなり状態はいい」という判断だったそうです。
恐らく来年については年齢(来年は36歳でシーズンイン)と故障歴も考えると完全にフル出場は期待できないでしょうけど、それでも休み休み使いながらシーズンの大半はサードとして期待できることと思っています。


こうなると、今年得点の少なさや勝負弱さに泣いた打線についても、かなり幅広く考えることができるようになってきました。

現状では最優先で考えられるオーダーとしては、ポジション別に見ると内野がファーストの新井、セカンドの菊池、ショートの田中、外野はレフトのエルドレッド、センターの丸、キャッチャーは石原と會澤の併用ということでほぼ決まってますが、この中にサードでルナが入るとなると、残るライトには鈴木誠也か松山か、という形になりそうです。恐らくこれがシーズンに入る段階での最初の構想になるでしょう。

打線については、丸が1番になるか3番になるか、という話になってきます。
パターンとしては

1番 センター 丸
2番 セカンド 菊池
3番 サード ルナ
4番 レフト エルドレッド
5番 ファースト 新井
6番 ライト 鈴木誠也/松山
7番 ショート 田中
8番 キャッチャー 石原/會澤

という形と


1番 ショート 田中
2番 セカンド 菊池
3番 センター 丸
4番 レフト エルドレッド
5番 サード ルナ
6番 ファースト 新井
7番 ライト 鈴木誠也/松山
8番 キャッチャー 石原/會澤

が考えられます。
上の案の場合、新井とルナの順番がどうなるかは気になったんですが、ルナは出塁率や得点圏打率が高いため「ルナが出塁してエルドレッド以下が返す」ことと「1,2番がチャンスを作ってルナが返す」という形を考えると、3番にルナを置く方がいいかと思いました。なんとなく新井を置いておくとチャンスでゲッツー打ちそうな感じもあるのでw
どちらにしても6番と7番は流動的になりそうです。

ただこのメンバーの場合、特に新井、ルナ、エルドレッドがともに35歳以上になるので、フルに出続けるのは難しくなるかもしれません。ファーストについては松山も守れるので、状態を見つつ入れ替えながらの起用になる可能性は高いと思います。監督がうまく運用できればいいんですけどw


そしてサードについて。まずはルナが大本命になったわけですが、元々その前は堂林、梵、安部、小窪などが熾烈なポジション争いをしていた場所です。特に期待したいのは堂林ですが、少なくとも「彼が打てるようになったらしばらくサードは安泰」といった話になってきます。
で、ルナのいい点として、サードだけでなくファーストも守れるということがあります。このため、サードの他の候補が好調だった場合、ルナをファーストに回してサードに他の選手を入れる、という選択肢も出てくるわけです。となるとサード候補は実質ファーストの新井も含めて「打てる選手から順に起用される」ものと考えてよさそうです。
ルナも年齢が年齢なので、ここ2,3年のうちに堂林の打撃が覚醒して、徐々に交替していけるようになればチームとしても理想の形になると思います。それがいつになるか、という話になってきましたが、いい方に転がるなら来年の始めから打てるようになっていればある意味理想的です。時間が掛かる場合、それまでの間にレベルの高い選手で埋められるとなれば、チームにとってもかなり大きいです。

また日本で3年やってたルナを獲れたことのメリットとして、「シーズン最初から打撃を期待できる」というものがあります。新外国人選手を獲ってきた場合はどうしても「日本の野球に馴染むまでに時間がかかる」パターンがあり、最初の1ヶ月くらいは打てなくても目を瞑って起用し続ける必要も出てきますが、ここで既に慣れている選手だった場合、最初から実力を発揮できる可能性が高い、ということになります。これまでを見ていても春先のるなは好成績ということもありますし、これは大きいです。
何が大きいかというと、春先から好調だったら「開幕ダッシュ」を期待できる、ということがあります。やっぱり劣勢からスタートするよりは優勢な形を早く作った方が戦いやすい、というものはありますし。少なくとも今年は春先に沈んでから一度も1位になったことはないのでw
もうひとつ加えると、今年のカープの成績は最初の3,4月で借金を大量に抱えたものの、その後は月別で見ると毎月勝率5割以上を残しています。野暮な話かもしれませんが「3,4月に勝ち越していたら優勝も狙えた」という数字になります。その確率が高まったこともかなり大きいです。


もともと今シーズンは先発陣が盤石で、投手力を全面に出した戦い方ができるシーズンでした。ただ終わってから見てみると、どのチームも投手が抑えていたというか、打者が打ててなかったというか、思った以上に点が入らないシーズンになりました。そのため「先発投手が揃っている」ことが思ったほどアドバンテージにならなかった、逆に勝負どころで1点を取れない打撃陣がチームの足を引っ張った形になりました。そういう意味でも「チームの得点力が上がる」ことは見た目以上に大きな作用になる、と考えることができます。
確かにエースのマエケンはメジャーに行く可能性が高いです。それでも打者陣が得点力を上げることで、思った以上に穴は埋められるのではないでしょうか。

投手陣で見ると、リリーフに回っていた大瀬良が先発に戻ることになりました。他にもルーキーの岡田、横山もまずは先発で起用されることになると思っています。マエケンの穴を考えると確かに簡単ではないですが、少なくとも先発で期待できる投手は黒田、ジョンソン、福井に野村と、問題なく数が揃っていると考えます。野村がシーズン終盤に復活気味だったところを、来年はしっかり投げ切れるか、ここが結構大きい要素になってきそうです。

そのかわりにリリーフの方は不安要素が結構あります。ヒースが退団し、大瀬良が先発に戻ったためにその穴を埋められる選手がいるか、というのが難しいところです。抑えの中崎はいいとして、8回を任せられる投手がどうなるか、ということになります。
期待したいのは今村、一岡、中田というところですが、それぞれ故障があって本来のパフォーマンスを去年は取り戻しきれなかった形です。今村はかなり良くなってきたように思いますが、彼らがいい形を作ってくれるならかなり大きいことになりそうです。

外人投手ということで現在は先発と抑えを1人ずつ交渉中ということですが、ここでの「抑え」の1人がかなり大きな鍵になる気がします。役割としては「8回を任せられるセットアッパー」になるのか、「中崎を8回に回して9回を任せるクローザー」になるのかという点も気になりますが、ここで信頼できる投手が1人いるなら、来年は本当にいい戦いができることになると思います。
外人枠のことを考えると、既に打者でエルドレッド、ルナ、プライディといて、投手でもジョンソン、ヘーゲンスといることを考えると、抑え候補にあと1人獲れればそれで充分だと思ってます。あまり先発を獲っても有効活用できなくなりそうな気がしてます。
最近のよくない傾向として、「サブのつもりで獲った外人選手が一軍でも通用しそうなのに、枠の関係で昇格できない」ことが多くなりすぎていることがあります。もちろん外人選手同士も競争であること、誰かが抜けたときの代わりは大事ということもありますが、「最初から一軍で出られそうにない状態」になってしまった場合、いい選手を腐らせてしまう可能性が高いです。もちろん「プロフェッショナルとしてのあるべき姿」というものはありますが、人間そこまで便利にできてはいないですから。

もし先発投手の3人目まで獲得するようなら、以前にも書いた「外人枠1つを使って先発投手3人を使い回す」作戦を採用してもらいたいです。かなり難しい話になるとは思いますが、それだけ「枠がないのに外人選手を獲り過ぎるべきではない」と考えているもので。



久しぶりに書いたら結構長くなってしまいました。だんだんまとまらなくなってきましたが、また何か思いついたら書くかもしれません。


では今回はこのへんで。

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