2016年を振り返る

2016年12月31日 野球
マジックの方はいいやw>挨拶

いよいよ今日で激動の2016年も終わりになります。
せっかくなのでいろいろ振り返ってみようと思いますけど、やっぱり今年といったらカープでしょうw そんなわけで実質今年のカープを振り返ることにしますw

マジックの方はモダンシーズンとレガシーシーズンが両方長くあってスタンあまりできなかったのがちょっと残念でした。一応どっちもやった、というかレガシー環境の公式戦デビューなんかもありましたけど、半分勝てないくらいで正直キツい印象ばかりでした。それぞれのフォーマットで勝てるようになるには各個に相当な時間と経験を積まないと難しそうだと思いました。気づいたら青に手を染めてそうだなぁw

今日は夢屋のスタンに行ってマジック納め。結果2-1の2位でした。あと1つ勝ちたかったなー。うまくいかずに課題が残るあたりがいかにもオレらしかったですw
その後は少しQMAやって帰ろうかと思ったら景品に凄く手に入れたいものがあったから結局ガッツリやってくことに。完全に考えてませんでした。おかげでもう満足・・・と言いながら明日もまたやりに行く予定ですw


さて、そろそろ本題に入らないと年が明けてしまうw
早速始めていこうと思います。


3月
今年はドラフトで即戦力が期待される選手が多く入りました。キャンプから岡田、横山のドラフト1,2位コンビはローテ入りを、6位のオスカルはリリーフに入ることを期待されていました。オスカルはオープン戦から活躍して好投を続けていき、そのまま開幕メンバーに選ばれることに。先発でも横山は残りましたが、岡田は課題もあってしばらくお預け。
結局オスカルが開幕3戦目、横山も5戦目に早々とプロ初勝利を挙げたものの、オスカルはオープン戦終盤からの連投がたたったのかパフォーマンスを落として炎上癖がつくようになってました。同じくリリーフで期待された中田廉も開幕してからオスカルとともに炎上を繰り返し、何よりも投手コーチがこの2人を起用しては打たれるという悪循環でチームも足踏みしているような状態でした。


4月
マエケンが抜けた今年は先発の軸はジョンソンと黒田だと目されていたところ、野村が勝ち星を重ねていって「今年はいつもと違う」感を漂わせていきました。
チームとしても去年勝てなかった原因だった打線が今年は田中、菊池、丸の上位3人に加え、ルナとエルドレッドが中心打者として力を発揮し、点の取り方が良くなって頼もしさが出てきました。
少しずつチームは安定してきたものの、横山は先発として力不足が見え始め、先発投手が足りなくなってきたところに岡田が一軍昇格最初の試合で1/3回で6失点KOと、不安も見えてきたところでした。なんとかチームは月間勝ち越したものの、そこまで勢いは出ていなかったような。
そしてルナが怪我で離脱。打撃面でプライディを上げるかと思われたものの、投手陣が苦しいということでヘーゲンズを上げたことがここから効果を発揮することに。野村などの先発投手を引っ張ったときや、ジャクソンの前に投げる投手が安定しないなどで7回に失点を重ねることが多くなり、いつしかヘーゲンズに7回を任せるチームの形が出来上がっていきました。おかげで野村が6回で降板する「定時退社」とネタにされるような事態にw
そして忘れてはいけないのが、4月末の神宮球場で、大ベテランの新井さんがプロ通算2000本安打を達成しました。今年はいつ達成できるかでチームの順位も変わってくると言われていましたが、まさかの最初の月に果たすことになろうとは・・・その後の快進撃を予感させるものになったかもしれません。

5月
岡田が炎上即降板した試合の功名として、二番手でロングリリーフした九里が先発として入ってこられるような好投を続け、先発の穴が少しずつ埋まっていきました。さらにキャンプから期待されていながら足の肉離れで離脱していた鈴木誠也も合流。本領発揮が始まった月になりました。
再調整した岡田が先発で好投するものの援護がなくて勝ち星がつかない日々が続きましたが、先発ローテとしても期待できるようになりました。
チームとしても勝ったり負けたりを繰り返し、最終日に交流戦が始まったところで1つだけの貯金。混戦はどこまで続くかというところになってきました。


6月
今年のカープといえば、やはり交流戦を抜きに語ることはできないでしょう。
開幕からロッテ、ソフトバンクとパリーグの上位2球団に当たるという「当たり運の悪さ」に頭を抱えましたが、ロッテに1-2の次のソフトバンク戦が雨による引き分けもあって1-1-1と借金を作らずにいけたのが大きかったです。しかも勝った試合は延長戦で丸がサーフェイトからサヨナラタイムリーという、勢いのつく戦いになりました。
また先発に入った戸田が好投し、続く日本ハム戦で有原、さらに翌週の西武戦で菊池雄星、交流戦明けは4月に防御率0点台だった岩貞とまさかの大物食いを続けていきました。
それらの要素がありながら、一気に勢いをつけたのは間違いなく交流戦最後の2カードでした。西武との初戦で9回に追いつかれたところから赤松がサヨナラヒットを放ったわけですが、これがタイミング的にはアウトに思えながらも今年から適用されたコリジョンルールによって生還が認められるという、いかにも勢いがつく勝ち方になりました。
続くオリックス戦は初戦が同点の延長12回に鈴木誠也がサヨナラ2ランで勝利、2戦目は1-3と負けている9回裏にオリックスの守護神平野佳寿からランナー2人を置いて再び誠也が逆転サヨナラホームラン。3戦目は同点の8回から再び平野の相対した誠也が決勝のホームランでカード3連勝。ヒーローインタビューの「最高でーす!」、試合後の緒方監督のコメント「神ってる」が流行語大賞にもなった戦いでした。
これで完全に勢いがついて球団2位の記録になる11連勝を飾り、ペナントレースでも首位を独走することに。エルドレッドが足の怪我で離脱したものの入れ替わるように戻ってきたルナが活躍するなど、チームがいい巡り合わせで戦っていけるようになりました。


7月
勢いは続き、特に新井さんが絶好調。月間打率.443、7本塁打などリーグ屈指の成績を残し、打点王も狙える位置にいました。チームも勝ち星を重ね、まさに独走態勢に。そしてここまでチームの同一カード3連敗が一度もないという快挙も目立ってきました。広島が走ることで巨人と阪神が「包囲網」を敷こうと挑んできたものの、阪神の表ローテ3本柱が2カード連続で返り討ちの3連敗を喫するなど、いよいよ手が付けられなくなってきました。
それに華を添えるかのように、黒田さんが日米通算200勝を記録。野茂英雄さん以来2人目の大記録でした。これも新井さんの記録同様、早い時期に達成できたらと言われていた記録でしたが、この時期だったこととチームの好成績とが比例する形を示すことになりました。
なお月間MVPはホームランと打点で大活躍し、打率も4割を超えた筒香が獲ることに・・・この成績で獲れなかった新井さんが遺憾なくネタキャラっぷりを発揮することになりましたw


8月
最初の試合で石原がバレンティンのスイングしたバットを後頭部に受けて即退場となりました。その試合は新井さんの通算300号ホームランなどもあって大勝したものの翌日から4連敗と、石原の捕手としての大きさをまざまざと感じさせられる展開になってきました。
そして4連敗目を喫したところで2位巨人とは4.5ゲーム差。このまま負けて3.5ゲーム差になったらいよいよ捲られる可能性が出てきた試合、6-7で守護神澤村を相手に9回2アウトまで追い込まれたところで菊池が起死回生の同点ホームラン、続く丸がフォアボールのあと新井さんがレフト横を破るサヨナラタイムリー二塁打と、これ以上ない勝ち星を挙げました。
その後も福井の好投などもあり劇的な勝利を積み重ね、8月24日にはついに念願のマジック「20」が点灯しました。


9月
マジック点灯から試合がある日は毎日のようにマジックが減り、あれよあれよという間に優勝の日が近づいてきました。まさかのマジック1で移動日優勝ということもよぎりながら、その日はカープから移籍した大竹が踏ん張ってなんとか持ち越すという、よくできたストーリーになってましたw
そしてその翌日になった9月10日。先発は黒田。この試合は先制されるものの松山のホームランに加えて鈴木誠也の2打席連続ホームラン。マイコラスに5回で130球以上を投げさせるなど、凄い試合になりました。結果最後はショートゴロで悲願の優勝を果たしました。歓喜の緒方監督の胴上げ、男泣きの黒田と新井の抱き合う姿、決して忘れることはできない日になりました。

その後はポストシーズンに向けていろいろ試す時期になりましたが、復帰したエルドレッドが7番に座る打線など、端から見ても相当なものになってましたw


10月
カープの長年の功労者である倉、廣瀬の引退が発表され、最後の試合にセレモニーが開かれることに。本来なら9月最後の日曜に行われるはずが雨で延期になったものですが、この最終戦に登板した黒田が勝ち星を挙げて10勝に到達するなど、記録的な試合になりました。

そして始まるクライマックスシリーズ。巨人を破って勝ち上がったきた、今年初出場となる横浜との戦い。互いの投手と打線が際どい戦いを繰り広げ、カープ側は全力プレーによる怪我でルナが離脱するアクシデントもありながら、通算スコア4勝1敗で勝ち上がり日本シリーズ進出決定しました。
この記念すべきファイナルシリーズが横浜との戦いで、本当によかったと思っています。番長三浦の引退もあって賭けるものが大きい戦いになりましたが、低迷期の長かったこの2チームが強くなっていくのがセリーグが面白くなっていく展開になるということが証明されたように思います。2017年以降も優勝争いを続けていけば大いに盛り上がることでしょう。

いよいよ日本シリーズを迎えるということになった10月18日、黒田投手が今年限りで引退するという発表がありました。
ファンとしては「わかっていたことだけど、それでもまだ続けてほしかった」というのが正直な印象です。なんとか黒田さんのために日本一の花道を、というのがチームとファンの一体となった思いになって日本シリーズに挑むことになりました。

日本シリーズはソフトバンクに11.5ゲーム差をつけられながら球団新記録の15連勝を挙げるなどして最後は逆転した日本ハム。クライマックスシリーズでも強さを見せつけてきました。

初戦がジョンソンと大谷のエース対決。この試合の大谷はかなり荒れてたこともあってか本調子を発揮できず、松山のホームランなどでリードを奪った広島の勝利。
続く2戦目は野村と増井。同点の6回に足を絡めた攻めで勝ち越した広島の勝利に。
舞台を北海道に移した3戦目は黒田と有原の先発。大谷と黒田の勝負がクローズアップされていましたが、6回の対決でレフトフライに抑えたところで黒田が足をつったことにより降板。結果的に現役最後の対戦、投球となりました。試合は延長に入って大谷にサヨナラタイムリーを浴びて敗戦。
4戦目は岡田と高梨。日本ハムの継投策もあって点が取れない中、連投が続いたジャクソンが捕まってレアードに決勝ホームランを浴び敗戦。
5戦目は中4日のジョンソンと加藤の先発。広島は加藤を捕らえるもののあと一歩で点が取れず、2回途中から登板したメンドーサに手も足も出ずに同点のまま9回へ。中崎がピンチを招いて西川に満塁ホームランを浴びて逆王手。
広島に戻った6戦目は野村と増井。6回まで4-4と息詰まる熱戦の中で両チームとも必死の継投になるが、石原に代打を送った會澤がジャクソンとの相性の悪さを露呈し、中田に押し出しのフォアボール、その後レアードに満塁ホームランを打たれて万事休す。日本ハムの日本一が決定しました。

6戦目を勝てていれば、7戦目は黒田と大谷という、それこそ日本中が注目するといわれる試合になるところでしたが、幻に終わりました。やっぱり最後は経験と戦術に長けたチームに屈したという形になりました。日本ハムは本当に強かったです。

ともあれ、この一年は本当に楽しく、面白い一年になりました。
2017年は厳しい戦いになるとは思いますが、連覇、そして日本一と、さらに大きな目標に向けて戦っていくことになります。カープは本当に強くなりました。この目標も決して果たせないものではないと思います。
再びの歓喜を夢見て、2016年を締めさせていただきたいと思います。


ありがとう、2016年。
ここをご覧になって下さった皆さまにも、いろいろとお世話になりました。
2017年がいい年になりますように。


では、よいお年を。



・・・・・書いてる途中で年が明けてしまいましたw 「時差のある国から書いてる」って設定にしておいてください(涙)


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