なんかいい雰囲気>挨拶

お世話になったDiarynoteさんが新規書き込み終了ということで、かなり久しぶりに書いてます。
なんか1つにするとえっらく長くなりそうだから分割しようかなと。

2022年のカープ、鈴木誠也がメジャー移籍して開幕前は最下位予想がえらく多かったですけど、とりあえずこれ書いてる開幕5試合終了時点では5連勝と、かなりいい感じの戦いを見せてます。


「要因」っていうのは考えたらいろいろあるでしょうね。

今年は先発投手がFAで残留した大瀬良、九里に続いて森下、床田までかなり期待できそうな投球をしていて、残りの2枠は遠藤と玉村でスタートしたわけですが、これまでと比べて続く候補も結構多いから楽しみになってます。やっぱり「野球は投手」との言葉通り、投手陣、特に試合を作る先発陣が安定すると有利な戦いができるというのはセオリーみたいですね。

去年はコロナの影響もあって野手、投手共に戦力が揃いきるのがかなり遅くなって、6月あたりは二軍からのお試し投手がことごとく炎上する展開。よくペナントレースを見ると「10勝10敗の先発投手を何番手に置けるか」が順位を左右すると言われますけど、勝ったり負けたりで長くローテに入る投手ってのはそれだけ貴重なわけで、逆にお試し枠の投手が毎試合黒星を運んでくると順位が上がるわけがありません。
とりあえず現状ではこれまでの実績を考えても、5,6番手の投手を入れ替えても全部負けるような投球にはならなそうなのは安心できる要素です。何しろまだ先発候補で獲ったアンダーソンも出てきてないですからね。中継ぎ候補のターリーとともに、練習ではいい投球をしてたということで、アンダーソンが5番手に定着できる好投を見せたら凄いことになるかもしれません。

投手というと先発だけでなくリリーフも大事です。
連覇中は中崎と、途中で抜けたときは今村が担ってくれましたが、中崎が怪我で離脱してからは本当に苦労しました。なんとかフランスアが定着してくれて勝てる形は作れるようになりましたが、それでも安心しきれる試合はそう多くなかったです。
そんな中、昨年は栗林が抑えに定着し、抑え投手としても歴代トップクラスの成績を残してくれました。新人王争いは牧も凄い記録でしたが、「新人トップタイの37セーブ」「防御率0点台」「セーブ機会で失敗ゼロ」とレジェンド級の抑え投手にも引けを取らない成績を残したことが最終的には評価されたみたいです。今年は少し球が荒れてオープン戦や初登板では失点がありましたが、最終的に抑えで一年間定着してくれるならこれほど心強い投手もいません。今は「栗林まで繋げば最後は勝ちに繋げてくれる」という安心感がチームをまとめる要因にもなってるように見えます。

・・・このあたり書いてる時点でいかに最近更新サボってたかって話ですねw

栗林の前を担う投手についても、現状では島内と中崎がセットアッパーとして定着してくれそうな勢いです。
これまでは菊池保則、中村恭平、ケムナ、塹江など、セットアッパーで活躍した翌年はいい成績を残せてない投手も多かったです。去年最終的に定着したのは森浦と島内で、森浦の方はまだ本調子じゃないこともあって二軍で調整してますけど、中崎が復活したと思える球を投げてて、リードを保ったまま栗林に繋げる存在になってくれそうに見えるのは大きいです。
その前を担う投手は競争中で、去年好投したコルニエルがまだコントロールが暴れて失点してるのは気になりますが、ルーキーの黒原と松本がある程度抑えてくれそうな点と、塹江が今のところ調子がいいのは安心してます。

さらに言うと優勝した年は2イニング以上投げてくれるロング要員が活躍したことも大きかったです。3連覇のときはヘーゲンズ、九里、アドゥワが担ってましたが、今はまず矢崎が入ってます。ビハインドの試合を少ない失点で回ってくれれば先発が崩れても建て直せてますし、打線が逆転して勝利に繋がるなら白星の数はかなり増えるというのは当時証明してます。
去年この役割で好投を見せてた高橋樹也が出遅れてるのが気になりますが、裏を返せばまだここの層は厚くなり得るということ。先発陣と合わせてかなり楽しみです。

点を取る方は誠也が抜けてホームランと打点が減ると思われたものの、現状では2016年当時のような打線全体で繋いで点を取る形が久しぶりに見られています。河田コーチが去年から復帰して走塁を含めてレベルを上げてることと、連覇時に石井琢朗コーチが指揮を執っていた攻撃を一軍に上がってきた東出コーチが再現できてることがあるように思えます。まだ5試合でホームランは1本ですが、1つの出塁を1点に繋げる攻撃ができるならホームランよりも点を取る確率は高くなると思われます。
16年もホームラン数こそリーグトップでしたが、印象としてはホームランはおまけに近い感じで、出塁と相手のミスに乗じて点を取ることができていることの方が本質部分になっていました。現状はその形ができてます。

その打線、1番打者を誰にするかというところからいろいろ試行錯誤してましたが、結局1番で最も打つ西川が定着したのが大きいです。クリンナップも打てる選手ですが、1番での打率がえらく高いことと、下位打線がチャンスを作って1番に戻ってきたときに点に繋げられるということの両方で機能してます。現状は8番の上本が絶好調で出塁率リーグトップですから、最も嵌まった形と言えるでしょう。
去年は序盤で好調だった菊池が1番を打ってたものの後続が倒れて点にならないパターンが多かったですが、今年は去年成長した小園が3番、坂倉が5番にいて、4番にはオフに6キロ絞った松山がかなり打ってることもあり、「菊池を2番に置いて繋ぎ役を任せる打線」が組めてることが大きいです。
6番以降は會澤、末包、マクブルームをはじめとした選手をいろいろ回してるところですが、マクブルームが強引にならない上手いバッティングを見せていることを考えると、ジグザグ打線ということで4番を打ったりする日も出てくるでしょう。昨日も松山を休ませる意味合いもありましたが、連覇時も新井、ルナ、エルドレッドなどのベテラン勢は休ませながらうまく回して起用してました。今年はそれに近い形になってそうです。

まだ結果が出てないけど楽しみな存在も多いです。堂林、林、中村健人、中村奨成など、うまく調整して調子が上がってきたら活躍する時期もくるでしょう。現状はここ数年見られた「控え選手が代走、守備固め要員だらけで代打が弱い」という点もあまりなさそうというか、打てる選手が揃ってきてるのは心強いです。その筆頭に長野さんがいることはかなり効いてます。現状だとスタメンの外野手が打ててないときに投手の代打で出てきてそのまま外野に入ることで、8番から「上本-長野-西川」という新しい攻撃の形も組めることがかなり有効になってます。打順って1番からの順番通りになるのって基本1巡目だけなので、その後は機能しやすい形になるのが理に適ってます。

なんだかんだで楽しみな要素が多いので、今年はいろいろ楽しみに見ようと思います。
どこまでこのいい形が続くかはわからない話ですし、今度は誰が出てくるかも今は予想もつかないですけど、最終的に素晴らしい結果になったとしても、お世話になったDiarynoteさんの方に書けないというのはちょっと残念な思いがあります。本当にこれまで、いい日も悪い日もいっぱい書いてきましたからね。


久しぶりに長々と書いたら楽しかったです。
やりたいことが多くて時間なかったから更新しなかったことも理由ですが、どこかでこんな感じで書く日がまた来るのかな・・・。

野球だけで終わるのもアレなので、たぶんまた何かしら書くと思います。
ではとりあえず今回はこのへんで。

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