早く帰れてよかったw>挨拶

今日は都合によりいつもより早く帰れたおかげで、久しぶりに序盤から野球見られて助かりました。こういう日くらいいいよねw


というわけで久しぶりの野球話です。

昨日からの巨人との3連戦のうち、どこか1つで勝つか引き分けるかでいよいよマジックが点灯するところまできたカープ。結論からいうと今日、勝利してついにマジック20が点灯しました!!

・・・さすがにこういう日は書くよねw


今日の試合は福井と菅野の先発。今年は菅野には抑えられてはいるものの何かの形で点取って勝つことが結構あって、「勝ちに不思議の勝ちあり」という言葉をよく思い出します。
対する福井も巨人には相性がいいのかかなり抑えてることで、前にこの2人が当たった試合は福井が勝ってました。


今日の試合は昨日に続いて点が入る気配がない序盤から、4回裏にランナー3塁から巨人の阿部のホームランで2点先制。さらにギャレットもホームランになりそうな当たりがあったもののフェンスギリギリで失速し、丸がフェンスにぶつかりながらジャンプして捕球するファインプレイがありました。
すると5回表には広島の安部がソロホームランで1点差に詰め寄ることに。実は0-0のときにラジオ聴いてて、ファンからの「あべ選手のホームランが見たい」というメールが読まれてたんですが、どっちのファンかわからないでいましたw これならどっち側でも願いは叶ったというものでしょうw

5回裏の2アウトで、菅野の打球が福井の右膝に当たるアクシデントが発生しました。このとき福井は自力で動けず、コーチ達に肩を借りてベンチ裏まで下がっていく事態に。ピッチャーの軸足の膝ですから、これは続投どころか長期離脱まであるかと思ってたところ、治療を終えた福井が戻ってきて続投。これは本当に安心しました。この試合だけでなくまだシーズンは続くわけですし、ただでさえ戸田、岡田と先発投手が怪我で離脱しているもので。

6回表はその福井からの打順で、大事を取るならここで代打が出ても当然というところでしたが、福井はそのまま打席へ。これは続投も意味することなのでファンからも歓声が上がってましたが、その福井が右中間を破る二塁打を放ったものだからスタンドは一気にヒートアップ。続く「菅野キラー」の田中もほぼ同じコースへの二塁打を放って同点。さらに丸の高く跳ねた打球がファースト阿部の頭を越えて二塁打になり勝ち越し、松山が三遊間を破って4点目、その後のキャッチャーからの牽制球が逸れて松山が二塁に進むと鈴木誠也が三塁線を破る二塁打で加点と、まさかのこの回4得点でした。

菅野は序盤から飛ばしてきたためにここにきて疲れが見えてきていたという話もありますが、何よりも打球が当たった福井が執念と気迫で二塁打を放った(当然痛い足でも思い切り走った)ことがナインに火をつけたことが大きかったと思います。昨日の負けのときの緒方監督はサヨナラホームランの脇谷の集中力を誉めていましたが、ここでのカープナインの集中力は半端ないものになっていたように見えました。

松山のときは引っ張る打球が多いから野手陣がライト寄りに守ってたら、狙い澄ましたように流し打ちで隙間を破ったバッティングは見事でした。何よりも昨日の「あと一本が出なくて負けた」試合において欠けていたようにも見えた「つなぐ意識」を全員がこれ以上ないほど前面に押し出していたのがよかったです。こういう攻撃で今年は勝ってきたんです。


7回からは今村、ジャクソン、中崎の現時点での抑えパターンが登場。8回には菊池、丸が連続ホームランで突き離し、これ以上ない援護でした。
ただこれで今年また中崎のセーブ機会が消えることにw 勝つときに4点差以上のことが多いから地味にセーブ数が伸びてないのが今年の嬉しい悩みのひとつでもあります。


ともあれ今日の試合は、今年勝てているカープの象徴とも言える試合でした。「攻守の野手陣をバックに先発が踏ん張る」「繋ぐ意識で打者陣が点を取る」「田中、菊池、丸の1~3番が核になる打線」「7回以降のリリーフ陣の安定」どれが欠けても今年はここまで来れなかったものです。

正直言って、これ書いてるオレ自身が「体感」としてのマジックとか優勝というものを知らないもので(前回優勝時点では見れる環境にいなかった、それ以前は野球を知らなかった)、まだ実感としては薄いものはあります。ただこれまでずっと応援してきて、いつも憧れていたものなだけに、現時点での喜びは非常に大きいです。
まだまだ一筋縄ではいかないシーズンだとは思いますが、今後も応援し続けていきます。


さて、それはおいといて、「福井と菅野の勝負」というと、毎回思い出すことがあります。
それは、福井が大学4年、菅野が大学3年のときの2010年秋の神宮の大学選手権の決勝戦です。

この年は早稲田大学が斎藤佑樹、大石達也、福井優也の3人を柱とした年で、対する東海大も3年生エースの菅野が「この年にドラフト指名されても1位競合が確実」と言われていたこともあり、とても注目されていた試合です。

前の試合で早稲田は先発エース格の斎藤が長い回を投げていたこともあり、この試合の先発は福井でした。

このときは福井と菅野がともに前評判通りの素晴らしいピッチングを見せていて、東海大が1点をリードした6回に早稲田は福井に代打を送ってからの攻めで2点を取り逆転、その後は大石が2回を抑え、最後は斎藤が1イニングを締めて早稲田が優勝した試合になりました。

福井と菅野が先発したときはともに好投手であり互いの相手打線とも相性がいいことで僅差の試合になるんですが、少なくとも今年は広島が勝ち越して終わる試合が多いように思います。そしてそのたびにこの試合を思い出してしまいます。やはり「何か」があるのかもしれません。

なおこの試合を見返してみると、東海大はカープの田中、ロッテの伊志嶺、早稲田側は広島の土生、中日の杉山と、現時点でプロになっている選手がかなり多く見られました。レベルの高い試合だと思いましたが、レベルの高い選手が揃ってもいたんですね。


明日は田口と九里の先発が予告されてます。今年の田口にはかなり抑えられているカープ打線ですが、これまで見ていると田口が主に右打者の外角に入ってくるスライダー、カーブ系の変化球がことごとくストライクになっているので、ここをどう対処するかがポイントになってきそうな気がします。右打者には有効だけど左打者には投げにくいのか、対田口の対戦打率は右打者よりも左打者の方が高くなってます。ここを重視して左打者を並べる手はありだと思いますが、右打者を多く起用する場合は、外角の球をいかに逆方向に打っていくかが鍵になりそうです。
これまでずっと抑えられていたので、今後のことを考えてもそろそろ攻略の糸口は見つけてもらいたいところです。


さて、次に野球のこと書くのはいつになるだろうw 元気なときは頑張れるかもしれませんw


では今回はこのへんで。

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