京都じゃなくて東京ですよ>挨拶
グランプリ京都が盛り上がっているみたいですが、こっちは違う方で盛り上がってます。むしろ何やっていいかわからないくらいの気分になってますw
今年のカープのマジックが点灯してから、あれよあれよという間に減っていき、一昨日の時点でマジック1にまで減ってました。
そして昨日のカープの移動日に巨人が負ければ優勝が決まるというところで、巨人の先発は広島から移籍した大竹。色々な意味でドラマになってます。
結局巨人が勝ったために移動日優勝はならなかったんですが、おかげで今日からの巨人との2連戦以降、カープはずっと試合がある状況、つまり1つ勝ったら優勝が決められるようになっています。ある意味大竹がバトンを繋いでくれた形になったわけです。
そうやって迎えた今日の試合の先発は黒田。一昨年帰ってきてくれたときはそれだけで広島の街が大盛り上がりだったわけですが、今の熱気はその当時と比べるとどうでしょう。既にいろいろ盛り上がり方が凄いことになってますが、それも黒田が帰ってきてからずっと続いているように思えます。
その少し前に新井が復帰を決めたときはそこまで盛り上がってなかったですが、彼はキャンプから自力で居場所を掴みとり、今では野手陣の中で最も声援を受ける存在になっています。戻ってきたときはいろいろ言われていましたが、今はもう誰もが喜んで迎え入れている、どころか完全に広島の中心に立っていると言っても過言ではないくらいの存在になってます。
今年は特定の誰かだけでなく全員が大活躍しての躍進劇となってます。果たしてそのフィナーレはどのような形になるのでしょうか。
マジックついてからあまり書いてなかったので急いで書いてみた感じです。
決めたあとは、ゆっくりいろいろ書いていきたいと思います。
とりあえず今回はこのへんで。
グランプリ京都が盛り上がっているみたいですが、こっちは違う方で盛り上がってます。むしろ何やっていいかわからないくらいの気分になってますw
今年のカープのマジックが点灯してから、あれよあれよという間に減っていき、一昨日の時点でマジック1にまで減ってました。
そして昨日のカープの移動日に巨人が負ければ優勝が決まるというところで、巨人の先発は広島から移籍した大竹。色々な意味でドラマになってます。
結局巨人が勝ったために移動日優勝はならなかったんですが、おかげで今日からの巨人との2連戦以降、カープはずっと試合がある状況、つまり1つ勝ったら優勝が決められるようになっています。ある意味大竹がバトンを繋いでくれた形になったわけです。
そうやって迎えた今日の試合の先発は黒田。一昨年帰ってきてくれたときはそれだけで広島の街が大盛り上がりだったわけですが、今の熱気はその当時と比べるとどうでしょう。既にいろいろ盛り上がり方が凄いことになってますが、それも黒田が帰ってきてからずっと続いているように思えます。
その少し前に新井が復帰を決めたときはそこまで盛り上がってなかったですが、彼はキャンプから自力で居場所を掴みとり、今では野手陣の中で最も声援を受ける存在になっています。戻ってきたときはいろいろ言われていましたが、今はもう誰もが喜んで迎え入れている、どころか完全に広島の中心に立っていると言っても過言ではないくらいの存在になってます。
今年は特定の誰かだけでなく全員が大活躍しての躍進劇となってます。果たしてそのフィナーレはどのような形になるのでしょうか。
マジックついてからあまり書いてなかったので急いで書いてみた感じです。
決めたあとは、ゆっくりいろいろ書いていきたいと思います。
とりあえず今回はこのへんで。
広島東洋カープ、25年目の悲願達成!!
2016年9月10日 野球 コメント (9)「感無量」いう言葉の意味を身を持って知った>挨拶
本当なら明日以降にしようと思ってたんですけど、気が変わったので薄れる前に書いちゃおうと思いますw
いやぶっちゃけ決まった瞬間からずっとフワフワしてて現実感がない部分がかなり多いんですけどねw
そんなわけでいきなり出オチですけど、今日の東京ドームの試合でカープが勝ったことで、1991年以来の優勝が決定しました。
その頃に目の当たりにしてないのと野球あまり詳しくなかったので、気分的には初めてなんですが、本当に言いようのない気分です。
今日の試合は先発が黒田とマイコラス。マイコラスはこの前ついに連勝記録は止まったもののいうまでもないエースクラスの好投手。それに対して黒田は巨人戦には昔から強かったものの、今年については防御率が5点台で1勝3敗と結果は出せてない相手でした。
試合は1回に坂本にいきなり2ランを浴びてリードを許す展開。ただ2回以降、とにかく打線が粘りに粘ってマイコラスにこれでもかというほどの球数を放らせてました。1回は15球で抑えられていたものの2回表の先頭打者鈴木誠也と安部が9球ずつ粘って2回で41球、3回には先頭の黒田が11球粘るなどして74球、4回には石原が10球粘るなどでなんとこの回終了までに108球も投げさせるという、信じられない数字になっていました。もちろんカープはランナーが出れば盗塁その他の作戦を匂わせることも忘れてはおらず、両方の面でスタミナも精神面もガリガリ削りにかかってました。
そんな中で3回には田中が出塁してから菊池のショートゴロを坂本が弾いて右中間に打球が転がっている間に、一塁から田中がホームインして1点を返し、4回には鈴木誠也のホームランで同点、さらに続く松山も低めの「大好きなボール球」を掬い上げて逆転のホームランが飛び出し、さらには5回に誠也が2打席連続となるツーランホームランを放って、一気に差を広げました。
結局マイコラスは5回で降板となりましたが、球数は144球。甲子園で藤浪を8回161球投げさせた金本監督もビックリの数字です。
黒田は5回にランナー2,3塁からの内野ゴロでもう1点取られたものの、ランナーを出しながら点には繋げない粘りのピッチングで6回を3失点。7回からは今村、ジャクソン、中崎と繋ぐリレーに入りました。
8回表には2アウト3塁から新井のセカンドゴロの送球を阿部が捕れないエラーで1点追加、裏にはジャクソンが打たれて1点は返されるものの、なんとか踏ん張って最後は中崎が亀井をショートゴロに打ち取ってゲームセット。この瞬間、カープの優勝が決定しました。
思えば黒田はプロ入り初登板がこの東京ドームでの巨人戦で、9回1失点の完投で初勝利を挙げたのでした。そこからカープでは優勝を経験できず、メジャーリーグに移籍したあとで再び広島に戻り、優勝を決める試合の勝利投手になるというのは運命に近いものを感じました。
そして新井も、本人の本心ではなかったものの「優勝したい」と言って広島を出て行き、意外な形で復帰してからは大活躍、まさにチームを優勝に引っ張った存在になったと言えるでしょう。
若手選手も多くの試練を乗り越えて成長してきて、全員で掴んだ勝利となりましたが、それを象徴するような場面がこの日もありました。
2点差の7回に登板した今村は、2アウト1塁のホームランが出れば同点となる場面で相対したのは長野。かつて危険球によって退場になってしまったこともあり、その後も復帰までは時間がかかったことがありました。あれから時間が経ったことはありますが、乗り越えないと勝てない試練だったように思えます。
同じく9回の中崎も、先頭打者に代打として送られてきたのは片岡。こちらも以前登板したときに最初の打者として出てきて、危険球によってお互い退場になってしまった選手です。今村と同じく後日謝罪に向かったら快く許してくれた選手ですが、この大一番で真剣勝負になるとは思ってもみませんでした。結果としてこちらも乗り越えないといけない試練。そして二人とも見事に乗り越えました。
昨日は大竹が勝ったことによって今日まで優勝の決定が順延となりましたが、その大竹の人的補償で広島に来た一岡、そして新井がFAしたときに同じく補償で来た赤松も、ともにチームになくてはならない存在として活躍しました。新井に至っては広島に戻ってきて同じチームでプレーすることになったわけで、そういう意味でも「誰一人欠いても成し得なかった優勝」というものを見事に達成したと思います。
優勝が決定したところでバッテリーに中崎と石原のところに選手がどんどん集まってきてましたが、ジャクソンをはじめとして勢いよく来すぎて中の選手が潰されかねない勢いになっていたのは面白かったですw
選手達が緒方監督を囲んでの胴上げは、今回チームが達成した7度目の優勝にちなんで7回。その輪の中で、号泣して抱き合う黒田と新井の姿は見ていて感動的でした。
その後、黒田も胴上げ、さらに新井も胴上げすることに。新井の場合は最初に断ったものの、選手が呼び続けたことで実現したようです。しかもその新井を招いた選手が赤松だったということがさらに響くものがあります。
優勝が決まったあとには緒方監督のインタビューがありました。緒方監督は「アツい男」という評価がよく聞かれたものの、特に今年はコメントを見ても冷静というか抑えているというか、静かな印象が強かったです。それがこの日は本当にアツかったです。
去年は采配が上手くなくてここでも何回文句を書いたかわからないくらいですが、今年になってから本当に采配が上手くなったと思います。今シーズンが始まる前にも「戦力はかなり整っているが、一番心配なのは監督の采配」と言われていたくらいですが、高コーチを作戦面含めたヘッドコーチに起用、前西武の河田コーチを守備走塁担当で呼び、石井琢朗コーチに打撃面を担当させ、それに東出コーチ、迎コーチ補佐を加えたことでチーム全体として一貫した攻撃を行える陣容にしたことも大きかったはずで、選手起用、作戦面、チームに関するコメントなど、去年とは別人に思えるくらい大きく成長したと思います。だからこそ成し遂げられた優勝なのは言うまでもありません。本当に誰が欠けても届かなかったものだと思います。
その後は緒方監督に黒田、新井、丸、菊池と並んでの共同記者会見が行われ、終わってからはいよいよビールかけが始まりました。
25年ぶりということもあって勝手がわからない選手も多かったみたいですが、水鉄砲を持参した菊池にジョンソン、金髪の三つ編みのカツラを被った松山、全身青いタイツで身を包んだ選手や天使のコスプレをした選手など、仮装行列みたいになってましたw
最初に開始の音頭を選手会長の小窪が取るところだったはずが、選手はそれを聞かずに話している小窪に向けてビールをかけ始める始末w 号令をかけてからは本格化しました。
監督に加えて多くの選手がカメラの前でインタビューを受けていましたが、そんな選手に向かってビールかけにくる選手が多いこと多いことw ある意味普通のノリなんですが、監督も誰もかもお構いなしで実に楽しんでいました。
途中で黒田が水中メガネを外してインタビューしてたときに後ろからビールをかけられて「目に入った!痛い!誰やかけたの!!」って大声を出したところ、犯人は緒方監督で、思わず「あ、すみません」って謝ってたのは笑いましたw
監督のインタビューの間に選手もかけてきましたが、選手のインタビュー中に監督がかけるところがまたチームのまとまりを表していたように思えます。
緒方監督もチームの主軸として長年カープを引っ張ってきましたが、それでも前回に優勝したときはまだ控えの若手選手だったこともあって、今回の優勝は格別だったようです。ビールかけられたところで「これが優勝の味というものですか」と答えていたのは感慨深いものがありました。
黒田にしても新井にしても、一番成し遂げたかった広島での優勝、しかも新井に至っては阪神に移籍後も優勝経験が一度もなかった(CS勝ち抜いての日本シリーズ出場はあったものの怪我でほとんど出番がなかった)こともあって、本当に嬉しそうでした。何よりも広島をFAで出たときは、こんな瞬間がやってくるとは考えもしなかったはずです。数多くの奇跡が重なり合っての歓喜の瞬間ということで、本当に凄いものを見た気がします。
今回のビールかけには3000本のビールが用意されていましたが、それも20分弱で使い切る形になりました。どの選手も「もう終わり?」「もっとやりたい!」という意見だったそうですが、締めの音頭を取った會澤が「今年のうちにあと2回、達成しましょう!」と声を上げたときは大歓声が上がっていました。どの選手も格別ということで、再びこの歓喜の瞬間を見せてくれることを祈りたいと思います。
最後に黒田にマイクを譲っての一本締めとなりましたが、そのときに「あと2回とは言わず、松山のお家で自前で持ちこんでやりましょう」と言ったのは笑わせてもらいましたw 「友達も1人あたり3人まではOK」というルールまで決めてw これは年末の特番とかでやってくれるんでしょうか?w
ともあれ、言いようのない感動と興奮の中で、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
明日もまた試合がありますが、今後もさらに上に向けて戦い続けられるように祈ってます。
まずは今年のカープの皆さん、カープファンの皆さん、優勝おめでとうございます!今日はゆっくり休んで、明日からまた次の歓喜に向けて走り出せるよう、頑張っていきましょう!素晴らしい感動をありがとうございました。
では今回はこのへんで。
本当なら明日以降にしようと思ってたんですけど、気が変わったので薄れる前に書いちゃおうと思いますw
いやぶっちゃけ決まった瞬間からずっとフワフワしてて現実感がない部分がかなり多いんですけどねw
そんなわけでいきなり出オチですけど、今日の東京ドームの試合でカープが勝ったことで、1991年以来の優勝が決定しました。
その頃に目の当たりにしてないのと野球あまり詳しくなかったので、気分的には初めてなんですが、本当に言いようのない気分です。
今日の試合は先発が黒田とマイコラス。マイコラスはこの前ついに連勝記録は止まったもののいうまでもないエースクラスの好投手。それに対して黒田は巨人戦には昔から強かったものの、今年については防御率が5点台で1勝3敗と結果は出せてない相手でした。
試合は1回に坂本にいきなり2ランを浴びてリードを許す展開。ただ2回以降、とにかく打線が粘りに粘ってマイコラスにこれでもかというほどの球数を放らせてました。1回は15球で抑えられていたものの2回表の先頭打者鈴木誠也と安部が9球ずつ粘って2回で41球、3回には先頭の黒田が11球粘るなどして74球、4回には石原が10球粘るなどでなんとこの回終了までに108球も投げさせるという、信じられない数字になっていました。もちろんカープはランナーが出れば盗塁その他の作戦を匂わせることも忘れてはおらず、両方の面でスタミナも精神面もガリガリ削りにかかってました。
そんな中で3回には田中が出塁してから菊池のショートゴロを坂本が弾いて右中間に打球が転がっている間に、一塁から田中がホームインして1点を返し、4回には鈴木誠也のホームランで同点、さらに続く松山も低めの「大好きなボール球」を掬い上げて逆転のホームランが飛び出し、さらには5回に誠也が2打席連続となるツーランホームランを放って、一気に差を広げました。
結局マイコラスは5回で降板となりましたが、球数は144球。甲子園で藤浪を8回161球投げさせた金本監督もビックリの数字です。
黒田は5回にランナー2,3塁からの内野ゴロでもう1点取られたものの、ランナーを出しながら点には繋げない粘りのピッチングで6回を3失点。7回からは今村、ジャクソン、中崎と繋ぐリレーに入りました。
8回表には2アウト3塁から新井のセカンドゴロの送球を阿部が捕れないエラーで1点追加、裏にはジャクソンが打たれて1点は返されるものの、なんとか踏ん張って最後は中崎が亀井をショートゴロに打ち取ってゲームセット。この瞬間、カープの優勝が決定しました。
思えば黒田はプロ入り初登板がこの東京ドームでの巨人戦で、9回1失点の完投で初勝利を挙げたのでした。そこからカープでは優勝を経験できず、メジャーリーグに移籍したあとで再び広島に戻り、優勝を決める試合の勝利投手になるというのは運命に近いものを感じました。
そして新井も、本人の本心ではなかったものの「優勝したい」と言って広島を出て行き、意外な形で復帰してからは大活躍、まさにチームを優勝に引っ張った存在になったと言えるでしょう。
若手選手も多くの試練を乗り越えて成長してきて、全員で掴んだ勝利となりましたが、それを象徴するような場面がこの日もありました。
2点差の7回に登板した今村は、2アウト1塁のホームランが出れば同点となる場面で相対したのは長野。かつて危険球によって退場になってしまったこともあり、その後も復帰までは時間がかかったことがありました。あれから時間が経ったことはありますが、乗り越えないと勝てない試練だったように思えます。
同じく9回の中崎も、先頭打者に代打として送られてきたのは片岡。こちらも以前登板したときに最初の打者として出てきて、危険球によってお互い退場になってしまった選手です。今村と同じく後日謝罪に向かったら快く許してくれた選手ですが、この大一番で真剣勝負になるとは思ってもみませんでした。結果としてこちらも乗り越えないといけない試練。そして二人とも見事に乗り越えました。
昨日は大竹が勝ったことによって今日まで優勝の決定が順延となりましたが、その大竹の人的補償で広島に来た一岡、そして新井がFAしたときに同じく補償で来た赤松も、ともにチームになくてはならない存在として活躍しました。新井に至っては広島に戻ってきて同じチームでプレーすることになったわけで、そういう意味でも「誰一人欠いても成し得なかった優勝」というものを見事に達成したと思います。
優勝が決定したところでバッテリーに中崎と石原のところに選手がどんどん集まってきてましたが、ジャクソンをはじめとして勢いよく来すぎて中の選手が潰されかねない勢いになっていたのは面白かったですw
選手達が緒方監督を囲んでの胴上げは、今回チームが達成した7度目の優勝にちなんで7回。その輪の中で、号泣して抱き合う黒田と新井の姿は見ていて感動的でした。
その後、黒田も胴上げ、さらに新井も胴上げすることに。新井の場合は最初に断ったものの、選手が呼び続けたことで実現したようです。しかもその新井を招いた選手が赤松だったということがさらに響くものがあります。
優勝が決まったあとには緒方監督のインタビューがありました。緒方監督は「アツい男」という評価がよく聞かれたものの、特に今年はコメントを見ても冷静というか抑えているというか、静かな印象が強かったです。それがこの日は本当にアツかったです。
去年は采配が上手くなくてここでも何回文句を書いたかわからないくらいですが、今年になってから本当に采配が上手くなったと思います。今シーズンが始まる前にも「戦力はかなり整っているが、一番心配なのは監督の采配」と言われていたくらいですが、高コーチを作戦面含めたヘッドコーチに起用、前西武の河田コーチを守備走塁担当で呼び、石井琢朗コーチに打撃面を担当させ、それに東出コーチ、迎コーチ補佐を加えたことでチーム全体として一貫した攻撃を行える陣容にしたことも大きかったはずで、選手起用、作戦面、チームに関するコメントなど、去年とは別人に思えるくらい大きく成長したと思います。だからこそ成し遂げられた優勝なのは言うまでもありません。本当に誰が欠けても届かなかったものだと思います。
その後は緒方監督に黒田、新井、丸、菊池と並んでの共同記者会見が行われ、終わってからはいよいよビールかけが始まりました。
25年ぶりということもあって勝手がわからない選手も多かったみたいですが、水鉄砲を持参した菊池にジョンソン、金髪の三つ編みのカツラを被った松山、全身青いタイツで身を包んだ選手や天使のコスプレをした選手など、仮装行列みたいになってましたw
最初に開始の音頭を選手会長の小窪が取るところだったはずが、選手はそれを聞かずに話している小窪に向けてビールをかけ始める始末w 号令をかけてからは本格化しました。
監督に加えて多くの選手がカメラの前でインタビューを受けていましたが、そんな選手に向かってビールかけにくる選手が多いこと多いことw ある意味普通のノリなんですが、監督も誰もかもお構いなしで実に楽しんでいました。
途中で黒田が水中メガネを外してインタビューしてたときに後ろからビールをかけられて「目に入った!痛い!誰やかけたの!!」って大声を出したところ、犯人は緒方監督で、思わず「あ、すみません」って謝ってたのは笑いましたw
監督のインタビューの間に選手もかけてきましたが、選手のインタビュー中に監督がかけるところがまたチームのまとまりを表していたように思えます。
緒方監督もチームの主軸として長年カープを引っ張ってきましたが、それでも前回に優勝したときはまだ控えの若手選手だったこともあって、今回の優勝は格別だったようです。ビールかけられたところで「これが優勝の味というものですか」と答えていたのは感慨深いものがありました。
黒田にしても新井にしても、一番成し遂げたかった広島での優勝、しかも新井に至っては阪神に移籍後も優勝経験が一度もなかった(CS勝ち抜いての日本シリーズ出場はあったものの怪我でほとんど出番がなかった)こともあって、本当に嬉しそうでした。何よりも広島をFAで出たときは、こんな瞬間がやってくるとは考えもしなかったはずです。数多くの奇跡が重なり合っての歓喜の瞬間ということで、本当に凄いものを見た気がします。
今回のビールかけには3000本のビールが用意されていましたが、それも20分弱で使い切る形になりました。どの選手も「もう終わり?」「もっとやりたい!」という意見だったそうですが、締めの音頭を取った會澤が「今年のうちにあと2回、達成しましょう!」と声を上げたときは大歓声が上がっていました。どの選手も格別ということで、再びこの歓喜の瞬間を見せてくれることを祈りたいと思います。
最後に黒田にマイクを譲っての一本締めとなりましたが、そのときに「あと2回とは言わず、松山のお家で自前で持ちこんでやりましょう」と言ったのは笑わせてもらいましたw 「友達も1人あたり3人まではOK」というルールまで決めてw これは年末の特番とかでやってくれるんでしょうか?w
ともあれ、言いようのない感動と興奮の中で、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
明日もまた試合がありますが、今後もさらに上に向けて戦い続けられるように祈ってます。
まずは今年のカープの皆さん、カープファンの皆さん、優勝おめでとうございます!今日はゆっくり休んで、明日からまた次の歓喜に向けて走り出せるよう、頑張っていきましょう!素晴らしい感動をありがとうございました。
では今回はこのへんで。