UF杯中止?

2011年3月23日 MTG
今日はUF杯の日です。

停電の有無で開催するか否か決まるという感じでHPに予定が出てましたけど、今さっき電話してみたところ、「通信が繋がってない」旨のアナウンスが流れてました。
恐らく停電→中止、って流れでしょう。


さて、この後どうしようか…
シーズン始まるまではテレビですら見れそうもないな>挨拶


ひとつ前にも書いたんですけど、今日はUF杯に行こうとしたら中止がほぼ濃厚な自体になったので、そのままQMAやってました。
話によると明日にはもうQMA8が導入されそうということですが、今日見た限りではそんな気配はまるで見られなかったんですよね。いつもなら導入前にはそれらしき宣伝ポスターが出てたりするんですけど、ひとつも見かけなかったのは意外でした。
これまでを見るとうちの地元って導入されるのが少し遅めなので、もしかしたら実際にプレイできるようになるのはしばらく先かもしれませんね。

そう思いつつ検定やってきたんですけど、最後にまた6000点台に到達しました。1回やったら2回目は簡単にできる仕様なんだっけ?w
もしこれで最後になってももう悔いはないです。むしろ有終の美ってところかな?

まぁ、こっちはそれほど気になる話ではないですねw



本当に気になる日程ってのはここから先の話。
そう。セ・リーグ開幕の予定です。

昨日の話で、セ・パ両リーグのオーナー代表、加藤コミッショナー、労組選手会会長の新井の4人で担当大臣への訪問をしたそうですが、結果としてはセ・リーグの3月29日開幕案を突き返された形になりました。本来ならここで了承を貰って正式に発表、という形になったはずですけど、そうはならなかったということです。

この中では4月12日に開幕するパ・リーグについては特に何も問題点を指摘されなかったのに対し、セ・リーグ側には疑問を出されたということで、このままいくとセ・リーグも4月12日開幕、という選択を取らざるを得ない方向に進みそうです。


今回の件ですけど、結局問題になっているのは

・震災の被害から復興に向けて動かないといけない中、予定通りに開幕するのは時期尚早ということ(復興が始まったなら「勇気づける」とも言えるが、まだそこまで到達していない中での興行は逆に嫌がらせに近い形になる)
・関東地方の幅広い地域で計画的に停電が起こるほどの電力不足の中、大量に電力を消費する東京ドームおよびナイター時刻での関東地方の球場を使用することが多くの人に迷惑になること

という点が主な問題点でしょう。


前者については「今はまだ早い」ということですが、復興に向けて動き出すまでにどのくらい時間がかかるのかは定かではないため、あまり伸ばしてばかりもいられないのが現実です。いまだに大きい余震も起こっているために「いつなら大丈夫」とは簡単には言っていられません。結局のところ、ある程度の時間的目途がつく頃合いを見計らって開幕する、ということは考えなくてはいけないでしょう。パ・リーグが4月12日という日を指定したのも、「先延ばしするのに妥当と思える期間」という部分はあったと思います。よく聞く内容は「ここまでなら延ばしてもシーズン全試合を消化できる」という話ですが。

この件についてはあまり多く議論しても仕方がない話です。結局いつかは開幕しないといけないですし、あまり延ばしていたら今度はまともに日程を消化できなくなります。


大きな問題になるのは後者です。
この地震の電力対策として、セ・リーグでは今期は延長戦を行わず9回で試合を終了することを決定しました。
また関東での球場は減灯状態での球場使用を行うことで電力消費を抑える計算をしていましたが、横浜、神宮はともかく東京ドームについては「昼間の試合で減灯することになっても、都合の電力消費量が多いということになるなら試合を行うのは控えてほしい」と通達を受けていて、実質的に「東京ドームでの試合開催はほぼ無理」ということになったとみていいでしょう。


それにしても、今回の会談ですけど、セ・リーグ側と選手会側が「真面目に考えて報告に行ったのか」というのが、非常に疑問に思えました。



以下は今期のセ・リーグの日程(3月29日開幕予定版)です。

http://www.npb.or.jp/schedule/2011cl_04.html


先ほど挙げた問題のうち、実際に大きな意味を持つのは後者の電力問題なので、ここからはほぼ点を中心に考えていきます。

電力の問題を考えるに、一番問題になることは「関東地方での試合開催により、大量の電力を消費すること」なので、特に問題になるのは「関東で2球場が同時に使われる日程」と考えてもいいと思います。
この日程を見ると、問題になる球場(横浜、神宮、東京ドーム)のうち2球場以上が使われるのって、4月の1~3日、15~17日、19~21日の3カードです。このうち神宮、横浜で土日を挟むカードの場合、デイゲームへ切り替えることによって照明を使わずに電力を抑えることも可能になります。(大学野球などの他の予定との調整も必要になりますが、仮に全部可能だとして考えます)
この3球場の中では、東京ドームの使用が最も電力を必要とすることも付け加えておきます。

これを考えると、パ・リーグと同時に4月12日に開幕しても、まるで意味がないことがわかります。


電力が問題になっているのは関東の球場だけなので、それ以外の地域で行われる予定の試合は、後のことを考えると早く消化してしまった方がいいんですよ。
中止にした場合の代替試合を行うための経費だとか、日程を調整する手間だとか、延期ばかり続けていたら悪い方向にしわ寄せは普通に押し寄せてきます。
むしろ西日本だったら活発に試合開催による経済活動を行い、日本を活気づけるとともに経済を循環させるほうが得策だったりします。東日本が動けないところに西日本も同調したところで何にもならないんですから。

このような観点からすると、個人的な意見としては「3月29日開幕」は「日程からして4月12日まで待ったところで、問題となる関東での電力大量消費を伴う試合開催は1カード分しかないため、その部分の調整さえできればデメリットよりもメリットの方が大きい」と考えることができます。
昨日の訪問ではその点をしっかり伝えればよかったのに、実際に行った答弁のとおりに「開幕カードでは東京ドームを使うから1カード遅らせた」なんて説明してたら「科学的な根拠がない」とバッサリ言われても仕方ないですよ。というか実際に延期日程を考えている人間の中にこのような内容を考えてる人間って本当にいなかったんですかね?

今回の件については「セ・リーグは巨人の言いなり」という点を改めて浮き彫りにしてしまったように思えます。
結局のところ東京ドームで試合を開催して儲けたい巨人が強引に押し進めて、他の球団が従わざるをえなくなった形、それに対抗する策も案も考えてない無能っぷりが表に出ただけです。
自分の都合だけで突っ走った巨人が悪役になるだけなら別に何も問題ないんですが、セ・リーグ全体が国民の敵になってしまったらそれこそ球界はほぼ終わるでしょうよ。一体何を考えているんだか・・・。


先ほどの日程でも書いたとおり、「セ・リーグを4月12日に開幕すること」も大した意味があるとは思えません。なぜなら「関東での電力消費が一番大きいと思われるカードが、開幕して2,3カード目になる」から、電力を抑えるという意味では何の策にもなっていません。
本当にこの部分を気にするなら開幕カードは4月22日からの3連戦、もし東京ドームの使用ができず代替球場の手配もままならないようなら、翌カードの4月26日からの3連戦、という形にしなければ、「科学的な根拠」としての説明はどうやっても不十分にしか思えません。
これだけ後ろにしてしまったら日程消化の面でも経済活動の面でもデメリットが大きすぎるとなるなら、関東での試合が少ない4月5日、東京ドーム問題があるなら4月8日を開幕戦にすればいいです。今の「4月12日」というのは「パ・リーグと同じ日にする」以外の意味が何もなく、セ・リーグにとっては無意味としか言い様がありません。

今後日程の調整を考えるときは、このくらい考えてもらいたいものです。


とか言いつつ次回召集される臨時オーナー会議は3月26日ということで。昨日の決定が出たあと約1週間後はさすがに遅いんじゃないかって声も上がってます。それこそ「予定が狂ったため臨時に開かれる会」ならもっと早くてもいいと思いましたし、ここまで日程がどうなるかわからないとなると、開幕を待ち遠しく思っているファンに対しても失礼なことになっていると思います。
特に3月29日からの開幕カードに予定をあわせてチケットや交通、宿泊予定を用意しているファンからしたら「試合やらないなら早く決めてくれないと困る」心境ですよ。26日に中止を決定したところで、29日に合わせて用意したものはキャンセルするにも手数料が多くかかってしまう時期になってしまいますし。
「ファンあっての興行」でもある点を、もうちょっと考えてもらいたいものです。


さて、久しぶりに長くなってしまいました。
今日はUF杯に行かなかったわけですけど、明日横浜に行ったり・・するのかなぁw
最大の目標は土曜なので、まだどうとも言えないところです。

では今回はこのへんで。

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