現実の方が信じられない>挨拶


今日はえらく寒い日になりましたね。昨日の時点で予告されてましたけど、本当に防寒対策しておかないと危ないくらいの一日になりました。
どうやら週末には気温が戻ってくるようなので、そこまでなんとか粘らないといけないところです。


デッキ考えるのもなんかうまくいってません。
前環境から今環境に移った際にどのあたりの要素が抜けてるのかを検討して、そこを埋めるにはどうすればいいか、なんて考えてたんですけど、だんだん黒信心の特化してない版みたいになってきて面白くないです。今の環境思ったよりできることが少なくて困ってます。用途が被ってるカードがいくつもあって、同様に使い道のないカードも多いですから、選択肢が予想以上に少なくて、やりたいことができません。たぶん考える時間も足りてないんでしょうけど。




今日はやっぱり、大竹のFA宣言が一番の衝撃でした。むしろこれ知ってからほぼ何も手につかなくなったくらいですし。

最初の頃の交渉では決して感触は悪くなかったんですよね。その後もいろいろありましたけど、今回については球団側も頑張ったと思います。かなり条件面では譲歩してたように見えましたし、むしろなぜこれで宣言するのか、という勢いでした。

経緯を追ってみると、かなり不自然なことが起こってるんですよね。

最初にFAした場合の話については、例によって何にでも手を出す阪神が触手を伸ばしてきてたんですけど、数日後に「事情により撤退する」と表明しました。これがまず不思議です。

その後も楽天やら巨人やらソフトバンクが調査するとかいう話が出てましたが、大竹の出身が埼玉なこともあって、投手が足りなくて地元というアドバンテージがあるはずの西武がなぜか名乗りを挙げませんでした。「今年はFA選手は獲らない」というコメントは見た覚えがあります。

そんな中での交渉。1回目はかなりいい話し合いが出来たということで笑顔だったんですが、その後交渉を重ねていって、話はかなり詰められたはずなのに、なぜか残留決定とはならない方向に進んでいったのが妙でした。2回目の交渉のときに1.5億の1年契約か4億の3年契約かを提示されて断った、という報道が出ましたが、額としては決して悪い条件ではなかったように見えたのになお決めず、かつ球団側に条件を提示してそれを飲むかどうか、という形に持って行っていたのがどうにも理解できませんでした。

そもそもの大竹の年俸を見ると、デビューしてからほぼ毎年一軍で投げ続け、その間は波がありながらも年俸は増え続けてはいました。野村監督が就任した年のキャンプで故障してそこから2シーズンをほぼ投げてなかった(数試合投げて毎年1勝はしてたものの、手の怪我などもあってまた離脱していた)間も年俸はそこまで下がらず、2012年初めには6500万円でスタート。この年に11勝を挙げてカムバック賞を獲得し、年俸1億円に。そして迎えた今シーズンは、球団初のCS進出の立役者になったものの個人成績は10勝10敗。今年FA権を取得したことを含めた増額分はあったとしても、言ってしまえばギリギリ2ケタ勝利に届いたものの貯金を作れなかった先発投手が(単年契約で考えると)1億円から50%アップというのはかなりの好条件であると思います。むしろこの成績でこれ以上出す球団があるのかと考えるのは決して間違ってはいないと思います。


その後も浦和学院の先輩である巨人の石井義人に話を聞きに行ったという話もありましたが、普通に考えてこれまでの材料を考えると、言えることはひとつしかないです。



ま た 巨 人 か !!



大竹の地元に近い関東の球団、阪神が調査に乗り出すも撤退、10勝10敗の投手に1.5億円以上の評価、普通なら残留濃厚の気配だったはずが短い日数での翻意、さらに今日の大竹のコメント内にあった「優勝したいという気持ちはある」との内容。これらを合わせても、他には考えられません。



今日の大竹のコメントとしては「他球団の評価を聞いてみたい。カープも含めて考える」ということでしたが、この言葉はどこまで信じていいのかわかりません。
特に条件面については、「広島との交渉時に大金をふっかけて交渉を決裂させるつもりが、予想外に食いついてきた」という考え方もあるように思えてきました。
チームとしても、4本柱が全員2ケタ勝って、さらにドラフトで大瀬良をはじめとしたいい選手が獲れ、外人補強も素早く動き、まさにシーズン優勝に向けていい形を作れそうな状態の広島から、わざわざ出ていくということが考えられません。昨日残留を表明した石原は「このチームで優勝したい。それが現実に近づいている」ということを述べていましたし、今シーズンでそれだけの手応えもあるはずです。

そんなこんなで違和感だらけの状態なので、何を信じていいのかがわからなくなってきました。


ただひとつだけ知りたいことがあります。
大竹が広島と3回目の交渉を終えたとき、「条件面ではほぼ差はない。ただ、譲れないものがある。」というコメントを残しました。この「譲れないもの」が、今回の決定を大きく左右したものであると思えてます。それが一体何だったのか、もし移籍するようなことになったら、ここだけは明らかにしてもらいたいところです。

もちろん今日のコメントをそのまま受け取れば、まだ広島残留の可能性はあるということになります。ただ交渉に当たった鈴木本部長からは「広島に残る可能性はほぼない」という印象だったということで、普通に見れば巨人に行くと見るのが妥当な線ではありそうです。オーナーも「戻ってくるなら歓迎する」ということでしたが、果たしてどうなることか。


某掲示板の内容で恐縮ですが、広島ファンからは「残ってもらいたい」というコメントが大量にあったのに対し、巨人ファンからは「若手を育てたいのに枠を食う大竹は別にいらない」というコメントが多かった、ということを、彼は知っているのかどうか。それ自体は大した影響にはならないですが、来年移籍したとして、活躍できなかったらすぐにお払い箱になるであろうことは容易に想像できます。元巨人の某投手が「巨人は入団するまでは面倒は見るけど、その後は冷たい」ということを言っていたので、そのあたりも知っているのかというのは気になるところではあります。


個人的にはかなり気持ちは冷めたところがあります。この空き枠は大瀬良、九里、今井に埋めてもらいたい、と考えているくらいです。大竹が広島に残ったときにどのように評価されるか、ということも気になるところですが、現時点ではガッカリです。入団してから今日までの彼を見ていると余計に。正直「移籍するならパリーグ行ってくれ」というくらいに思えたりもします。

本当に、FAって日本の野球に合ってない制度です。とっととやめた方がいいのに。
選手の移籍権は「トレード請求権」か、あるいは翌年のドラフト1位枠を譲渡する、くらいのものにしないと、金満球団、主に巨人が肥え太るだけのつまらないものにしかなりません。今年でさえレギュラーシーズンは巨人がぶっちぎりで、一番盛り上がったのはCS争いでした。巨人が勝って当たり前の形を作って当たり前に勝ってもシーズンはつまらなくなるだけという事実をいつになったら理解するのか。もう昭和のスタイルじゃ野球界に人気は出ないことに気付いて改革すべきです。でないと球界がダメになります。「移籍の活発化」をFAの看板にするなら、プロテクト枠は10人もあれば十分です。そのくらいじゃないと平等になりませんよ。


最後の方は今書くべき内容だったかどうかはおいといて、少なくともこれまでの経緯と予測できる内容を書いてみたつもりです。来年を楽しみにしてたところでいきなりショックでした。楽しめるといいんだけどな・・・。



では今回はこのへんで。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索