よりによってこんなタイミングかい>挨拶


今日は各所で話題になってましたけど、PWPとGPのbye数に関する変更が出ましたね。とりあえず現在決まったことについて書かれただけで、詳細な説明は後日、ということになったそうですが。

内容をざっとまとめると
・2014年第4期(GP神戸終了翌日からのシーズン)から、GPのbyeに関する規定が変わる
・2013年3月18日~2014年6月1日までの集計期間が対象になり、その間にPWP1300点以上取った人にはGPでの1bye、2250点以上取った人には同2byeが与えられる
・PWPによって3byeが与えられることはなくなった。これによりGPでの3byeが与えられるのは「プロプレイヤーレベルがゴールド以上」「殿堂入り」のみになる

というものでした。
適用される時期の関係で、GP神戸では現時点のもの(PWP1500点以上なら3bye、PTQ抜けたらボーナス1000点、など)のままだそうです。


いろいろ書く前にまずひとつだけ。PWPの集計期間まであと3日しかないこのタイミングで発表するってどういうこと!?www
これだと「今から頑張ろう」と思っても頑張れないような気がするんですがw 次のシーズンから頑張るという意味では間に合ったとも言えますが、シーズン長くなりそうですし・・うーん。


さて本題。
これって、そこそこやってる身としては、なかなか大きい変更になりました。
これまではシーズンで頑張ってPWPを稼げばGPでの3byeまで狙っていけたところですが、これが一般レベルのプレイヤーには難しくなったということです。

なんとなくですけど、GPの性質が変わってきたことが原因にありそうな気がします。
PWPによるbyeのシステムとして、一定のゴールが定められた頃から比べると、各地で開催されるGPの参加者はかなり増えたように思えます。日本でも記録を更新し続けてますし。
その弊害として、参加者が多くなったために1日目の回戦数が多くなり、1日目のラウンドをその日のうちに終えるのが難しくなる、などという事態も頻発するようになりました。日本でも一定人数を越えたら2ブロックに分けるなど、いろいろ対策が取られてました。モダンマスターズが使われたラスベガスなんか4500人でしたっけ?もの凄い人数になったのは記憶に新しいです。

それを受けて、少し前にGP初日のラウンド数を9回戦に固定し、GPTでの賞品は2byeになったり、プロツアーの数を増やしてPWP集計期間が短くなったりと、いろいろな手を打ってこられました。
感覚的には「PWP400点以上稼いでGP来るプレイヤーが多くなったから、どうせなら10回戦にして最初の1ラウンドは全員に1bye与えることにしよう」という感じでこのように1byeが削られた、という解釈を個人的にしています。それならある程度納得できましたし。

しかし今回の変更は、そのままの態勢が環境に合わなくなってきた、と考えることもできます。
なにしろプロツアーが年に1回増えたことで、PWP集計期間が1ヶ月(比率にして25%)減ったわけですから、この間で1500点稼ぐのはかなり難しくなりました。それこそPTQ抜ける以外はシーズン中で相当勝たないと得られないものになってしまいましたし。

PWPによるbyeの与えられたプレイヤーの数についてはデータがないので考えるのは難しいですが、これまでの変更を見て、「3byeのプレイヤーが多すぎた」ということでPT増加などの変更があった可能性はあると個人的には思います。その結果、3bye取れるのが結局PT参加権利のある人だけになったなら、PTに参加してプロポイント稼げる人だけが3bye取れるようにしても大して変わらない、という考えがあっても不思議ではないと思います。
今後発表されるであろうアナウンスを見ないとどのような意図かはわからないので、あくまでも自分の思う内容を書いてるだけではあります。あまり変なことを考えたいわけではないので、想像できる範囲に収めておきます。


今回の変更については、個人的にはかなり残念です。確かにPWP集計期間の間に目標の点数を集めることは難しくなってはいますが、それでも現在のGPT、PTQに多く出られる環境からすれば、頑張ればGPまでに1500点稼ぐことは不可能ではなかったために、「最高のご褒美を目指して頑張る」ことができなくなってしまうということが、結構ガッカリです。
なんだかんだで週末にPWP3倍、5倍のイベントに出続けていれば2byeまでは結構簡単に手が届くくらいのハードルでしたし、数字だけ見ると今度の変更はさらに難易度が低くなっているので、無理に頑張らなくても届く数字、悪い言い方をすれば「空気」に近い感覚になってしまったように思えます。

何事もそうですけど、ハードルが設定されてご褒美があればやる気は出るものですが、ご褒美の内容がハードルの高さに見合ったものであることと、ハードルの高さの設定がちょうどいいものになっているかどうか、ということはバランスが難しいんですよね。ハードル低ければやる気出ないし、高すぎても最初からやる気なくすしで、「頑張ればちょうど手が届く」くらいのものに設定されていれば一番プレイヤーとしても燃えるものがありました。そういう意味ではシーズンが年3期で、1500点で3byeというのは、ハードではあるけど実にいいバランスのものだったと思います。


ただこれも、「PWPでbyeが取れて当たり前」と思ったら憤りも感じますけど、いい夢だったと思えばそこまででもないです。なにしろPWPが導入される前のレーティングの時代は、この数字でbyeを取るなんてのは(少なくとも出場回数は多いけど実力がそこまでないオレみたいなプレイヤーからすれば)至難の業でしたから。レーティング1800(その後1850)なんて草の根で3敗でもしたら一気に転げ落ちるような数字でしたし、その域でも1bye止まりと思うと、以前からすれば相当byeの大盤振る舞いになったと思います。
よくよく考えてみるとレーティング時代の3byeなんてレーティング2000以上ですよ?それこそプラチナレベルとか殿堂入りクラスじゃないと届かない数字ですw その域に草の根プレイヤーが頑張れば届いたということは、考えてみれば不思議とも、幸福とも言えたように思えます。おかげでスタンのGP名古屋に向けては相当頑張ることができましたし。

それでも2bye(レーティングでいけば1900か1950以上:これも相当な数字)まではいけるように制度を残してくれてると思うと、まだ幸せかもしれません。せっかくだから前向きに考えた方がいいですし。
ただこれまでのことを考えると、GPで3bye持ちが相当減るんですから、かわりにGPTの賞品を3byeにしてもいいんじゃないかとは思います。このあたりの調整が今後入ってくるのかどうかは期待したいところです。個人的にはかつての「参加人数に応じて上位~人に3bye」みたいなのはかなり好きでした。8回戦になるとトップ8が全員3bye貰えるような形がありましたが、あれは本当に「GPT頑張った」と思えるものでしたし。Finals予選も同じような形で面白かったです。



なんか長くなったので野球についてはやめときますか。明日特にネタがないから覚えてたら書くのもありかもしれません。フライデーも出れないですし。


では今回はこのへんで。

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