まだ焦る時間じゃない
2014年5月31日 野球 コメント (2)よりによってこんな時に・・・>挨拶
今日は文化放送でナイター中継やってるんですけど、オリックスの金子がノーヒットノーランほぼ達成しかけたところ、打線が点取れないで延長戦に突入してます。おかげで聴きたいラジオがずっと始まらない件についてw
なんか土曜夜の文化放送に限って中継がやたらと延長する気がするのはなぜなんでしょうw 普通のアニラジファンが野球嫌いになりそうで困ります。こうなると震災直後の3時間半制限を思い出しますが、これは復活させてもいいんじゃないかと思えてきます。球場次第では最後まで見られないというのはかなり苦痛ですし、今でも電力は決して余裕があるというほどの状態ではないですから。広島なんかの場合は駅が近くてもそこからの電車はけっこう早く最終便が行ったりしますし。
あれもあれで最後に時間稼ぎができるとかいう面倒なことにもなってるので、いい形にするのも大変そうではありますけど。
今日はちょっと用事で出かけてQMAやってきました。アニソン検定頑張ってたらちょうど小銭が切れそうなところでSSS取れたんですが、やっぱり得意な問題と苦手な問題がはっきり分かれました。正直運がよかったです。次はどんなレベルの問題が出るのか興味がありますが、他の検定も気になるので、そっちに手を伸ばしてみようかなというところです。
さて、今日の試合。
先発の大瀬良は無失点の好投でしたが、打線がどうにも点を取れず。相手先発の美馬も決して調子がいいというほどではなかったんですが、チャンスを作ってもあと一本が出ないパターンでした。途中でブレーキができてたのが本当にもったいなかったです。
その後は0点のまま継投になったんですが、無得点のまま9回に永川が打たれて負け。なんというか、もったいないと言うより「この展開ならそうなるよな」って感じでした。
とりあえず永川はここ最近調子悪いんですが、今日もこの打たれ方だと、さすがにこのまま勝ちパターンに置いておくのは難しそうです。阪神戦で足に打球受けてからずっとよくないですが、どうもコントロールが悪く、力押しできる状態でもないみたいで。緒方コーチあたりからは「足の状態がよくないんじゃないか」という意見も出ているんですが、これだけ悪いなら一回下に落としてちゃんと調整してきた方がいいんじゃないかと思えてきます。このままだと勝ち試合を任せられないでしょう。
しかしミコライオが抜けてる間にこうも後ろが崩れてくるとは思いませんでした。強固なリリーフ投手4人が控えているから簡単には点を取られないと思ってましたが、もしかするとそこが采配面でも油断になったかもしれません。「勝ちパターンの4人だけでやりくりする」と決めつけて思考停止すると、こういうときに代わりの誰かを繰り上げることができなくなります。個人的には梅津が調子上げてきているので、同点~勝ち越しの段階で起用してもいいように思えてきます。どちらにしてもミコライオの復帰は待ったなしな状況になりましたし、イニング数と登板間隔との兼ね合いで問題なければ中田、一岡が先になることは言うまでもありませんが。
ともあれ今日は打線に問題があったというのも間違いはありません。大瀬良と中田はほぼ文句なしのピッチングでしたし。大瀬良は最後球数が増えてしまったのは気になりましたが、あれだけ粘られると大変は大変です。もう1イニング投げられていれば少し楽ではあったんですが。
打線、というか打順でいくと、今日は本当にかみ合いませんでした。丸、菊池、キラ、エルドレッドの順だったんですが、エルドレッドが打てなくてそれまでの打者が帰れず、さらに6番の梵が2安打2四球だったのに7番以降がノーヒットと、実に勿体なかったです。単純に打席での結果を繋ぎ合わせた場合、いつも通りに梵、菊池、丸、エルドレッド、キラの順にしてたら上位だけで3,4点は取れてたので、それだけで勝ててた計算になります。
今の打線を考えると、やっぱり菊池→丸→エルドレッドの並びは崩さない方がいいです。これまでこの形で点取ってきたわけですから。堂林の1番がよかったのは「堂林が出塁するとチームの雰囲気がよくなる」ことと「2~4番のユニットが機能する」ことの相乗効果だったわけで、彼がいなくなったことを理由にこの3人の並びを崩すのは得策とは言えません。
ちょうど10年くらい前になりますが、優勝してたチームには1~3番トリオが強力、という特徴がありました。2003年の阪神は今岡→赤星→金本、2004年の中日は荒木→井端→福留と、最初の3人で攻撃の形を作って大量点に繋げるという形ができていて、まさに優勝の原動力になったと言っても過言ではありません。このときの共通点として、「3人ユニットは好調なのに続く4番打者がそこまで打たず、それでも点はよく入っていた」ということがありました。
ちなみに同じく広島も、2004年の最初は非常に好調でした。というのも、金本が抜けた穴を首位打者になる嶋が完璧に埋め、緒方→嶋→ラロッカという強力なユニットを組んでシーズン序盤は快走していました。この3人と比べると続く4番のシーツの成績はイマイチでしたが、中軸を任せるには充分でした。
しかしこの年、嶋は首位打者となる打率.337、32本塁打、ラロッカは.328、40本とリーグを代表するような好成績を残したこともあり、シーズン途中からは緒方1番は変わらず、嶋、ラロッカを3,4番に置くようになりました。そして失速しましたw 失速の原因は投手陣だったり野手のエラー数だったりと原因はいくつもありましたが、個人的にはこの3人ユニットを崩してしまったために打線の得点力が落ちたことだと思っています。事実「間に一人挟まなければ得点できたのに」と思うことは何度もありました。
さて、本題に戻ります。
今の広島でいうと、菊池→丸→エルドレッドの並びが、この「3人ユニット」に当たるものと考えていいと思います。それぞれ調子がいいですし、波状攻撃になります。そう考えると、1番と5番以降を動かすことはあっても、ここは動かさない方がいい、という話になります。
キラは長打力と選球眼による四球数に特徴があるのでどうも上位に置きたくなりますが、やはり一番の武器は誰からでもホームランを放てる打撃にあるので、エルドレッドの次の5番に据えるのが最も効果的であると考えます。今日は3番でしたけど、どうも合わない印象があります。というのもキラは他の選手が打てない投手を打ち崩すことがよくあるかわりに、他の選手が打ててる投手にはタイミングが合わないことが多いので、この3人の間に挟むと逆にダメになるパターンが多いです。
それから、エルドレッドの後ろには強力な打者が控えていることが大事です。というのも、現在トップクラスの成績を残してるエルドレッドと対戦すると考えると、どうしても「危なくなったら歩かせればいい」という話になってきます。このとき後ろに控える打者の力量によって、対応が変わってきます。簡単に言うと、「エルドレッドにはボールになる変化球をどんどん投げていけばいい。振れば抑えられるし、歩かせても次で取ればいい」という考えになってしまうからです。ここでキラが控えていたら相手は簡単に歩かせることができない(歩かせてホームランになったら傷口が広がる)ことになるので、チームが攻めるうえで相手へのプレッシャーが大きく変わってきます。その後に打率の高い松山が控えていれば完璧と言えるでしょう。
幸い今は堂林が抜けても三塁に回った梵の調子がいいので、1番の穴は埋められます。毎試合の出場が厳しい場合は育成目的も含めて田中を置けばいいでしょう。そうやって「一番いい打線の形」を作っておけば、得点が伸びないで苦戦している交流戦でもまだまだ盛り返すことは可能です。
やや不安が見え始めたとはいえ投手陣はまだ充分な布陣を敷けているので、あとは落ち着いて穴を埋めつつ、これまでのいい形を崩さないことが重要です。まだ交流戦は半分も終わってないですし、明日からも試合があります。まだ焦る必要はありません。大事なことは何か、見失わないようにして貰いたいです。
明日は新宿でPWCですね。モダンなので今度はちゃんと調整して挑みたいところです。サイド難しいけどいい形にしなきゃ。
では今回はこのへんで。
今日は文化放送でナイター中継やってるんですけど、オリックスの金子がノーヒットノーランほぼ達成しかけたところ、打線が点取れないで延長戦に突入してます。おかげで聴きたいラジオがずっと始まらない件についてw
なんか土曜夜の文化放送に限って中継がやたらと延長する気がするのはなぜなんでしょうw 普通のアニラジファンが野球嫌いになりそうで困ります。こうなると震災直後の3時間半制限を思い出しますが、これは復活させてもいいんじゃないかと思えてきます。球場次第では最後まで見られないというのはかなり苦痛ですし、今でも電力は決して余裕があるというほどの状態ではないですから。広島なんかの場合は駅が近くてもそこからの電車はけっこう早く最終便が行ったりしますし。
あれもあれで最後に時間稼ぎができるとかいう面倒なことにもなってるので、いい形にするのも大変そうではありますけど。
今日はちょっと用事で出かけてQMAやってきました。アニソン検定頑張ってたらちょうど小銭が切れそうなところでSSS取れたんですが、やっぱり得意な問題と苦手な問題がはっきり分かれました。正直運がよかったです。次はどんなレベルの問題が出るのか興味がありますが、他の検定も気になるので、そっちに手を伸ばしてみようかなというところです。
さて、今日の試合。
先発の大瀬良は無失点の好投でしたが、打線がどうにも点を取れず。相手先発の美馬も決して調子がいいというほどではなかったんですが、チャンスを作ってもあと一本が出ないパターンでした。途中でブレーキができてたのが本当にもったいなかったです。
その後は0点のまま継投になったんですが、無得点のまま9回に永川が打たれて負け。なんというか、もったいないと言うより「この展開ならそうなるよな」って感じでした。
とりあえず永川はここ最近調子悪いんですが、今日もこの打たれ方だと、さすがにこのまま勝ちパターンに置いておくのは難しそうです。阪神戦で足に打球受けてからずっとよくないですが、どうもコントロールが悪く、力押しできる状態でもないみたいで。緒方コーチあたりからは「足の状態がよくないんじゃないか」という意見も出ているんですが、これだけ悪いなら一回下に落としてちゃんと調整してきた方がいいんじゃないかと思えてきます。このままだと勝ち試合を任せられないでしょう。
しかしミコライオが抜けてる間にこうも後ろが崩れてくるとは思いませんでした。強固なリリーフ投手4人が控えているから簡単には点を取られないと思ってましたが、もしかするとそこが采配面でも油断になったかもしれません。「勝ちパターンの4人だけでやりくりする」と決めつけて思考停止すると、こういうときに代わりの誰かを繰り上げることができなくなります。個人的には梅津が調子上げてきているので、同点~勝ち越しの段階で起用してもいいように思えてきます。どちらにしてもミコライオの復帰は待ったなしな状況になりましたし、イニング数と登板間隔との兼ね合いで問題なければ中田、一岡が先になることは言うまでもありませんが。
ともあれ今日は打線に問題があったというのも間違いはありません。大瀬良と中田はほぼ文句なしのピッチングでしたし。大瀬良は最後球数が増えてしまったのは気になりましたが、あれだけ粘られると大変は大変です。もう1イニング投げられていれば少し楽ではあったんですが。
打線、というか打順でいくと、今日は本当にかみ合いませんでした。丸、菊池、キラ、エルドレッドの順だったんですが、エルドレッドが打てなくてそれまでの打者が帰れず、さらに6番の梵が2安打2四球だったのに7番以降がノーヒットと、実に勿体なかったです。単純に打席での結果を繋ぎ合わせた場合、いつも通りに梵、菊池、丸、エルドレッド、キラの順にしてたら上位だけで3,4点は取れてたので、それだけで勝ててた計算になります。
今の打線を考えると、やっぱり菊池→丸→エルドレッドの並びは崩さない方がいいです。これまでこの形で点取ってきたわけですから。堂林の1番がよかったのは「堂林が出塁するとチームの雰囲気がよくなる」ことと「2~4番のユニットが機能する」ことの相乗効果だったわけで、彼がいなくなったことを理由にこの3人の並びを崩すのは得策とは言えません。
ちょうど10年くらい前になりますが、優勝してたチームには1~3番トリオが強力、という特徴がありました。2003年の阪神は今岡→赤星→金本、2004年の中日は荒木→井端→福留と、最初の3人で攻撃の形を作って大量点に繋げるという形ができていて、まさに優勝の原動力になったと言っても過言ではありません。このときの共通点として、「3人ユニットは好調なのに続く4番打者がそこまで打たず、それでも点はよく入っていた」ということがありました。
ちなみに同じく広島も、2004年の最初は非常に好調でした。というのも、金本が抜けた穴を首位打者になる嶋が完璧に埋め、緒方→嶋→ラロッカという強力なユニットを組んでシーズン序盤は快走していました。この3人と比べると続く4番のシーツの成績はイマイチでしたが、中軸を任せるには充分でした。
しかしこの年、嶋は首位打者となる打率.337、32本塁打、ラロッカは.328、40本とリーグを代表するような好成績を残したこともあり、シーズン途中からは緒方1番は変わらず、嶋、ラロッカを3,4番に置くようになりました。そして失速しましたw 失速の原因は投手陣だったり野手のエラー数だったりと原因はいくつもありましたが、個人的にはこの3人ユニットを崩してしまったために打線の得点力が落ちたことだと思っています。事実「間に一人挟まなければ得点できたのに」と思うことは何度もありました。
さて、本題に戻ります。
今の広島でいうと、菊池→丸→エルドレッドの並びが、この「3人ユニット」に当たるものと考えていいと思います。それぞれ調子がいいですし、波状攻撃になります。そう考えると、1番と5番以降を動かすことはあっても、ここは動かさない方がいい、という話になります。
キラは長打力と選球眼による四球数に特徴があるのでどうも上位に置きたくなりますが、やはり一番の武器は誰からでもホームランを放てる打撃にあるので、エルドレッドの次の5番に据えるのが最も効果的であると考えます。今日は3番でしたけど、どうも合わない印象があります。というのもキラは他の選手が打てない投手を打ち崩すことがよくあるかわりに、他の選手が打ててる投手にはタイミングが合わないことが多いので、この3人の間に挟むと逆にダメになるパターンが多いです。
それから、エルドレッドの後ろには強力な打者が控えていることが大事です。というのも、現在トップクラスの成績を残してるエルドレッドと対戦すると考えると、どうしても「危なくなったら歩かせればいい」という話になってきます。このとき後ろに控える打者の力量によって、対応が変わってきます。簡単に言うと、「エルドレッドにはボールになる変化球をどんどん投げていけばいい。振れば抑えられるし、歩かせても次で取ればいい」という考えになってしまうからです。ここでキラが控えていたら相手は簡単に歩かせることができない(歩かせてホームランになったら傷口が広がる)ことになるので、チームが攻めるうえで相手へのプレッシャーが大きく変わってきます。その後に打率の高い松山が控えていれば完璧と言えるでしょう。
幸い今は堂林が抜けても三塁に回った梵の調子がいいので、1番の穴は埋められます。毎試合の出場が厳しい場合は育成目的も含めて田中を置けばいいでしょう。そうやって「一番いい打線の形」を作っておけば、得点が伸びないで苦戦している交流戦でもまだまだ盛り返すことは可能です。
やや不安が見え始めたとはいえ投手陣はまだ充分な布陣を敷けているので、あとは落ち着いて穴を埋めつつ、これまでのいい形を崩さないことが重要です。まだ交流戦は半分も終わってないですし、明日からも試合があります。まだ焦る必要はありません。大事なことは何か、見失わないようにして貰いたいです。
明日は新宿でPWCですね。モダンなので今度はちゃんと調整して挑みたいところです。サイド難しいけどいい形にしなきゃ。
では今回はこのへんで。