結局は笑った方がいいってことか
2014年7月14日 野球 コメント (2)弱くなったとは思わないけど＞挨拶
台風が過ぎてからというもの、暑い日が続きますね。夏本番に比べればまだ緩やかだとは思うんですけど、帰ってきてお風呂入ったらかなり疲れてて自分でも驚いてます。夏はもともと好きなんですけど、思った以上にヘロヘロになってて、なんとなく残念感が強いです。
なんか今回ってちょっと不思議です。いつもより体力持っていかれる度合いが強いというか。いつもと違うのかな？
今日はもう野球の話だけでお腹いっぱいです。延長12回までやって試合時間が５時間４０分と今シーズン最長になりました。ぶっちゃけ帰ってきてから全部この試合に持っていかれた気分ですｗ
先発は大瀬良と山口。大瀬良は少ししか見れなかったんですけど、ピッチングはかなり良かったと思います。ストレートも早かったしコントロールも厳しいところを突けていたので、一時期の結果が出ない頃からは持ち直してきていたんじゃないでしょうか。
それでもホームランとタイムリーで計２点取られてて、打線はチャンスを作りながらも点が取れない苦しい展開。そんな中、７回に２アウト２，３塁から天谷がレフトオーバーの三塁打を放って同点。８回から中田を２イニング投げさせたものの９回にタイムリーを打たれて１点勝ち越され、相手は守護神の三上がマウンドへ。ここでは２アウト１，２塁から菊池がセンター前に運んで同点。延長はさらに続きます。
無得点で迎えた１２回にはフィリップスが１人ランナーを出して今井に交代、２アウト１，２塁になったところで金城がライト前に放った打球をライトの堂林が後逸して２点取られ、ここで負けたかと思う流れになりましたが、１２回裏に広瀬のフォアボールから堂林が意地で三塁線を破って２，３塁、２アウトとなったところで菊池がまたもセンター前に落として同点となりました。試合はこのまま引き分けに。
得点経過だけざっと書いてみましたけど、中身はえらく濃かったです。ただランナー出しながらの残塁も非常に多く、熱戦だったのか凡戦だったのかと聞かれるとよくわからない試合ではありましたｗ
この試合のポイントは本当にいくつもありました。まずキーマンとなったのは勝負どころで同点打を放った天谷、菊池でしたが、本当に見事でした。何より二人とも打ったのは２アウトからのチャンスで、「ここでアウトになったら試合終了」という場面でした。これまでこういうところで打てる選手がいなかっただけに、非常に大きい一打になりました。今は彼らを軸と考えていいんじゃないでしょうか。
逆の方向でキーマンになったのはエルドレッド。阪神戦で崩されてから打撃が明らかにおかしくなってます。タイミングが取れてないというか、バットがボールに当たる気がしないようなスイングを続け、なんと今日だけで６三振と、日本新記録を樹立してしまいましたｗ またチャンスの場面で全部三振してたこともあり、その前の丸が敬遠される場面がえらく多かったです。結果だけ見ると丸は２打数ノーヒット５四球という、これも記録に近そうな数字になってます。
せっかく広島に戻ってきているので、明日あたり監督からのテコ入れはした方がよさそうに思えます。本当にこの練習すると不思議なほど打てるようになりますから。監督がいないとエルはここまで打ててないのは誰もが知っているレベルになってます。
今日の試合はチャンスを作っては潰し、という展開になりましたが、抑えた投手が上手かったというべきだったかもしれません。というか長くなりすぎてよくわかりませんｗ ただ個人的には、今日の試合は采配で勝てた部分が２か所あったと考えます。
１つは先発大瀬良の交代時期です。今日は明らかにいいピッチングしてましたが、６回９０球を投げたところで７回に永川を送りました。中５日ということで配慮した部分はあったかもしれませんが、今日の内容ならもう１回を投げさせても０点に抑えた確率は高かったように思えます。単純に大瀬良好きだからという個人的感情もあるんですが、その後の継投を見ているとこの１イニングが本当に響いていた結果になってます。
というのが、上にも書いた通り中田が回跨ぎをした２イニング目に失点している、という話です。１イニング目で１７球、２イニング目で２１球を投げているんですが、２イニング目は見ていて前の回よりもボールがきていなかったです。途中で際どい球をボール判定されてフォアボール出したことも精神的、体力的に響いたように見えましたが、もし大瀬良をもう１回引っ張っていれば中田の失点はなかった計算になり、９回裏の１点で勝ててた計算になりました。
もう１つは１２回の守備です。解説の人が言ってて気づいたんですが、２アウト１，２塁から堂林がライト前ヒットを後逸したのは、言うならば「やらかした」と表現してもおかしくないです。解説では「通常の守備隊形ならいいが、１点を許さない状況の前進守備になった時点でベンチに残ってた広瀬をライトに起用していいのではないか」という意見でした。なおこの前の回に２アウト満塁から田中が三振に倒れているので、どう転んでも１２回に田中の打席が回ってこなかったことを考えると、１２回の途中、特にフィリップスから今井にスイッチする時点で、田中を引っ込めて堂林をサードに回し、ライトに広瀬を入れる布陣が正解だったように思えます。
なおこの投手交代直後の梶谷の打球が、田中のわずかに上を抜けてショートが捕る内野安打になったのですが、もしこの時点で堂林がサードにいたらおそらく捕球できていたように思えます。こういう点から見ても、「正解の選択肢」はあるんだなと思います。極端に言うとライト前ヒットを放った金城に打席が回る前にチェンジになっている計算ですから。
そんなこんなで、勝てるチャンスがいくつもあった試合のように思えましたが、逆にひとつ間違えれば確実に負けていた試合でもありました。試合展開からして「ビハインドから追いつく」ことを１試合で３回、しかも２回は凡退即敗北の状況からやったんですから、どちらかというと「勝ちに等しい引き分け」とも言えるかもしれません。巨人阪神がどっちも負けたこともありましたしｗ
しかしまだまだ甘いところもあるようではありますが、選手は確実に力をつけてきているように見えました。暑くなってきて集中力を持たせるのも難しいですが、落ち着いて戦っていけばなんとかなりそうだと思えた試合でした。
そして最後にひと言。野球って面白い！！
もはや最後はエルドレッドが「三振してもいいから楽しんでこい」くらいの気分でしたｗ ダメな日は何やってもダメなんだから、気負いすぎないで気楽にやってる方がいい結果になりそうだと思えました。明日から切り替えてくれればそれでいいと思ってます。
今日の試合は勝てなかったですけど、試合展開は本当に面白かったです。本当ならもっとミス（プレーと同様に戦術、用兵面でも）が減らせられればもっと面白くなりそうなものですが、楽しかったです。
とりあえず今日はしっかり寝て、明日はまた頑張ってもらいたいです。
では今回はこのへんで。
台風が過ぎてからというもの、暑い日が続きますね。夏本番に比べればまだ緩やかだとは思うんですけど、帰ってきてお風呂入ったらかなり疲れてて自分でも驚いてます。夏はもともと好きなんですけど、思った以上にヘロヘロになってて、なんとなく残念感が強いです。
なんか今回ってちょっと不思議です。いつもより体力持っていかれる度合いが強いというか。いつもと違うのかな？
今日はもう野球の話だけでお腹いっぱいです。延長12回までやって試合時間が５時間４０分と今シーズン最長になりました。ぶっちゃけ帰ってきてから全部この試合に持っていかれた気分ですｗ
先発は大瀬良と山口。大瀬良は少ししか見れなかったんですけど、ピッチングはかなり良かったと思います。ストレートも早かったしコントロールも厳しいところを突けていたので、一時期の結果が出ない頃からは持ち直してきていたんじゃないでしょうか。
それでもホームランとタイムリーで計２点取られてて、打線はチャンスを作りながらも点が取れない苦しい展開。そんな中、７回に２アウト２，３塁から天谷がレフトオーバーの三塁打を放って同点。８回から中田を２イニング投げさせたものの９回にタイムリーを打たれて１点勝ち越され、相手は守護神の三上がマウンドへ。ここでは２アウト１，２塁から菊池がセンター前に運んで同点。延長はさらに続きます。
無得点で迎えた１２回にはフィリップスが１人ランナーを出して今井に交代、２アウト１，２塁になったところで金城がライト前に放った打球をライトの堂林が後逸して２点取られ、ここで負けたかと思う流れになりましたが、１２回裏に広瀬のフォアボールから堂林が意地で三塁線を破って２，３塁、２アウトとなったところで菊池がまたもセンター前に落として同点となりました。試合はこのまま引き分けに。
得点経過だけざっと書いてみましたけど、中身はえらく濃かったです。ただランナー出しながらの残塁も非常に多く、熱戦だったのか凡戦だったのかと聞かれるとよくわからない試合ではありましたｗ
この試合のポイントは本当にいくつもありました。まずキーマンとなったのは勝負どころで同点打を放った天谷、菊池でしたが、本当に見事でした。何より二人とも打ったのは２アウトからのチャンスで、「ここでアウトになったら試合終了」という場面でした。これまでこういうところで打てる選手がいなかっただけに、非常に大きい一打になりました。今は彼らを軸と考えていいんじゃないでしょうか。
逆の方向でキーマンになったのはエルドレッド。阪神戦で崩されてから打撃が明らかにおかしくなってます。タイミングが取れてないというか、バットがボールに当たる気がしないようなスイングを続け、なんと今日だけで６三振と、日本新記録を樹立してしまいましたｗ またチャンスの場面で全部三振してたこともあり、その前の丸が敬遠される場面がえらく多かったです。結果だけ見ると丸は２打数ノーヒット５四球という、これも記録に近そうな数字になってます。
せっかく広島に戻ってきているので、明日あたり監督からのテコ入れはした方がよさそうに思えます。本当にこの練習すると不思議なほど打てるようになりますから。監督がいないとエルはここまで打ててないのは誰もが知っているレベルになってます。
今日の試合はチャンスを作っては潰し、という展開になりましたが、抑えた投手が上手かったというべきだったかもしれません。というか長くなりすぎてよくわかりませんｗ ただ個人的には、今日の試合は采配で勝てた部分が２か所あったと考えます。
１つは先発大瀬良の交代時期です。今日は明らかにいいピッチングしてましたが、６回９０球を投げたところで７回に永川を送りました。中５日ということで配慮した部分はあったかもしれませんが、今日の内容ならもう１回を投げさせても０点に抑えた確率は高かったように思えます。単純に大瀬良好きだからという個人的感情もあるんですが、その後の継投を見ているとこの１イニングが本当に響いていた結果になってます。
というのが、上にも書いた通り中田が回跨ぎをした２イニング目に失点している、という話です。１イニング目で１７球、２イニング目で２１球を投げているんですが、２イニング目は見ていて前の回よりもボールがきていなかったです。途中で際どい球をボール判定されてフォアボール出したことも精神的、体力的に響いたように見えましたが、もし大瀬良をもう１回引っ張っていれば中田の失点はなかった計算になり、９回裏の１点で勝ててた計算になりました。
もう１つは１２回の守備です。解説の人が言ってて気づいたんですが、２アウト１，２塁から堂林がライト前ヒットを後逸したのは、言うならば「やらかした」と表現してもおかしくないです。解説では「通常の守備隊形ならいいが、１点を許さない状況の前進守備になった時点でベンチに残ってた広瀬をライトに起用していいのではないか」という意見でした。なおこの前の回に２アウト満塁から田中が三振に倒れているので、どう転んでも１２回に田中の打席が回ってこなかったことを考えると、１２回の途中、特にフィリップスから今井にスイッチする時点で、田中を引っ込めて堂林をサードに回し、ライトに広瀬を入れる布陣が正解だったように思えます。
なおこの投手交代直後の梶谷の打球が、田中のわずかに上を抜けてショートが捕る内野安打になったのですが、もしこの時点で堂林がサードにいたらおそらく捕球できていたように思えます。こういう点から見ても、「正解の選択肢」はあるんだなと思います。極端に言うとライト前ヒットを放った金城に打席が回る前にチェンジになっている計算ですから。
そんなこんなで、勝てるチャンスがいくつもあった試合のように思えましたが、逆にひとつ間違えれば確実に負けていた試合でもありました。試合展開からして「ビハインドから追いつく」ことを１試合で３回、しかも２回は凡退即敗北の状況からやったんですから、どちらかというと「勝ちに等しい引き分け」とも言えるかもしれません。巨人阪神がどっちも負けたこともありましたしｗ
しかしまだまだ甘いところもあるようではありますが、選手は確実に力をつけてきているように見えました。暑くなってきて集中力を持たせるのも難しいですが、落ち着いて戦っていけばなんとかなりそうだと思えた試合でした。
そして最後にひと言。野球って面白い！！
もはや最後はエルドレッドが「三振してもいいから楽しんでこい」くらいの気分でしたｗ ダメな日は何やってもダメなんだから、気負いすぎないで気楽にやってる方がいい結果になりそうだと思えました。明日から切り替えてくれればそれでいいと思ってます。
今日の試合は勝てなかったですけど、試合展開は本当に面白かったです。本当ならもっとミス（プレーと同様に戦術、用兵面でも）が減らせられればもっと面白くなりそうなものですが、楽しかったです。
とりあえず今日はしっかり寝て、明日はまた頑張ってもらいたいです。
では今回はこのへんで。
