見えない情報もあるってことか>挨拶

昨日の大瀬良が球数少な目だったのに6回で交代したのがずっと疑問だったんですけど、実は4回に打球をふくらはぎに受けて、6回を投げたあとで患部が固くなってきたから無理させなかった、という記事が今日になって出てきてました。いわゆる負傷交代の形ですが、これなら引っ張れなかったのも仕方ないです。
それにしても他の選択肢もあったように思えるわけですが、昨日のことは忘れましょうw



今日はちょっと涼しくなりましたね。少し雨が降ったという話ですが、これがあるとないとでかなり変わってくるから面白いです。酷いときは雨降ってもその後猛暑になって余計に蒸し暑いパターンもありますけどw

そういえば禁止改訂が出た、というかノーチェンジだったそうで。今の環境が健全に回ってるってことでしょうか。モダンが何にでもタルモ突っ込んでるって話があるのであまりに使われたら何かしらあるかとも思いましたが、さすがになかったですかw 一応ただのバニラなので大きな影響はないですが。
こういうときに例えば「制限かけて、2枚しか使えなくなる」とかやると面白いかもと思いました。あまり現実的ではないですかね。



さて、今日の試合。

先発は九里で、3回までにホームランとタイムリーで3失点。裏の打席で代打出されて結局2点返すところまでいったんですが、この判断が正しかったのかどうか、非常に疑問が残る試合になりました。
確かに毎回ランナー3人以上出してるのは大問題ではあるんですが、昨日の試合でリリーフをほぼ全員使い切っていて、しかも今日の段階で二軍から他の投手を上げてないとなると、今日の先発と昨日も投げたリリーフで9イニングを消化しないといけないわけです。そんな中で先発を早々と交代させたら、その後の継投にしわ寄せがいくのは目に見えています。例えば負け濃厚の「捨て試合」を作ると考えるなら、先発を引っ張って失点しても替えないくらいの判断が必要になります。

結局その後は3番手の今井が2イニング目の6回に捕まり、満塁から自身のエラーもあってこの回だけで5失点。試合を壊す形になりました。
1アウト満塁からピッチャーゴロを捕球して、普通なら本塁に投げてホームゲッツーを狙うのがセオリーなんですが、何を思ったか二塁に送球し、しかも送球が逸れてベースカバーも遅れるという信じられないミスをしていました。その後の失点は完全に尾を引いている形になっています。

これはこれで起こってしまったことは仕方ないんですが、目を疑ったのは次の回。まさかの今井続投でした。
昨日までの試合で投手陣が疲れているから捨て試合を作ったのはわかるんですが、それなら先発をなぜ引っ張らなかったという話になります。それこそ敗戦処理要員でよければ昨日初昇格して今日の4回に投げた池ノ内という適任者がいたのに、彼を早々と使ったために今井を引っ張ることになり、わけがわかりません。しかもこの回も2失点を追加。結局3回を投げて85球、8安打5四球で7失点。これは晒し投げ以外の何物でもありません。

正直言ってこの采配でベンチのムードは酷いことになっていたと思います。今日の今井は1イニング目から少し微妙で、2イニング目は明らかにおかしかったです。というのも一昨日2イニング、昨日1イニング弱を投げていたので、間違いなく疲れは溜まっていました。その投手を続投させる判断はさすがにおかしいとしか言えません。

今井もここ2年はシーズンの終盤に先発して好投するなど、能力は持ってる投手です。今年は調整が遅れていますが、こんな形で投げさせて自信をなくさせるようなことをしていい投手じゃないです。恐らく明日には二軍行きになるでしょうが、今日は本人にもベンチのムードにも最悪の形になりました。さすがに監督の投手マネージメント能力の問題と考えていいでしょう。


そんな中でも打線は頑張りました。8回に雨で30分の中断があった後にヒットとフォアボールでチャンスを作り、小窪の走者一掃の二塁打、會澤のタイムリーで4点を返し、8点差つけられた展開から9回に守護神の三上を引きずり出す展開にまで持って行きました。
さらに三上をも攻めて1点返し、なお1アウト満塁。まさかの三上をノックアウトするところまでもっていきました。結局次の田中が併殺に倒れて試合は負けてしまいましたが、ここで1本出れば勝ててた試合に持っていくことすらできそうでした。
スコアを見ると3点差になってますが、ここで今井を晒し投げしたことによる無駄な失点分を考えると、非常にもったいないことになっていることがわかります。仮にもう2点少なくなっていれば最後の田中はヒットでなくても犠牲フライでいい場面になってたので、打撃が変わってたはずです。となると同点に追いついてなおチャンスが残る、つまり勝つ確率が高い試合にできたわけです。別の手を打っても変わらなかったかもしれませんが、見ていて非常にもったいなかったです。


最近の監督について思うことは、先発を早々と引っ込めすぎです。そしてフォアボールに対して神経質になりすぎです。今の先発ローテを考えるとマエケン、バリントン以外はまだ3年目以内の若手なんですから、長い回を投げることで多くのことを学ばせる機会と割り切っていいでしょう。3点取られたらすぐ替えてるように見えるんですが、先発を引っ張れないから当然先発に勝ち星がつかない、リリーフの負担が増えて今日のように炎上するパターンを作ってしまう、若手が試合途中に修正することをなかなか覚えられない、と、焦って交替させることでどんどん弊害が出てきています。

それこそ先発がマエケン、バリントン、黒田、コルビー・ルイス、大竹(巨人行く前のまともな運用されてる状態)みたいなエースだらけで、そこに野村、大瀬良、九里が絡んでくるような布陣だったら今日のような交代もまだわからなくもないですが、現状を見ると今後の先発候補である大瀬良、九里、野村あたりは我慢して長いイニングを投げさせること、その中で勉強させることが間違いなく必要です。今状態が悪くてもここで経験を積んで、例えば早くて今年の秋にでも「序盤は危なかったけど途中で修正できるようになる」術をマスターすれば、今後のチームにとってこれ以上ない財産になります。今の彼らは優先して育てるべき先発投手であり、勝つために簡単に引っ込めるべき投手ではありません。そういう起用は谷間の投手にするべきことで、現在彼らを押しのけてローテ入りする投手がいない間はやる意味がないです。

今後ということでは明日先発する戸田は非常に楽しみです。篠田が戻ってくるとか、二軍で好投してる投手が先発して安定した試合を作るとかいう展開になればいいですが、それまでは我慢することは忘れてはいけません。
本来ならフォアボールを気にしなければ、一軍で好投できてないと言われる福井はもっと大きく育てられる投手です。何かを掴まれているかのような阪神とヤクルト相手の登板はやめておいて、四球を気にせず失点するまで我慢すれば、まだ成長する余地はあると考えられます。球に力があって巨人相手に好投できる投手ですから、少し我慢してもよさそうに思えます。


途中では妙な話も入りましたが、打線は間違いなく点が取れる状態です。相性を考えて適材適所の起用をすればまだまだ戦えます。我慢しながら粘り強い戦い方をしていくことを今後の命題とすれば、チームはまだ浮上できるでしょう。


明日はオールスター前最後の試合です。前半戦はいろいろありましたが、最後はまともな形で締めてもらいたいところです。


では今回はこのへんで。

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