クライマックスシリーズ ゼロ・ステージ
2015年10月4日 野球 コメント (3)\アリだー!!/>挨拶
昨日の夜にこのときの曲が流れてもおかしくないような緊急事態が発生しました。なんとか対処してそのあとデッキ組んで寝ようとしたんですけど、危機感に襲われたときの興奮状態みたいなものと、デッキ考えてるときに頭かなり使ったことで、変に頭が冴えて(「ギンギンになってた」という表現が正しそう)朝5時まで眠れなくなってました。眠かったし疲れてもいたのに眠れないって本当にキツかったです。
なので朝も目は覚めたものの疲れててまともに動けない状態。仕方ないからもう少し休んでからお昼頃からの大会行こうとしたらそっちも電車逃して間に合わず。
それでいて今日の大会は諦めて映画観に行こうかなーと思って移動してたら、現地に着くとチケット完売で入れないという、かなり残念な一日になりましたw
実は今日誕生日だったんですけど、これだけドタバタしてガッカリする日になったのは今までで初めてかもしれません。これもまた貴重な経験なのかもしれませんが・・・。
そんなこんなで野球の時間には家に帰ってました。
今日は阪神との、実質「クライマックスシリーズへの出場権を賭けた3位決定戦」みたいな形になりました。阪神が勝つと3位確定、広島が勝つとラスト1試合も勝てば3位になるため、まさに「ファーストステージ前の決戦、1試合制」みたいな状態になってます。昨日の試合勝てていれば完全にその通りだったんですけど・・・。
先発は黒田と藤浪という、最後の最後で最高のカードになりました。
どちらの投手も今年は好投を続けてきただけに簡単には点が入らない展開になりましたが、見ていると広島側は序盤からファインプレーの連発になりました。2回には1アウト1,2塁から江越のレフト横への強烈なライナーをエルドレッドがスライディングキャッチ、3回には鳥谷のセカンド頭上を襲うライナーを菊池がジャンプ一番抑えてキャッチ、その他にも普通ならセンターに抜けそうな強いゴロを菊池が抑えて、アウトどころかダブルプレーにするシーンも多く目立ちました。
試合の流れという意味では、3回の黒田の打席が大きかったです。
藤浪は2回まで25球といいペースで投げてたんですが、ランナーなしから黒田が粘りに粘って13球投げさせました。最後は三振でこの回には点が入らなかったですが、4回に響いてきました。
4回は菊池がヒットで出塁し、続く「藤浪キラー」の松山が打った瞬間にわかるライトスタンドへの2ランホームランで先制。松山がバット投げしてるの相当久しぶりに見た気がしますw
その後も田中フォアボールから安部のヒット+エラーで2,3塁、続く石原がライト脇へ落ちるヒットで2点追加と、藤浪から一挙4得点。この回終わった時点で球数は80球にまで増えていました。
藤浪は5回にチャンスで代打を出されて降板しました。実はこれで今シーズンは199イニングで終了。勝負のアヤとはいえ惜しいところではありました。
6回には能見がリリーフで登板しましたが、新井がヒットのあと、先日延長戦で「幻のホームラン」になった田中が、今度こそ完全なライトスタンドへのホームラン。色々な意味で大きかった、見事な一撃でした。
黒田はピンチを背負いながらも味方の好守が続いて無失点、9回には完封を目指して続投したものの、ランナー1,3塁となったところで中崎にスイッチ。ここまで126球の熱投、見事でした。その後中崎は後続を抑えての完封リレーとなり、この大一番を広島が制すことに。
今日は黒田の打席から打線の粘りが凄いことになりました。各選手の集中力が実に高く、どの選手も毎打席でほぼ5球は投げさせてました。結果的にこれが響いて一気の得点となりましたが、藤浪も普通に好投していただけに、シーズン序盤に見られたような淡泊な打撃だったら間違いなく抑えられていたと思われます。これもチームが成長したと考えていいことなんでしょうか。
打つ方では点を取った選手も見事でしたが、今日の安部はいいバッティングしてました。4回、6回の打席とも相手の力に逆らわず、レフト方向に跳ね返すいい内容だったと思います。こういう打ち方ができるならスタメンで起用したくなるのもわかる気がしますが、ようやく「武器」を見せてくれた、という恰好になったと思います。俊足も生かして両方ともチャンスを作ることに繋がってましたし。本来なら下位よりも「返す役割の選手に繋げる形」ができる打順の方がいいようにも思えますけど、今のチーム状態から考えると下手に動かさない方が流れはよさそうに思えました。
結果を残してた堂林が使ってもらえない間に安部が一軍の投手に慣れて打てるようになってきたのは複雑ではあるんですが、出るからには打ってもらいたいというのは間違いないので、いい形で結果を出せたことはよかったと思います。
今日は阪神の最終戦ということで、今期限りで引退する関本選手の引退試合みたいな形にもなりました。8回の打席で代打に出てきたんですが、よく考えると関本と同じ1997年ドラフト2位の黒田との対決が最後の打席になり、真剣勝負の結果としてピッチャーゴロ、捕った黒田から去年までチームメイトだった新井に送球される、というところを見て、感慨深いものがありました。最後に三塁の守備に就いたときに守備機会がなかったのはもったいなかったと思います。新井に打席が来れば狙ったとは思うんですが、最後に見られなかったのは残念ではありました。
試合後のセレモニーでも、広島側を代表して新井から花束を渡されてましたし、去年の新井退団から広島復帰という動向が思いもよらないところでいい形になったように思います。
セレモニーでのスピーチについても、周りを支えてくれたスタッフや裏方さん、この試合で残ってたカープファンにも感謝の言葉を述べ、人柄の素晴らしさと人望の厚さがよくわかる、素敵なセレモニーになったように思います。最後の胴上げから退場まで見入ってしまいました。そのうち阪神の首脳陣として再びタテジマに袖を通す日も来ると思ってます。19年間、本当にお疲れ様でした。
ともあれ、これで広島は7日の最終戦に望みを繋いだ形になりました。順番通りでいくとこの日は福井が先発するものと思われますが、中4日のマエケンも待機しそうですし、ここでどう戦っていくか、最後まで目が離せない展開になりました。中日も山本昌投手の最終登板ということもあって、この試合の勝敗に大きな意味が絡んでこなければ少し意識も楽だったんでしょうけど、ここまできたらもうやるしかないです。最後の最後まで、いい戦いを見せてもらいたいです。
そんなこんなで途中までは散々でしたが、最後にカープに最高のプレゼントを貰った一日になったと思います。今年もいろいろ頑張っていきたいです。
では今回はこのへんで。
昨日の夜にこのときの曲が流れてもおかしくないような緊急事態が発生しました。なんとか対処してそのあとデッキ組んで寝ようとしたんですけど、危機感に襲われたときの興奮状態みたいなものと、デッキ考えてるときに頭かなり使ったことで、変に頭が冴えて(「ギンギンになってた」という表現が正しそう)朝5時まで眠れなくなってました。眠かったし疲れてもいたのに眠れないって本当にキツかったです。
なので朝も目は覚めたものの疲れててまともに動けない状態。仕方ないからもう少し休んでからお昼頃からの大会行こうとしたらそっちも電車逃して間に合わず。
それでいて今日の大会は諦めて映画観に行こうかなーと思って移動してたら、現地に着くとチケット完売で入れないという、かなり残念な一日になりましたw
実は今日誕生日だったんですけど、これだけドタバタしてガッカリする日になったのは今までで初めてかもしれません。これもまた貴重な経験なのかもしれませんが・・・。
そんなこんなで野球の時間には家に帰ってました。
今日は阪神との、実質「クライマックスシリーズへの出場権を賭けた3位決定戦」みたいな形になりました。阪神が勝つと3位確定、広島が勝つとラスト1試合も勝てば3位になるため、まさに「ファーストステージ前の決戦、1試合制」みたいな状態になってます。昨日の試合勝てていれば完全にその通りだったんですけど・・・。
先発は黒田と藤浪という、最後の最後で最高のカードになりました。
どちらの投手も今年は好投を続けてきただけに簡単には点が入らない展開になりましたが、見ていると広島側は序盤からファインプレーの連発になりました。2回には1アウト1,2塁から江越のレフト横への強烈なライナーをエルドレッドがスライディングキャッチ、3回には鳥谷のセカンド頭上を襲うライナーを菊池がジャンプ一番抑えてキャッチ、その他にも普通ならセンターに抜けそうな強いゴロを菊池が抑えて、アウトどころかダブルプレーにするシーンも多く目立ちました。
試合の流れという意味では、3回の黒田の打席が大きかったです。
藤浪は2回まで25球といいペースで投げてたんですが、ランナーなしから黒田が粘りに粘って13球投げさせました。最後は三振でこの回には点が入らなかったですが、4回に響いてきました。
4回は菊池がヒットで出塁し、続く「藤浪キラー」の松山が打った瞬間にわかるライトスタンドへの2ランホームランで先制。松山がバット投げしてるの相当久しぶりに見た気がしますw
その後も田中フォアボールから安部のヒット+エラーで2,3塁、続く石原がライト脇へ落ちるヒットで2点追加と、藤浪から一挙4得点。この回終わった時点で球数は80球にまで増えていました。
藤浪は5回にチャンスで代打を出されて降板しました。実はこれで今シーズンは199イニングで終了。勝負のアヤとはいえ惜しいところではありました。
6回には能見がリリーフで登板しましたが、新井がヒットのあと、先日延長戦で「幻のホームラン」になった田中が、今度こそ完全なライトスタンドへのホームラン。色々な意味で大きかった、見事な一撃でした。
黒田はピンチを背負いながらも味方の好守が続いて無失点、9回には完封を目指して続投したものの、ランナー1,3塁となったところで中崎にスイッチ。ここまで126球の熱投、見事でした。その後中崎は後続を抑えての完封リレーとなり、この大一番を広島が制すことに。
今日は黒田の打席から打線の粘りが凄いことになりました。各選手の集中力が実に高く、どの選手も毎打席でほぼ5球は投げさせてました。結果的にこれが響いて一気の得点となりましたが、藤浪も普通に好投していただけに、シーズン序盤に見られたような淡泊な打撃だったら間違いなく抑えられていたと思われます。これもチームが成長したと考えていいことなんでしょうか。
打つ方では点を取った選手も見事でしたが、今日の安部はいいバッティングしてました。4回、6回の打席とも相手の力に逆らわず、レフト方向に跳ね返すいい内容だったと思います。こういう打ち方ができるならスタメンで起用したくなるのもわかる気がしますが、ようやく「武器」を見せてくれた、という恰好になったと思います。俊足も生かして両方ともチャンスを作ることに繋がってましたし。本来なら下位よりも「返す役割の選手に繋げる形」ができる打順の方がいいようにも思えますけど、今のチーム状態から考えると下手に動かさない方が流れはよさそうに思えました。
結果を残してた堂林が使ってもらえない間に安部が一軍の投手に慣れて打てるようになってきたのは複雑ではあるんですが、出るからには打ってもらいたいというのは間違いないので、いい形で結果を出せたことはよかったと思います。
今日は阪神の最終戦ということで、今期限りで引退する関本選手の引退試合みたいな形にもなりました。8回の打席で代打に出てきたんですが、よく考えると関本と同じ1997年ドラフト2位の黒田との対決が最後の打席になり、真剣勝負の結果としてピッチャーゴロ、捕った黒田から去年までチームメイトだった新井に送球される、というところを見て、感慨深いものがありました。最後に三塁の守備に就いたときに守備機会がなかったのはもったいなかったと思います。新井に打席が来れば狙ったとは思うんですが、最後に見られなかったのは残念ではありました。
試合後のセレモニーでも、広島側を代表して新井から花束を渡されてましたし、去年の新井退団から広島復帰という動向が思いもよらないところでいい形になったように思います。
セレモニーでのスピーチについても、周りを支えてくれたスタッフや裏方さん、この試合で残ってたカープファンにも感謝の言葉を述べ、人柄の素晴らしさと人望の厚さがよくわかる、素敵なセレモニーになったように思います。最後の胴上げから退場まで見入ってしまいました。そのうち阪神の首脳陣として再びタテジマに袖を通す日も来ると思ってます。19年間、本当にお疲れ様でした。
ともあれ、これで広島は7日の最終戦に望みを繋いだ形になりました。順番通りでいくとこの日は福井が先発するものと思われますが、中4日のマエケンも待機しそうですし、ここでどう戦っていくか、最後まで目が離せない展開になりました。中日も山本昌投手の最終登板ということもあって、この試合の勝敗に大きな意味が絡んでこなければ少し意識も楽だったんでしょうけど、ここまできたらもうやるしかないです。最後の最後まで、いい戦いを見せてもらいたいです。
そんなこんなで途中までは散々でしたが、最後にカープに最高のプレゼントを貰った一日になったと思います。今年もいろいろ頑張っていきたいです。
では今回はこのへんで。