夜に見る猫はいつもと違う感じがする>挨拶

どことなくミステリアスに見えるところがあるんですよね。昼間はほのぼのというか、能天気な感じに見えることが多いですが。そういえば猫ってもともと夜行性でしたね。


今日は久しぶりに神宮行ってきました。震災の影響で今期初のカードなんですが、もう本当に待ちに待った試合でした。

今日の試合は始球式をプロレスラーの橋本大地選手が務めたんですが、今日は他にもプロレスラーの選手やレフェリーも方もいらしてて、いつもと違った感じの面白さもありました。試合前には警察の音楽隊の方々の演奏もあったそうですが、時間に間に合わなかったので詳しくはわからずじまいでしたw


今日の先発はマエケンと七条。マエケンは2回に二塁打とヒットで1点を取られました。今日は急にフォアボール出す場面が目立ちました。上位打線は何事もなかったように打ち取っていくんですが、なぜか6番以降の打者に投げにくそうにしてて、見ていて不思議でした。

打線は1点取られた直後の3回に2アウトからキムショーがヘッドスライディングで内野安打を勝ち取ると、続く丸がホームラン。凄く久しぶりに見たような気がします。
ただこのあとは全然点が取れず、6回にタイムリーと犠牲フライで2点取られてそのまま負け。凄くもったいない試合でした。


今日の試合、左右した要素は探せばいくつもあると思いますが、オレの中では唯一にして最大の間違いがあったように思います。


それは


赤松をスタメンで起用しなかったこと



昨日は4打数4安打、しかも彼にしかできないレベルの好走塁で点をもぎ取った赤松を、なぜ今日は起用しないのか。信じられません。
打撃だけはいいものの守備や走塁に難がある選手ならともかく、守備や走塁が一級品でなおかつ打撃が現在絶好調と言っていい赤松を使わない選択肢はどこにもなかったものと思います。

今日は逆に守備に難があるものの打撃を期待して嶋、松山が起用されていましたが、結局二人合わせて7打数ノーヒット。松山については1回の「ここでヒット打てば点が取れる」という場面でも凡退していて、今日のブレーキになったとも言えると思います。
それに対して赤松は途中で起用され、今日のピッチャーでは一番能力が高いと思われる林昌勇相手の1打席のみ、にもかかわらずヒットを打ってました。数字だけを追ってもどちらを起用すべきかは一目瞭然と言っていいでしょう。

さらに言うと今日の失点のうち2点はレフト絡みだったんですが、両方とも嶋の返球が遅くてホームインされた場面でした。見ていて悪い球ではなかったと思うんですが、それでも刺せないあたり、限界なのかもしれないと思いました。

現場で見てて思ったのですが、レフトが丸なら刺せたかもしれないと思う点がありました。2回の川端のレフト前タイムリーですが、嶋から見て体の左側に打球が飛んでいて、捕球してから送球するまでに一回体の向きを反転させながら投げないといけない形になっていました。もしセンター赤松、レフト丸の布陣を敷いていれば、この点のタイムロス分の差でホームはアウトにできたように思いました。
イニングの間のキャッチボールを見てても思ったんですが、やっぱり丸の肩はよかったです。今日は嶋で2回刺せなかった場面も、丸なら刺せたんじゃないかと思うくらいでした。

やっぱり今のチームにはスタメンでセンター赤松が絶対に必要だと思ったんですが、それを象徴する場面が6回裏にありました。表の打席で凡退した松山にかわって赤松がセンターに入ったとき、レフト側の外野席からは物凄い声援が飛んでました。チャンスで代打に出たときのタクローさんや前田並みの声援でした。
やっぱりファンのみんなは理解しています。赤松こそが必要なのだと。首脳陣はいつまで左右にこだわって赤松を無駄に外すのか。これを繰り返す限りカープの浮上はありえません。事態が変わらない限り赤松はセンタースタメンで固定すること。この1点は絶対に守ってもらわないと。
本当なら1番で起用して、春先の梵のように「出塁してホームに帰ってくる役」を担ってくれればチームとしては大きいんですが、今は打撃が好調なので5番以降に置いて「塁にいるランナーを返す役」を任せることすらもできると思います。東出、キムショーが好調ということなので、今なら5番に置く選択肢もあると思います。


今日の打線で松山、嶋を起用しましたが、打線を見ると「どうやって1点を取るのか」という意図が見えませんでした。ただ「打ってくれれば点が入る」というだけで、「誰が出塁し」「誰が進め」「誰が返す」というものがわかりませんでした。
「東出かキムショーが出て」「丸か栗原が返す」くらいの漠然としたものが百歩譲ってやっと見えてくるくらいでしたが、明確なものが見えなかったものが残念でなりません。

春先は「梵が出て」「廣瀬が返す」ことが明確になっていて、その間に「東出が送る」ことがわかりやすい形になっていたので、面白いように点が取れていました。今は言うならば「1点を取ろうとする意志が足りない」ように思います。
9連戦のときは1番に赤松を置くことで「赤松が出る」ことが明確になり、丸あるいは栗原で返す(多少ミスっても赤松がカバーしてくれる)という形ができていたので点を取って勝てていたんですが、東出を1番に置いて赤松をスタメンから外すとその形が不明瞭でした。
赤松を5番に置くなら「キムショーが出て栗原、赤松が返す」形や、「赤松が出て7,8番で返す」形も見えてくるんですが、やっぱり赤松がいないことで「得点への道筋」が見えなくなっていたように思います。待ってても長打が出るチームじゃないんだから、頭使って1点取らないとダメでしょう。野球は教科書通りにいくものではないですが、「得点のパターンを確立すること」で勝つための道筋ができてくるというものです。好みだけで選手を出してたら勝てなくても不思議はないです。


とまぁ、赤松をスタメンで出さなかったことへの不満だらけになってしまいました。ただ今の赤松は、ホームランの部分を除けばいいときの緒方と同レベルの存在感があるので、使わない手はないです。(もし今、全盛期の緒方がいれば絶対使うでしょw)
これが実力なのか調子なのかわかりませんが(たぶん後者だろうけどw)、少なくとも波に乗っている今を逃すのはもったいないです。守備の面でも赤松と丸がいれば投手としても安心なので、チーム全体にいい効果が波及するのは容易に想像できます。赤松を使えば貯金も見えてくる、使わなければ借金は返せない、そう言っても過言ではありません。スタメン外すのは打撃の調子が落ちてからで全然問題ないです。そのときは見れば誰にもわかるはずですから。


明日はもしかしたら横浜行くかもしれないですし、赤松見たさにまた神宮行くかもしれませんw
今の時点では白紙です。

では今回はこのへんで。

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